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レジェンダ」 収録曲
1.
スペイン舞曲(カラーチェ) Danza Spagnola(R.Calace)
2.

狂詩曲「スペイン」(シャブリエ) Espana, Rapsodie(E.Chabrier)

3.
シシリエンヌ (フォーレ) Sicilienne(G.Faure)
4.
ガヴォット (ゴセック) Gavotte(F.Gossec) 一部試聴できます
5.
岸辺に立ちて( ボッタキアリ) Sul Lido(V.Bottacchiari)
6.
カンツォネッタ(デュセック〜ムニエル編) Canzonetta(J.Dussek)
7-9.
トリオ ト短調(ヴィヴァルディ) Trio in Sol minore(A.Vivaldi) 
Andante molto, Larghetto, Allegro
10.
ガヴォット(バッハ) Gavotte en Rondeau〜BWV1006(J.S.Bach)
11-12.
サラバンドとドゥーブル(バッハ) 〜BWV1002(J.S.Bach)
Sarabande , Double 一部試聴できます
13.
ブルレッタ(カウフマン) Burletta(A.Kaufmann)
14.
ミトカ ドラゴミルナ(カウフマン) Mitoka Dragomirna(A.Kaufmann)
15.
思い出(ドルドラ) Souvenir(F.Drdla)
16.
昔の歌(クライスラー) Alter Refrain(F.Kreisler)
17.
愛の喜び(パパレロ) Delizie D'amor(L.Paparello)
18.
伝説(カラーチェ) Leggenda(R.Calace)
注)試聴するためにはリアルプレイヤーが必要です。お持ちでない方は以下のサイトから、
ダウンロードできます。

http//www.jp.real.com/

〜ライナーノートより〜

マンドリン音楽の「奥行き」と「幅」を告げる秀演盤(濱田滋郎)

・・ギター同様、マンドリンもすでに幾世紀の歴史を持つ楽器であり、文献をひもとくなら珠玉と呼ぶに値するオリジナルの楽曲を、各時代に見出すことができる。かつまた、編曲の面にも柔軟な適応性を示す楽器であり、とくに古今のヴァイオリン曲は、近代以降のナポリ型マンドリンがヴァイオリンと調弦法を同じくすることから、そのままこの楽器で弾けて、ふさわしく響く例が多い。
あらゆる楽器と同じく、マンドリンもまた、弾く者によって通俗的にもなれば、高貴にもなる。浅い楽しみの器に終わりもすれば、深く忘れ難い感銘を聴きての胸にとどめる芸術の器ともなる。日本を代表するマンドリニストの一人遠藤隆己が、前記のようなオリジナルの名作、そしてふさわしく編まれたアレンジものを取りまぜて奏でたこのCDには、上に記した私の言葉を裏づけて、なお遥かに余りあるものがあろう。