表層雪崩のメカニズム



雪が降ると雪質や気温などの違いから、層となって堆積していきます。
この時、層と層のあいだに弱層と呼ばれる結合力の弱い層があると
その面から上の層は何らかの衝撃があったときに斜面を滑り落ちることになります。
この雪崩が、最も遭遇率の高い表層雪崩です。
この時の衝撃とは、自然に雪がくずれたり、滑走している人であったりします。

この説明でピンとこない人はとっても分かりやすい表層雪崩へ。


ほんの数cmの弱層が雪崩を引き起こすことがお分かりいただけたでしょうか。
ある斜面に、雪崩の危険性があるか無いかは、上から見ただけではまったく分かりません。
そこで、この弱層を発見するために雪の斜面を掘って、テストをします。


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