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(c) 2007 BakaOyaji
YAP16 シミュレーションの実行
1. 一般的な注意
ディレクトリ
VerifyとVerigy648の下にいくつかサブディレクトリがあり、それぞれシナリオがあります。Verify以下は、YAP16T84
(PIC16F84A相当)を、Verigy648以下はYAP16T648(PIC16F648A)を対象にしたものです。それ
ぞれのディレクトリには、topXXXX.vというVerilog-
HDLのファイルがあり、これがテストベンチとDUTを含むトップモジュールです。
シミュレータは、Veritak Basic版を
使用しています。Veritakを使う場合は、Veritakのプロジェクトファイル(拡張子 .vtakprj)を開けばシミュレーションできます。
2.シュミレーションを実行する際の注意
Veritakを使う上での注意
Veritakのプロジェクトのデフォルトでは、`define
の定義はそのファイル内だけで有効ですが、後続するファイルにも定義が波及するほうが一般的だと思うので、そのようにProjectを設定しています(下
図参照)
その他のシミュレータを使う場合
各ディレクトリにある、Veritakのコマンドファイル(veritak_command.txt)を参考にしてください。
3.PICのプログラムのソースコードとHEXファイル
DUT(Device
under
test,
シミュレーションの対象のこと)というインスタンスはPICプロセッサです。これを動作させるにはプログラムが必要です。各ディレクトリには、XXX.asmというアセンブラのソースコードまたはXXXX.cというC言語のソースコードがあります。それぞれ、対応する実行用
のファイルXXX.hexを既に作成してありますが、元のソースコードに変更を加える場合は、次のようにしてください。
アセンブラの場合は、Microchip社のMPLAB
IDE(バージョン、v7.60)のプロジェクトファイルを開いて、アセンブル&リンクを実行して、HEXファイルを作成してください。
C言語の場合は、Hi-tech software社のPIC-C Lite(フリー版)を使用しています。
HEXファイルは、Verilogのテストベンチ内で、Verilog-HDLのシステムタスク
$readmemh()で読める形式に変換しています。なお、Veritakでは独自の拡張として、同様の機能を持つシステムタスクがあります。
2. 各シナリオの簡単な説明
To be written
test0002
このシナリオでは、PORTA/PORTBの読み書きをして、各ポートの動作を確認しています。
サブシナリオとして、top1.asmとtop2.asmがあります。
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