Diary
 
 

2004年7月11日(日)

投票に行った。
今回は、投票用紙に点字で比例区とか選挙区とか書かれてあった。
これだと書くのに安心して書ける。
どうしてもっと早くからこのようにしてくれなかったのだろう。
とは、言っても、私自身、見える人にはわかるように書かれてあるのだから、しかたないと言うか、それにならされてしまっていた。
けっこう、そんな感じで、その他の事でも、諦めてそれがいつの間にか当たり前の間隔に慣らされてしまっている事が多いのかもしれない。

しかし、点字でも記されているのが、差別無しの投票のあり方だろう。

昨夜から、ものすごい暑さから解放された。
クーラー無しでも暑くは感じなかった。

暑すぎると気力もかなり減退してしまう。
加齢とともに、自覚する度合いが増して来た。
これに打ち勝つ方法は何かないものだろうか。

 
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2004年7月9日(金)

憧れていたピアノ、やり出したらやはり熱中してしまう。
元々器楽の好きな私は、何もかも忘れてそれに集中してしまう。
出来なければ出来るまでと少しずつ指が動いて行くのがなんとも言えない。
そして何小節か弾けるようになった時の何とも言えない嬉しさ。
この幸福感はもう最高である。

もっと早くから習っておけば良かったとも思うが、時期的に、今がちょうど良か
ったのかもしれない。
楽しめる何かがあると言うだけで、一日が充実して来る。

しかし、指というのは不思議なものだなと思う。
あんなに動かなくて、引きつりそうな間隔が、何回か練習して行くうちに、何とかその鍵盤に当たるようになるのだから、訓練によって、動くようになるのだなあと感じた。
子どもの頃からやっていれば、もっとスムーズニ行くのだろうけれど・・・。

しかし、人生、何歳から初めても、それはその年齢なりに、しないよりは訓練した方が、出来るようになるようである。
その年齢なりの楽しみ方があるものであるようだ。

それにしても、「禁じられた遊び」は、聖者の行進みたいには、簡単には行かない。
黒い鍵盤を弾かなくてはならないからである。
黒い鍵盤は細いので、なかなか命中しないのである。

これを左の小指で弾かなくてはならないので、尚更うまくいかないけれど、出来るようになるのを楽しみに、練習である。
この練習も又楽しいから、好きな事をやるというのは、やはり良い物だなあ。

 
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2004年7月2日(金)

ちょっと始めた事、記録にとっておこうと、小さなカセットテープレコーダーで録音した。
電気関係は全く疎い私。
まあ、どうでもいいから、記録だけを取っておけば良いだろうと、始めたのだが、これに3日間もかかってしまった。
聞いてみると、それはそれは、へんてこりんである。
それでも、とっても嬉しい。
少しずつ出来るようになって行ける事を期待して頑張ろう。
1年後も全く変わっていないかもしれないが、どうなるか楽しみである。
オードリーは、流石にわかるのか、そんな雑音なんて聞いてなんかいられないわと、遠くへ離れてダウンしている。

コーラス、「涙そうそう」、2番まで合わせた。
少しずつ様になって来る。
もうひと息で最後まで行ける。楽しみになって来た。
こちらでは、オードリーは気持ちよさそうに、ピアノの横でダウンしている。



 
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2004年6月30日(水)

指というものは、なかなか思うようには動いてくれないものらしい。
いつもの動きなら何も問題はないのだが、普段やらない事をやるとなると、どうも難しい。

人生半ばはとっくに過ぎたと言うのに、挑戦してみようと動き出したのである。

指を同じ力で押すとなると、力が平等に入らない。
やはり一番力が入らないのは小指らしい。
当たり前なのだが、これを同じように力を入れなくてはならないから、問題なのである。
今、それに格闘しているが、直ぐには出来ないだろうな。
何を始めたかは、その内に書く事にしよう。
しかし、自分にとって新しい事を始めると言うのは、夢があって楽しいものである。
これに、しばらく熱中しそうである。

