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• 　「あなたも天体写真を撮ろう」では、

  • 天体写真を撮影することは、難しい？

  • と思っておられませんか？

  • 　　

  • 写し方の要領さえ覚えれば、誰でも簡単に

  • 撮影をすることができるのです。

  • 　　

  • その撮影方法と、実際に撮影をした

  • 天体写真を掲載しております。

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• 　このページでは、天体写真を簡単に撮れる方法をお教えいたします。
• 　天体の撮影は難しいと思われる方もいらっしゃるでしょうが、ぜんぜん難しくはありません。
• 　風景写真を撮るようなつもりで、天体写真を撮ってみましょう。
• 　千載一遇のチャンスを自分のものにしましょう。

• 　用意するもの
  • カメラ（一眼レフカメラ、二眼レフカメラ、デジタルカメラなど）
    • シャッターを何秒間も開いたままにしておけるカメラ
    • Ｂ（バルブ）かＴ（タイム）の表示のついたカメラ。
    • 下にいろいろなカメラのシャッターダイヤルを挙げます。
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  • 三脚
    • カメラを固定して撮影をするため。手持ち撮影ではブレてしまいます。
    • 　　カメラを固定するための三脚です。

    　

  • 自由雲台
    • 三脚に直接カメラを取り付けても良いのですが、自由に構図を決めるように
    • するためのもの、自由雲台。
    • 下の写真のカメラの右側にあるものです。

    　　

  • レリーズ
    • カメラのシャッターを切るときにブレないようにするもの。
    • 長い間シャッターを開けておくためのもの。
    • 下の写真の一番手前にある、長いものです。
    • 手前がレリーズ、左端がレンズフード、真中がカメラ、右端が自由雲台です。
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  • その他
    • レンズの前を覆う黒い紙・・・レンズ前においてシャッターの役目をするもの。
    • シャッターを切ってもぶれないように、レンズ前面を黒色のもので覆います。
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    • 時計・・・・・・露出時間を計測するためのもの。腕時計で充分です。
    • 懐中時計・・・暗闇でメモをする時などに使うもの。
      • 夜中は懐中電灯が非常に明るいので、レンズの前に、赤色のセロファン
      • などを事前に貼っておきましょう。
    • 筆記用具と記録用紙・・・撮影日付時間、露出時間、撮影方向、その他メモ
      • いつ新天体が発見できても、詳しく状況を記録できるため。
      • 何枚も同じような構図で撮影すれば、後で撮影状況が不明確になってしまうから。
      • 筆記用具はシャープペンシルや鉛筆がよいでしょう。
    • カイロ・・・夜露でカメラのレンズが曇らないようにするためのものです。
      • 冬の深夜は人間も寒さには耐えられないので必要です。
    • 防寒具・・・日が暮れると、外は寒いので風邪を引かないようにしましょう。
      • 夏などは、夜露が降りてきますので、薄い長袖の物など。
      • 冬などは、帽子、手袋、マフラー等が必要です。
    • 食料・・・「お腹がすいては、戦は出来ぬ。」
      • 胃もたれのしない軽食がいいでしょう。
      • 遠くの場所へ泊り込んで撮影するときは、食料が無いという事がないように。
      • 冬は、暖かいものが必要です。
      • 夏は、水補給を多めに。
      • 特にメシエ・マラソンは体力と精神が必要です。

• 　★その�T★
• 　固定撮影で星の動きを撮って見ましょう。
  • 星が点ではなくて、線状になっている写真をご覧になったことがあるでしょう。
  • 星の移動する動きを写真に写すと、面白い形になるのがわかります。

• 　固定撮影の手順

  　　　

  • カメラを用意してフィルムを入れる
    • ネガカラーフィルム、リバーサルフィルム、白黒フィルムなどいろいろあります。
    • ネガカラーフィルム・・・一般によく使われているフィルム。
      • ネガの色はわかりづらいです。多少露出が狂っていても補正できます。
    • リバーサルフィルム・・・スライド用などに使われ、見た目と同じ色です。
      • 色の表現が素晴らしいが、適正露出でないと色がとんでしまいます。
    • 白黒フィルム・・・写真を勉強し、写し始めようと思ったらモノクロが一番です。
      • 気軽に写せるし、露出速度、絞りの学習をすることもできます。
      • 被写体をより目立たせる学習ができます。
      • 現像やプリントも自分で思うようにやりやすいです。

        最初はネガカラーフィルムが使いやすいでしょう。

        　　　　

    • フィルムは感度が高いほど同じ露出時間では暗い星がよく写ります。
      • 例　ISO100よりISO800の方が感度が８倍高いため
    • フィルムは感度が高いほど粒子が大きくなります。
      • 見た目にはプリント写真の粒がざらざらして見えます。
    • 街中では夜の空が明るいためフィルムの感度が高いとすぐに真っ白（カプる）に

    　　　　なってしまうために、フィルム感度は低いものの方が良いでしょう。

    　　　　

  • カメラのシャッター速度をＢ（バルブ）かＴ（タイム）にする

  　　　　

  • レンズは準広角（３５ミリ）か標準（５０ミリ）を使う
    • 星の動きを残すためには、広角レンズの方が軌跡の動きに変化が見えます。
  • レンズのピント距離を無限大∞にする

  　　　　

  • レンズの絞りの値を開放値（いちばん小さい数値）から２つぐらい絞る
    • 絞りを絞れば絞るほど長く露出することができますが、暗く写ります。
    • 絞りを開ければ開けるほど、暗い星が写りますが、すぐ白くカブってしまいます。
    • 　　手前がレンズの絞りリングです。
    • 　　レンズの絞りが開放(F1.4)です。
    • 　　レンズの絞りを絞った(F5.6)状態です。

    　　　　

  • レリーズをカメラに取り付けます

  　　　　

  • 三脚に自由雲台を撮りつけ、それにカメラを取り付けます
  • 写す構図を決めてカメラを固定し、レンズの前にシャッター版で覆う
  • 時計を見てシャッターを開け、撮影開始時間が来るとシャッター版をはずします
  • 撮影終了時間がくると、シャッター版でレンズの周りを覆い、シャッターを閉じます

  　　　　

  • 以上が固定撮影の仕方です
  • 簡単ですので、試して見ましょう

• 　「星の固定撮影」の方法を見てみましょう。

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