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え ん ぴ つ 日 記 2008
12/31 なんかで読んだお話ですが、人類が誕生してから現在までを1月
から12月までの1年に例えるとしたら、人が飢餓の状態(食べ物
のために生きている)のは、何月何日まででしょう。答えは、12月
31日の何時何分までかだそうです。僕らは、ほんの少しの特殊な
時間に生きているんですよね。なんか幻想を共有しているみたい、
と最近よく思います。いつか世界の価値観が、またコロリと変わる
ときがあるのかなあ。
こないだ、たまたまテレビをつけたら、佐藤初女さんがご出演さ
れていました。僕は動く初女さんを観るのは初めてだったけど、本
当にイメージ通りの方だったな。静かでゆっくりで。初女さんは、森
のイスキアというところで心が疲れた人などに、ただ丁寧に料理し
て一緒に食べます。じゃがいもの皮を剥くとき、「人間だって包丁で
刺されたら痛いから、じゃがいもも痛くないように剥きます。」とおっ
しゃいます。番組の最後では、「人間は、おいしいものを食べたとき
スーっと変わっていくんです。」とおっしゃったことが、僕の心に響き
ます。いっけん平凡な言葉だけどね。僕らは、12月30日に戻れる
わけでもないし、ロボットになれるわけでもありません。「生きる」とい
うことは、きっとどこまでいっても「食べる」ということで、ご飯を食べ
るときの「いただきます」は、あなたの尊い命をいただきます、とい
うことだと思います。やっぱり僕は、そういうのんこれからも大事に
していきたいなあ、と思います。そんな大晦日。
12/28 今年は僕にとって、お絵描き教室を始めさせてもらったことが、
大きな出来事のひとつでした。こんな僕にそんな機会を与えてく
れた参道教室のスタッフの方、ご参加の皆さん、応援してくれた人
心よりありがとう。来年も、ひとりでもご参加してくれる人がいたら
やりますよ。まだまだ試行錯誤ですが、一緒に絵の楽しさ伝え合
っていきましょう。
今年最後のお絵描き教室「かっこいいカレンダー作ろう!」
子供たち。かっこいかったぜ。
3時間くらい一緒に絵の具まみれになっていると、それぞれが
爆発する瞬間というか、無我夢中の瞬間があります。こんなこと言
ったら乱暴かもしれないけど、できた絵がきれいとかうまく描けた
ということより、あの魂が「ビク」っとなる瞬間を体験することだけ
で、実はもう僕のお絵描き教室はほとんど成功なんですよね。その
出来事ってすごいことだと思います。今日も、それぞれ爆発しまし
た。こちらは、3時間かけてそのエネルギーをもろに受けるので、
相当ヘロヘロになりますが、そういうものをたくさん観て、初めて
自分も魂が動くような表現ができるような気がします。そんな意味
で、毎回僕がもらうものの大きさに気付かされます。感謝ですね。
来年も、とびっきりかっこいくいこうぜ。2月は1日限りの特別教
室、計画中です。
12/26 黄色い落ち葉の絨毯の上、野球する子供たち。軒下で、オレ
ンジ色の灯りをともす干し柿たち。もうすぐ新しい年がマフラー
を巻いてやってきます。まだ紅白歌合戦の電話が鳴りません。
唄を唄ったり展覧会をしたりしていると、よくDMを書くので、あ
えて年賀状を書かなくなってもう何年でしょう。不精でいけませ
ん。それでも今年は年明けに展示があって、コタツ机に葉書き
を放り出して書いています。ステレオにはエディ・リーダー。
やっぱりこんな年末もいいですね。それでも、なかなかたくさんの
人に行き届かないと思います。ごめんなさい。もしDMご希望の
方は、ご一報いただけると助かります。
「WISHくん旅にでる」。3月は一宮のギャラリー・さかなさんに
泊めてもらうことになりました。一宮の皆さんにSAY HELLO。
12/23 箱絵本B 「僕にとって神様は」
いよいよ箱絵本も最後の作品です。子供のときの神様、中学
のときの神様、3つめは今の神様です。今、手元に作品がな
いのでうろ覚えですが、確かこんな詩を絵本にしました。
僕にとって神様は
僕にとって神様は 特別なものでなく
道を歩けば草むらの中にいて
僕にとって神様は ひとりの形でなく
空を見上げれば その青さの中に充満していて
音楽の中に宿り 絵画の中に沈み
水の中に泳ぎ 土の中に寝そべっている
僕にとって神様は まるで宇宙のように
僕の外にあるだけでなく
僕の中にもある
そう、きっと君の中にもね
12/22 箱絵本A 「GOD」
僕は中学生の頃、よくジョン・レノンを聴いていました。ビートル
ズが解散してから2枚くらいが好きで、特に「GOD」という曲が
好きでした。ビートルズ解散直後のジョンの唄は、無駄なものが
削ぎ落とされて、詞もメロディもとてもシンプルだった気がします。
「GOD IS A CONCEPT BY WHICH WE MEASURE
OUR PAIN」で始まるこの曲。神様も何も信じない。信じるのは、
自分自身とヨーコだけ。みたいな詞で、言葉だけ見るととても閉
ざされた内容ですが、なぜかこの曲を聴くと、「ふあ」っと開かれ
た印象を僕は受けます。鳥カゴを開けた鳥が、青空を前にして
いるように。もしその人が信じるものが「神様」とするならば、自
分の中に神様を見つけたのかもしれませんね。
そんなこんなで、詩・ジョン・レノン 絵・ドン・カ・ジョンでお贈り
する箱絵本「GOD」。よかったらご覧下さい。ジョンの顔がうまく
描けすぎて変です。
12/21 箱絵本@ 僕がはじめて「神様」 とお祈りした日
箱絵本3作品のうちのひとつです。僕は、生まれて初めて
「神様」にお祈りした日を覚えています。そのときのお話です。
僕の初恋の人は大橋直美さん。小学校3年生ぐらいのとき転
校してきました。アメリカのディズニーランドに行ったお話を聞い
たりして、田舎もんの僕にはお嬢様みたいでした。髪が長くて。
それから、追っかけっこしたりわざととっつかまえたりして、毎日
遊んでいました。ある夏の夜。空が怒り狂ったように、雷が鳴っ
ていました。僕は布団に顔をうずめて、なぜか「神様、大橋直美
さんと結婚させてください。」とお祈りしていました。あの雷の夜
のたまらなく不安な気持ちと、大橋さんへの気持ちがまぜこぜ
になって祈っていた夜。とにかくあれが、今覚えている初めて
神様を思った夜でした。そんなこと、箱絵本にしました。よかっ
たらご覧下さい。
それから、友達のめぐちゃんがやってるお店・ソボクロの企画
で、「サンキューカード」というのを作ってくれました。「ありがと
う」を伝えるときに添えるカードだそうで、友達の作家さん、MA
RUちゃん、丹下さっちゃんと僕の3種類です。今日出来上がっ
たそうで、よかったらソボクロにてどーぞ。
12/20 神様展。搬入してきました。今は、冬休みの宿題を終えた子供
のような気分です。「箱絵本」っていうのを作りました。箱は6面あ
るから、6ページの小さな物語を、くるくる箱を回しながら読みま
す。ひょっとしたら「世界初!箱絵本!」と、調子にのって作って
ます。僕の神様にまつわる3つのストーリー。どうぞ、お手に取っ
てご覧下さい。展示がお正月にかかるので、「おみくじダンス」も
持って行きました。大須の観音さんでひくのももちろんいいですが
ドン・カ・ジョン、オリジナル1点ものおみくじも、よかったらお試し
ください。大晦日は、夜2時まで営業されるそうです。大須のお正
月、賑わうみたい。他の作家さんの作品も楽しみですね。
12/17 あわてずにね。
いそいで買い物して、もうお金を払ったときには次のこと考え
ていて、気付けばお店の買い物カゴぶらさげたまま外に出て
ました。おっちょこちょいでいけません。気忙しい師走、急いで
いるときほどゆっくりね。
月の山さんの個展の仮タイトル「草原スープの作り方」。やっ
ぱりやめた。「フライパンにきいてください」にしよ。はるか遠い
未来のことなので、また変わるかもね。ゆっくりいきましょう。
12/15 こないだ唄わせてもらった、滋賀県のギャラリー月の山さん。
20日から23日まで4日間だけのクリスマス展だそうで、僕も
以前作った作品を少しだけ出展してます。お友達の丹下さっ
ちゃん、キョウコさんもご参加。月の山さんでは、来年個展もあ
って、いちおう5月30日〜6月7日までの予定となりました。
6月6日は、HAPPY BIRTHDAY LIVE。月の山の店主・
のんちゃんは、素敵な作家さんでもあって、料理もすごくおい
しい。だから、なんかおいしい匂いの似合う展示にできたらな
あ、と今思っています。仮タイトル「草原スープの作り方」にしよ
う。
12/14 ふう、寒い。お昼は暖かくても、やっぱり夜は冷えますね。流れ
星観測から帰ってきました。結構長い間観てたけど、ひとつだけ
観れました。真上くらいに滑り落ちた流れ星。どこかで同じ星を
観てた人がいるかな。双子座流星群は、昨日がピークだったそ
うで、昨晩この日記を書き終えて外へ出たら、雨でした。
今日もお絵描き教室、スーパーでした。大人の方も何人かご
参加してくれてうれしかったな。近々、作品たちも少しUPしましょ
う。さあ、今年も終わり。最後の教室は28日。「かっこいいカレ
ンダー作ろう!」です。かっこよく終わりましょう。
12/13 12月って、こんなに暖かだったっけ。地球温暖化って、こん
なに体感できるのかな。なんかの本で読んだけど、地球は、
みんながこの宇宙で乗っている「宇宙船」みたいに考えると、
もっと国益とか越えて、この宇宙船を大事に考えれるのかも
しれませんね。
こんな日は、子供のとき、縁側で「ぼー」っとひなたぼっこしてい
て、目をつむると、多分あれは「ほこり」と思うんだけど、糸のよ
うなゴミのようなものが暗闇の中に見えて、それを追いかける
んだけど、目を動かすとその物体も一緒に動いていく、そんな
様子を思い出します。
ミシェル・ペトルチアーニが、アンソニー・ジャクソンとスティー
ブ・ガットと共演したライブを聴きながら。
12/11 神戸に行くと、行きつけのお好み焼きのお店に寄ります。
最近、お好み焼き屋のおばあちゃんにご不幸があったそうで
「ドン・カ・ジョンさんも、お線香あげていってください。」というこ
とで、上がらせてもらって両手を合わせます。正座した僕の足
を見て、「ドン・カ・ジョンさんは、靴下も右と左違う色なんやな
あ。」と、お好み焼き屋のおばちゃんが言います。
お好み焼き屋には、子供たちも会いに来てくれます。昔、ある
保育所に唄いに行ったとき園児だった子たちで、お話すると
4月で中学生になるそうです。僕の時計と子供たちの時計では
進み方が違うんでしょうか。あのときのままの僕と、子供から
少年少女に変わりつつある彼ら。みんなが20歳くらいになって
またここでお酒なんか飲めたらいいね。お好み焼き屋が、時刻
表のなくなった駅みたい。そのときも、僕は右と左違う色の靴下
履いて、旅しているだろうか。
「せかいはそっと金色になる」と描いたDMを渡すと、ある子は
「詩人になれるね。」と僕に言います。
12/9 神戸に行くと、行きつけのジャズのお店に寄ります。今回も
古いジャズやブルースの映像・音源を山盛りもらってきます。
これで、この冬の栄養は大丈夫です。その中にあったオスカー・
ピーターソンのアルバム「tenderly」。見たことないアルバム。
聴いてみたら、これがまたいいんだなあ。古ぼけた録音もいい
し、聴こえるか分からないほどのレイ・ブラウンのベースもなん
かいいんだな。音が悪いのんって微妙で、音の悪さで聴かなく
なるアルバムもあれば、なんとも言えないそれが味になるとき
もあります。調べてみるとこのアルバム。1950年頃の作品で、
本当に初期の初期のアルバム。やっぱり生気に満ち溢れてい
ます。ピーターソンくらい著名になると、過去にどんなアルバム
があるかすぐ分かるようなものですが、実は録音がありすぎて
よく分からないんですよね。初期のカナダ時代で40枚くらいあ
る説もあるので、ひょっとしたら全部で100枚くらいあるのかも。
その中でいつも話題に上がるのは、ほんの少しのアルバムです。
この「tenderly」のように、埋もれた中からすごいのんがひょこ
っと出てきます。だからジャズの旅は辞められません。
12/8 ジョン・レノンの絵を描きました。今日は命日ですね。
僕が駅で神戸行きの切符を買っている頃、季節は設定温度を
ぐんと下げました。冬らしい寒い神戸の旅。司会のお仕事2DA
YSです。ステージでは、入れ代わり立ち代わりいろんな演者さん
がご出演されます。早く終わったり遅く終わったり。今回は特に
ゆったりスケジュールが組んであって、15分くらい間が空くのは
当たり前で、30分空くときもありました。次の演者さんの時間ま
で待っていればいいというものでなく、その間、司会者がつなぎ
ます。ドン・カ・ジョン、トークショウです。何も話なんて用意してま
せん。突然ポンっとステージに放り出されます。それでも街には
通りがかりの子供やお店の人、おばちゃん、酔っ払いのおっち
ゃん、お話したくなる人がたくさんいらっしゃるものです。そんな
人たちとお話します。以前は、そんな空き時間を、「勘弁してくだ
さい。」と思ってたけど、今では楽しいくらいです。何か物を作る
ことと同じで、無から有が生まれる瞬間ってのが、好きなのかも
しれません。
つたない司会でしたが、スタッフの方、お客さん、演者さん、どうも
ありがとう。また旅の途中でお会いしましょう。
12/3 朝崎郁恵さんのCDを聴きます。
奄美のシマ唄。なんかいいね。奄美の唄って、おおらかな唄が
多くて、どこか「祈り」みたい。アレンジもシンプルで、奄美なんだ