借りていた、点字図書を返した。
すると、図書館から電話で、本の中に公報の点字用紙がはさまっていましたので、送り返しましょうかと・・・。
しおり代わりに、使っていたもので、挟んだまま気づかずに返したらしい。
読み終わった所で挟むのだが、その本は読み終えて、次の本へ移る時だったので、挟んだままにしてしまったようである。
これはいけない!
「あの、それ、これこれしかじかで・・・。どうも申し訳ありませんでした。」と恐縮して説明したら、それじゃ要らないのですね。こちらで処分しておきますと・・・。
ああ、ホッとした。

私の事はちょっと横において、それにしても、図書館の係の方は、きちんと点検されるのだなあと、感心してしまった。
そうだよね。みんなが読む本なんだものね。
どうも申し訳ありませんでした。

 
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2004年6月27日(日)

「冬のソナタ」の主題曲、初めて聞いた時は、何ともの悲しい曲だろうと思った。
もう少し明るくてもいいのになとも、思っていたが、何回か聞いて行く内に、せつない恋の純粋な思いが、しみじみと伝わってくる。

毎日の生活に追われて、この様な気持ちとは、縁遠くなっている。
切ない恋への思いは、若者の特権だと思わずに、しばらくは、音楽の曲の中で味わってみるのもいいのかもしれない。
最近、この曲ばかり聞いている。

 
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2004年6月26日(土)

先日、話に行った中学校で、PTAの方々が、視覚障害者の生活について、真剣に聞いて下さった。
やはり耳を傾けてくださるのは嬉しいものである。

控え室で役員の方と校長先生との会話を聞きながら、何と素晴らしい校長先生なのだろうと・・・。
PTAの方々も和気藹々と伸び伸びと話していらっしゃった。

やはり校長先生の人柄なのだろうなと・・・。
ここで学ぶ生徒さん方は、幸せだなと思った。
私の話を最後まで校長先生も聞いて下さったようで、「良い話をありがとうございました。」と・・・。

帰りもPTAの方が車で送って下さった。
その車の所まで見送って下さった校長先生!
あちこちに話に行くが、ここまでして下さる校長先生は希である。

ここの中学校は、問題も多い学校だと、噂では聞いていたけれど、この校長先生に代わってからは、とても安心して学習できる学校に変わっていったと言う。
やはりそうだろうなと思った。

その時に頂いた花束、玄関で、優しく心を和ませてくれている。

とても良い方々と出会って、こちらもとても幸せ。
本当にありがとうございました。


 
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2004年6月22日(火)

初めての所へ行くのは、やはり緊張してしまう。
最寄りの駅は無人駅になってしまったので、乗車券を買う時にとても困る。
行き先までの費用がわからないからである。
いつもは誰かが券売機で乗車券を買っているのだが、今日に限って、誰もいなかった。
仕方がないので、適当に買って付いてから精算するしかない。
ところが付いた駅も初めてだと、精算する場所がわからない。
改札口は、オードリーが探してくれるのでいいのだが・・・。

そこで、明石駅で一度降りてから、又目的地まで買う事にして、出かけて行った。

駅に電話して費用を聞いてから買えばいいのだが、阪急線に乗り換える時の乗車券の買い方がどのボタンを押せば良いのかがわからない。
こんど、見える人に聞いて、阪急と阪神への乗り換えの時のボタンに勝手に点字シールを貼ってこようかなとも思うが、これはやはり器物破損?になるのかなあ???
しかし、視覚障害者は助かるし他の人には全く邪魔にはならないのだけれどもなあ。

そんな事を考えながら、乗り換えて阪急西宮北口まで行った。
阪急電車の中で隣の女性が声をかけて来た。
「盲導犬ですか?目が不自由って全然わからないですね」。
よく話される方である。
どうやら私と同じ世代のようである。
「私がもし見えなかったら、なーんにもしないで家の中で暗い気持ちで沈んで暮らしているだろうとおもう」と・・・。
見える世界が普通の方には、やはりそう感じられるのだろうなと思いつつ、なんだか、そんなに大変な事でもないですよと言いたいが、まずは信じてはもらえないだろうな。

そんなこんなで、世間話をしている内に、阪急西宮北口に着いてしまった。
その女性、宝塚行きへ乗り換えの為にここで降りると言う。
ついでに改札口まで送ってくださった。
なんとありがたい事!、初めての駅だったので、助かった!!

