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YAP16 シミュレーションの実行

1. 一般的な注意

ディレクトリ VerifyとVerigy648の下にいくつかサブディレクトリがあり、それぞれシナリオがあります。Verify以下は、YAP16T84 (PIC16F84A相当)を、Verigy648以下はYAP16T648(PIC16F648A)を対象にしたものです。それ ぞれのディレクトリには、topXXXX.vというVerilog- HDLのファイルがあり、これがテストベンチとDUTを含むトップモジュールです。
シミュレータは、Veritak Basic版を 使用しています。Veritakを使う場合は、Veritakのプロジェクトファイル(拡張子 .vtakprj)を開けばシミュレーションできます。

2.シュミレーションを実行する際の注意

Veritakを使う上での注意

Veritakのプロジェクトのデフォルトでは、`define の定義はそのファイル内だけで有効ですが、後続するファイルにも定義が波及するほうが一般的だと思うので、そのようにProjectを設定しています(下 図参照)
VeritakのProject Setting

その他のシミュレータを使う場合

各ディレクトリにある、Veritakのコマンドファイル(veritak_command.txt)を参考にしてください。

3.PICのプログラムのソースコードとHEXファイル

DUT(Device under test, シミュレーションの対象のこと)というインスタンスはPICプロセッサです。これを動作させるにはプログラムが必要です。各ディレクトリには、XXX.asmというアセンブラのソースコードまたはXXXX.cというC言語のソースコードがあります。それぞれ、対応する実行用 のファイルXXX.hexを既に作成してありますが、元のソースコードに変更を加える場合は、次のようにしてください。
アセンブラの場合は、Microchip社のMPLAB IDE(バージョン、v7.60)のプロジェクトファイルを開いて、アセンブル&リンクを実行して、HEXファイルを作成してください。
C言語の場合は、Hi-tech software社のPIC-C Lite(フリー版)を使用しています。

HEXファイルは、Verilogのテストベンチ内で、Verilog-HDLのシステムタスク $readmemh()で読める形式に変換しています。なお、Veritakでは独自の拡張として、同様の機能を持つシステムタスクがあります。

2. 各シナリオの簡単な説明

To be written

test0002
このシナリオでは、PORTA/PORTBの読み書きをして、各ポートの動作を確認しています。
サブシナリオとして、top1.asmとtop2.asmがあります。

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