1月13日...【新春特別企画】ホームページの秘密
 
いきなりですが、”新春特別企画”といたしまして、当ホームページに関する隠された秘密を暴露させていただきます(笑)。
読み終わった後で、「どこが秘密やねん!どこが暴露やねん!そんなん常識や!」などと怒り出さないようにお願いしますね。
(なんで関西弁?ま、いいか)
 
まあ、秘密というほどのことではないのですが、私のような素人にもできる、ホームページの”読み易さ”に関するちょっとした工夫のお話です。
(少し、長いですが)
 
もう年だあ〜
 
仕事でパソコンの画面を見つめることがとても多くて、数年前から急に目が疲れやすくなってきました。
で、メールのフォントサイズが「小」となっていたのを「標準」に変え、インターネットエクスプローラー(インターネットを閲覧する時に立ち上げるやつです)の文字サイズも「小」から「中」に変えると、ずいぶん画面の字を読むのが楽になって助かりました。
 
同じように「目が…」と感じている中高年の方がいらっしゃいましたら、一度インターネットエクスプローラー(以下、IE)の文字サイズをチェックしてみてください。
標準設定の文字サイズは「中」のはずなんですが、結構「小」になったまま気が付かずに目を酷使しているケースもあるように思います。
メニューの【表示】→【文字のサイズ】で設定できます。
最初に一瞬だけ「うわっ、字がでかくて変」なんて感じるかもしれませんが、30分で慣れるでしょう。
慣れた後で「小」に戻すと、今度は「うわっ、字が小さくて見ずらーい」となりますから、多分。
 
若い人の中には、「いいや、それでもやっぱり小さい字のほうがいい」という人たちもたくさんいるとは思います。
ホームページの画面がなんとなくクールに見えますものね。
私も、目のピント調節機能が充分働いていた頃はそうでした。
まぁ、もう少し歳を取ったら、どうぞ無理せず字を大きくすることをお勧めします(笑)。
 
文字サイズの固定と、ユニバーサルデザイン
 
世の中のホームページには、表示される文字のサイズが固定されていて、IEのメニューの【文字のサイズ】では変更できないサイトが実はたくさん存在します。
文字が大きくなったり小さくなったりすることで、ホームページのデザインやレイアウトなどが崩れてしまうのを嫌うためです。
それに、「字が小さいほうがクールだぜ!」という感覚のサイト管理者が案外多いのも理由の一つでしょう。
かくいう当サイトも一箇所だけその処理を施しています。
この『今日の独り言』欄よりも上の部分、表紙として使っている写真やメニューやサイトの紹介文が載っている部分がそうです。
 
しかし、自分も使っていながら言うのもなんですが、このサイズ固定の処理はあまりお勧めできるものではありません。
我々のような目のピント調節機能が老化し始めている者から、文字のサイズを大きく見易くする権利を奪うことになるからです。
これは大げさな言い方でもなんでもなくて、福祉的な観点でとても大事なことでして、例えば老眼がすすんでいるお年寄りや、弱視の方たちのなかには【文字サイズ】を”最大”にしないと画面の文字が読めない方もいます。
そういう方たちはおそらく世の中に大勢いるわけですから、より多くの人に見てもらいたいと考えているホームページ運営者であれば(大抵の人がそうだろうと思います)、このサイズ固定という処理は慎重にやる必要があるでしょう。
例えば、どうしてもデザインやレイアウトにこだわりたい部分に限る、などでですね。
ホームページを見ていただく方の文字サイズ変更の権利を、作り手側が奪うことは基本的にNGだと思うのです。
 
ついでに言えば、パソコンの画面が読みづらいと感じる方の中にはテキストの読み上げソフトを利用している方もいます。
そういう方のためには、写真などの画像データにテキストを必ず挿入するということも必要になってきます。(画像の上にカーソルを持っていくと文字が出てきますよね)
これに関しては、当サイトはまだまだ失格ですが…。
 
文字サイズを可変にすることや、画像には必ずテキストを挿入することなど、いわゆるユニバーサルデザインにこだわったホームページ作りは、特に公の機関のサイトなどをお手本にすればいいと思います。
(お手本にならないのも結構あるけど)
 