改札口を出たら、知人が既に私の来るのを待っていてくれた。
これで安心!!
そして、楽しみにしていた事が実行できて、これからが楽しみである。

これで、一人でも、次からは、行けそうである。
勿論、オードリーがいないと無理なのだけれども、オードリーとは二人三脚だものね。宜しくね。


 
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2004年6月21日(月)

「冬のソナタ」、読み終わった。
久しぶりに、先が楽しみで夜中の遅くまで読みふけってしまった。

10年も深く想いつづけられる人がいるなんて・・・。
しかし、周りの人も悲しい思いをさせてしまっている。
なんだか、残酷なようにも思えてならない。
これが青春なのかもしれない。

学生時代、サークルの中で、よく三角関係やら、五角関係とやらで、サークルを止めてしまう人が何人かいた。
つまり恋愛の縺れからいたたまれなくなって止めて行くのである。

その点、私は、最初から諦めていたので、そこにいるだけで幸せだったけれど・・・。
胸に秘めているだけで良かったのである。
青春時代が懐かしく想い出された。
あの頃の仲間は、今頃どうしているのだろうか?

台風が6月に来るなんて珍しい。
台風の目が通って行った。
通り過ぎると少しホッとする。
これから台風がこちらへ向かってくるかも知れないと言う時が一番心配。
オードリーもずーっと不安げな一日を過ごしたようである。

 
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2004年6月18日(金)

コーラス、今まで、パート練習ばかりだった曲、今日初めて合わせた。
合わせるとこういう感じになるんだなあと、歌いながら嬉しくなる。
まだ、綺麗に、ハモっていないけれど・・・。

心が一つになれるので、何とも言えない気持ちになる。
やはりコーラスは良いな!!

昨年の2月まで、ピアノを伴奏して下さってた先生、7ヶ月の赤ちゃんを連れて遊びに来て下さった。
ちょっとこわごわ赤ちゃんを触らせてもらった。
なんと可愛い事!!
息子もこんな時があったんだわと、その当時を想い出してしまった。

伴奏して下さってた先生、音大の4回生の時から赤ちゃんが出来る時までずーっと、伴奏してくださった。
女子大生だった先生が、素敵なお母さんに・・・。
赤ちゃんと若いお母さん、なんとも優しく暖かく柔らかでこちらの気持ちまでほのぼのとしてしまう。

コーラスの練習日はいつも爽やかな1日となる。

 
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2004年6月17日(木)

久しぶりにネットでケーキを注文した。
それが今日送られて来た。
私の勘違いで、ある言葉を書いて注文したら、そのお店の方から、こちらがわかりにくい書き方をしてすみません、おまけのケーキを添えて送りますとメールが来た。
そしてそれが注文した品物と一緒に送られて来た。

ポイントが、5倍になるのに書かなくてはならないのかな?と思った私。
それは、オマケのケーキを3コプレゼントのクイズだったようである。
何か答えを書かなくてはならなかったのだろうと思うのだけれど、私にはよくわからなかった。
何と親切なお店の方だろう。
元々ここのケーキ、とっても私は気に入っている。
やはり美味しいケーキを心を込めて作っていらっしゃる様子が伝わって、私は申し訳ないやら、嬉しいやらで、なんだかとっても幸せな気持ちにさせられた。

以前から読みたいと思っていた「冬のソナタ」を読み始めた。
これは熱中しそうである。

点字を読むスピードは、20代後半からやり出したので、早くは読めない。
しかし、どうやらそれが、点字の打ち間違いを気づかせるのに都合が良いらしい。

又、近くのボランティアさんが、別の本の点訳を始めて下さった。
私は2番目に回ってくるのだが、間違いに気づいた時には、、知らせてと・・・。
めったにないけれど、たまーに出てくる。
ボランティアさんは、それをとても喜んで修正して、次の人に、届けていらっしゃる。
この点訳して下さったものを、10数人の人が楽しみにしている。
勿論私もその中の一人。
又楽しみが増えた。


 
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