なかよしまんカゞスクール学科
選択科目『投稿史・II〜ロングヴァケーション』
第一週 いきなりyl(やる気レス)なわたし第四週 The name of the game is DECCHI UP.
現時点(平成10年11月6日)において、『投稿史・I〜どしゃ降りの旅立ち』の方はまだ第十三週で未完でございますが、後はもうDOIMOIが東京に戻ったあと原稿にインクをこぼして台無しにしちゃいましたとさチャンチャンで終わりなので(ひどい…)、見切り発車で新口座を開設しました(三和銀行本郷支店)、じゃなくて、新講座を開講いたしますデス。ふしだらな息子ですがよろしくお願いいたします。
ではさっそくですが…
その後、DOIMOIがどうなったかと申しますと、例によって期末試験で大失敗。なにもかも嫌になって留年しちまえと投げやりになっておりました。が、配属希望研究室最終変更締切日の翌日に、のこのこと事務室に現われ、初めての希望研究室申告(しかも、まだ枠が空いていて、かつラクそうな研究室を適当に選んだだけ)をしに行き、かろうじて自主留年を回避しました。
しかし、進級後も♪怠惰〜怠惰〜スーパー怠惰〜な生活を続けた結果、半年後の院試では驚異的な低得点をゲットし、教授から「サルベージ不能」の宣告を受け、鮮やかに不合格となりました。ちなみに、内部枠で院試に落ちる、というのは相当に深刻なことです。「貴様に化学をやる資格はない」と宣告されたも同じです。
結局、ついにブチ切れたDOIMOIは半年間のロングバケーション(いわゆる休学)に突入。目下、御柱のごとく転落真っ最中でございます。
そんなわけで、ロンバケなのですが、ロンバケということはヒマヒマということで、つまり漫画を描く時間は腐るほどあるというわけでございます。もっとも、今のところは、時間が本当に腐っているような有様ですが…。
さて、ここからが本題であります。今後この講義では、DOIMOIのなかよし漫画スクール投稿作品製作の進捗状況をライブ感覚(?)…リアルタイムで逐次お知らせする予定でございます。
ただ、これまでのDOIMOIの足跡を省みればお分かりいただけると思いますが、ヤツは筋金入りの怠惰野郎であります。よって、この講義の更新は、以前にも増してゆっくりになりましょうことを予めご了承くださいませ。
ということで、2ヶ月に一回ぐらいチェックしていただければ十分、十二分でございましょう。気長にお付き合いいただければ幸いに存じます。
それまで、「悪の権化」である公務員になんか絶対にならない(まあ、連日のように官僚の汚職のニュースが流れていましたし、そうでなくとも一昔前のお役所といえば本当にサービスの悪いところでしたから…)、と思っていたDOIMOIでしたが、院試に落ちて、休学して、自分の将来に対してとことん悲観的になっていた彼のもとへ、心境の変化は容易に、かつ急激に訪れました。
「栃木県庁に化学の専門職で入って、故郷でおだやかに暮らそう…」
わずかひと月前には頭の片隅にも思い浮かばなかったであろう選択肢が、即、彼の第一目標の座を射止めていました。
考えてみますれば、不安定な身分の研究者になって安くコキ使われることに比べたら、ただでさえ民間よりもずっと安定していてかつ賃金も良い公務員は、そうとうに魅力的な職業であります。いえ、それ以前に、院試にさえ落ちるようなDOIMOIのことです、民間に就職したとしても真っ先に首切り要員になるであろうことは火を見るより明らかです。とすると、むしろDOIMOIは、そもそも公務員になる以外の道を目指してはいけなかったのかもしれません。大きな挫折を経験して初めてそのことに気づかされたということは、まさに皮肉と呼ぶ以外にございません。
しかし、前回の実績によると栃木県庁の化学専門職は、60人の受験者に対し採用はわずか3人という激戦区です。現状でのDOIMOIの学力を鑑みると、この難関を突破するために要求される学習の量と質は想像を絶します。果たしてDOIMOIにはそれをこなしていく根性があるのでしょうか…。
