清水の里−黒部

黒部川の扇状地が広がる黒部市。

ここでは豊富な湧き水が昔から生活の一部となっていました。

夏は冷たく、冬あたたかいという湧き水を上手に使ってきた生活の知恵を感じます。

そんな、様子が「清水(しょうず)の里」生地(いくち)地区で見ることができました。

(02.08.12)

環境問題最前線−黒部の流れ は別ページです。

案内看板
「清水の里」案内看板。(拡大)

黒部市生地地区

神田の清水
神田(しんでん)の清水(しょうず)         生花が生けてあったり生活の一部となっているのが分かります。 
弘法の清水−1
弘法の清水。

非常にきれいに使われている。

(清水の流れだし写真へ)
弘法の清水−2
弘法の清水。

上記の弘法の清水とは20mほどしか離れていません。

弘法の清水−2(内部より)
弘法の清水を内部より覗く。

コンクリートの筒状の部分から水が湧きだしている。スイカが結びつけられていて、まさに生活の一部。実際水が冷たく、この温度のスイカだったらおいしそう。

(拡大写真へ)

湧き水が湧いている地域というのはきれいな水が豊富で

住んでいる人々、そして文化も素晴らしいんだろうな、と漠然とイメージしていましたが、

この黒部市生地地区はまさにそんなイメージ通りでした。

湧き水というのは水質も素晴らしいし水温も年間を通して適温であり

そういう水を大切に使ってきた生活というのもこんな水のように透き通っているんでしょう。

また、黒部川本流にはそれほどの水の流れがありませんが、

こういった地下水を合わせれば膨大な水の流れがあるんだと思います。

ここのような素晴らしい湧き水があり、それを大切にするような文化がずーっと続いたらいいな、

と思いました。

(02年8月17日)

[環境問題最前線−黒部の流れ]

黒部湧き水関連リンク:

黒部市役所ホーム・・・・・黒部市の概要。清水の情報なども

桜井交通ホーム・・・・・黒部市の名所

線翔庵(黒部生地の湧水群)・・・・・・・・・湧水群の詳細情報