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1952年10月13日、名古屋に生まれる。難読症のハンディーを負いながら子供時代を過ごす。10歳で油絵をはじめ15歳で洋画家・白浜禎吉氏に師事。20歳で画家を目指して上京。25歳で日本テレビ主催の日仏現代美術展クリティック賞受賞。現代美術の世界で奮闘。30代で生活のためイラストレーターの世界に入る。映画のポスター、テレビCM、新聞広告、本の装幀画などを描く。40代で、かねてより興味のあった絵本の世界へ。50代で将棋をおぼえる。ただいま三段。現在は、東京都府中市に在住。日本児童出版美術家連盟会員。
これからの希望は・・・絵本を中心に楽しくやっていける仕事をふやしたいです。できるだけ自作を増やし、心があたたかくなるような作品をたくさん作りたいです。できれば難読症の子供達のお手本になれればと思っています。
好きな絵本作家は・・・梶山俊夫、長新太、渡辺有一、田島征三、宮本忠夫、おぼまこと・・・・など。
尊敬する人物は・・・石田三成、山岡鉄舟、二宮尊徳・・・など。
好きなことば・・・
『着眼大局』 大好きなことばです。将棋好きの人間にはしびれます。(将棋道場へ通っています。ただいま三段。)
『着手小局』 着眼大局につながることば。小さなことからこつこつと。(ここが大切です。)
『勝負』 将棋をさすときに持参する扇子のことば。(おかげさまで勝率がいいかも。)
『虚仮(こけ)の一念岩をも通す』 愚かな人間でも頑張ればなんでもできると言う意味。(愚かではない人には多少ご迷惑をおかけする場合があります。)
『努力』 努力するのは苦手ですが、とても大事にしていることばです。(実に泥臭いですが、これに勝てることばはありません。)
『まかぬ種は生えぬ』「絵描さんって無から有を生み出すんだよね。超すごい!」って でも、種をまかなかったら何も収穫できませんから。残念!(ギター侍風に。)
『お茶の子さいさい』 いただいた仕事は、お茶の子さいさい。(・・・いつもそんな気分です。)
『きしめん みそかつ みそに込み』 どえりゃあ うまそう。よだれが出るがや。名古屋生まれのたったひとつの自慢です。(名古屋人の命の叫びです。)
『とりあえず・・・・』 「とりあえずビール」と 言えば、心はリラックス。何かを始めるときは、「とりあえず やってみよう。」です。(「『とりあえず』なんていうビールは、ねえ!」と 言う頑固おやじ・・・恐れ入りました。)
『どうも。』 これほど便利な言葉はないです。「どうも」だけで、一日が終わればいいと思います。(うん。・・・・)
嫌いなことば・・・
『泣いて馬しょくを斬る』 諸葛孔明が泣いたそうです。・・・ところが孔明でもないのに、このことばを使う人間がいます。そんな気取ったやからは許せない。酒の席で自慢話に利用している人間などは、もってのほか。(部下の反応を見ながら・・「俺っだって泣くこともあるさ。うん。」って、もう〜。)泣くなら斬るな!斬るなら泣くな!泣いて斬るなら何もいうな!です。
『十年(百年)はやい』 一度は未熟者に対して言ってやりたいこばです。でも 聞きたくないです。(だれもが未熟者ですから・・言ったら負け。)
『馬鹿は死ななきゃ治らない』 浪曲の中では名台詞。でも悲しすぎます。(このことば・・・ほとんど犯罪ですよね。)
『あがり むらさき おあいそう 』 こんなことばを使うお客は最低。(自分も思わず口にしてしまう職人さんことば。)
『科学では割り切れないものがある。』 これほど横暴で詭弁で無責任な言葉はないです。(割り切れないのは人間のほうなのに・・・)
『誰もがアーティスト』 底辺を増やしたくて使うことば。(結局 お金もうけ。絵描きの場合は、版画を売ったりします。)
『意外と脂っこくないです。』 ラーメンのレポーターが必ず使うことば。(脂の温度が高ければ、あっさりしているのは、あたりまえです。ぬるいラーメンも食べてみて下さい。)
『冗談はさておきまして・・・・』 「冗談はさておきまして・・」と 言いながら長い長い話が続きます。(難読症の私にとって長い話は、拷問のようなものです。いったいどこが冗談だったのか・・・思い出せません。)