けど、どこの国でもないみたい。僕は、なぜかアーロン・ネヴィル
を思い起こしました。きっとこのコブシのせいでしょう。
うまく言えるか分からないけど、胸にキュンとくるんだけど、ちょっ
と「危うさ」を含んだ染み入り方なんだな。
僕は、小牧という田舎に育ちました。子供の頃、夜10時にな
ると、小牧山から「月の砂漠」という曲が流れてきました。僕にとっ
て夜10時は、子供が起きていてはいけない時間で、10時まで
起きてしまったという感じ。「月の砂漠」のオルガンの危うさ。深い
夜の気配。きゅうっと宇宙に吸い込まれるような気持ち。あのとき
の思いに似た感情を、このCDは思い起こさせてくれました。
12月は、朝崎さんとアーロン・ネヴィルを聴こ。
12/1 12枚あったカレンダーも、あと1枚となってぶら下がって
います。
「WISHくん旅に出る」。昨日モノコトさんに移動しました。
よかったらコーヒー待ってる間に、パラパラめくってやってく
ださい。新しいDMもできて、いろんなお店に置いてきまし
た。どこかで見つけたら、もらってやってください。暖かい
12月を。
11/26 いつもお世話になっているお店、サブリエ・ド・ヴェリエの
店主ごんちゃんは、お会いするといつも編物をしてらっしゃ
います。12月には、ニットの展覧会をされるそうです。それ
で、サイコロキャラメルをごんちゃんが毛糸で包んだものを
一般の人が買って、それをほどいた毛糸を使って作品を
作るという企画もあって、昨日僕も作ってみました。かわい
く包んである毛糸をほどくのは、とても気がひけましたが、
こんな機会がなければ毛糸をコラージュするなんてなかった
からね、すごく楽しかった。よかったら、ごんちゃんのニット
展のついでに観に来てやって下さい。
展示は、12月3日〜8日。覚王山アパートにて。
11/24 先日、僕の家族が物産展みたいなのに行ったそうです。
さんま寿司6本を含めいろいろ入った袋を、どこかに置い
といたらなくなってしまったそうで、盗られたみたいと帰って
きました。それで翌日、その袋が帰ってきました。持ってい
った人が間違いに気付き、お店に連絡してくれたそうで、
お店の人が届けてくれました。それで袋を見たら、6本ある
はずのさんま寿司が4本だったそうです。笑いました。届け
てくれた方からのお言葉はなかったのですが、言葉を添え
るとしたら、どんな文章が適当でしょう。もちろん袋を置いて
おいた人がいけないのですが。「さんま寿司を食べた後に
気付いてしまい2本ありません。どうもすみませんでした。」
どんな文章も面白くなってしまいます。
落語家の桂枝雀さんが活躍してた頃、よく「笑いは緊張と
緩和」とおっしゃってましたが、お詫びは「緊張」、食べるは
「緩和」なんですよね。面白いなあ。人間って愛らしいなあ。
11/23 お絵描き教室、帰ってきました。
僕の教室は、汚れ方がとてつもないので、終わるといつも
年末の大掃除のように雑巾がけします。なので今回は、
汚れやすいものは取り除き、部屋にはブルーシートを敷きつ
め、準備バッチリです。教室が始まると、ある子が外で描き
たい、ということでベランダで描き始めました。ひとりまたひ
とりとベランダに移動し、気付けばほとんどの子が外で描い
てました。結局汚れ対策してなかったベランダを、今日も
年末の大掃除のように雑巾がけして帰って来ました。
それでも子供たちの年賀状、かっこいかったなあ。あんな
年賀状もらったら、きっと宝物になるだろな。最初は、戸惑
っていた子供たちも、終わる頃には眼がキラキラ輝いていて、
ああいう純粋性みたいなものを見させてもらえるだけで、お
絵描き教室しててよかったなあ、と思います。「フライドグリ
ーントマト」という映画の中で、「子供には別の神様がいる」
みたいな台詞があったのを覚えていますが、そんなことかな。
次回は、12月14日。「かっこいい年賀状描こう 第2弾」です。
なんだったらクリスマスカードも描きましょう。
11/17 2009年1月の個展、「月面かるたとり」と題して、ドン・
カ・ジョンかるたを作ってみましょうか。それで昨日は、朝
からDM用の絵を描いて、撮影して、夕方までにはカメラ
屋さんにフィルムを持っていきました。ほっとひと息、帰りに
本屋さんがあったので、本物のかるたでも見てみよ、と立
ち寄りました。
「ああ、そっかあ。」 かるたって、文章の札と絵の札があ
るわけですが、ある文字から始まる文章と、絵の中にも
その文字がないといけないんですよね。僕の絵には描い
てませんでした。かるたになりません。その足でまたカメラ
屋さんに行って、現像をキャンセルしてもらいました。とほ。
そんなわけで、今日仕事が休みになったので、もう一度絵を
描いて、写真に撮って、カメラ屋さんに持って行きました。
帰ってから、ご依頼の絵ふたつ描きました。2日分の1日。
昨日という日を取り戻した日でした。そんなこんななDM、
どうぞ観てやって下さい。1月25日(日)は、久しぶりの「出
張WISHくん」です。あなたの初夢、もしくは新年のお願い事
をお聞かせください。お話しながら、絵や詩にしていきます。
詳しくは、予定ページにてどーぞ。
11/15 季節は、パレットに赤や黄色の絵の具を出しました。これから
腕の見せどころです。
MECCO CAFEさんの1周年記念イベント、唄ってきました。
僕が唄い出すと、空気が「しゅ」っと張りつめたようになり、共演
の谷向柚美さんが唄うと、「どろーん」と空気の質量が重くなった
ようになり、どんな絵も受け入れてくれる真っ白いキャンバスの
ような空間でした。またあの場所で唄えるといいな。
演奏会がひとつ終わると、たくさん描かなくちゃいけない絵が
家で待っていました。明日はどの絵から描こう。
旅に出たWISHくん。今はTHE VINEYARD CAFEさんに
滞在させてもらっています。12月はモノコトさんに行く予定で、
同じく12月モノコトさんで、神様展というのにもお誘いいただ
いていて、「お願い事」とか「祈り」みたいなものが、リンクしてい
るかもしれませんね。もちろん、神様展への新しい作品も作る
予定です。
それから、1月は個展があって、1月25日(日)のお絵描き
教室は、誠に勝手ながらお休みとさせていただきます。ペコ。
きっと個展会場で、ワークショップみたいのするでしょう。
11/8 マイリスペクト、大道あやさんの展覧会に行って来ました。
生誕100年記念だそうで、生きている間にこういう展示ができ
るってすごいですね。あやさんが絵を描き始めたのは、60歳の
ときで、相次ぐ花火工場爆発事故で、息子さんが重症に、旦那
さんが亡くなった後に、筆をとられます。絵を描き始めて2〜3
年くらいの間の絵は、やっぱりすごかったな。魂がのりうつって
ました。あれだけ、隅々まで魂込められると、観る側も真剣勝負
です。それでいて愛らしかったり、やっぱりパンク・ロッカーだ
ったり。そんな印象。
僕は、あやさんの絵本・かえるのモモルシリーズが好きなの
ですが、その原画がずらりと並んでてうれしかった。この絵本、
もう廃刊で手に入らないんですよね。ありそうな古本屋さんに
行くたび、いつも探しています。どなたか見つけたら教えてくだ
さいませ。
展覧会は16日まで、かわら美術館にて。1970年の「しかけ
花火」。この原画が観られるだけでも、すばらしい展示でした。
11/6 ストーブを引っ張り出してきました。雨上がりの夜と石油スト
ーブの匂い。
告知が遅れましたが、12日から砂時計展です。最近、覚王山
づいていますが、サブリエ・ド・ヴェリエという覚王山のお店です。
砂時計をテーマに、いろんな作家さんの作品が100点ほど集
まるそうです。楽しそう。そんなわけで今日の雨降り、作品作り
です。今3点ほどできました。よかったら遊びにいらしてください。
11/4 子供を背中に乗せたバッタが、「もう11月になりましたよ。」
と言って飛び去っていきました。香ばしい秋の始まりです。
参道ミュージアム無事終わりました。流れるままにしていた
ら、街アート部門では、「風がすわるイス」。ワークショップ部
門では、「アルファベットTシャツ完成させよう」。パフォーマン
ス部門では演奏。すごい密度のお祭りだったな。ドン・カ・ジョ
ンがあと5人いたらな。ときにものを作るというのは、荒野に
向かってピストルを撃っているように感じますが、なんだか
このイベントでは、本当にたくさんの人につながっている感じが
しました。お声かけてくれたり、応援してくれたり、心よりありが
とう。アルファベットTシャツ、たくさんのご参加、ありがとう。
のびのび描かれた絵をつけたTシャツ達、参道の空になびく
様子かっこいかったよ。あの展示は僕がイメージをお伝えし
て、実際飾っていただいたのは、イヒ・デ・ラージャオのスタッ
フの方です。いつもありがとう。ちなみに、アルファベットの「X」
は、みんな描けないようだったので、僕が「XOジャンソース」
で描きました。それから、「風がすわるイス」。前を通る人たち
のヒソヒソ話を、聴けたらよかったな。きっと風には聴こえただ
だろうね。風と話すことができた人もいたかもね。
演奏もたくさんの人が聴いてくれて、どうもありがとう。シャボン
玉吹いてくれたちびっ子たち、鳴り物してくれた子供たち(参道
ブラザーズと名付けました。)ありがとう。どこかでまた会おうね。
僕の電池、切れたみたいです。少し充電したいと思います。
でも気付けば、日曜日はお絵描き教室。覚王山です。まだまだ
旅は続きます。ゆっくり寝たらね。
ときにものを作るというのは、誰かとハートを共有することが
できた、と思わせてくれるものです。
10/27 ネヴィル・ブラザーズのライブ行ってきました。12年は長かっ
たよ。待ってたよ。1曲目「FIRE ON THE BAYOU」は
やめてください。かっこよすぎます。みんなおじいちゃんに
なったなあ。アートお兄ちゃんは足が悪いみたいで、杖と付き
添いの人がいないと歩けなくて、もうその登場だけで涙でした。
ありがとう、お兄ちゃん。やっぱり、全員で来日はもう最後か
なあ。ミーターズも、もう観れないのかなあ。最近気付いたん
ですが、名古屋ってこういうブルース系の音楽を聴く人が少
ないみたいで、あんな小さい箱でネヴィルが観れるなんて、
ちょっと信じられませんでした。すごいハードなツアーで、もう
ヘトヘトな感じだったけど、すばらしかったよ。今日のライブは
きっと生涯忘れないよ。アンコールでアーロンとアートお兄ちゃ
ん2人で、「アメイジンンググレイス」するんだけど、アーロンの
声がまったく出なくて、でも決してごまかさなくて、体をよじって
絞り出すアーロン。もう涙が止まりませんでした。なんか人生
感じました。声が出なくてもハートだよね。伝わったよ。ありが
とう。人生ハートだよね。普段ライブに行くときは、わりと静か
に観る方ですが、今日は気付けば、「アーロン!」「お兄ちゃー
ん!」と叫んでおりました。ああ明後日、東京行きたいなあ。
僕もニューオリンズに連れて帰ってください。
10/26 ワークショップ「アルファベットTシャツ完成させよう!」一日目、
終わりました。ちびっ子ピカソ達、すばらしかった。今日と来週
で、アルファベット26文字を完成できたらと思いましたが、もう
23枚できました。たくさんのご参加、どうもありがとう。
そんなわけで、アルファベットAからZまで終わったら、今度は、
ひらがなの「あ」〜「ん」でいってみたいと思います。来週、どう
ぞご参加ください。
余談ですが、WISHくんにご参加してくれた保育所の先生か
らメールがきて、「子供がドン・カ・ジョンごっこしてます。」と書
いてました。笑いました。なんでも、お父さん、お母さんからお
願い事を聞いて、ちびっ子が絵にしているそうです。いいね。
10/24 参道ミュージアムの作品「風がすわるイス」、搬入してきました。
飾っている先から、学校帰りの子供達が、「風がすわるイスだっ
てー。」と集まってきます。「今、風が座ってるの見える?」と僕が言
うと、ある子は少ししてから、「見えた。」と言います。
10/25〜11/3、覚王山・参道にあるキトウ治療院さんの前に
飾ってありますので、よかったらご覧下さい。
10/22 いつもお絵描き教室では、皆さんが描いた絵の中からそれぞれ
一枚選んでもらって、それにご連絡先を書いてもらって、一時いた
だいています。その絵の中に僕が詩を書いて後日お送りする、と
いうのをずっとしています。WISHくんみたいに全部お送りするの
で、手元には一枚も残らないのですが、あれをまとめれたら面白い
なあ、とふと思いました。WISHくんはお願い事から絵が生まれま
すが、皆さんの絵から詩を書くというのもなかなか楽しいです。
よかったら、一緒にコラボしましょう。
10/21 11月23日(日)と12月14日(日)のお絵描き教室は、いつも
通りたくさん絵を描きますが、季節がら「かっこいい年賀状、描
こう!」でいってみようと思います。多分、年賀状って何枚あって
もいいと思うから、じゃんじゃん描きましょう。僕の教室は優等生
な絵葉書にはなりません。「びやー」っと思いっきり描きましょう。
10/20 滋賀県、唄いに行ってきました。琵琶湖大橋なんて渡ったの
何年ぶりだろ。ギターと1日分の展覧会を、空色の車に積んで
走ります。朝なのに、西の空にはセロファンで切リ抜いたよう
な白い月がずっとありました。いろんなことが初めてだった
ギャラリー「月の山」さん。もちろん行くのも初めてだったし、
1日だけの展覧会も始めてでした。なんだか幻の展覧会みた
い。お庭での演奏会は、無数の虫の声、電車の音、犬の声、
