AUDIOEXCEL社
光入出力サウンドボード
TheaterExcel AEL-E01
使用記 2001/5/8記述
【特徴】このボードは、価格の安い6chサウンドボードですが、光入出力を持っています。
【概要】購入目的は、CS・BSの音楽放送(ラジオ)をデジタルで録音し、編集後、MDに録音したかったのです。
この商品はアイルの国内サポート付ですが、パッケージと説明書は英語のみでした。マニュアルにはAV515Mという番号がありましたが、
インターネットでの検索では見つかりませんでした。
ただし、ソフトは日本語化されています。6ch音源ボードにSPDIFの増設コネクタがついていて、
ここで光入出力が出来ます。増設コネクタでPCIスロットをひとつ占有します。
入力端子・出力端子とも角型で、角型の接続ケーブルが1本と角型を丸型に変換するアダプタが付いていました。
パッケージを見る限り、サンプリング周波数に関する記述が無く、MD用の44.1khz出力が出来るか、
CSなどの48k入力に対応しているかわかりませんでした。
サウンドブラスターなど、著名なやつでも出力は48k固定とか平気であるので、入出力のサンプリング周波数は気になっていたんです。
購入価格は3480円(税別)でした。
【使用記】
実際使ってみると、ドライバやアプリには、サンプリング周波数の設定や確認画面はありません。
ですが、CSデジタル放送(48k)の録音やCDプレーヤ(44.1k)の録音、MDへの出力は出来ました。
どうも、入力は48kと44.1kの自動認識で、出力はソースの周波数をそのまま出しているようです。
しかし、WOWOWのデコーダの光出力は、なぜか認識しませんでした。
私は光入出力を使うのはMDを含めこれが初めてなのでわからなかったのですが、これは、常識なのでしょうか。
考えてみれば、光出力は音源のデジタル信号を何も手を加えずに出力するのですから、サンプリング周波数も
そのままなのでしょう。
ですから、録音時に44.1kで録音して編集することで、当初の48k入力・44.1k出力は実現できているようです。
ちなみに添え付けアプリには録音に関するアプリはありませんでした。
そこで、フリーソフトのSoundEngine Ver2.5を使用しました。
このソフトは録音時に周波数変換しながら録音してくれるので大変便利です。