---というわけで、今後この講義を展開していくにあたり、「公務員試験の勉強」という要素は欠くことのできないものであります。DOIMOIがどのようにして漫画と試験勉強との折り合いをつけていくのか、あるいはつけられないのか…。ぜひとも暖かく見守っていただきたく存じます。
■通し番号 :997 □書き込んだ日付:Tue Nov 10 09:34:27 JST 1998 □おなまえ :ももお □魂の叫び(任意):あぁぁ □お使いのブラウザ:Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows NT)
青紙来る >コミケ55 |
な、なんですと!? われらがマイコンクラブがコミケ三銭!! もとい参戦!?…せっかく(休学したの)だからマイペースでやっていこうと思っていたDOIMOIでしたが、祭りとあっちゃぁのんびり座っていられっかってんでいという感じです。DOIMOIのちょっかい出したい病が再発しそうです。どうなるんざましょ。
です。これは、DOIMOIが敬愛する超弩級名誉教授NTAKE師匠が、某所のBBSでご自分のお名前の欄に、「すてきにデッチアップ※1」とお書き込みになった(おそらく冗談半分でしょうが)のを見て、DOIMOIがいたく感じ入ったことに由来します。
ただ、このタイトルを決めてすぐに作り出したプロットはあまりにも稚拙なものでした。それは、「新聞部に所属する主人公の女の子が、コンピュータを使って自分の好きな男の子の怪しい写真をデッチアップ※2し、ひと騒動起きる。」というものです。ベタすぎます。ひねりなさすぎです。
ということで、「デッチアップ」をキーワードにして、もっとユニークなお話ができないものかと、のんびり思案していたのであります。
ところが、今回のコミケ騒動です。「あと50日しかないやん。どないしよ。わくわく。」…DOIMOIは完全にうきあしだっております。誰かDOIMOIを止めてください!! あ、やっぱり結構です。
※2: 「写真などをコンピュータに取り込んで、フォトレタッチソフトで加工し、ありもしない情景をでっち上げること」が本来の意味ですが、近年とめどない拡大解釈が氾濫しております(元凶はDOIMOIという噂が…)。
※1: 「すてきにディッシュアップ!」(野村あきこ・KCなかよし)のパロディでありましょう。ちなみに、NTAKE超弩級名誉師匠とDOIMOIは、いずれも自称「あきこ症候群(シンドローム)患者」です、多分。
受験者数…69人め…めまいが…ぐふっ(喀血)。一次合格…3人
最終合格…1人
倍率69.0倍
よくよく考えてみると…というか、考えるまでもなく、ただでさえコミケと同じ時期に地元U市での即売会への参加を控えているのに、さらにマイコンクラブの冬コミ部誌にまで手を出す暇など、DOIMOIにはあるはずがないのでした。
しかし、何もしないのはつまらないので、とりあえず邪魔…もとい、チャチャ入れ…じゃなくて、話し合いの場にだけは口出しをするのでした。
■通し番号 : 8 ◇書き込んだ日時: Sat Nov 14 16:10:31 JST 1998 ◇おなまえ : 土居ロングヴァケーションもい ◇メールアドレス: doimoi@sakura.email.ne.jp ◆なにかひとこと: そぼくなぎもん
18金ですか? |
…傍観者の立場でこのような下らない発言をして面白がっていたDOIMOIでしたが、とある一言がもとでアリ地獄に陥ります。
■通し番号 : 35 ◇書き込んだ日時: Fri Nov 27 02:35:28 JST 1998 ◇おなまえ : LongBakationDOIMOI ◆なにかひとこと: そぽくなぎもんII
とつぜんですが |
この発言の裏には「あーあ、部誌にマンガを描きたいのはヤマヤマなんだけど、マイコンクラブだけに誌面は横書きでしょ? 横書きじゃぁマンガは描けないよねー。」という意味が当然(?)込められています。そうやってDOIMOIは傍観者たる自己を正当化しようとしたのです。が…
■通し番号 : 36 ◇書き込んだ日時: Fri Nov 27 12:34:35 JST 1998 ◇おなまえ : み.
