FoLk COLLAGE西山喜代司写真事務所 自己紹介 主な仕事 主なストック分野 レンタル料金 何なりとお問い合わせ下さい。滋賀県の祭りなどの問い合わせ歓迎
 
 
滋賀県は江戸時代まで近江と呼ばれていました。今も近江平野、近江米と「近江」という言葉が使われており、 近江という言葉には親しみを感じます。 近江は平城京(奈良)、平安京(京都)と都と隣接していたため、 日本 の主要街道である東海道、中山道を有し、また、これに通ずる街道も多く整備されました。これらの街道は今 も現役で活躍しています。街道は物資、人、そして文化の交流を促し、近江独自の文化も生まれ、街道を 通じ 全国に伝播もしました。近江には今も古から伝えられた民俗行事が多く残されています。
   
         
   

近況 8月24日2003年

今年は冷たい夏です。お盆過ぎころから本来の夏の暑さを取り戻したかのようですが、もう8月も終わりですから、この暑さは長くは続かないでしょう。

「花奪い」行事に気づいたのが7月下旬ごろで、各地の「花奪い」の取材が出来ませんでした。甲賀 郡側はほとんど取材し終えてますが、三重県側はほとんど残ってます。それでも、大山田村の植木神 社と阿山町の陽夫多神社に訪れることが出来たのはラッキーでした。植木神社は山車と神輿が出ると ころに特徴がありました。陽夫多神社へ行って、まず驚いたのは、大きく。立派な幟でした。願之山 踊りでは、幼子が一生懸命やっており、感心いたしました。花蓋も20以上はあり(個人で奉納される 花蓋もあるため)、盛大な花取りでした。両者の神社とも「祇園祭」と呼んでいますが、津島神社の 祭礼です。

蒲生町下麻生の茅の輪くぐり「輪くぐり」を紹介します。小学生男子が中心になっておこなわれる行 事です。下麻生では「オトナ」という祭祀組織が残る集落で、とても暖かい雰囲気の字(あざ)です。
古くより伝わる民俗行事を今も伝える集落にはいつも暖かい雰囲気も感じます。

 
             

1st scene 長浜市宮司町日枝神社の餅花
餅の重さに耐えられ、拝殿にうまく納まるような柳の木を切り
とる。約二斗の餅米で餅花をつくる。
オコナイは、滋賀県内の各地で見られるが、特に湖南の甲賀郡
内や湖北地方一帯に多く残り、村内安全、五穀豊穣を目的とし
た予祝儀礼の一種で、字ごとに実施される。餅花のように今年
の稲が花を咲かせ豊かに実ることを祖霊に祈るものである。こ
の餅花を「まいだま」という。

       
             
Last scene 安土町沙沙貴神社境内の木綿付鳥(ゆうつけどり
近江源氏佐々木氏の氏神。
魑魅魍魎が暗躍する夜と人間の活動する昼の境目を告げるとこ
ろから、この世とあの世の境目に現れる霊鳥とされた鶏。夜の
魔を追い払う鶏、木綿付鳥は、神聖な場を告げる。
   
 
       
 
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