8月21日．．．Ｙ介の発言になるほど
　
子供の斬新な発想や的を射た言動などに「ハッ」としたり「ギクッ」としたり、「ヘェェ〜」と感心したり「ドッキン！」とうろたえたり、そんな経験が誰にもあるんじゃないかと思います。
子供と暮らしていれば、そういうことは割りとしょっちゅうです。
そのたびに新鮮な驚きを感じるのですが、フムフムとメモを取るわけでもないので、その時何に感心したのか何にドッキリしたのかなんてことはあまり後々まで覚えてはいません。
　
そんな私が今でも覚えている、今から２年とちょい前、当時５才のY介の発言をご紹介させていただきましょう。
　
それは、私たち一家が東京からここ福岡県前原市に引っ越してきて間もない頃のことです。
私は会社で、妻はマンションの玄関先や幼稚園のPTA会で、Y介やR紗は幼稚園で、みんな一生懸命に新しい人間関係作りに励んでいました。
そんなある日、Y介がこんなことを言ったのです。
　
「大人はいっぱいお話をして友達になるんだね。子供はね、一緒に遊んで友達になるんだよ！」
　
（へぇぇ〜、なるほど、うまいことを言うねえ）と感心した私ですが、（Y介、いつかお前にもわかる時が来るぜ。男はな、一緒にいっぱいお酒を飲んでも友達になれるんじゃ！）とも考えた私でした。
　
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