夜の気配、全部が音楽でした。また5月に、ちゃんとした展示
と演奏会をする予定ですので、よかったらお楽しみに。
10/16 募集です。
もうすぐ、ワークショップ「アルファベットTシャツ完成させよ
う!」です。参道の方のお話によると、お祭りでのワークショ
ップは随分大変なので、手伝ってくれる方がいた方がいい
ですよ、とのこと。僕は、お祭りでのワークの経験がないの
ので、ちょっと想像がつかなかったんだけど。友達も少な
いし。
そんなわけで、お手伝いしてくれる方、募集です。
11月2日(日) 9:00〜17:00 (お祭りは10時から)
場所 覚王山の参道 条件 楽しいこと好きな人
少し汚れてもいい服装がいいかもしれませんね。
一緒に楽しんでくれる方、メールくださーい。
どうぞよろしくお願いします。
10/15 食べ過ぎの満月が、今にも落っこちそうな夕暮れでした。
今月25日から始まる「参道ミュージアム」。たくさんの作家
さんが、覚王山の参道をアートします。覚王山アパートでは
参加作家さんたちの商品が並ぶそうで、昨日僕もいち早く
預けてきました。昨年、参道ミュージアムに展示した「歌え、
台所」から、フライパン、なべ、まな板など4000円セール。
ちょっと前のTシャツ半額セール。などなどです。よかったら
観てやって下さい。バーゲンの秋です。他の作家さんの商品
も楽しみですね。他の作家さんは、バーゲンしてるわけでは
ありません。もう覚王山アパートに行けばやっているみたい。
10/12 今日もお絵描き教室、無事終わりました。教室に入ると、
窓の向こうに空がありました。あんまり気持ちよさそうで、
「外でやろ。」と思いました。イスも机もベランダに放り出し
て青空教室です。描いた作品は、洗濯物のようにぶらさげ
ていきます。まるで青空にかかった展覧会のようでした。
いつも3時のおやつのために、コンビニでなんか買っていく
のですが、今日は忘れてしまったので、みんなで参道のお菓
子屋さんまで散歩です。あまりに汚れた僕らに、お店のおじ
さんもしりごみしてた感じ。すみませんでした。それにしても、
今日もかっこいい作品いっぱいだったなあ。参道教室の方が
気に入られて、もうすぐ始まる「参道ミュージアム」というお祭
りの間、どこかに展示していただけるそうです。よかったら、
ちびっ子ピカソ達の作品、ご覧下さい。最近、見学に来られ
る方も多くなって、うれしいですね。じゃんじゃんご見学下さい。
もちろん大人の方も、お絵描き教室歓迎です。このままでは
子供達に完敗です。
10/10 秋の風が、「もうすぐ雨が降りますよ。」と言いに来てくれた
夕暮れ。キンモクセイの匂いを含んだ空気は、世界の隅々
に降りてきて、そこらじゅう静かに沈みます。
今晩のおかずはとんかつをいただいたので、「今日のWISH
くん」はこの1枚です。ぶたぶた、ばあい。
10/7 キンモクセイの香水をつけた秋が、窓から入って来ました。
参道ミュージアムの作品「風にすわるイス」を作っています。
途中でお客さんがくれば、相当汚れた格好で出ます。途中で
電話が鳴れば、相当汚れた手で出ます。
2年ほど前、「風にすわるイス」という同じタイトルの作品を
作りました。偶然にも、それをもらっていただいたギャラリーの
方から、「もうひとつ作ってください。」とご依頼をいただき、
勢いそのままに、その作品も作るのです。今回は、ペンギンを
入れて下さい、というご依頼で、僕の引き出しにペンギンはなく
て戸惑っていましたが、描いてみると結構いい感じに描けまし
た。「飛べ、ペンギン」です。気に入ってもらえるといいな。
10/1 長い雨が上がり、ドアを開けると10月がそこにいました。
怠け者のせいか、いつも絵を描くときは直前になるまで何も
せず、エネルギーをドバッと放出させるように描きます。中学
の頃の試験勉強もそんなんだったなあ。それでも、今月は
あまりに予定が入っていて、「今からやっていきなさい。」と、
10月が言いました。そんなわけで、参道ミュージアムの作品
「風がすわるイス」から少しずつ始めるのです。今夜も大好き
なオスカー・ピーターソン聴きながら。
覚王山の参道には、たくさんの人がやってきます。来るの
は人だけじゃなく、風もやってきます。参道沿いには、人が
休むお店がたくさんあります。だから、僕は風が休むイスを
作ろうと思います。
9/30 旅に出たWISHくん。喫茶・ぱんとまいむさんに移動しました。
よかったら、コーヒー一杯分の時間をご一緒にお過ごしくだ
さい。植木屋さんは、とても忙しい時期になりました。気付け
ば、ドン・カ・ジョンの10月も予定いっぱいです。大丈夫でしょ
うか、自分。
9/25 子供達への旅
武庫川ランプフェスティバル、行ってきました。「ステージに
上がってきていいよ。」と鳴り物を出すと、いつもこのイベント
では、知的障害の方がわあっと出てきてくれるのですが、
今年は子供達がいっぱいでした。誘った僕がびっくりするく
らいいっぱいでした。「武庫川オールスターズ」と急遽名付け
た子供たち、かっこよかったよ。
次の日、4つの保育所で「プチWISHくん展」をしてくれてい
るそうで、廻ってきました。授業してる中、こっそり観るイメー
ジで行ったのですが、すごい歓迎ぶりでびっくりでした。
最初に行った保育所では、お礼にみんなで唄ってくれた唄が
あんまり素敵で胸がいっぱいになりました。他にも踊ってくれ
たり、写真やお手紙をいただきました。宝物です。ふたつめに
行った所は、大分道に迷ったのですが、みんな大きな道まで
出てきて迎えてくれました。ここでも唄を唄ってくれたり、想像
で描いたドン・カ・ジョンの絵やお手紙をいただきました。宝物
です。帰ろうとしたら、お昼もご一緒させてもらいました。みんな
温かいなあ。午後から行ったふたつも、かわいく展示してあっ
て、お願い事を書いてくれた子供達にも出会えて、本当に行っ
てよかった。全身で迎えてくれた子供たち、最高だったよ。
未来はいつも子供のものだから、ずっとお願い事や夢を持ち
続けてほしいですね。そしてもしそれが叶ったとき、お便りし
てくれたらうれしいな、とお話してきました。お願い事によって
は、きっと何10年かかるものもあると思いますが、おじいちゃ
んになっても必ずお返事書くからね。それぞれのお願い事が
叶ったとき、本当の意味でこのWISHくん展が終わっていくの
かもしれません。どこまで広がっていくんだろう、WISHくん。
溢れんばかりの子供たち。またきっと会えるね。
ご協力いただいたたくさんの保育所、保育園関係者の皆様、
この場をお借りして、心よりどうもありがとう。
それから間近ですが、10月18日。滋賀県の「ギャラリー&
カフェ 月の山」さんで、素敵なお庭でのLIVEと一日だけの
展示をします。カンパ制です。関西方面の方、是非どーぞ。
詳しくは演奏会ページにて。
9/20 毎年、植木屋さんで行くお寺の隣りには小学校があって、
今日は運動会だったみたい。つくつくぼうしの鳴き声と子供
たちの歓声を聴きながら木につかまります。
最近、お米のことが話題ですが、昨日福井県の友達から、
新米が「どん」と送られてきました。なんでもWISHくんのお礼
だそうで。今まで食べてたお米はなんだったんだろう、という
くらいおいしかった。ありがとう。なんだか、「WISHくん外交」
しているみたいです。そういえば今年の夏は、「夏野菜外交」
もよくしたなあ。
9/19 この2日間。ご依頼の絵をじゃんじゃん描きました。来月大阪
で行われる「まいどおおきに関西弁展」の絵も、そのうちの1枚
です。昨年も参加させてもらったこの企画。いろんな絵描きさん
が、ひとつ関西弁を選んで絵にします。今年僕が選んだ関西弁
は、「おしょゆう」。そもそもこの言葉が、関西弁かどうかよく
分かりません。京都で学生時代を過ごした僕は、「今井食堂」
というところによく行きました。「ソースはこちら、醤油はこちら」
みたいによく書いてありますが、ここでは「おしょゆう」と書いて
壁に貼ってありました。ここにいるおばあちゃんも含めて、全て
が大好きな場所でした。ひょっとしたらあの言葉、おばあちゃん
の造語だったのかな。でも、やっぱり京都のアクセントで言って
みると「おしょうゆ」よりも、「おしょゆう」の方がしっくりくるんです
よね。なんだかいい。よろしかったら、大阪のギャラリーでご覧
下さいませ。おしょゆう。
9/18 いまだに、WISHくん届いたよ、というお知らせをいただくと、
とてもうれしいですが、先日「おかげでWISHくん、叶いました。」
というお知らせをいただきました。うれいしいね。きっと、みんな
お願い事を胸に抱いたそのときから、もうお願い事に近づいて
るんですね。僕も、いつもお願い事を胸に持っていたい。「次は
どんなお願い事にしよう。」って言われたりすると、どんどんドン・
カ・ジョンが神様になっていくような気がします。僕は何の力も
ないからねー。
9/11 季節は「香ばしい秋」を焼いています。ただいま少々釜の
温度を上げているみたい。もうすぐ焼きたての秋が出てきます。
WISHくんのカラーコピーを、ファイルにまとめてみました。
やっているうちに、623通のWISHくんが旅したら面白いなあ、
と思いました。喫茶店でコーヒーを待つ間、雑誌をパラパラめ
くるように、WISH君見てもらえたらいいなあと思いました。
そんなわけで、昨日サブリエ・ド・ヴェリエさんにお願いして置か
せてもらいました。これからWISHくん(ポスト)を置いてもらった
お店を中心に、「WISHくん旅に出る」っていうのをやってみようか。
とりあえず、1ヶ月くらい覚王山のサブリエ・ド・ヴェリエさんに
置いています。よかったら観にいってやってください。これから
の旅先は、またこのHPでご報告しますね。
それじゃあ、WISHくんの旅、行ってみようか。
9/6 最近、すごくお腹がへります。育ち盛りです。
神戸の6つの保育所の子供たちも参加してくれたWISHくん。
ある保育所では今、プチWISHくん展が開催されているそう。
うれしいですね。
9/4 新企画。やってみようか。「WISHくん 2008」に集まった
623通のハガキから、「今日の一枚」をご紹介してみようか。
写真で撮ったものだから、なかなか実物のようにはいき
ませんが、せっかくの作品達だから。日めくりカレンダーみ
たいにできたらいいな、とも思いますが、全部してたら2年
近くかかります。なので、気まぐれにその日選んだ一枚を
載せてみようかな。毎日はできません。どこまでできるん
だろ。ご参加してくれたあなたの作品が載る日もあるかも
ね。ここでは、お名前・それからお願い事の中にある個人が
特定できるようなものは、載せないでおこうと思います。
では1枚目。「今日のWISHくん」のページからどーぞ。
9/3 WISHくん届いたよ、っていうお知らせをもらうと、なんか
すごくうれしい。この感じは、僕にしか分からないかもしれ
ないけど。WISHくんという企画が、長い時間をかけて今
それぞれ完結しているようで。この企画自体が一方通行
のものでなく、僕と皆さんとの間をハガキが行ったり来たり
旅しているようなものだから、旅の終わりにたくさんの思い
出を持っているのに似ています。胸に切手をつけたたくさ
んのWISHくん。いつか僕も再会できたらいいなあ。
9/2 長い雨が上がり、たんぽぽの綿毛のようにWISHくんを
いっせいに飛ばせました。週間予報によると、月曜日、火曜
日と晴れ間がのぞくように書いてたので、日曜日の朝に郵
便局に預けてきました。でも火曜日の今朝、愛知は雨。お
天気が崩れるの早くなったみたい。大丈夫かなあ。月曜日
中にどれだけ届いたかな。絵が汚れてないか、ちょっと心配
です。もし不備がありましたら、ご連絡ください。
それでも、皆さんのポストに、お手元に届いたとき、「ぽっ」
と温かいものとなったらいい。そしてできるなら、たんぽぽが
いつか黄色い花を咲かすように、皆さんのお願い事もきれい
に咲くといい。雨が上がるのを待っていて、遅くなってしまっ
たこと、ここにお詫び申し上げます。
黄色い帽子をかぶった小学生達の新学期。たくさんのWISH
くんの種を飛ばした新学期。のびろのびろ。
8/30 ここのところの集中豪雨で、他府県の方からご心配のご
連絡をいただいたりですが、所が少し違うだけで全然大丈
夫なもので、ゴーヤの煮物などしてのんびり過ごしています。
ご心配ありがとう。水しぶきを上げて走る車の音を聞きな
がら、ひたすらWISHくん作業しています。濡れた髪をタオ
ルで拭きながら、もうすぐ9月がやってきます。
8/27 普段は全然思い出せないのに、季節の変わり目に吹く
風は、どこか心の隅にあったなんでもない昔の情景を
ふっと持ってきてくれます。季節の変わり目って、いいね。
切手も貼り終えて、もうほとんど準備の整ったWISHくん。
どうもお天気がぐずついていて、ポストに入れるのをため
らいます。天気予報が雨でも曇りだった日は、今日出せ
ばよかったなあとも思うし、愛知県が曇りでも他府県で大雨
かもなあとも思います。もうすぐ全国的に晴れてくると思う
ので、そうしたらタンポポの綿毛のように全国に飛ばしま
すね。一部封筒で郵送する方は、もう少し早く出せるかな。
永らくお待たせして、申し訳ありません。もうすぐ、ポストの
中でお会いしましょう。
8/25 お絵描き教室「君にしか描けない絵がある」、第一回目。
無事終了しました。ご参加くださった皆さん、ありがとう。
僕は、自分の絵を教えるみたいなことはしたくなくて、その人
にしか描けないものを一緒に引き出せたらなあ、と思いまし
た。いろんなやり方でやっていくと、何かのきっかけで自分の
