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左を下にしてケースを開けました。
中身はこれだけです。
900はとてつもなく大きなオイルパンを持っています。
オイルパンの中のアーチ部分にストレイナーからオイル
が吸い出されます。
エアーの混入を嫌い、オイルパンの一番底からしかオイ
ルが入れないようになっています。
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普段見慣れていない角度なので、何が何処に着いていた
のか戸惑ってしまいます。
右サイドカバーを乗せてみました。
クランクシャフトが刺さりクラッチの軸で位置を決めら
れます。
オイルレベルゲージの位置から解るように、MAXで
オイルパン 満タンのオイル量を要求しています。
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スモールケースのスイングアームピポット部分は、
クランクケース内部と繋がっています。
ニードルベアリングのオイルが供給されていてシャフト
を外すとオイルが流れ出てくるのですが、900は独立した
部屋になっていてグリースが充てんされています。
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右ケース裏
オイルパン部分のガスケットには、大きな穴が3つ
開いているだけです。
オイルの急激な偏りを防ぐ為と思われますが、最近の
液体ガスケットで組み立てられているエンジンは
どうやってオイルの偏りを防いでいるのでしょうか?
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ピストン強制油冷ノズル部分です。
斜め上に向かって、穴が開いているだけですが、ヘッド
に向かうオイルラインの途中にあります。
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オイルラインのリリーフバルブです。
油圧が上がるとスプリングで抑えられているピストンが
押し戻されて、ピストンの穴からオイルがオイルパンに
放出されます。
スプリングのプリロードを上げれば、油圧を上げる
ことが出来そうです。
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左クランクケースから、こんな形でオイルラインを
塞いでいます。
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ケース内を貫通している、タイミンクプーリーシャフト
です。
左クランクケースには、深溝玉軸受が使われていて
シャフトのフランジ部分とタイミングギアで挟まれて
スラスト方向の位置が決められています。
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プーリー側 右キランクケースには、円筒ころ軸受が
使われいて、ベルトのテンションに対する
ラジアル荷重だけを受け持っています。
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オイルフィルター部のリードバルブです。
ここにも書いてあるので読んでみてください。
久しぶりにリードバルを手にして、思いました。
こんな板で穴を押さえているだけです。
オイルクーラーの内部抵抗と比較して弱すぎる感じが
しています。
オイルクーラーの内部抵抗により、リードバルブが
開いて、オイルクーラーに一部のオイルが回るだけで
ここからリークしている可能性が考えられます。
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