右開きか左開きか...今のところ迷ってます。集まった原稿の |
※ み. = みっくん大先生。UTMCのOBにして、某A社のえらいひと。 |
敵(??)の方が一枚も二枚も上手でした(???)。
傍観者でいつづけるための根拠を奪われた(????)DOIMOI。あとはもう、アリ地獄です…。
■通し番号 : 37 ◇書き込んだ日時: Sat Nov 28 02:17:19 JST 1998 ◇おなまえ : One of the グロッキーs DOIMOI ◆なにかひとこと: セミヌード激写!!
#36 |
※ UTMCPress = マイコンクラブが普段(?)発行している部誌の名前。 |
■通し番号 : 38 ◇書き込んだ日時: Sat Nov 28 22:58:45 JST 1998 ◇おなまえ : み.
原稿ですが、Adobe PageMaker で編集・レイアウトするつもりっす。 |
■通し番号 : 39 ◇書き込んだ日時: Sun Nov 29 17:14:39 JST 1998 ◇おなまえ : NAKEdOIMOI
#38 |
■通し番号 : 43 ◇書き込んだ日時: Sun Nov 29 19:49:44 JST 1998 ◇おなまえ : み.
…… |
■通し番号 : 46 ◇書き込んだ日時: Sun Nov 29 23:05:08 JST 1998 ◇おなまえ : み.
紙版の内容について: |
※ CD-R … マイコンクラブが制作した様々なアプリやリソースを収録したCD-R。じつはこっちがメインの出し物。 |
■通し番号 : 47 ◇書き込んだ日時: Mon Nov 30 00:23:08 JST 1998 ◇おなまえ : ダブリDOIMOI ◆なにかひとこと: 何がダブってんだろう…かきこみ? それとも学年
#46 |
■通し番号 : 48 ◇書き込んだ日時: Mon Nov 30 01:08:51 JST 1998 ◇おなまえ : み.
>コンピュータに全然関係ないアニパロとかはまずいですよねぇ |
■通し番号 : 52 ◇書き込んだ日時: Tue Dec 1 07:31:05 JST 1998 ◇おなまえ : ロンバケDOIMOI ◆なにかひとこと: 漢になれるかな?
#48 |
※ IO = エロ。乱暴に書かれた「エロ」という文字が「IO」と読み間違えられた故事に由来。 |
うお〜引用ばっかりでチョー手抜き〜!! じゃなくて、とにかくこうしてDOIMOIはイヤでも描かざるを得ない状況になってしまったのデス。
「U市のイベントと冬コミとで、同じ原稿を使いまわしすればいいんだ!」
しかし、このアイディアには致命的な欠点がありました。
差出人 : ドイ 宛先 : とむ☆大木 件名 : RE: ペーパー 送信日時 : 1998年12月12日 15:28 おはようございます。どいです。 今朝は14:30起床の14時間睡眠death。 ぐはー、冬コミ原稿の〆切まであと1週間しかない〜。 依然として白紙ナリよ〜。 でわでわ。 |
そもそも、使いまわしするモトの原稿自体が存在しなかったのデス(お約束)。
「あ、今日は『なかよし増刊ふゆやすみランド』の発売日だ。『RSR』※1が載ってるから絶対ゲットしなくちゃ。」
DOIMOIはすかさず『なかよし増刊ふゆやすみランド』を購入しました。そして、すかさず封印を解きました…気が付くと、すでに日は暮れて、その分厚い漫画雑誌は読み尽くされていました。
「やっちまったの落花生!!」
しかし、失った時間はもう取り戻せません。世をはかなんだDOIMOIは、そのままふて寝してしまいました。
さらに時は過ぎ、〆切前日。
「あ、今日は『りぼん冬休みおたのしみ増刊号』の発売日だ。『ミント』※2と『あぶパラ』※3が載ってるから絶対ゲットしなくちゃ。」
DOIMOIはすかさず『りぼん冬休みおたのしみ増刊号』を購入しました。そして、すかさず封印を解…いたら、今度こそおしめぇだ、と悟ったDOIMOIは、グッとこらえて机に向かい、ペンを握りました。
……
ンガーッ
……
モヘーッ
……
奇跡は起こりました。ついに1ページ描き終えたのです。やり遂げた男の顔はセクシーです(?)。
「やったー! これで、昨日描いたのと合わせて2ページだ。さすがに1ページだけじゃ寂しすぎるからネッ。」
あ、ありゃ? …DOIMOIったら、「りぼん…」を買う前の段階で既に1ページ描き上げちゃってたんですね。もうっ、だまされたき・ぶ・ん。
※2: 「ミントな僕ら」(吉住 渉)。どんな物語かと申しますと、ブルマじゃなくてスパッツでよかった、ホッ…。
※3: 「あぶないパラダイス」(長谷川 潤)。どんな物語かと申しますと、L・O・V・E・ヒ・ロ・ユ・キ!!