世界の入り口が開けたようになって、あとはその人にしか
描けない絵がどんどん出てきました。葉書きに描いていった
絵は、ちぎっては投げ、結構すごい量になりました。かっこ
いかった。ときどき保育所に唄いに行くとき、子供の集中力
を30分もたすのは、結構大変なことだなあと思うのですが、
参加してくれた子供さんは、3時間描いてもノリノリでした。
またあんなかっこいい絵、たくさん見たいですね。帰りは、ド
ン・カ・ジョン家で採れた夏野菜袋詰め大会でした。
次回は、9月第2日曜日。少しずつやり方を代えてやって
いけたらと思います。ご興味のある方、よかったらご参加
くださいね。
8/21 「ピッチャー夏に代わりまして、秋。」という場内放送とともに
季節は秋をマウンドに送りました。いい風だったなあ。
WISHくんのいろいろ作業がなかなか進みません。何をする
にしても623枚って、やっぱり多いですね。カラーコピーしよう
とコンビニに行けば、使いすぎでコピー機が壊れてしまいました。
最近は夕立ちが多いので、できるだけ葉書きが濡れないよう、
晴れの日を選んでポストに入れたいと思っています。蝉の抜け
殻の僕はボーっとしてますが、気付けばもうすぐお絵かき教室。
どうぞお気軽にご参加くださいね。来月からも定期的に第2、4
日曜日、お絵かき教室することになりました。大人の方も大歓
迎です。一緒に描きましょう。
8/19 スルメ
WISHくん展では、人気投票みたいなのをしました。展示
をご覧になった方にしか分かりませんが、623枚の絵の中
から、輝く第1位になったのは、スルメの絵でした。そう、
あの青空にひらひら舞い踊るスルメたちです。ジーンとする
ような絵もたくさん描いたつもりですが、第1位スルメです。
「できれば1枚選んで下さい、無理なら複数でも」と書いたの
で、たくさんの人が複数の絵を選んでくれました。もし「1枚
だけ選んでください。」としてたら、また違った結果になった
かもしれませんね。なんといってもインパクトあったからね、
スルメ。そもそもお願い事から「30回噛んで飲み込む」と
いうインパクトの強さ。さすがです。それでも総票数343の
中、第1位は8票だけでした。ほとんどが1票とか2票で、
いかに皆さんがそれぞれ好きな絵があったのか分かります。
そのうち、スルメの絵もUPできたらいいですね。可能なら
日めくりカレンダーみたいに、1日1枚ずつUPできたら面白
いな。全部してたら2年くらいかかるけど。
この「30回噛んで飲み込む」というお願い事、少し思い入れ
があって、実は今年のお正月に書き初めしました。なぜか
そのとき浮かんだ言葉が、「ひとくちに30回噛む」というも
のでした。今でも机の横に貼ってあります。それで、このお
願い事がきたから、「同じ人っているんだなあ。」と思いまし
た。おめでとう、スルメ。噛めば噛むほど味が出る。
8/18 おかえり、WISHくん
WISHくん展、無事終了しました。遠いところからわざわざ
足を運んでくれた方、ご参加してくれた方、たまたま出会えた
方、本当に心よりのありがとう。
WISHくん展は、観てもらえたらもうそれ以上言葉で表す
ことはできないけれど、人のお願いや祈りみたいなものは、
誰の心にも通ずる見えない道みたいだなあ、と思いました。
涙を流して観てくれた方もたくさんいらっしゃって、実際僕も
1枚の作品を描き終えたとき、泣いていた絵がいくつかあり
ます。ユーモアのセンスも僕にとっては大事なもので、「ふふ」
って笑えるような作品もたくさん描きました。623のお願い事
に623の絵を描いたというより、623通りの表現ができたか
なと今は思います。3年前、ふと思いついた事がこんなに大き
くなったのも、僕ひとりではなにもできず、本当にたくさんの
人のご協力がありました。この場をお借りしてお礼申し上げ
ます。この展覧会はこれで終わったわけでなく、1枚1枚が
皆さんのポストに届いて完結します。企画自体、参加者の皆
さんとの共同作業みたいなところがありますが、これからも
ご感想を聞かせてくれたり、つながっていけたらいいなあと
思います。今から撮影したり切手を貼ったり、いろいろ作業が
残っていてもうしばらく時間がかかりますが、いつか葉書きが
それぞれのポストに戻ったとき、どうぞ温かく迎えてやってく
ださいね。
WISHくんと共に、全速力で走りぬけた僕の夏。なんだか
「すごい」を越えて「壮絶な」夏でした。今僕は、もう何もない
蝉の抜け殻のようです。でもきっと季節は、新しい僕を土に
埋めてくれるでしょう。いつかまた、力強い羽根を持てると
いい。
8/16 いよいよWISHくん展も明日で最終日です。やっぱり淋し
いですね。この展示が終われば、撮影をして切手を貼って
それぞれの家に旅立ちます。子供達を送り出す感じですね。
やっぱり気持ちを込めて描いたからね。明日一日。まだご
覧になってない方はどーぞ。ポストに届く1枚を観るのもか
わいい出来事ですが、623通りの表現を是非観てもらえた
らなと思います。18:30からの打ち上げも、どうぞお気軽に
いらしてくださいね。それじゃあ、明日。
8/12 WISHくん展、幕が上がりました。朝行って通し番号を
打ってみると、623通の葉書きでした。ふらりと来てくれ
た方も、初日に合わせて来てくれた方も、どうもありがとう。
WISHくんにご参加いただいた方が、ご自分の葉書きを
探しながら観られるのも、いい楽しみ方ですね。改めて、
展示し終えた623通の葉書きを観ると、胸がいっぱいに
なります。623の絵が並んでいるだけでなく、623のお願
い事が壁にかかっているんですよね。やっぱり重みが
違います。昨年もそうでしたが、観る人にこれほどダイレ
クトに伝わる展示もないように思います。皆さんゆっくり
染み入るように観てくれます。この展示が終われば、それ
ぞれの家に発送される葉書き達、全てが揃っている今、
是非ひとりでも多くの方に観てもらえたらな、と思います。
できれば時間を充分とってご来場くださいね。I WISH
8/11 搬入日。
始まりましたよ、WISHくん。ぎっしりです。一日3回来て
下さい。たっぷりです。完走してください。
今日という日は、1時間しかなかった?朝9時にギャラリー
に入り夜7時まで、たった1時間だけのような日でした。
何人かのお知り合いと、ひたすら600枚以上の葉書きを
貼っていると、日が沈みました。計算がうまくできない、
なんともドン・カ・ジョンらしい展示ですが、お願い事ぱんぱ
んに詰まったお部屋、どうぞお越しください。また明日行っ
て手直ししよ。僕はずっといる予定ですので、よかったら
会いに来てくださいね。
8/8 でけた。
WISHくん描きました。620枚くらい。早めにできてよか
った。ふう。早くできたのは、幸か不幸かあまりの猛暑
で植木屋さんもお休みだったので、その分制作活動で
きました。「ウルトラマンギガになりたい」からご家族の
健康を願うWISHくんまで、620通りのお願い事に620
通りの表現です。それでもWISHくんは特に、時間があ
るからできるというものでなく、そのときのインスピレーシ
ョンが一番ですね。だから自分を通してしかできないし、
自分ではどうしようもない感じもあります。マヨネーズを
搾り出しても、「もう何も出ませんよ。」というときが何度
かありましたが、そのたび絵の神様がひょいと何かをプ
レゼントしてくれたように思います。絵の神様、ありがとう。
いつも展覧会をひとつ終えると達成感で満たされますが
少しすると「こうすればよかった、ああすればもっとよか
った。」と思います。前回WISHくんを終えたときも、
「もっと丁寧にできたらよかったな。」と思うところがあっ
たので、今回は枚数は昨年より多いけど、はるかに丁寧
に描きました。620分の1のお願い事ではなく、その人
にとってはたったひとつのお願い事だからね。
まだまだ展示に必要なことたくさんしなければなりません
が、WISHくんにご参加いただいた方も、そうでない方
もひとりでも多く観てもらえたらいいなあ、と今は思い
ます。真夏のギャラリー矢田さんでお会いしましょう。
8/7 ここ何ヶ月、オスカー・ピーターソンから抜け出せなくなっ
てしまったドン・カ・ジョンは、神戸に行けば行きつけの
JAZZのお店で、ピーターソンをてんこ盛りもらってきます。
また朝から晩までピーターソンです。ピーターソンのピアノ
は、なんと言っても音が立っていて、どんなすごいフレーズ
も一音一音つぶれることなくキラびやかです。少し前の僕な
ら、少々間違えたり不器用な感じのほうが人間味があって
好きだったりするのですが、ピーターソンのように優等生な
演奏も、あそこまで極限を通り過ぎると、なにか雲の上の
景色を見せてもらっているようで、抜け出せなくなるんです。
今夜はどのアルバム聴こう。
覚王山で、お絵描き教室のお話をいただき、やってみよ
うと思います。とりあえず一度だけのお試し講座で、また定
期的になるかもしれません。8月24日、夏休みの思い出に
よかったらお申し込みくださいね。
8/3 ただいま。
神戸司会業の旅。帰ってきました。暑かったねえ。バテ
バテでしたが、やっぱり神戸はいいね。まるで自転車
に乗ってひょいとやってきたみたいに、みんなご近所さん
のように接してくれます。まるで昨日別れたみたいに、
久しぶりの友達と挨拶を交わします。
イベントがあるときはお日柄がよいのか、いつもルミナリ
エやら神戸祭りにかぶります。今回も年に一度の花火大
会、すごい人でした。取れるはずもないだろう宿は、「旅館
かどや」というところで取れました。朝は二日とも「喫茶・
エデン」でコーヒーを飲んで時間を一時停止します。
(ちなみにエデンは、古い喫茶店で床がなんとなく傾いて
いて、ペンなどを落とすとコロコロ転がっていきます。)
お好み焼きの「こじか」も、いつも通りおいしかったしね。
ほとんどが司会をしていた神戸での時間ですが、それ
以外ドン・カ・ジョンが行くところは、やっぱり時間が止ま
っているような場所ばかりでした。
今度はいつ行けるかな。
7/27 ここまでくると笑えます。
僕は雨男みたい。最近のライブ4つを振り返ってみると
全部雨です。真夏の太陽が照りつける今日も、僕がセッ
ティングし始めると、なんだか涼しい風が吹いてきて、
唄い始めると降り始めました。大雨。唄い終わると夏空
に戻ります。すごい確率の40分でした。びしょびしょにな
って聴いてくれたお客さん、ありがとう。「空が真っ二つに
切り裂かれるのを見た」という歌詞のときの雷も、かっこ
よかったよ。雨が欲しいイベントを企画されたい方、どう
ぞお呼び下さい。
庭の木の葉っぱの裏に、たくさんの蝉の幼虫があがって
きて、抜け出たばかりの蝉が羽根を広げるまでの様子が
とても幻想的だった夜です。
7/26 ジョニー・グリフィン、お亡くなりになったんだ。僕はほと
んど彼の事は知らないけれど、よくセロニアス・モンクの
バックをしてたから馴染みがありますね。「ミステリオーソ」
でも聴こ。
一日でも制作期間をと思って、神戸のギャラリー・VIE
さんから、今あるWISH君を送ってもらいました。そしたら
行き違いがあって思ったより少なかったので、ちょっとう
れしい誤算。多分、全部で580枚くらいになるように思い
ます。先が見えてきました。それでも、自分の中から580
枚の絵が出てくると思うと気が遠くなりますが、もっと多く
描くつもりだったから、今は少し落ち着いた感じです。
明日は覚王山祭り、きっと絵の具で汚れた手で唄いに
行くでしょう。暑いからできるだけエネルギーを発散しな
いよう、しょぼっと唄ってこようと思います。8月が熱風を
連れてやってきます。
7/25 もう、25日なんだ。早いなあ。
どれくらい描いたのか、神戸にどれくらいまだあるのか、
自分でもよく分かってませんが、とにかく目の前の一枚を
丁寧に描くのです。絵が出てこなくて苦しいときもよくあり
ますが、何十枚に一度かパチンと心がはじけます。そう
なったらもう何を描いても無敵になります。あれって絵の
神様かなあ。ニュートン・フォークナーのアルバムと葉書
きの山。この夏の僕の部屋です。
それにしても、明後日は唄いに行く日かあ。全然ギター
触ってないな。
7/19 植木屋さんで傷めたのか、絵の描きすぎで傷めたのか、
きっとどちらとも。右手首が腱鞘炎(けんしょうえん)になった
みたい。シップ貼りながら絵描きます。葉書きの山は減ら
ないけれど、体って磨り減っていくんだなあ。でもね、やっぱ
り絵を描くのはいいね。痛くたって楽しい。WISHくんはいい
ね。ずっとできる。まあ、手首が回らなくなるかもしれない
けど。まだ半分も見えてこないけど、じゃんじゃんやりましょう。
7/16 WISHくん展。どなたでもお気軽にご参加できる打ち上
げしましょう。WISHくん展最終日8/17(日)、18:30
より、喫茶ぱんとまいむさんにて、一品持ちより無料パー
ティーです。ポロンとミニライブも予定。もし観に来られて、
融通が利くようであれば是非ご参加くださいね。一品持ち
寄りは何でもいいです。作ってきてくれてもいいし、たこ焼
きや飲み物みたいなものでもなんでも。やるまえから打ち
上げの計画ですが、遠いところの人も来てくれたらうれしい
ですね。
7/15 はあ、今日も暑かった。
神戸の保育所のWISHくんが、まとめて「どん」と届きま
した。僕の意向で、子供たちのお願い事は無料でやるの
です。5つの保育所関係から集まったWISHくんと、今ま
でのを足すと約530枚でした。まだ神戸のギャラリーも
未回収だしなあ。昨年の倍くらいになるのかなあ。とても
ありがたいことですが、ちょっと腰が抜けました。大丈夫
