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バブルの終焉と共に世に生まれた悲運の名車SVXのページ
1996年に惜しまれつつも生産終了となったが、その流麗なスタイルは、
未だ色褪せることなく輝きを保っている。

 

 

 

 
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   SVXのページ
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1989年、バブルの絶頂期を控え、”ハイソカー”(すっかり死語と化した言葉だが)に憧れた私は、中でもピラーレスハードトップが欲しくて、C33型ローレルを購入したばかりであった。

その年の東京モーターショー、SVXのプロトタイプが出展されたのを見て、瞬間無条件で「この車が欲しい」と思った。
流麗なスタイルとスバル独自の4WD技術に加え、大人4名の居住性が確保された室内等々、理由はいくつかあったが、今にして思うと、当時なかった「オンリーワン」という言葉がピッタリと当てはまる。

経年劣化が進んで、ボディー表面に傷みが目立つようになって来ても、色褪せないスタイルを始め、未だにこの車を上回る「所有感」を満たす車には巡り合っていない。

ミニバン全盛のこの世の中、特に、国産車でこれ程の車は二度と現れないだろう。
もし、現れるとしたら、三代目アルシオーネが世に出てきた時かもしれない。

プロト1
プロト2