豆御飯のにぎりめし

あ、見える豆が少ない…

 

ぼくのミステリな日常」四月 桜嫌い
花見の肴
 ぼくたちは、桜上水公園の中にいた。丸太を無造作に切って作った野ざらしのテーブルがその公園にあって、それを囲んでざっと三〇人ほどの人間が夜桜の下で、豆御飯のにぎりめしや田楽、菜の花の辛子和えなんかを肴に酒を飲んでいる。

 

 ■ 材料


グリーンピース(莢つき)

昆布


みりん

 ■ 作り方

  1. 米を研ぎ、ざるにあげておく。

  2. グリーンピースを莢から出し、すぐに塩水(水1カップに対して塩小さじ1程度)につけて、15分ほどおく。

  3. 炊飯器に米と、通常の分量の水をセットし、豆を入れ、酒、みりん、塩を少々加える。昆布をのせて、普通に炊く。

  4. 炊き上がったら、しゃもじで底から返すようにざっと混ぜる。

  5. 手を水でぬらし、塩を手のひらに馴染ませて、御飯が熱いうちに、おにぎりにする。(写真は俵型)

 ■ ポイント

  • もち米を、米1合に対して大さじ1加えると、ご飯がもちもちとして握りやすくなります。

  • 生のグリーンピースが出回る春だけに味わえる風味でしょうか?

  • グリンピース御飯のおむすびは、若竹作品の常連、彦坂夏見嬢も、「サンタクロースのせいにしよう」で、春の味として挙げて、柊子の反感を買っています。

葉埼店