10月1日...記録に残すか、記憶に残すか
 
この前の日曜日にY介(小3)とR紗(小1)の通う小学校の運動会がありました。
 
記録に残すよりも記憶に残さねばっ!、と開会式のときまでは自分に言い聞かせていたのに、いざ競技や演技が始まるとカメラだビデオだと大忙しになってしまいます。
少し反省。。。
ダラダラとビデオを流しっぱなしというような撮り方はあとで見る時にうんざりしてしまいますので(それもここ数年でやっと気が付いてきた)、演技種目の時は適当に数カットをビデオで撮って、次に300mmの望遠レンズをつけた一眼レフでシャッターチャンスを狙います。
 
競技種目はさらに大変で、さすがに50mか100m走る間に私一人でビデオとカメラの二役は不可能なので、比較的簡単なビデオの方を妻に任せることになります。
そのようにしてR紗のかけっこを夫婦それぞれファインダー越しに応援していたのですが、ゴール直前に目の前を先生が横切ったために肝心のゴールシーンが撮れませんでした。
そういう時、肉眼で応援していればヒョイと顔をずらすだけで済んだだろうと思いますが、ファインダー越しにズームで撮っているといきなり何がなにやらわからずで対処ができません。
「R紗、お前何着だったの?」とあとで聞いても、
「2着か1着と思うけど…」とはっきりしませんし、ビデオを見てもさっぱりわかりません。
(最近の小学校は順位を付けないのです)
 
いずれにしても、今年もファインダー越しの運動会を脱皮できなかったようです。
本当はビデオなんか撮らずに、子供の一生懸命な姿をこの目に焼き付けたいと思うんですけどね。
なんか本末転倒なことになってるよなぁ、とは感じているのですが…。
 
ということで、AV機器の普及による弊害の一端を一人の父親として実感する今日この頃でした。
 
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