でしょうか、自分。なにはともあれ今夜も、一枚ずつ丁寧
に描くのです。誰か僕をあと10人ください。
7/14 裏の畑の夏野菜たちが大合唱しています。採れたての
野菜ははちきれんばかりで、どんな絵の具を使っても描
けない色をしています。
昨日、名古屋のWISHくんを全て回収してきました。本当
にたくさんのご参加ありがとう。まだ神戸組が残っていて、
全部で何枚くらいになるか分かりませんが、昨年348枚を
10日ほどで描いてあまりに大変だったので、今回はもう
描き始めています。とはいえ、昨年はお正月休みに朝から
晩まで描けたけど、今年は仕事をしながら夜描いているの
で、実質的には早く進んでないんですよね。なかなか長い
目でプランを立てるのが苦手なもので、この調子だとどこ
まで描けるんだろ。
7/8 WISHくん。締め切りとなりました。たくさんたくさんの
お葉書き、本当にどうもありがとう。神戸のギャラリー・
VIEさんは、今度僕が神戸に行くのが8月2日になるので
そのときまで延長させてもらうことになりました。わざわざ
速達で七夕までに届けてくれた方もいらっしゃるので、
延長するのもどうかなと思いましたが、すみませんがそう
させていただきました。もし、何かのご都合でまだ出せて
ない方も送ってくださいませ。名古屋でもまだ回収できて
なくて、今度の日曜日くらいまでには行けると思いますの
で少し延長になってます。どうぞよろしく。
そんなわけで、まだ何枚あるかも分かりませんが、今こ
こにあるたくさんのWISHくんを机に置いたとき、しばらく
呆然としてしまいました。これはただの紙切れの集まりで
なく、ひとつひとつお願い事が詰まった人の思いの塊なん
だなあ。それを思うと、少ししりごみしてしまいましたが、
でも僕は知っています。ひとつひとつのお願い事が、僕に
何かを呼び起こしてくれることを。これから1ヶ月、ときに
はお願い事に挑戦したり、助けられたりしながらやってみ
よう。遠いところからメッセージを封筒に添えてご参加し
ていただいた方おひとりおひとりに、お返事も書きたいの
ですが、WISHくんの発送をもってそのお礼とさせていた
だきますね。失礼お許しください。展示中、お会いできる
ことがあれば、とてもうれしいです。最終日にどこかで
気軽にどなたでもご参加できる打ち上げができたらなあ
となんとなく思っています。また決まったらお知らせします
ね。じゃあ、WISHくん、やってみよう。
7/6 遅ればせながら、個展「聴こえないけど聴こえるよ」の作
品を少しUPしました。「今までの展覧会」のページから、
どうぞ観てやってください。
せっかちな夏が、「早く、早く。」とドアを叩きます。ここの
ところ暑いですね。朝、一時間くらい体を動かすと、もう全中
が汗です。まるでイニシエーションのように、体中の汗を流
すとなにか再生したようになります。科学的にどうか知らな
いけれど、きっと人間も太陽の光を浴びたら、そこから栄養
を吸収したり、皮膚呼吸したり、光合成に近いことをしている
ように思います。
7/3 まるで、「駆け込み乗車、お気を付けください。」と車掌さ
んが言っているように、締め切り間近のWISHくんハガキが
いろんなところから届きます。毎回思うのですが、皆さん
のお願い事だけで、もう展覧会ですね。素敵なお願い事
ばかりです。七夕までもう少し、どうぞご参加ください。
展覧会で絵をもらっていただいた方に、今日発送させて
もらいました。それぞれのご都合のいいお店にも置かせて
もらいましたので、お近くに寄られましたらもらってやってく
ださい。展覧会の絵たちも、このHPにUPできたらと思っ
ています。もう少しお待ちくださいね。
次の目的地へ向かう列車が、もうすぐ僕のホームへやっ
てきます。
6/30 個展「聴こえないけど聴こえるよ」終わりました。ご来場
いただきました皆様に、どうもありがとう。
絵を描くというのは、そのときでしかない一瞬一瞬を永遠
に閉じ込めてしまいたい、というわがままな衝動なのかもし
れません。きっとその永遠は、人にもらってもらったり、観る
人の心に残って初めて完結するのかもしれません。今回は
ほとんどが純粋に絵を額に入れての展示でしたが、本当に
たくさんの人にもらっていただいてうれしい。一生懸命描い
たからね。ストレートに絵と向き合ったからね。絵をもらって
いただくというのは、励みや支えになりますね。たくさんの人
の家で、これからもHAPPY BIRDがずっと鳴き続けると思
うとうれしい。とはいえ、これから梱包・発送作業です。もう
しばらくお待ちくださいね。そして、WISHくんへと続くのです。
あっという間の6月、雨の少なかった6月。カレンダーを1枚
めくります。
WISHくん、七夕締め切りですよー。
6/29 HAPPY BIRD TO YOUコンサート。終わりました。
何かが宿った夜でした。お客さんとそれを共有できた夜
でした。今は新しい扉を開けて、大きな可能性の前にひと
り立っている、そんな気分です。お足元の悪い中、ご来場
いただきまして、どうもありがとう。
6/26 ネヴィル・ブラザーズ来日のニュースを知ってから、なんと
なくニューオリンズ音楽が聴きたくなり、CD屋さんに行けば
ジョン・クレアリの新譜(ライブ盤)なんてあったので買うの
です。かっこいい。かなり泥臭いところやってました。「PEOP
LE SAY」、よかったなあ。ニューオリンズのファンクやブル
ースが好きな人にはいいですね。彼の話すアメリカ南部とイ
ギリスの訛りが混ざったMCも、なんだかかっこいい。最近の
お気に入りです。
6/25 昨晩は、チャボロ・シュミットのライブでした。音響などの
トラブルがあったものの、やっぱり別格。やっぱりすごか
った。ひたすら拝まさせていただきました。ライブの後、CD
お買い上げのお客さんにサイン会、ていうのしてましたが
あれって本当に好きな人ほど、発売されたらどこかで買う
よね。僕のライブのときは、もし僕のサインなんかで喜んで
もらえるんだったら、家からCD持ってきてもらっていいよー。
6/23 家に帰ってみると、雨の中郵便屋さんのカバンに入って
長旅をしてきた封筒がポストに入っていました。親愛なる
絵本作家・いまきみちさんの新作「ヒコリ はたけにいく」
でした。最近のみちさんは、刺繍を加えた作品作りをされ
ていて、今回も全編刺繍の絵でした。糸の一本一本が、
とても愛らしい。この絵本、みちさんそのものですね。みち
さんの家の隣には、畑があってそこに出かけていくみちさ
んそのものでした。なにか表現されたものを観るとき、その
人の生活や人生がふあっと伝わってくるような作品が、僕
は好きです。この本のように。どこかでご覧になったら、
本に挟んであるみちさんの言葉までご覧ください。とっても
いい文章です。
みちさんの絵本が届いた同じ日、神戸の絵描きさん・
つよしゆうこさんから、HPリニューアルのお知らせをいただ
きました。みんなつながっています。つよしさんのHP、リン
クしましたので、是非ご覧ください。またみんな一緒に会い
たいね。
6/22 今日は、「出張WISHくん」と「キャンドルナイト演奏」の日
でした。出張WISHくんは、半日時間がとってあったので
きっと暇を持て余して、大須の街を買い物したりおやつ食べ
たりするんだろうなあ、と思ってましたが、あっという間の半日
でした。ずっとお客さんが参加してくれて、それでいてゆっくり
おひとりずつお話しながら絵が描けて、いい時間だったな。
WISHくんという企画自体、人との共同作業みたいなところ
がありますが、お話しながら描くとその感じがもっと深まりま
すね。またあんなことできたらいいな。ご参加くださった皆さ
ん、どうもありがとう。お店の方も、ありがとう。忘れた絵の具
また取りに行きます。
息つく暇もなく、キャンドルナイトの会場に向かうのですが、
あいにくの雨でイベントが縮小されていて、少しかわいそう
な感じでしたが、スタッフの方皆さん暖かったです。ありがとう。
6/20 やっとデジカメ買いました。それで、少し展示の作品をUP
してみました。よかったらご覧ください。立体やカップも載せ
ましたが、実際はほとんどが絵画の展示です。どうぞ、80点
の新作観にきてくださいませ。明日は雨降りみたいで在廊予
定です。
6/19 ネヴィル・ブラザーズ来日ですか。待ってました。もう
あれから12年にもなるんだ。考えてみたら、みんなもう
おじいちゃんよなあ。名古屋の他はどこ回るんだろ。
アーロンの荷物持ちしたい。ツアーに合わせてドン・カ・
ジョンも、小さなライブハウスまわろうか。いや、時間が
一緒だから観れない。10月のことだけど、ソワソワしま
す。CD聴こ。
6/15 今日、Tシャツ10枚追加してきました。記念にどーぞ。
WISHくんもいよいよ締め切りが迫ってきました。長い
時間をかけて募集してきたので、なんだか忘れてしまい
そうですが、ご参加の方はどーぞ。あと、ライブももうすぐ。
ご予約の方は、ネットでもどーぞ。モノコトさんでは、Tシャ
ツ展始まっています。出張WISHくんももうすぐ。覚王山
でのTシャツ展ももうすぐ。もうすぐがいっぱいですが、
のんびりしています。
梅雨入り宣言って、なんで宣言したいんだろ。「雨の多い
季節」じゃダメなのかなあ。
6/9 目を閉じたら見える
展覧会搬入2日ぐらい前だったかな。頭が絵のことで
いっぱいだったとき、なぜだか新曲が空から降りてきまし
た。全然時間ないのに。「目を閉じたら見える」という曲。
物を作るモードに頭がなっていると、絵も曲も関係なく
同じように降りてきやすい。だから忙しくても、絵の具で
汚れた手でギター弾くのです。いまだにその曲は仕上
がっていませんが、ライブに間に合うといいですね。もし
仕上がってたら、聴いてやってください。
6/8 ラジオ出演無事終わりました。楽しかった。
1分間でPRしてください。というコーナーで、個展の宣伝
をしようとしたのですが、なぜか話は、ぱんとまいむのモー
ニングの話にそれ、考えてきたことはほとんど話せませ
んでした。とほ。生で2曲唄ったのですが、それも時間の
計算を間違え、2回ともCMで切れました。2曲目は、CM
が終わってもまだ唄っておりました。とほ。まあ、そんな
ことも含めて、リラックスして心地よい深夜でした。周りの
人も暖かったしね。ありがとう。遠くで聴いてくれてた人、
どうもありがとう。CMで切れた分、またライブでお聴かせ
できたらいいですね。
6/5 ぱんとまいむの窓から見える雨とコーヒーの匂い。
僕の展覧会が始まるとともに梅雨も始まりました。
このお店のモーニングは楽しい。今朝は、小倉トーストやお
そばがついてました。京都からわざわざ来てくれた友達に
名古屋ではいつもモーニングにおそばが出るんです、と言
っておきました。名古屋という外国へどーぞ。
6/3 展覧会、始まりました。
ふらっとお茶を飲みにこられたお客さんが、ふらっと絵を買
っていかれるときが何度かあって、なんだかうれしいですね。
純粋に絵を求められるのはうれしい。今回の展示、溢れんば
かりに飾りましたが、重たい印象が不思議にありません。
多分お料理もそうだけど、丁寧に思いを込めたものは、何も
話さなくてもストレートに伝わるものだと思います。僕の展示
も言葉を超えて、観る人にストレートに届くものとなったらいい。
今回は特に、観る人によってみんな好みの絵が違っていて、
その好みを聞かせてもらえるのが楽しい。もしいらしたら、
お気に入りのHAPPY BIRD、お聞かせください。
アバウトに在廊していますが、営業の日曜日と雨の日は、
とりあえずいてます。
ラジオ出演の詳細を載せておきました。電波が届く地域は
限られているみたいですが、ネットで映像が生放送されるそ
う。ラジオで映像とは不思議な感じですが、お時間のある方
どーぞ。
5/31 READY
個展「聴こえないけど聴こえるよ」、搬入行ってきました。
作品の量を間違えて、持って帰ってくるくらいでした。いつ
もちょうどいい量が分かりません。HAPPY BIRDいっぱ
いに詰まったお店。お気に入りを見つけにいらしてください。
全部新作79枚の絵を描きました。「僕の旅をしまっておく
箱」という作品を除いては、全てこの2週間の僕です。今回
は、「HAPPY BIRDを描く」というやりたいことがはっきり
していたので、次から次へ絵が流れ出て、体が追いつか
ない感じでした。いつもそうですが、今になって体の節々が
痛いです。明日は、ハワイでぼんやりしたい。(ハワイ行っ
たことないけど。)79枚の絵の他に、Tシャツ、トートバッグ
、カップ&ソーサー、おみくじだんす、揃えております。おみ
くじだんすも、一枚ずつ違う絵描いています。今、86枚。
まだまだ続きます。ああ、絵を描くのはいいね。まだ見ぬ
6月。翼をひろげます。
5/27 川畑文子が、調子っぱずれに唄う夜です。
今日は、いい絵がたくさん描けたなあ。絵の神様、ありが
とう。
いつもしている「くじ引きダンス」。今回は少し変えて、「お
みくじダンス」ってのをやってみようかな。まあ、おまけみ
たいなものだけど。みんな手描きの絵と占いみたいなもの
が描いたおみくじを入れます。やったことないので分かり
ませんが、面白いと思ったからやってみよか。と言うより
今から間に合うのかな。右手が10本欲しい。もしご来場
されて、それがあったらオマケに引いてやって下さい。
5/26 今日は植木屋さんでした。絵は描けませんでした。庭の
アジサイは、まるで空港の搭乗口で飛行機を待っている
ように、6月に合わせて花びらを青くしています。木に登っ
