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エクニセイカツ
liqueur&cocktail
アレット・ソーダ ・アマレット45ml グラスに注ぎ、軽くステア。 |
*アマレット* ここしばらくは、アマレット・ソーダに凝っている。アマレットは杏から作ったやわらかいお酒で、杏仁豆腐に似た匂いがする。私はもともとこの風味に目がなくて、アイスクリームにかけて食べたら必ずどちらかを空にしてしまうのだけれど、これをソーダで割って、夜におもてでのむと実に実にこ惑的な味がすることを最近発見した。 ―いくつもの週末― |
ディサローノ・アマレット
杏の核が主原料のお酒。イタリア生まれ。アマレットリキュールの元祖。日本でも、比較的手に入りやすいです。てゆーか、他の会社のアマレットを見たことないんだが。 |
フローズン・ダイキリ ・ホワイトラム45ml 材料と氷をミキサーにかける。 |
*フローズン・ダイキリ* 夜遅くに一人でカウンターにすわっているなんて、と、涼子に言われたことがある。涼子によれば、それは物欲しげな行為にみえるのだそうだ。そう言われたとき――私たちは西銀座のカウンターバーにいた。夏で、何かの映画を見た帰りで、二人ともフローズン・ダイキリを飲んでいた――、私は笑った。そんなの考えすぎよ、ばかばかしい。 ―落下する夕方― |
ホワイトラム
さとうきびから作ったお酒で、樽熟成をせずに、ライトな味にしたもの。無色透明。いろんなメーカーがあります。 |
シシリアンキス ・アマレット15ml ミキシングラスで軽くステア。 |
*シシリアンキス* ママはシシリアンキスというカクテルをのんでいた。カクテルを作るのはパパの役目で、パパのつくるシシリアンキスは「倒れそうに甘くて病みつきになる味」だったそうだ。グラスの液体はとろりとした琥珀色で、「午後の戸外の飲み物として、あんなに幸福なものはない」らしい。氷が日ざしをうけてみずみずときらめくのだそうだ。 ―神様のボート― |
サザンカンフォート
糖蜜を蒸留した中性スピリッツをベースに、フルーツエキスとフレーバーを配合したニューオリンズ生まれのリキュール。 |
ジン・トニック ・ドライジン45ml タンブラーに氷を入れ、ドライジンを注ぐ。 |
*ジン・トニック* 死は、やすらかなものとしてここにある。いつでも。 ―神様のボート― |
ドライジン
ジンは穀物を主原料とした蒸留酒で、杜松の実(ジェニパーベリー)を使って作る。ドライジンはロンドンで作り始められたもので、コリアンダーやオレンジピールなどの香草や果皮を加え、辛口になっている。ジンもいろんな種類があるし、ドライジンだけでもいろんなメーカーのものがあります。 |
ミントジュレップ ・バーボンウィスキー45ml |
*ミントジュレップ* 笑子はミントジュレップを作ってそれぞれの前におき、それからバーボンの壜をテーブルのまんなかにどんっとおいて、 ―きらきらひかる― |
ホワイトミント
ミントリキュールの中で、無色透明のものをホワイトミントと言います。 |
*女王様のお酒* 女王様のお酒の話をしよう。 ―なつのひかり― |
パチャラン
アニス酒に、エンドリナというナバラ産の野生のこけももを浸漬して作るスペインのリキュール。 |
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グランマルニエトニック ・グランマルニエコルドンルージュ45ml 氷を入れたタンブラーに注ぎ、ステア。 |
*オレンジの匂いの炭酸酒* 「睦月のももらっていい」 ―きらきらひかる― |
グランマルニエコルドンルージュ
コニャックベースのオレンジリキュール |
