クラッチユニット オイルポンプの点検
クラッチユニットを点検する
10000kmほどでエンジンが温まると クラッチが切れなくなり交換している
15000km クラッチ点検でクラッチドラムの当たりを少し削ってから
なんと 停止状態でニュートラルに入るようになった 画期的な改善である
欲を出してもっと丁寧に仕上げるのが 今回の作業の目論みです
フリクションプレートはまだ新品同様 面も出来ていない
まだ5000kmだし 少しは上手になっていないと困る


停止時ニュートラルに入りにくい現象の原因は クラッチレバーを握って
プレッシャープレートが緩んでも プレートから遠い位置のフリクションプレートと
プレーンプレイトがスライドせず 間隔が開かずに切れない状態になっていると
推測できます 
相変わらず 当たり面には異常は見られない

鉄 硬くて重たいです
問題のクラッチドラム
93で鉄からアルミに変わっている
10000kmで少し削ったので バリは無くなって
いるが プレートの当たった谷は深い
残念ながら 190Nm以上で締められた30mmの
ナットを緩める手段を持っていないので
板にペーパーヤスリを巻きつけて 削るが
傷が深いアルミのドラムは簡単には
平らになる訳が無い 
だがペーパーの番手を替えながら磨く
少しでもなだらかに
やっぱり やるしかないか!?

労力と効果が見合うのか?

8枚 37歯 4面 1184箇所 !

俺にはバローベがある ?

てなことで プレスで打ち抜かれた歯の
面取りを行いました
 


左が未加工のプレート
プレスで位置抜かれた切断面がわかるでしょうか

右が面取りを行なったプレート
光っている線が 加工の跡 バローベのやすりは滑ろうとはせず 切れる感じだ

これでプレートも俺の物になったのだが・・・・
残念ながら 革命的な改善は起きなかった 
滑るように ニュートラルに入るには ミッションの改善が必要なのでしょうか?

その後
革命的な改善にたどり着いた クラッチを切り停車している状態でも
簡単にニュートラルに入るのだ
熱を持ち油温100°近辺になると 入りにくい場合が発生するが
通常のレベルでは スコと入るようになった

十分なクラッチの切り値と 自由に動けるプレートの環境があれば
クラッチは切れる当たり前の結論にたどり着いた

  
高さの差は0.3しかなかった

クラッチスプリングに大して 見方を変える
論理があり 時期をみて投入しようと思って
います  お楽しみに
全く問題のないオイルポンブ
十分に余裕を持っていて 壊れた話は聞いて
いない

でも ちょっと見てみましょうか
ギアの遊びが0.1mm以下
ハウジングとギアの隙間が0.1mm以下
ギアとカバーの隙間が0.07mm以下となっています
ジャバジャバ オイルが回っているからで
しょうか 磨耗は見られませんでした

これからも がんばってね

もどる  << 注意 >>  此処に書かれている事は保証をするものでは有りませんので、 作業をする場合は個人の責任で行って下さい。  また、安全には十分に気を付けて下さいね。