ていると、青虫が体全部を緑色にして葉っぱを食べていま
す。全力で、かっこいい。6月という飛行機が到着します。
僕も搭乗ゲートで、まだ見ぬ旅を不安だったり楽しみだった
りしています。
5/25 部屋が展覧会です。絵の具まみれです。夢中になりすぎ
たかな。HAPPY BIRDいっぱい。まだまだやりたいこと
いっぱい。まだまだ続きます。
5/21 僕はよく木片に絵を描きます。ホームセンターで買ってきた
木をカットしたりするのですが、そうするとどうしても人工的な
直線の木片になります。できたら自然の時間が流れたような
木片がいいので、今日は外に拾いに行きます。そうすると、
気付かない間に田んぼに水がひかれていて、あぜ道の横に
流れる小川がキラキラきれいだった。自転車のカゴに汚れた
木片を積んで、あぜ道を帰る昼下がりでした。
5/17 ゾウと鳥の絵を描きました。描き終わってふと別の部屋に
行くと、小学生の頃描いたゾウと鳥の絵がありました。
子供の僕と大人の僕が出会ったようでした。好きなものって、
その人の資質から出てくるのでしょうか。環境から生まれる
のでしょうか。きっと両方。「好き」というテーマを考えていくと
きっと面白いですね。じゃあ、明日も好きなこと絵にしよう。
5/15 昨日、やっと個展の準備にチェックインしました。
大丈夫かな、自分。後2週間で、どれだけやれるかやってみ
よう。HAPPY BIRDをたくさん描こう。
5/12 さびれた商店街にある、さびれたおもちゃ屋さんを見つけると
引力に吸い寄せられたように入ります。そこには、もう生産され
ていないだろう古いおもちゃが眠っていて、特に僕は音楽系の
ものを探します。LIVEで使います。昨日も一宮市の商店街で、
さびれたおもちゃ屋さんを見つけました。中に入ると、ウサギが
シンバルを叩く古いおもちゃがあって、ご主人に「どんなふうに
叩くか見せてもらっていいですか。」と訪ねたら、「いいよー。」と
色あせた箱から取り出してドライバーを持ってきたりして電池を
入れておられました。でも、15分、20分経ってもなかなか動き
ません。結局、「古くてダメみたい。」というお答えでした。
あのウサギ、何年あの店に眠ってるんだろう。そんなおもちゃ
達が、全国のさびれたおもちゃ屋さんにたくさん眠っていると思
うと、まだまだ旅は続きます。
5/9 雨の匂いと蚊取り線香の夕暮れ。
眼鏡をふんずけました。当たり前ですが、眼鏡をどこかに置い
ているときは、眼鏡をかけていません。よく探しまわります。
幸いそんなに破損せず、眼鏡屋さんで直してもらいました。
何年か前、アメリカのシアトルに行ったことを思い出しました。
ホームステイさせてもらった屋根裏部屋のベットで、頭がおかし
くなったのか、ひとりプロレスごっこしてました。眼鏡をグシャリ
としました。折れてしまった眼鏡をセロハンテープでぐるぐる貼
り付けて過ごしました。旅先ではしゃぐときは、気を付けましょ
う。
5/7 見えてきた。
会社勤めをしたことのない僕は、GWなどの国民的行事にあま
り関心がないのです。でも、もう個展まで1ヶ月なんだなあ。
重たい腰を上げなければね。6月は、個展のほかにイベントが
たくさんで、そちらから作品作りです。Tシャツ展ふたつに、エコ
バッグ展。思いがけず大作になりました。すごいボリューム感で
す。きっとお手軽なお値段になりません。ペコ。Tシャツ展ふた
つは、全く違うのん出します。エコバッグ展の作品は、「SHRIT
BAG GO SHOPPING」という作品で、シャツなのにバッグで
す。説明しにくいので、よかったら観に来てくださいませ。あと、
個展用のTシャツも作る予定だし、6月はTシャツ祭りです。まだ
遠いけど見えてきた。
布に描く用の絵の具をビンに入れているのですが、コーヒーを
飲みながら描いていると、茶色のビンを口にしてもうすぐで
「ゴクン」といくところでした。しながら作業は、気を付けましょう。
5/2 以前この日記にも書きましたが、朝昼晩とオスカー・ピータ
ーソンを聴いています。ライブの映像もよく観ています。それ
でいただた映像の中に、75年と77年のライブがあり、75年
の模様を観ようとしたら77年のライブでした。77年のDVD
がふたつ。お店に問い合わせたところ手違いということで、
75年のDVDを送ってもらいました。それで、届いたDVDを
早速デッキに入れて観てみたら、また77年の映像でした。
同じのん3本かあ。問い合わせたところ、「間違えましたぁ。」
と、75年のライブをもう一度送ってもらうことになりました。
75年のピーターソン、観ることできるのかなあ。
4/25 出張WISHくん。
昨年に続いて6月に、大須のモノコトさんで「Tシャツ展」に参
加します。それで期間中、なんかワークショップみたいなのの
ご相談をいただいてて、「出張WISHくん」というのをやってみ
ようと思います。その場でお願い事を聞いて、絵にしていこうと
思います。なんかお話しながら描けたらいいですね。そのハガ
キも8月のWISHくん展に展示した後、発送します。1枚500
円。日時は、6月22日(日) 1時〜6時です。よかったら遊び
に来てね。
4/23 追悼というわけでもありませんが、オスカー・ピーターソンの
映像や音源をたくさんもらってきて、ピーターソン三昧です。
バド・パウエルに影響されたようなビ・バップ調の曲を弾くピー
ターソンが、僕は好きです。ピアノの上を全力疾走していく
魔法の指。気付けば、僕が聴くミュージシャンは、表舞台に
出ないような人が多いですが、ピーターソンのように生きてい
るうちから花形スターは、映像や音源がたくさんあってうれし
い。昔のピーターソンのピアノも、晩年のピーターソンのピア
ノも、いつも品があって「正しい」。普段着の姿は分からない
けれど、その音楽はきっと彼の人柄そのものなんだろな。
もう一度生き返って、ご機嫌ピアノを弾いてください、ピーター
ソン。
DM2つできました。WISHくん第2弾と、個展「聴こえない
けど聴こえるよ」。WISHくんは、まあまあイメージ通りできた
けど、個展の方は見るなり、「あ、だめだ。」でした。色が飛ん
じゃいました。僕の写真の撮り方がよくなかったんだなあ。
丁寧にしたはずだったけど、いつもどこか欠けているドン・カ・
ジョンでした。
4/20 今年はたくさん菜の花食べたなあ。それというのも、家の
裏に菜の花を植えたので、毎日採ってきて食べるのです。
それでも、ここ2、3日は菜の花も随分硬くなってきました。
季節は、いつも知らないところで時計を進めています。
僕らは勝手に春夏秋冬を設けて、なんとなく今は春の中に
いるけれど、自然は1日単位でどんどん変わっていっている
んですね。
僕は気持ちが沈んだりすると、よく丁寧に料理します。そう
すると自分がリセットしたようになります。あれなんででしょ
う。自分も自然の一部になったような気になるんでしょうか。
きっと、昔の人は生きることと食べることが、もっと直結して
いたように思います。そうは言っても、丁寧に作った料理が
必ずしもおいしくできあがるとは限らず、おいしくなかったと
きはさらにヘコむのです。昨日のけんちん汁、まずかった。
4/18 雨の中で街路樹が幹を黒くして、それと対照的に葉っぱ達が
黄緑色に発光していて、たまらなくきれいだった。もし自分が
なにか色になれるなら、今の季節の黄緑色がいい。あんなふ
うに発光したい。
ボーっとしているのが取り柄のドン・カ・ジョンですが、重なる
ときは重なるもので、これからのいろいろです。
MY箸作りが楽しかったので、今度はトートバッグに描いてMY
バッグ作りたいなあと思っていたら、エコバッグ展のお誘いを
いただきました。5/20〜6/1。THE VINEYARD CAFE
にて。それから、東京の千駄木空間(6/10〜6/15)という
所と、名古屋に新しくできたお店・ソボクロ(6/18〜6/23)
にて、Tシャツ展です。あと、昨年も参加させてもらったモノコト
でも、6月にTシャツ展の予定です。ドン・カ・ジョンワークショッ
プもありそう。名古屋の6月は、Tシャツを買うのにいいかもし
れません。それから、6/7の深夜はラジオに出るみたいです。
犬山という街のラジオ局で、どの辺まで電波が届くのかな。行っ
て来ます。いろいろな6月。個展「聴こえないけど 聴こえるよ」
もあるから、今日は、Tシャツ作り始めました。リッキー・リー・
ジョーンズ聴きながら。雨の金曜日に。
4/14 何か間違っているのは分かるんだけど。
僕は展覧会のDMを作ると、いつも配るペースを間違えます。
すぐなくなってしまったり、展示が終わってもたくさん余ってたり。
WISHくんのDMを早めに作ったのですが、もう250枚くらいしか
ありません。8月までもたないだろな。早くに作りすぎたかなあ。
2000枚も作ったのにね。それで、第2段を作りました。せっかく
だから違うデザインで。版下作業も全部終わったところで、肝心
のポジフィルムがなくなりました。カメラ屋さんでは、ゴミ箱をひっ
くり返して探してもらいました。ひょこっと、車の座席の下に出て
きました。ちなみに、今回も「封筒」を「筒封」と書いて修正液で
直しました。意識しすぎてダメです。何か間違っているのは分か
るんだけど。
昨日は覚王山ステージ、ありがとう。僕が唄い始めたら、雨が
降リ始めました。でもたくさんのお客さんが残って聴いてくれまし
た。ステージが終わると子供がやってきて、キャラメルひとつくれ
ました。
4/11 明日から覚王山・春祭です。僕は今回お店は出しませんが、
日曜日に唄いに行きます。なに唄おかな。THE VINEYARD
CAFEさんの出店で行われるMY箸展にも参加します。
はしの家(箸箱・お箸付き)です。今回は、職人さんにコーティ
ングしてもらいました。お祭り価格になっていますので、よかっ
たらお求めください。晴れるといいね。
今日は風が強くて、近所の鯉のぼりがブルンブルンなびい
ていました。空に飛んでいったらかわいいなあ、と思ってました。
竹の子掘りました。神戸に住んでいたとき、隣りのおばちゃん
が窓をトントン叩いて、毎年窓から竹の子くれた事思い出しま
した。
4/9 そうそう、6月の個展のときの演奏会の日程が決まりました。
6月28日(土)。「HAPPY BIRD TO YOU コンサート」。
6月は僕の生まれた月でもあるしね。以前、神戸で誕生日に
LIVEしたことありました。そしたら、以外にも同じ誕生日の方
がいらしたり、6月生まれの人がたくさん集まってた夜でした。
今回は、6月生まれの人に手描きポストカードでもプレゼント
しようか。まだまだ先ですが、久しぶりのちゃんとした演奏会の
予定です。演奏会後、みんなでワイワイできたらいいですね。
どなたでも歓迎です。
4/8 もう一度ね。
そろそろ6月の個展のDMを作ろうと、作品を撮った現像を
取りに行くのですが、写真を観た瞬間、「あれ、だめだな。」
でした。こういう直感は、経験的に当たるのです。作品がだめ
なわけでなく、DMや写真との相性みたいなもの。だからまた
やり直すのです。ときに物を作るというのは、自分の中にある
イメージを追いかけて彷徨っているようです。一番近いはずの
自分の中だけど、遠くにあるときもあります。パレットに絵の具
を出す夜です。
4/5 うぐいす鳴きました。
一日鳴いてた。今年2度目かな。最近は、あまりうぐいす
の声も聴かなくなったなあ。なにはともあれあの声で、圧倒
的な春感です。
先日、知人の結婚式に行ったとき、UCCコーヒーの社長
さんのご祝辞なんてありました。その中で、ブラックコーヒー
を飲むと男の子が生まれやすい、とおっしゃってました。
ほんまかな。男の子が欲しいとか、結婚するからではありま
せんが、僕も最近ブラックです。牛乳があれば時々入れます。
甘いクッキーが少しあればいいですね。ケーキだったら文句
言いません。
ご結婚される方、ご参考までに。
4/3 「プレイボール」の掛け声と共に、4月が第1球を投げました。
真新しいユニホームのような春が気持ちいい。空気のせいか
風のせいか分かりませんが、外にいると、大学に入学して門
をくぐったときのたくさんのサークル勧誘の人たちがいる光景
や、その頃乗っていた近鉄のローカル電車から観た、京都の
木津川沿いの風景が思い出されました。以前過ごした4月。
今いる4月。まだ見ぬ4月。僕は、1から12までの永遠の中に
いつも立っているんだなあ。
植木屋さんで切った木を、時々近くのフランス料理屋さんに
持っていきます。そこには暖炉があって、焚き木にするんだ
そう。今日、その木々でスモークした生ハムを持ってきてくれ
ました。やっぱり、自家製はおいしいなあ。香りを食べてるよ
う。燻すには、桜の木か楠木がいいんだそうです。自分の切
った木で燻した生ハムだから、余計おいしく感じたのかもしれ
ませんね。ごちそうさま。
3/31 あれ。
花粉症って、今ピークかな。なんか、今年は今までより全然
大丈夫みたい。フリーペーパーの文章にも書いたんですが、
誰に聞いたわけでもありませんが、季節の野菜を中心にご飯
食べてたら治るんじゃないかな、と僕は勝手に思っています。
きっと花粉が多いとき、自然もそれに順応して生きていこうと
しているように思います。その日食べる野菜を畑から採って
きて、みたいなことができればもっといいですね。まだまだ分か
りませんが、このまま楽だったらいいなあ。
「はしの家」UPしました。4月12,13日の覚王山春祭にて
THE VINEYARD CAFEさんの出店で、観れたり買えたり
します。10セット限定ですので、お求めの方はお早めに。
他の作家さんのMY箸も並びますよ。