パソコンは「abc」が読み易い(ここからが本題)
 
ここから、やっと本題です(笑)。
皆さんはホームページをご覧になる時、大抵は直接パソコンの画面をご覧になっていると思います。
(プリントアウトしてから読むという人は少ないですよね)
ところが、インターネットで使われているHTMLという言語の仕様は、元々英語(アルファベット)表記を前提に作られていますので、日本語の表記には全然適していない部分があったりします。
インターネット上の表記では、文字間隔や行間隔がアルファベット表記のときに見栄えが良くなるようになっていて、漢字やひらがなを一文字とする日本語の表記のためには両方ともかなり狭すぎるという事態が発生してしまうのです。
 
試しにお手元の本や雑誌をご覧になってみてください。
文字間隔や行間隔が思いの外広くとられているのに気付くと思います。
そこには、日本語としての読み易さを徹底的に追求している出版業界のノウハウが凝縮されているのです。
翻って、試しに当サイト以外のどこかのホームページをご覧になってみてください。
こんなに文字と文字が、行と行がギュッとくっついていたのか!と感じませんか?
いつも皆さんがご覧になっているパソコン画面の日本語表記とは、こんなにも読みづらいシロモノだったのです。
(ちょっと断定しすぎかな)
 
ちょっとした工夫が
 
『当サイト以外の』と書いたのには理由がありまして、実はこの『ちくぜんまえばる釣り日記』はその部分を読みやすくするために、行の間隔と文字の間隔を通常の設定よりもかなり広げています。
たったこれだけの工夫ですが、どうでしょう?ずいぶん読み易くなってないでしょうか。
この程度の工夫ですが、実はこの技を使っている個人の方のホームページは多分世の中にかなり少ないのです。
(私は偶然、そのような点をホームページ作りの重要ポイントとして取り上げているサイトを発見して、目からうろこが落ちました)
そういう視点で一度他のサイトをご覧になってみてください。
「なるほど、あらかぶ亭の言うとおりだわい!」となること請け合い?
 
(試しに、以下に通常の文字間隔と行間隔で上と同じ文章を書いてみましょう。世の中の多くのホームページがこのようになっています)
『当サイト以外の』と書いたのには理由がありまして、実はこの『ちくぜんまえばる釣り日記』はその部分を読みやすくするために、行の間隔と文字の間隔を通常の設定よりもかなり広げています。
たったこれだけの工夫ですが、どうでしょう?ずいぶん読み易くなってないでしょうか。
この程度の工夫ですが、実はこの技を使っている個人の方のホームページは多分世の中にかなり少ないのです。
(私は偶然、そのような点をホームページ作りの重要ポイントとして取り上げているサイトを発見して、目からうろこが落ちました)
そういう視点で一度他のサイトをご覧になってみてください。
「なるほど、あらかぶ亭の言うとおりだわい!」となること請け合い?
 
最後に
 
さあ、当サイトの秘密の暴露はもう9割方終わりました(笑)。
残る最後の秘密は、文字の背景を白いまま使わないということです。
白い背景に黒い文字、これはとても一般的な組み合わせのようですが、実はパソコンの画面上でこれほどコントラストの強い組み合わせはありません。
(雑誌や本、文庫を見てください。真っ白な紙というのはほとんどないはずですよ)
そのような文章を読むことは、目を酷使しまくりの状態にしているということなのです。
(仕事ではしょうがないけど、趣味で閲覧するホームページくらい快適に読みたいと思いませんか?)
 
ということで、当サイトではできる限り文字の背景には薄めの色(ベージュ、グレー、ブルーなど)をつけています。
文字の色もなるべく黒以外の色を使うようにしました。
これで、また気付かないうちに読みやすいページが出来上がるのです。
(ちなみに、逆に背景が黒で文字が白抜きというのもついつい使いたくなるパターンですが、これも目の酷使の要因です)
 
以上、”新春特別企画〜ちくぜんまえばる釣り日記の秘密〜”でした(笑)。
おそまつさまです!
(聞きかじり、読みかじりが多いので、間違ったことを講釈しているかもしれません)
 
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