11月29日...防げ!小学生の受動喫煙
 
最近の小学校は何やかやとイベントが多く、父親の私も小学校に行く機会が結構あります。
この秋だけでも、運動会・親子レクレーション・人権フェスティバル・バザーと計4回、それぞれ半日から一日を小学校で費やしました。
 
またタバコネタで恐縮ですが、小学校に行くたびに父兄の喫煙が気になってしょうがありません。
なにしろ、そこには受動喫煙の被害を最も受けやすい子供たちがうじゃうじゃいるのですから。
運動会でもバザーでも、ふと気が付くとタバコの煙がムア〜ッと漂ってきて、とてもいやな気持ちになると同時に、大人たちのモラルの低さに頭にきてしまいました。
喫煙場所を設置してもそれを守らない親が多いし、だいたい小学校の敷地内で喫煙場所を設置することすら今の時代では常識はずれということをはやく前原市もわかって欲しいと思います。
(相変わらず、2年半前までは自分も喫煙者だったことを忘れていますが…)
 
喫煙者はこの春に施行された受動喫煙の被害を防ぐための法律である「健康増進法」の意味をもう一度よく考えるべきです。(相変わらず、えらそうだし…)
タバコがコーヒーなどと同じ嗜好品として認知されていた時代は、遥か3万光年の彼方に過ぎ去ってしまいました、残念ながら。
タバコは嗜好品なんかではなく、ニコチンやタールやダイオキシンなど200種類を超える有害物質と発がん性物質を含む、依存性のあるドラッグだというのが現代の良識ある人たちの認識なのです。
 
タバコは、吸っている本人だけでなく、吸わない周りの人たちの健康をも蝕む害毒以外の何ものでもないということ、子供たちが大勢いる小学校でぷかぷかタバコを吹かすことは大迷惑&非常識行為であるということ、そんな行為を防止するために法律まで出来ちゃっているということ、そういう事実に目をつぶってタバコに火をつける自分は単なるニコチン中毒患者なんだということ、、、などに一日も早く気付いて欲しいと願うばかりです。
 
健康増進法が施行されてから、多くの自治体で独自の喫煙禁止条例が出ています。
福岡市の路上喫煙禁止条例もその一つで、この条例は特に子供たちの受動喫煙を防止する意味合いがありました。
県庁や市役所などの公共の建物を全館禁煙にする取り組みも多くの自治体で始まっているようです。
当然のことながら、幼稚園から小・中・高校に至るまでの学校の敷地内を全面禁煙にしている自治体もどんどん出てきています。
振り返って、ここ前原市はどうでしょう。
前市長時代も、今回の新市長にも市のホームページを通じて公立学校の全面禁煙を要望する電子メールをこっそり打ちましたが(笑)、返事すら返ってきません。
 
今週、Yahoo!ニュースで次のような記事を読み、うらやましいなーという気持ちでこのような独り言になりました。
 
『京都市教委はこのほど、04年度から京都市立の幼稚園、小、中学、高校、養護学校の全288校で学校敷地内を全面禁煙化すると発表した。
受動喫煙の防止や喫煙防止教育を進める目的。これまでは、各学校が独自に喫煙室や喫煙スペースを設けるなどして対応してきたが、今年5月に「受動喫煙防止」を定めた健康増進法が施行されたのに伴い、校長会などと話し合いを進めていた。』
(11/25 毎日新聞)

 
このような自治体はすでにいくつもあります。
前原市もがんばれ〜。
 
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