※ なお、「長谷川 潤」を不用意に略すると、とんでもないことになるので注意が必要。
※ あれっ、そういえば、KCなかよし「RSR」には「RSS(アールズセンセーション)」が収録されていなかったような…。
※ ちなみに、DOIMOIの描いていたマンガは、それぞれが1ページで完結するギャグパロです。
※1: 「アールズレボリューション」(えぬえけい)。どんな物語かと申しますと、里緒ちゃんカワイイ。
その夜のことです。DOIMOIのもとに、NTAKE超弩級名誉教授から電話が入ります。
例によって繰り広げられるオタッキイな会話※1。そして、話題は冬コミの件へ…。
「そういえば、冬コミ原稿、なんとか2ページ描けました。」
「おお、それはすばらしい。」
「でもですね…2ページっていうのは、区切りとしてはどうかな、と思うんですよ。やっぱ、3ページはないと一揃いっていう感じがしないっていうか…」
「まったくだな。これはもう、描くしか♪」
「あ、いや、だから描くというわけではなくてですね…ちょっとそれは…明日一日であと1ページ描けるかどうか、なんとも…」
「いやいや、そう言いつつ描くのだよ。」
「あわわわわ…」
またもヤブヘビをつついたDOIMOI。
翌日は〆切当日、しかも、その日の午後3時には電車に乗って帰省する予定でした…。
……
明くる朝、目覚めたDOIMOIは、食事を済ませると日課であるペンの練習を粛々とこなし、さっそく下描きにとりかかります。
しかし…ほどなくハマりました。ここで描こうとしていたネタは、当初は原稿2枚の分量を想定して考えられたものだったのです。時間的に2枚描くことが不可能であることは経験上明らかでした。どうやって1枚分に圧縮するか…。やがて、答えは出ました。
「ひとこままんが」※2
迷っているヒマはありません。黙々と下描きを終え、ペン入れ、ベタを済ませると、時計はもうすぐ午後2時になるところでした。急いで原稿をスキャンし、みっくん大先生に追加原稿のメールを送ると、バタバタと出支度をし、尾久駅へと駆けていったのでした。
「あれっ、ベランダの窓は閉めた、よな…。」
もはや、確かめに戻る時間すら残っていなかったようです。
なにはともあれ、任務完了。電車はDOIMOIを乗せて故郷・U市へ…あれっ、これは上り列車!?
「上野〜、上野〜、です。」
……。
※2: 実際は3コマに分かれていましたが、うち2コマは単なるお飾りです。
※ 尾久からU線に乗って直接、Uまで行くと運賃は¥1,890ですが、尾久からいったん上野に出て常磐線で北千住に行き、東武線に乗り換えて南Uまたは東武Uまで行くと¥160(JR)+¥1,160(東武)=¥1,320と、¥570もお得なんです。時間は30分〜1時間ほど余計にかかりますが、なにぶんDOIMOIは貧乏学生ですから…。
※1: たとえばさくら。
「ももを先生※1うし※2には行かねばねばねば」※3※4
平成10年12月27日※5、実家でさんざん暴飲暴食をした思い出を腹に貯めて…もとい、楽しかった思い出を胸に抱いて、DOIMOIは東京へと帰っていきました。
尾久の家に荷物を置くと、自転車に乗って一路、下北沢へ向かいます※6。
午後7:30、うしの店先にはすでに何人かの若い衆が集まっていました。
「いや〜、DOIMOIさ〜ん、見たっすよ〜。」
「えっ、何のことですか!?」
そこにあったものは、UTMC-PRESS Vol.1('99冬コミ号)でした。すでに印刷・製本が終わり、部内に出回っている---すでにあの原稿が好奇の目に晒されている---などとは夢にも思わなかったDOIMOIは、のうみそバーン。
「ヌヒョーッ!!」
しかも、他の記事が軒並み、まじめ(そう)な文章モノである中、おもいッきり場違いなバカマンガ…ちなみに、DOIMOIの汚れモノの前後はそれぞれ「世界の宗教IIその後の10年※7」「FreeBSD meeting報告」という、いかにも硬派な記事でした。ああ、浮きまくりのDOIMOI、穴があったら片桐はいり※8。
