8月13日...R紗のお習字。天まで突き上げた「てん」を見よ
 
ほんの少し親ばか系のお話を。
 
長女のR紗は現在幼稚園の年長さん、ただいま5才です。
2ヶ月ほど前から習字教室に通い始めました。
しばらくは筆を持たせてもらえなかったようですが、初めて筆で練習させられた字は「二」と「三」です。
なるほど最初は横棒からか、とうなづきつつも、なんで「一」を飛ばすんだろう?
R紗に見せてもらった練習済みの半紙には横棒がいっぱい書かれているだけですが、本人は「二」と「三」だと言い張っていました。
 
次に今練習しているのはひらがなの「てん」という字です。
この字もなるほどあらためて見ると、なんとなく色々な習字の基本技術が凝縮されているような気がしないでもありません。
 
最近は家でもよく習字の練習をしているR紗ですが、書いた字を無理やり人にあげたがるのはちょっと迷惑です。
ほとんど売れない演歌歌手がサイン色紙を配るノリです。
「はいはい」と適当に褒めながらもらうのですが、今夜のように一人暮らしで何もすることがない夜に(家族は妻の実家に里帰り中。私は仕事)ふとその「てん」をじっくりみてしまったりするわけです。
 
「へぇ、うまいじゃん・・・」

 
他人と比べて、ではありません。
習字教室に通い始めるほんの2ヶ月前にR紗が書いていた字と、今のこの「てん」という字にはまさに雲泥の差を感じるのです。
勢い良く横に伸ばし、しっかり押さえた「て」の横棒や、元気良く上に突き上げた「ん」の跳ね。
全体のバランスも言うことありません。
人に指導をいただき、習うということはこんなにすごいことかと改めて思ったのでした。
 
しかし、その横の「たかひろへ」の字は、習ってないとはいえもう少しなんとかならんもんかね!
 
一覧に戻る    home    next独り言