GARY OLDMAN(ゲイリー・オールドマン)
 

 

 ◆ 生年月日 1958年 3月21日

 ◆ 出身 イギリス・ニュークロス

 ◆ 主な出演作品 
     1986年 「シド・アンド・ナンシー」
     1990年 「ステート・オブ・グレース」
            「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
            「
私が愛した男と女/ヘンリー&ジューン」
     1991年 「JFK」

     1992年 「ドラキュラ」
     1993年 「蜘蛛女」
     1994年 「レオン」
          「不滅の恋/ベートーベン」
     1995年 「スカーレット・レター」
     1997年 「フィフス・エレメント」
     1998年 「ロスト・イン・スペース」
     2001年 「ハンニバル」
     2004年 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
                           他、多数

 

 
  実はハンサム、くりっとした瞳はかわいらしく少年のような顔立ちなのに、演じる役はイカレタ男だったり、きれまくったり、エキセントリックだったり、とにかくフツーじゃない。それ故多くのファンに愛され、貴重な存在でもあるのだが、過ぎたるは及ばざるがごとし。本人もそのあたりを嫌って1997年には監督作品「ニル・バイ・マウス」を手がけたと伝え聞く。俳優としてもっともっと活躍してほしい。え〜、これがゲイリー!みたいな新境地を開拓してほしいです。

◆ ゲイリーを初めて見初めたのは


 始めてちゃんと認識したのは「ドラキュラ」。特殊メイクでよく顔が分からず、コッポラも変わった役者を主役に持ってきたもんだと思っていた。しばらくしてそれが「JFK」のオズワルドであることが分かり、(あれもちょっと変な役だったので)私の中ではゲイリー=変わってる、イカレタ役どころの人としてインプットされる。
 ゲイリーの美貌に目覚め、確信的にファンになったのは、彼にはめずらしく精神的に普通な牧師役を演じた「スカーレット・レター」。全編これ デミ映画、彼女の迫力に隠れて大人しいゲイリーではあるものの、この役にして初めて ハンサムな素顔を認知。(←遅いって)以来なにを観ても「実はハンサム」というキーワードがついてまわる次第です。

◆ 管理人が観た映画 ステキ度〜最高★★★ (←作品の出来ではありません)

 
● ステート・オブ・グレース★★  監督:フィル・ジョアノー 出演:ショーン・ペン、エド・ハリス

 髪の毛が薄いのが気になるけどほとんど地でやってる〜?と思わせるほどのはまり役。こういったイカレタ役どころが彼の真髄でしょう。ほとんど感情だけで行動してしまう心優しきオバカな次男は一見冷静冷酷な長男エド・ハリスと対照的な兄弟ギャング。

● JFK  ★ 監督:オリバー・ストーン 出演:ケビン・コスナー、ジョー・ペシ
 絶好調!だったコスナーとストーンの話題作。当時はゲイリーの存在は知らなかった。だけど妙に印象深いオズワルドだったと記憶していた。後から、あ〜、あれがゲイリー・オールドマン!と思ったっけ。

● 私が愛した男と女/ヘンリー&ジューン ? 監督:フィリップ・カウフマン 出演:ユマ・サーマン
 これなぜか2回観たが、どこにゲイリーが出ていたのか全く覚えてない。3回目にいっちゃう?

● ドラキュラ ★★ 監督:F.F.コッポラ 出演:ウイノナ・ライダー、キアヌ・リーブス
 ドラキュラの悲恋話に並の二枚目を使わないところがさすがコッポラ。ミナと密会するドラキュラの恍惚の表情が印象的。彼の存在でひと味もふた味も違った映画になったと思う。

● 蜘蛛女 ★★ 監督:ピーター・メダック 出演:レナ・オリン、ロイ・シャイダー
 怪作だと思う。あまりにもレナ・オリンが強烈でゲイリーが食われてしまっているとも言われるが、あのキャラクターには誰も太刀打ちできない。ちょっとゲイリーではもったいなかったかな。きっと本人はレナの役がやりたかったに違いない!

● レオン ★★ 監督:リュック・ベッソン 出演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン
 熱狂的ファンもいて評価も高いこの作品、実はあまり好きではない。このセンチさは苦手。ゲイリーも悪ぶりがはじけてるけどなんか違和感が。

● 不滅の恋/ベートーベン ★★★ 監督:ハーバート・ロス 出演:イザベラ・ロッセリーニ
 ゲイリーの魅力全開。(と思っている)このぐらいのスタンスがちょうどいい感じ。話の筋はともかくとして、耳の聞こえなくなったベートーベンが、ひっそりピアノに耳をつけて弾く姿はせつなくていいね。

● スカーレットレター ★★★ 監督:ローランド・ジョフィ 出演:デミ・ムーア、ロバート・デュバル
 デミが耐え難くても、原作とはほど遠い話の展開であっても、この映画のゲイリーは美しい!もうそれ以外にはなんの価値もない映画。たまにはこういう普通の役も拝みたい。だってハンサムなんだもん〜♪

● フィフス・エレメント ★ 監督:リュック・ベッソン 出演 ブルース・ウイルス、ミラ・ジョヴォヴィチ
 これは友情出演でしょうか?ぶっとんでいるわりには楽しんでいるようには見えなかったです。論外。

● ハンニバル ? 監督:リドリー・スコット 出演:アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア
 本人と認識するのが非常に困難。こういう出演の仕方もあるのか・・・。

● ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ ★★★ 監督:トム・ストッパード 出演 ティム・ロス
 オバカなのか利口なのか怪しくかわいい、こんなチャーミングなゲイリーは初めて!

● ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 ★★ 監督:アルフォンソ・キュアロン 出演 D.ラドクリフ
 映画はシリーズ中、一番面白かった。内容を知らなかったので、いかにもなゲイリーなのかな?と期待したところ出番も少なくちょっとがっかり。

● エアフォース・ワン ★★ 監督:ウォルフガング・ペターゼン 出演 ハリソン・フォード
 エアフォースワンをハイジャックするテロリストはいつもの役どころ。悪くないけこんな役はもう飽きたかな。

● SIN 凶気の果て ★★ 監督:マイケル・スティーブンス 出演:ヴィング・レイムス
 無実の弟の敵に固執する犯人。悪役なんだけれど、主人公もかなりやばいおやじなので同情を買ってしまう役どころ。ちょっと老けましたね〜。

 

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