DOIMOIの汚れモノいっきょこうかい
…と、予想外のハプニンクはありましたが、ももを先生のうしは円満のうちに終了しました。
家に帰ろうと、自転車のところへ向かうDOIMOI。しかし…
「あ…」
後輪の空気が見事に抜けていました。パンクか、単にバルブが緩んだだけか、原因は分かりません。時刻はすでに夜9時をまわっていましたから、自転車屋さんは当然、閉まっていましょう。それ以前に、下北沢近辺の自転車屋さんをDOIMOIは知りません。途方に暮れるDOIMOI。
しかし、捨てる神あれば拾う亀有。怪しい後輩・あきら先生の空気入れがドグマ※9に置いてあるというではアーリマセンカ。さっそくドグマに寄って空気を入れると、一時間ほどドグマで時間を潰し、空気が抜けていないことを確認したのち、さっそく帰宅の途につきました。
「あー、よかった。」
ところが、全然よくなかったのデス。
富ヶ谷・山手通りを自転車で颯爽と北上するDOIMOI。すると目前に突然、もこもこの(多分)黒猫が飛び出し、こともあろうにハタと立ち止まりやがりました。次の瞬間にはその黒いものに乗り上げ、バランスを失い、顔面から地面に叩き付けられると、そのまま1m滑走し、過去の想い出が走馬灯のように…ではなくて「うわー、これはキズ跡が残っちゃうだろうな〜…」という間抜けな台詞が脳裏をよぎりました。
数秒後、ふらつきながら立ち上がり、顔を触ってみるとヌルリとした感触があり、見ると指には血がぺっとり。そして、両方の手のひらと手の甲(なぜ…?)と右ひざも擦りむけていました。自転車を起こして乗ろうとしたところ、前輪がロックして、ハンドルも30°ほど曲がっていました。
ひとまず、壊れた自転車をズルズルと引きずり、近くの東大駒場キャンパスに侵入しました。そこに自転車を安置すると、構内のトイレで傷を洗いました。トイレの鏡を見ると、右の頬と顎が真っ赤にすりむけていた上に大きなコブになって、顔の輪郭が変わっていました。
「あう〜、このままでは本当に転び損だ…」
その時、DOIMOIの駄ギャグ魂に閃光がはしりました。今この状態でこそ活きる、ベタベタなギャグを思い付いたのです。DOIMOIはそのギャグを披露すべく、ドグマへと歩きました。幸い、ドグマにはまだ明かりがともっていました。DOIMOIはドグマの扉をがらがらと開けると同時に歌いました。
「♪ねこふんじゃった…」
しかし、笑う者は一人もいませんでした。
※2: UTMCの秘密のイベント。普通の部員・OBは年に一回。
※3: うし云々以前に、年末ラスト4日間にバイトを入れていた奴それはDOIMOI。
※4: そのうえ、家賃の支払いがまだでした。
※5: ももお先生のうしは本来、12月28日ですが、この年は月曜日でうしの定休日だったので、一日繰り上がりました。
※6: 嘘です。本当は途中、新宿の世界堂に寄り道しています。
※7: 種々のプログラミング言語について宗教論的な表現で面白おかしく(?)解説している記事。文字どおりの宗教についての記事ではありません。
※8: ビックカメラのTVCFに出演している、お顔の大きな女優。
※9: 別名「土偶間」。なんか、場所の名前(説明になっていない…)。
※1: UTMC第22台目部長。
…と、あっという間に3日も経っちゃいました(平成11年2月6日)。参ったッスよ〜、EmEditorが突然おシャカになって、HTMLファイルが編集できなくなりまして…※1。でも、原因はEmEditor自体ではなくて、実はHDD※2のほうにあったようです。なぜか今は復活してます。
あ、いけないいけない、雑談はこのくらいにしておきます※3。
事故の翌々日に病院で見ていただいたところ※4、幸い、骨に異常はなかったので、なんとかバイトだけはこなし、大晦日の夜にふたたびU市へ戻ったDOIMOIです。
初日の出を見に行った帰りに車がベーパーロックを起こして肝を冷やしたり、23歳にもなってお年玉を頂戴したり、体脂肪率が5%もハネ上がったりと、楽しすぎるお正月はあっという間に過ぎていきました。
