第４回渓流釣りＨＰオフライン会の報告

平成１７年５月２２日（日）に、岐阜県中津川市（旧加子母村）の加子母川にて、当サイト掲示板の常連さん達とオフ会釣行をしました。
当日は午前４時に集合し、渓龍さんの案内で加子母川源流部に向かいました。

参加者は私と渓龍さん、てつさん、まさなおさん、Mr．Ｑさんの５名です。
まずは乙女渓谷キャンプ場の駐車場に停車し、林道を歩きました。
すぐに入渓する下流班（私、まさなおさん、Mr．Ｑさん）と、３０分程歩いて上流部に向かう上流班（渓龍さん、てつさん）に別れて行動をすることにしました。

下流班は駐車場付近の堰堤から入渓しました。曇り空で気温は上がらず、肌寒い中を３人で交代しながらポイントを攻めました。
餌は私がヒラタ、まさなおさんがバイオ、Mr．Ｑさんがミミズを使用しました。

堰堤下のプールや淵等の大場所で、アタリすら出ないので、３人で首をかしげながら遡行しました。
午前７時頃、ようやく落ち込み下の岩陰でモゾモゾと目印が動き、１７ｃｍのイワナを釣り上げました。
その後は、岩陰を中心に攻めますが、１０ｃｍ程度のイワナしか釣れません。まさなおさんも「アタリが小さい。大場所でも稚魚のアタリすらない。」と渋い様子でした。
Mr.Qさんも稚魚ばかりの様子でした。

颯爽と竿を振るまさなおさん

岩の上から慎重にアプローチするMr．Qさん

堰堤を越える度に、「次こそは」という期待を持つのですが、なかなか結果が出ません。
大場所では反応が無く、小さな落ち込み下やヤブ下のプールなどで、１０ｃｍ程度のイワナが釣れる状況でした。
結局、１１時の集合時間までに、３人ともそんな状態で結果は出ませんでした。私はイワナ１尾のみでした。

午前１０時頃には雨も激しくなり、釣りを中断して上流班を待ちました。その間に、まさなおさんに関西の渓流釣り事情を聞きましたが、夏には渓谷がバーベキューの煙で蔓延して霧のようになるという言葉が印象的でした。そこまでは混雑しない地元の釣り環境に感謝です。
Mr．Qさんからは、昨年に王滝川で釣り上げた５０ｃｍオーバーのイワナについて、武勇伝を聞きました。人が敬遠しそうなポイントにロープを使って入り、０．４号の糸で引きづり上げたそうです。
尺イワナでも相当暴れるので、その取り込みはたいへんだったのでしょう。

下流班は貧果だったので、上流班も似たようなものだろうと思っていましたが、見事に予想が外れました。
渓龍さんは二桁に達し、３０．５ｃｍの大型イワナを手中にされていました。両腕はヤブ漕ぎでスリ傷だらけになっていましたが、その見返りは大きかったようです。
てつさんも７尾釣ったそうです。

尺上イワナを手中にした渓龍さん

午後からはキャンプ場付近で竿を出しましたが、皆さん１〜２尾の追加だったようです。まさなおさんは良型イワナをデジカメ撮影した直後に、ビクに入れ損ねてリリースしてしまったそうです。
（昨年の第３回オフ会で、小池さんが魚の入ったビクを流してしまった事を思い出しました。）

良型イワナを手にしながらリリースしてしまった“まさなおさん”

その後、竹原川の源流部に異動してチョウチン釣りをしましたが、ここでは誰も釣れずに、アタリすらありませんでした。
実績のある川だけに、最近入った釣り人のプレッシャーが効いているのかもしれません。

結果は人それぞれになってしまいましたが、オフ会史上初の尺上イワナを見ることが出来たので、良かったと思います。
遠いところからご足労頂いた方が多く、雨天で寒い中を本当にお疲れさまでした。
また楽しい釣りができるよう、引き続きよろしくお願いします。
普段は掲示板を眺めるだけの方も、記念に何か書き込んで頂けると管理者としては幸いです。

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