2006年2月11日...アジア地区最終予選・北朝鮮戦(その2)
 
(前回の続きです)
 
生まれて初めての日本代表戦、しかもドイツ・ワールドカップ最終予選という公式戦ガチンコ勝負のチケットです。正直興奮しました。
日にちが近づくにつれて気持ちもドンドン盛り上がっていきます。
 
「やっぱ、あれを買わにゃいかんやろ!」
 
背番号18、ONOです ジャーン!

日本代表レプリカシャツを買ってしまいましたぜい。(18番:小野伸二です)
 
試合は去年の2月9日(水) 19:30キックオフだったのですが(ちょうど1年前ですね)、上の写真はその3日前の日曜日、満面に笑みをたたえて開催日を待つあらかぶ亭です。
この時はまだ、まさかあんなことになろうとは夢にも思っていませんでした…。
 
ところで皆さん、覚えていますか?
このアジア地区最終予選の初戦、対北朝鮮戦は当時スポーツという話題の枠を超えて日本国中の注目を集めていました。
もちろん、例の日本人拉致問題がらみです。
 
この頃に拉致問題がどういう状況にあったかといいますと、横田めぐみさんのものだということで北朝鮮から提出された遺骨がDNA鑑定の結果別人だったことが判明し、日本は北朝鮮に対する経済制裁の検討を開始するなど政治的緊張が極度に高まっていた時期でした。
当時のニュースをネットで検索してみると、試合会場である埼玉スタジアムの周辺では、警察官や警備員など約3,500人を当日動員して不測の事態に備えるなど、異例の厳戒体制を敷いていた様子が報道されています。
 
”ワールドカップと拉致問題”
今までテレビを通してでしか触れることができなかったこれらのことを、いきなりその現場に立ち会おうとしている自分に(相変わらずちょっと大袈裟ですが)、「さすが東京たい!」と緊張を隠せない私でありました。
(続く…。えっ、まだ続くの!?)
 
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