その後、U市のイベントで出す雑誌(コピー本)の面付けに四苦八苦したり、ノンブルの付け間違いに気づいて青くなったり、冷ややかな視線に耐えながらコピーしたり、R4で走りこんだりと、忙しいような暇なような日々があっという間に過ぎ、ついに平成11年1月10日---「正月コミケin U'99」当日はやってきました。
DOIMOIは、とむ☆大木氏と待ち合わせて難波宅を襲撃、たっくん氏を拉致したのち、イベント開始時刻の20分前に会場のマロニエプラザに到着しました。が、なぜかすでに一般入場が始まっていました。納得のいかない三人でしたが、しぶしぶと列に並ぶと、案外すんなりと入場できました。自分たちのスペース位置を確認すると、さっそくお店やさんを広げはじめました。 するとどうでしょう、準備も終わらないうちに、いきなり一人のお嬢さんが「これください」と、とむ氏のポケモン便箋を指さすではアーリマセンカ。慌てつつも喜ぶ二人。 その後も、とむ氏の便箋の売れ行きは好調でした。ところが、肝心のCLC雑誌---DOIMOIの恥モノを収録した禁書---は、一向に売れる気配がございません。それどころか、お手に取る方すらおられません。 実は、売れない理由の見当はついていました。一つは、ポケモンのブース※5で出店しているのに、雑誌の表紙がFFVIIであること、もう一つは、便箋をお買い上げの方には雑誌を無料進呈していることです。 そうこうしているうちに、即売会は終了しました。結局、とむ氏の便箋はよく売れましたが、ついにCLC雑誌を単体で買ってくださった方は---それどころか、立ち読みをしてくださった方さえ---お一人としていらっしゃいませんでした。 DOIMOIは過去の経験※6から、冊子モノが売れにくいことは承知していましたが、やはり空しさは禁じ得ませんでした。
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CLC雑誌Vol.2表紙 (題字はハメコミ合成) |
※2: 暖機運転をしないとコケる、軟弱な外付けSCSI-HDD。それにしても、つくづくHDD運(?)の悪いDOIMOI…。
※3: このページすべてが雑談だという噂が…。
※4: なかよしをゲットする前にギプスだの入院だのなんてことになったら困るので翌々日まで延ばした、というわけではありま
※5: 「ブース」という表現は正しくないかもしれません。とはいえ、「ブロック」でもないし、「島」でもないし…なんだっぴゃ?
※6: 当学科選択科目『投稿史・I〜どしゃ降りの旅立ち』第十三週 Χ-day参照。…あれっ、いざ参照してみると、売れなかったのは冊子モノだったからというわけではないような気が…。
※1: 大うそ。EmEditorがだめなら「メモ帳」を使えばいいだけの話。
しかし、相変わらず暇をもてあましていました※2。
ある日、いつものように暇つぶしに「りぼん」を開きました。
その時です。りぼんNEW漫画スクールを読んでいたDOIMOIは、応募のきまりを見てタマゲマシタ!
☆あて先 : 〒119-0161 神田郵便局 集英社 りぼん編集部 りぼんNEW漫画スクール係
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神田郵便局といえば、DOIMOIが上皇様と崇めるSword師匠のアルバイト先ではありませんか!!
これはもう…ぽちっとな。
※2: この暇はもちろん、例によってやるべきことをやらなかったために発生したものです。
※1: ところが、3冊ともカバーの上端が傷んでいました。納得いかないので、美本をゲットしようと渋谷のコミックシティに行ったら、こちらの入荷分もみんなカバーが不良でした。どうも装丁の段階での折りミスが原因のようです。結局、一番ましだったやつを1冊選んで買いました。
補講
ありません。
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