それから、以前から描いていた木箱の作品。今日できあが
りました。思いがけず大作となりました。「僕の旅をしまってお
く箱」。いつか発表できたらいい。
3/30 桜咲く
以前、神戸に住んでいたとき、ちょっとした山の川沿いに住んで
いました。その川を下るように30分くらい歩くと、大好きな東山
商店街に辿り着きます。毎日のように歩いた道。その川沿いの
道に、誰に見せるともなくひっそりと咲く桜たちが、僕は好きでし
た。鳥の声がするくらいの静かな川沿い。その人にとって本当に
美しい景色は、たくさんの人が愛でる風景でなく、その人の心や
生活を投影するような風景に思えます。桜を唄った流行歌もた
くさんありそうですが、今僕に聴こえるのは、シオンが唄った「蛍」
という曲です。全く桜を唄った曲ではありませんが、「蛍を観るな
らあの街が一番さ、、、、ひっそりとそして暖かい」という歌詞が、
僕にはぴったりです。蛍も桜も、一瞬の美しさを放って散ってしま
う「はかなさ」があります。きっと、美しいものはいつも「はかなさ」
を胸に持ってるんだと思います。同時に、その美しさには、鳥た
ちのお腹に木の実を入れてできるだけ遠くに飛ばそうとする思い
や、虫たちを花粉まみれにして飛ばそうとする思いがあって、自
分の種族を残そうとする生きものとしての「力強さ」があって、かっ
こいい。
今頃、あの川沿いの桜、きれいに咲いているんだろな。
3/28 生まれたての色がいっせいに世界を塗り替えます。柔らかい緑
にタンポポや菜の花の黄色。青も白もピンクも、生まれたての色。
街では、Tシャツ姿の人がいたりジャンパーをはおっている人が
いたり、いろんな季節が歩いているようで面白い。
ガソリンスタンドに、車で入りました。止まって待っていると店員
さんが、「隣りに行ってください。」と言いました。「変なこと言う人だ
なあ。」と思って、助手席に座りかけました。でも隣りの給油する
場所に行ってください、ということでした。とほ。春は少し頭がゆる
いです。
3/25 桜の花びらが目を覚まし始めました。メジロも、「起きろ、起
きろ。」とつつきます。今週末は、お花見日和かな。
最近、たくさん絵を描きます。ご依頼の絵も、それ以外にも誰
に見せるともなく。僕は木の箱を見ると、無性に絵の具で汚し
たくなる症状があります。昨日も、箱に描いてました。デジカメ
が壊われてから、なかなか写真を更新できません。携帯電話
で撮っていたのですが、気付けばデジカメが2、3台買えるくら
い支払いしていました。たくさん撮っていたわけでなく、一番大
きな容量で撮っていたようです。そんな仕組みが分かってなく
て無駄をしていることが多いみたい。デジカメ欲しいな。
3/22 チャボロ・シュミットの新譜「SEVEN GYPSY NIGHTS」を
聴きました。ヨーロッパでは昨年の11月に発売され、日本では
4月に発売になるそうです。ヨーロッパ盤のジャケットは素朴な
写真で、ジャンゴ・ラインハルトのCDがオマケについてました。
日本盤は、日本人が好みそうなおしゃれなイラストジャケット。
こういうのんって、本人の意向をどこまで取り入れてるんだろ。
僕は、ヨーロッパ盤で。うーん、やっぱりすごいな。ギターから火
出てました。マヌーシュスウィングという音楽は、リフもコードも
おしゃれだけど、チャボロが弾くとたちまち土の匂いがするんよ
なあ。彼にとっては、たまたま生まれたところがフランスだっただ
けで、アメリカに生まれていればブルースコードで、沖縄に生ま
れていれば沖縄の音の並びで、どこにいても「チャボロ・シュミ
ット」という音楽を体現したんだろな、とも思いました。
3/20 今日は、撞木館というところで少し唄ってきました。いい所で
した。「ひなたぼっこの会」というイベントでしたが、花粉症の
僕は、雨が降ったらいいのになあ、と思ってました。そしたら降
りました。すみません。でもイベントが始まる頃には上がり、雨
上がりの街がきれいだった。なんでも、近くにアメリカの落とし
た不発弾が見つかったそうで、日曜日に撤去されるそうです。
なかなかエキサイティングな状況でした。今日の演奏。うまく
唄えたなあ。反響はあまりなかったけど。今日のテーマは、
「新曲をうまく唄う」でしたが、「HAPPY BIRD TO YOU」、
気持ちよく唄いました。これからも唄い続けていくだろう大事な
唄です。
3/18 季節はまるでスイッチを押し間違えたようで、初夏のような
日でした。あったかいね。
一緒に仕事に行ってるおじさんの弁当が、盗まれてしまい
ました。こんなことってあるんだなあ。僕の弁当は車の外に、
おじさんの弁当は車の中にあって、明らかに僕の方が持って
いきやすいのに。弁当の中身見たのかなあ。こういうのんって
警察に届けを出すものなんでしょうか。「弁当の中身はどん
なんでしたか。」なんて聞かれるのかなあ。だけど、とった弁
当食べても、きっとおいしくなかっただろうに。誰か、おじさん
の弁当見かけたら教えてください。
3/17 僕は、NHKテキスト・「今日の料理」のヘビーユーザーです。
それでも毎月増えていくと、「あの料理作ろ。」と思っても、どの
本に載ってたか分からず、一冊づつ探していくことになります。
なので、よく作るレシピ早見表を作りました。これで明日から
じゃんじゃん作れる。
マイアイドル、チャボロ・シュミット来日ですか。いいね。前回
来日したときのチラシが気に入っていて、ずっと部屋に貼って
るんですが、もう2年にもなるんだ。あぶらののりきった今の
チャボロ、この眼に焼き付けておきたい。
3/16 はしの家、10セットできました。今回は、箸も箸箱もコーティ
ングしてもらえるそうで、心置きなく絵の具だらけです。10個
とひと口に言っても、箸箱の全面、ひとくみ2本の箸の全面
に描くので、やってみるとなかなかな作業です。それでも、最
初はあまりピンとこなかったMY箸作り、大分楽しかった。これ
からも機会があったら作ってみたいですね。えっと、はしの家
は4月12日、13日の覚王山・春祭にて、THE VINEYARD
CAFEさんの出店にて観れたり買えたりします。13日の16時
20分からは、ステージにてドン・カ・ジョン演奏します。
3/15 まるで「だるまさんが転んだ」をしているように、ひと雨ごとに
温かくなっていきます。もう、春だね。
先日、日記に書いた夢の中で作った曲「WISHくん」。
前奏、間奏、エンディング、歌詞もでき、曲になってきました。
50人くらいのビッグバンドで歌いたい。50人くらいの演奏者
の皆さん、集まってきてください。いつか、礎礎というライブハ
ウスへ、アール・キングというブルースマンのライブに行った
とき、上下真っ赤なスーツで彼が登場したのを覚えています。
「WISHくんバンド」も、全員真っ赤なスーツできめるのです。
僕のお願い事、それにしようか。実際は、50人の演奏をひとり
でするので、しょぼWISHくんなんだけど。
3/13 上着を一枚脱ぎます。風がシャツと肌の間にすべり込んで
心地いい。
「最近どんな本を読みましたか。」と聞かれ、「最近読んで
ないですね。」と答える僕。心の中では、「最近、NHKテキスト
・今日の料理ばっかり読んでるなあ。」でした。とほ。
だからというわけでもありませんが、大学のとき読んだ「カラマ
ーゾフの兄弟」をまた読んでいます。同じ小説でも、読む側の
状態によって印象が全然違うものですね。長い小説。長い旅
の始まりです。当時と違うのは、亀山郁夫さんの訳で読めるこ
と。最近、教育テレビご出演の亀山さん、巷では話題になって
いるのかなあ。世間のことは分かりませんが、僕にとっては、
とても面白い番組。月曜夜、ロシアの文学や芸術を亀山さん
がお話する番組です。
明日は春雨かな。
3/12 僕は時々夢の中で曲を作ります。まあ、適当なものだけど。
こないだも1曲。きっと夢の中にいるときは、子供と同じで
「あちら側」に住んでいる状態だから、なかなかいいんです。
こないだは、どういうわけかWISHくんの唄でした。テーマ曲
とでもいうんでしょうか。でも、困ったことにちょっとジャズ調。
うまく唄えるんでしょうか。I WISH。
3/7 ようこそ、花粉の3月。明日の朝起きたら、5月1日になって
たらいい。「今年の花粉は大変だったねえ。」なんて日記に
書いていたらいい。なにはさておき、3月は何食わぬ顔して通り
過ぎていきます。今年は多そうなので、花粉症でない方もお気
を付けくださいね。ああ、眼かゆい。
3/3 今日は午後から時間ができたので、以前いただいたDMが
素敵だった一宮市の「さかな」さんというギャラリーに、ふらっ
と行ってきました。とてもいい所でした。思わぬところでいろい
ろ繋がっていました。作品を観終わってコーヒーをいただくと、
「なんか唄ってください。」と言われ、ご挨拶代わりに唄ってみ
ました。あんまりうまく唄えなかったけど、たくさん拍手してくれ
ました。日溜りにじっとしているような温かい所でした。またふ
らっと行ってみたい。帰り際、目の前にあったCDが気になって
あつかましくお借りしちゃいました。ライ・クーダーとデイヴィッド
リンドレイが、彼らの子供たちも一緒にツアーしたライブ盤。
この音源があるのは噂で聞いていたけど、めぐり会いました。
10年以上も前、このメンバーで大阪にやってきたとき、会場ま
で胸躍らせて歩いていった、あの風景が蘇りました。
3/2 MY箸展、終了しました。ご来場いただきました皆様、どうも
ありがとうございました。引き続き、はしの家(箸箱にオマケ
箸付き)は、お店に置いてもらってます。それから、4月13〜
14日の覚王山春祭にて、MY箸展・続編があるそうです。
THE VINEYARD CAFEさんの出店で販売されます。
それに向けて僕もまた、はしの家をたくさん作ろう。話はどん
どん進化し、箸にも箸箱にも絵を描いた後、コーティングして
もらえるそうです。楽しみ。
今日の「新日曜美術館」が面白くて、朝も夜も2回観ました。
アウトサイダーアートを特集したもので、かっこいかった。
僕が知的障害者や子供のアートに憧れるのは、彼らがなに
にも属さない「ただの自分自身」だから、かもしれません。
彼らの自由は、僕のしがらみをひょいと通り越していきます。
勝てません。
2/29 毎年この季節になると、植木屋さんで行くある学校があって、
そこに行くと、休憩時間に立ち寄る喫茶店があります。「スピカ」
というAランクのいなたいお店。ここでは、コーヒーを飲んでモー
ニングをいただくと、最後に昆布茶が出てきます。だけど今日の
おばちゃん、「おにいちゃんだけ特別ね。昆布茶嫌いだったよね
。」と言って、僕だけ違うものを出してくれました。「へ。昆布茶嫌
いなんて言ったことないですよ。」よく見ると、金粉が浮かんだ緑
茶でした。ありがたくいただきましょう。
帰り際おばちゃんは、「来年はおるかわからんよ。帰ってきた人
誰もおらんから、向こうはよっぽどいいとこなんだわ。」と、天国に
行くのを示唆して笑います。たしか、去年も同じ事言ってたなあ。
なんてことない田舎の喫茶店のこのおばちゃんに、僕はブルース
を感じます。早春の青空と、大きなイヤリングをぶらさげたおばち
ゃん。3月がやってきます。
2/26 「聴こえないけど 聴こえるよ」
予定コーナーに載せているので、お気付きの方もいらっしゃるか
もしれませんが、また6月に喫茶・ぱんとまいむさんで個展をさせ
ていただきます。日記にも書きましたが、今年の元旦に「HAPPY
BIRD TO YOU」という絵を描きました。いつもお世話になって
いる方へバースデイカードとして。なんとなく、「HAPPY BIRTH-
DAY TO YOU」みたいでしょ。その絵が自分ではうまく描けて、
その絵から曲もできて、物語もできそうな気がします。6月には
「聴こえないけど 聴こえるよ」というタイトルで、その物語を空間
に放ってみたいな、と今思っています。誰の肩にも、HAPPY
BIRDという鳥がとまっていて、自分自身を信じたとき、その鳥は
うれしそうに鳴きます。その人に見えるか見えないか、聴こえるか
聴こえないかは分からないけど、きれいに歌います。人の事を気
遣うことがわりと美徳とされているけど、自分自身を信じることも
同じくらい大事なことのように僕は思います。これは、僕自身への
投げかけです。そして、それを共有してくれる人がいたら、もっとう
れしいですね。うまく表現できたらいい。
HAPPY BIRD TO YOU。
2/24 ALL SET
WISHくん設置、整いました。スタートです。置いてくれたお店
のみなさん、どうもありがとう。DMに載ってるお店以外にも、
今、MY箸展をしてるTHE VINEYARD CAFEさん。それか
ら、お友達のKIKIさんが個展される会場・ゆんたくさんにも3月
いっぱい置いてもらうことになりました。KIKIさんの展示と合わ
せて、どうぞご覧ください。考えてみたら置いてもらうお店は、
みんなどこかで繋がっていて、そのお店を辿っていくだけで
楽しいかもしれません。どこかでハガキ買って、どこかで投函
して、でもいいですね。七夕までの間、たくさんの人が繋がって
いきますように。 I WISH
2/19 ここのところ、亀山郁夫さんのテレビを観ています。亀山さんは
ロシア文学の人で、学生のとき一番面白かった授業の先生です。
懐かしい話声。やっぱり、亀山さんの話はいいなあ。大学に入る
前、僕はたまたまドストエフスキーの「罪と罰」という本を読んでい
て、それで入学して第1回目の亀山先生の講義が、「罪と罰」の
謎解きでした。それがあんまり面白くて、それからドストエフスキー
