「四国八十八ヶ所巡礼の旅」では、
空海が開いたとされる、四国八十八ヶ所を
第一番札所「霊山寺」から順番に
ご紹介しております。
中には公開されていない本尊や仏像や
絵などは撮影をすることができないため、
掲載はしておりません。
実際に参拝に行ったのと同じような情景写真を
掲載しております。
★ ホーム(目次無しの先頭ページ)へ戻るときは、
この下のボタンをクリック !!
[ ホーム(目次無しの先頭ページ)へ戻る ] |
四国八十八ヶ所霊場巡りの由来
●四国八十八ヶ所霊場は弘法大師(空海)が修行をして歩いたところを
修行の場として札所を開いたとされる説。
●空海が入定後、高弟真済が空海の遺跡を遍歴して始まったとする説。
●空海が入定後、聖人たちが、空海ゆかりの地を霊場として定めた説。
など、いろいろな説がありますが、四国霊場八十八ヶ所には、すべて
空海(大師)の伝説、本堂(本尊が祭られています)、大師堂(大師が
祭られております)があります。
八十八(88)という数の意味
●八十八とは、人間の持つ煩悩の数のことであります。
●八十八とは、八十八の煩悩を消滅させて、八十八の功徳を成就する
意味のことであります。
●厄年にあたる、男性(四十二)、女性(三十三)と子供(十三)の数字を
合計した数のことであります。
●ありがたい「コメ」から、漢字の「米」という字を分解して、それを
八十八にしたものです。
など、これらもいろいろな説があります。
札 所 巡 礼
霊場を巡礼することを「打つ」といいます。
これは、自分の名前を明記した「木の札」を各寺に「打ち付けていた」こと
からこう言われております。
現在では、「納札(おさめふだ)」というものに代わっております。
「順打ち」とは、第一番札所(霊山寺)から番号順に始め、第八十八番札所
(大窪寺)まで巡礼することです。
「逆打ち」とは、第八十八番札所(大窪寺)から逆番号順に始め、最終は
第一番札所(霊山寺)に巡礼をすることです。
この「逆打ち」は「順打ち」三回相当分の御利益や功徳がある と
言われております。
これは、衛門三郎(えもんさぶろう)が弘法大師に一刻も早く会うために、
逆から廻ったのが始まりとされております。
「通し打ち」とは、霊場をすべて一遍に打ち上げることをいいます。
「区切り打ち」とは、巡礼区画を区切って打つ方法です。
上記の方法でなくとも、自分の考えた方法で巡礼するのもいいものですよ。
四国八十八ヶ所霊場の全道程は、約1,440kmあります。
●徒歩では、一ヶ月余り(40日〜60日ぐらい)かかります。
●四国八十八ヶ所巡礼のバスでは、11泊12日かかります。
●車(自家用車やタクシー利用)では、一週間余り
(7泊8日〜8泊9日ぐらい)かかります。
四 つ の 道 場
「発心(ほっしん)の道場」・・・徳島県(阿波の国)
第一番札所「霊山寺」〜第二十三番札所「薬王寺」まで
「修業(しゅぎょう)の道場」・・・高知県(土佐の国)
第二十四番札所「最御崎寺」〜第三十九番札所「延光寺」まで
「菩提(ぼだい)の道場」・・・愛媛県(伊予の国)
第四十番札所「観自在寺寺」〜第六十五番札所「三角寺」まで
「涅槃(ねはん)の道場」・・・香川県(讃岐の国)
第六十六番札所「雲辺寺」〜第八十八番札所「大窪寺」まで