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*アルコール分二%未満* *子供用シャンパン* 僕は、笑子が風呂に入っている間に朝食の仕度をした。はじめ、笑子の好きなホットケーキにしようかと思ったのだけれど、余計なことをして「患者あつかい」といわれるといけないので、チーズトーストとサラダにした。アルコール分二パーセント未満、という子供用のシャンパンを冷凍庫に入れていそいで冷やす。外国のホテルにはよくシャンパンつきの朝食メニューがあり、いつかそれをまねしてだしたら笑子にとても講評で、以来ときどき僕たちは朝食にシャンパンを飲む。 ―きらきらひかる― |
アルコール分二%未満子供用シャンパン
1957年(昭和32年)に施工された食品衛生法における清涼飲料水の定義は「酒精分一容量パーセント未満を含有する飲料」なので、実際に売っているお子様用シャンパンはアルコール分一%未満です。 |
ピムズ・ナンバーワン ・ピムズナンバーワン45ml タンブラーに氷を入れる。 |
*ピムズとジンジャーエール* うちに帰ると、何だかぐったりくたびれていた。窓をあけて風を入れ、ピムズをジンジャーエールで割って飲む。 ―きらきらひかる― |
ピムズ ロンドン生まれ。イギリスでは夏によく飲むカクテルらしい。 |
ブラックルシアン ・ウォッカ45ml ウォッカとカルーアをビルド。 |
*ウォッカとカルーア* 私はグラスに氷を入れ、ウォッカをどぼどぼっとついで、カルーアをまぜた。この、とろっと黒い液体は、まるで毒薬みたいで今の気分にぴったりだ。 ―きらきらひかる― |
カルーア
カルーアはコーヒーリキュールの中でも特に有名ですよね。アイスクリームにかけてもおいしい。 |
シルバーストリーク ・ドライジン30ml ジンとキュンメルをシェイク。 |
*ジンとキュンメル* 飲む?という声がして、目の前にグラスがぬっとつきだされた。いつのまにか長電話はおわっている。 ―きらきらひかる― |
キュンメル
キュンメルはドイツ語でキャラウェイ(ひめういきょう)のこと。キュンメル・リキュールはキャラウェイを主にアニスやクミン、レモンピールなどで香り付けをした無色透明の甘い薬草系リキュール。 |
ピーチフィズ ・ピーチリキュール40ml ソーダ以外を氷と共にシェイク。 |
*ピーチフィズ* 睦月はオイルサーディンの缶をあけながら笑って、慣れてるから、と言う。瑞穂はさんざん文句を言って、バタークラッカーにオイルサーディンをのせてばりばり食べ、ピーチフィズを三缶飲んで帰って行った。ドアを閉める瞬間まで、怒ったりばかばかしがったりしながら――。 ―きらきらひかる― |
![]() 出て来るのは缶入りのピーチフィズですが、作ってみました。 |
![]() 10℃前後に冷やしてストレート |
*ティオペペ* 食後に、銘々好きなのみもの(父と私はコーヒー、母はブランデー、そよちゃんと律は紅茶、しま子ちゃんはティオペペ)をのみながらひとことずつお祝いの言葉を述べ、ささやかな贈り物を渡す。 ―流しのしたの骨― |
ティオペペ
TIO PEPE |
*グラッパ* 私たちは、彫像を傍らに置いて二人でたっぷりのお昼ごはんを食べ、食後に順子さんはグラッパを二杯、私はチョコレートを一杯飲んで、それからソファーでアルバムを見た。 ―なつのひかり― |
グラッパ
ワイン醸造の際に生ずる、ぶどうの果皮、へた、種といった搾りかすを発酵させ、蒸留したイタリアのお酒。 |
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コアントローは、私が初めて、自分で飲むために自分で買ったリキュールです。未成年だった(笑)。苦かった。小さなびんが中々減らなかった。ナツカシイ。 |
*コアントロー* 「ショーコちゃん。ほら、君の好きなフリージアとシュークリームだよ」 ―きらきらひかる― |
コアントロー
ホワイトキュラソー(オレンジの果皮のエキスが入ったリキュールで無色のもの)の女王らしい。 |
*ウォッカ*
おでんはたしかにおいしかった。 ―号泣する準備はできていた 「手」― |
ウォッカ
穀物を主原料とし、アルコール分85〜96度の高濃度スピリッツにした上で水で割り、活性炭で濾過したお酒。原料の違いや、スパイスが入ってリキュールタイプになったものなど、色々な種類がある。 |
*広尾店*
*黒猫軒MENU*