をよく読みました。大学のとき組んでいたバンドも、「カラマーゾフ
兄弟」という名前だったしね。でも、今こうして亀山先生の話を聞い
ていると、僕が夢中だったのはドストエフスキーというより、亀山先
生が話すドストエフスキーだったのかもしれません。
来週も観よ。
2/18 MY箸展の作品、納品してきました。いいね。うまくできました。
最初、「箸」がお題でどうしよかと考えて、「3mくらいの、ものすご
い使いにくい箸作ったろ。」と思いました。結局、「そう、チョップ
スティックです」という、1mくらいの箸を作ったんですが。納品し
た後、ある方にそのお話をしたら思いがけず、「それは仏教の
考えなんですよ。」と言われました。 ?。
仏教で箸というのは、できるだけ人に食べ物を渡し、自分では
食べにくいように、長く長く作ったんだそうで。人と人を「橋渡し」
する意味で、箸(はし)とついた、みたいなお話でした。へえ。
目からウロコでした。オモロイ事しよ、と思っただけなのに、
仏教なんてね。僕の仏教的箸もある「MY箸SHOW」は、22日
から28日まで、THE VINEYARD CAFEさんにて。そうそう、
店主さんが「WISHくん」に賛同してくれて、このお店にも置かせ
てもらうことになりました。どうぞ、ご来店くださいませ。
2/16 WISHくんのDMできました。最近は、展覧会してなかったので
久しぶりに作ると、なんだか初々しい感じですね。ライブハウスで
唄い始めたときも、チラシ描くだけでなんかワクワクしてた。あの
初々しい感じって大事ですね。表現する作品も、下手でいいから
初々しさがあったら、きっといい。
昨年は、348通ものお願い事をいただきましたが、多すぎてご連
絡先など記録してません。もしDMご希望の方がいらっしゃいまし
たら、ご一報ください。WISHくんDM、どこかで目にしたらお手に
取ってやってくださいませ。
2/12 MY箸展の作品、いろいろできました。「おてもとくん と おて
もとさん」という絵も描きました。思い通り描けました。実は、僕
の中でMY箸がなかなかしっくりこなかったんですが、「おてもと
くん と おてもとさん」を描き終えたら、ピントがはっきりしました。
そうそう、こういうことだよねえ。自分らしい関わり方できました。
言葉では表しにくいですが、よかったらどーぞ観てやってください。
友達の作家さんも、何人か参加してます。詳しくは、予定ページ
にて。
2/9 朝、舞っていた雪。ひとつ作品を作り終えると、もう世界を真っ白
に塗りなおしていました。大掛かりなペンキ塗り。ジャック・ジョンソ
ンの声と、音もさせずに働くペンキ塗り。「そう、チョップスティック
です」という作品できました。
2/8 先日も日記に書いたWISHくんのDM。昨日、その校正が届い
て、漢字の間違いを教えていただきました。封筒(ふうとう)を、
筒封(とうふう)と書いていました。アホばれました。これ、うっか
り間違えたんじゃないんですよね。自信持って書いています。
「筒封」って並び、すごく「ふうとう」って顔してません?してないか。
きっとこれからも、間違えるんだろな。同じようなこと、日常的に
よくやります。例えば、「場末」という漢字は、「ばまつ」と読んで
しまいます。もうインプットされてしまったので、消去できないみ
たいです。とほ。ドン・カ・ジョンに近づくときは、アホが伝染らな
いようお気を付けください。
2/6 ジャック・ジョンソンの新譜「SLEEP THROUGH THE
STATIC」を聴きました。時々、自分でも反省するんですが、
今は音楽さえも消費されている感じで、使い捨て商品みたい
になってる気がします。昔は、もっと大事に聴いてた気がする
なあ。でも、ジャック・ジョンソンの音楽は、そうさせない何かが
僕にはあります。音の向こうにある、ザラザラした手触りみたい
なものを感じられるんかな。アルバム1枚・60分くらいの時間、
リモコンもどこかへやってゆっくり聴きました。居心地のよい
ソファに体をうずめたような1枚でした。
だけど、なんで最近のジャック・ジョンソン来日は、関東だけ
なんでしょ。
2/3 木を倒すとき、1年365日のうちで、今日が一番適した日だ
そうです。きっと神様の関係で。神様の関係ってことは、きっと
自然摂理の関係で。普段は休みの日曜日ですが、木を倒す
家に行って、塩をまいて、枝を少しだけ切ってきました。形だけ
のことで、本格的にはまた後ほど行くのです。
僕は、DMの版下を作るのが嫌いです。そろそろWISHくんの
DMを、と思って作るのですが、比率を出したり、パソコンでプリ
ントアウトしたり。きっと普通にできる人には、1、2時間でできる
ようなことを、1日かかってしまいました。のろい。誰か、僕の頭
の中をお貸しするので、そのままやってくれませんか。今日の
予定は、WISHくんDM作り。絵を4枚描く。MY箸作品を作る。
でしたが、WISHくんで終了です。まあそれでも、欲張らないこと
にしましょうか。今日という日は、そのためにあったんだね。設置
してくれるお店も増えたし、一歩歩き始めました、WISHくん。
1/31 神戸・元町あたりに行くと、リズムキングやホンキートンクと
いったCD屋さんによく立ち寄って、お宝映像や音源をたくさん
もらって帰ってきます。名古屋で、ああいうお店知らないなあ。
ライ・クーダーの若い頃の映像は、マンドリンやギター1本
で弾き語っていて、これからも何度も観るだろう珠玉の時間で
した。一生懸命弾くんよなあ。
オスカー・ピーターソンが、1987年に来日したときの映像
は、すごかったな。頭は少し白髪ですが、現役バリバリ爆裂
ピアノでした。ピーターソンのピアノを聴くと、よくスポーツの
ように感じます。100m走を速く走る選手は、自然に走る姿
が美しかったり、無駄がありません。ピーターソンのピアノも
全く理にかなっていて、疾走していきます。だけど、すごいリ
ズム感。生きているうちに、僕も観たかったなあ。
ピーターソンと全く反対側にいるのが、セロニアス・モンク
かもしれません。彼が最後にスタジオ録音したロンドンコレク
ションというアルバム。まだこんな音源があったんだなあ。
美しいピアノかと言えば不細工なピアノで、無駄がないかと
言えば無駄ばかりで、すごいリズム感と言えばズレまくりで。
でも、僕にとっては、神様のようなモンクです。最後のレコ―
ディングが、アート・ブレイキーとのトリオってのも、なんだか
いい。モンクにとって一番しっくりセンスがあったのは、ドッタ
ンバッタンドラムのアート・ブレイキーだったと、僕は思います。
1/30 名古屋には、「宙(そら)」という手作り冊子(無料)があります。
まわりの作家さんやお店の人なんかが集まって、お金を少し
ずつ出しあって作っています。文字通り手作りで、月末にみんな
で、折ったり挟んだりしています。一品持ち寄りで、ご飯も食べま
す。半分宴会みたいなものです。僕も、毎月「月面ノート」という
のを書いています。ためにならない文章。今月号は、表紙絵も
描かせてもらいました。知らなかったけど、ちょうど60号だそう
です。めでたい。どこかで見つけたら、お手に取ってやってくださ
い。ご覧になりたい方は、リンクからMEDIUM(すずきめぐちゃ
んのHP)に、置いてあるお店や、詳しいこと載ってます。
1/28 神戸から帰ってきました。毎回、司会のお仕事は、「こんな
僕でいいのかなあ。」と思ったりですが。「行かなければよか
ったな。」と思ったイベントは一度もありません。いつも小さな
感動をたくさんもらって帰ってきます。今回も、いろんな人の
いろんな形の「夢」を観させてもらった気がします。何か行動
するとき、その人の原動力が「夢」から発進されている人は、
一緒に居てて気持ちがいい。僕も、「小さな夢」を大事にして
いきたいな、と思った神戸でした。
また行きたい神戸。唄いに行けたらいいね。
1/24 ドン・カ・ジョン風お雛様、描いてみました。どうなんでしょう。
お内裏様、お雛様、それからラッパ大臣、ピアニカ大臣も描きま
した。太鼓大臣は失敗しました。散歩カメラに載せましたが、
これ1枚1枚結構大きいです。徳川美術館に連動して、2月に
お雛様をテーマに何人かのアーティストさんが、大曽根商店街
に展示するそうです。僕のんは、木村クリニックさんの表に飾ら
れるのかな。あまり詳しく分かってなくて、すみません。お近くに
寄られたら、どーぞ。
1/22 いろいろ
先日唄いに行かせてもらった「街の縁側MOMOさん」の表の
看板のデザイン描きました。これが、鉄職人さんによって、
鉄の作品に変わるそうです。楽しみ。
雑誌の表紙絵3月号、描きました。いつもスラスラ描くのですが
今回は、時間かかったな。でもいいのん描けました。
大曽根商店街で、「ドン・カ・ジョン風お雛様」を描いて、という
ご依頼があり、下見に行ってきました。結構ボリュームがあった
方がよさそうで、すぐ取り掛かろう。展示は2月です。同じ2月に
VINEYARD CAFEというところで、MY箸展に参加です。実は、
僕自身あまりMY箸に関心がなかったので、これを機になにか気
にしてみましょうか。「おてもとくん と おてもとさん」という作品を
描く予定です。
いろいろでした。
1/20 土の下で春たちが、ゆっくり動き出しているように、ドン・カ・ジョン
も少しずつ温まってきました。何かがはじまっていきます。いろんな
イベントに誘ってもらって、考えることもいろいろで、それが楽しい。
とりあえず、みんなのお願い事を絵にするという「WISHくん」。七夕
締め切りで、お盆休みに「WISHくん展2008」をする予定です。まだ
まだ先ですが。今回は、全部自費ですることになったので、どうして
も料金を変えないといけない感じです。1枚500円くらいになるかも
しれないけど、どうでしょう。参加者の皆さんに、ご迷惑おかけする
ことになって、申し訳ないです。いちおうWISHくん設置は、3月頃と
思っています。今年もどうぞよろしく。たくさんのお願い事が集まりま
すように。WISH WISH。
1/18 ここのところ寒いですね。外仕事の僕は、焚き火を一日絶やさず
休憩時間にあたります。そのときは、なんともないのですが、家に
帰って部屋にいると、顔や眼がポッポとほてります。顔が赤く焼け
てる感じがします。もし、街で赤い顔のドン・カ・ジョンを見かけても
酔っ払っているのではありません。
1/14 乾いた藁が田んぼを白くする冬の風景。でもよく見ると、その白色
の下には、もう次の柔らかい緑たちが広がっています。真冬と思って
いても、自然はいつも次の準備を欠かしません。松の木の根元には、
フキノトウが並んでいました。
冠婚葬祭のお返しみたいので、いろんな商品が載ったカタログが送ら
れてきて、好きな商品を選ぶというのがあります。先日、ペッパーミルと
いうブラックペッパーを、ボタンひとつですり潰す機械をいただきました。
楽しくて、じゃんじゃん潰してます。
1/7 先日、キューバ音楽の演奏を観に行ったら、また映画「ブエナ・
ビスタ・ソシアルクラブ」が、観たくなって観るのです。やっぱりいいね。
今までに映画館に2度観に行った映画は、この作品だけです。
最初は、ライ・クーダーが好きで観に行ったので、彼が動いているだ
けで胸が熱くなったな。何度観ても、涙なしでは観られません。
当時と違うのは、コンパイ・セグンドもルベーン・ゴンザレスも、もう
この世にいないんだなあ。でも、映画を観ればまた会えるね。
ずっと。
1/5 めでたい
姉が農協でクジを引いて、一等賞のテレビを当てたそうです。
それで今日、姉の家には置けないということで、めぐりめぐって
僕の部屋にやってきました。「本当にもらう人がおらんかったら
でいいよ。」と言ってたのですが、一番アナログな僕のところへ
来ました。いいのかな。ブラウン管の似合う僕に、薄型デジタル
テレビ。めぐりあわせは不思議です。宇宙船が部屋に座ってる
みたい。なんだか、めでたいお正月です。
1/3 「書き初め」しました。なぜか、そのとき浮かんだ言葉が、「ひとくち
に30回噛む」でした。浮かんだからしょうがありません。本年の言葉
としましょう。お正月は、いろいろ食べ過ぎていけません。書き初め
した矢先から、夢中で食べてました。皆様もお気をつけて。
1/1 今日の日記・そのA
いつもながら、僕の初詣は近くの小さな神社です。誰もいない神社。
子供のとき遊んだ神社。そこに生えてるでっかい楠木が、今もいい
なあ。あの頃遊んだ僕の声が、あの木の中に年輪となってあります。
家に帰って、「HAPPY BIRD TO YOU」という絵を描いたら
なんだか「HAPPY BIRD TO YOU」という曲ができました。
元旦に何かを作るというのは、いいことかもしれません。絵の神様
や唄の神様が、すぐ隣りにいるような気になります。
窓の向こうは雪みたい。はじまりの雪。はじまりの白。今夜は積も
るかな。「HAPPY BIRD TO YOU」。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしく。なんともためにならないこのHPですが、
またお暇なときに覗いてやってくださいませ。今年初めて聴いてる
CDは、バド・パウエルの「TIME WAITS」。別に意味はありませ
ん。この危うさ、たまらんなあ。今年の抱負も毎年同じですが、
一日にひとつでも小さな幸せが見つかるといいですね。一杯の
コーヒーが、「ああ、おいし。」と思えるような。バド・パウエルの
ピアノが、「ええなあ。」と思えるような。皆様にとっても、どうぞよい
一年となりますように。ハレルヤ。