レギュレーター パンク (人災)
初秋 早朝の箱根を回り ゆっくり三島に降りてゆく途中に 異常に気がついた
箱根を走っているときには気がつかなかったが ヨシムラ油温計の電圧計が 
11.OVを示していた エンジンは泊まる気配は無いのでそのまま走行を続け
回転を上げて見るが 11.OVは動かない 7000回転回してみたが 一瞬12.0Vを示すが
絶対におかしい!!  
エンジンを止めて キーをONにしたところ チャージランプが点灯しない
ランプ切れの期待をこめて インジケーターを叩くが 点灯しない
セルは回りエンジンは始動したので ライトを点灯してエンジン回転を変化させて
照度の変化を確認しようとしたが 変化なし・・・
カウルの内側に顔を突っ込み インジケーターランプとメーターランブの明るさが
ほんのり変化するのを期待したが 変化なし・・・
手袋を外して レギュレーターを触ったら 冷たい!!! 死んでる!!!
完全に充電の機能は消失してしまった

某氏に迷惑をかけて 帰還した
友にレギュレーターを運んでもらい 交換風景
 
不良レギュレーターの端子間をテスターで当たり
交換品の端子と比べてみたが 値に違いはなし
とりあえず レギュレーターを装着しようとしたら
SSはレギュレーターの固定ボルト右側に
ガソリンタンクからのチューブの弛み防止の
金具を友締めするのだが その金具が腐食している
のに 気がついた
レギュレーター本体側にも 傷跡が・・・
電食している

人災だったのだ!!
正常装着構成

レギュレーターの固定ボルトは ゴムに覆われた
緩み防止ナットが相手の為にアースが取れていない
装着の順番を間違えた為にハーネスアースが
ホルダー金具を通してしか 通電できなくなり
通電により電食が進み 抵抗が大きくなって
最終的には通電できなくなってしまった 
交換後 チャージランプも点灯している
今回破損させてしまった レギュレーターは
6000回転で16.0Vを発生していたが
交換レギュレーターは 3000回転で14.4Vを
発生し 回転を上げても14.4Vは変化しない
レギュレーターの異常に気がついて
国産の流用を何回か試してみている最中に
自分のミスにより 壊してしまった始末である
  

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