ダイヤモンドヘッド1
ダイヤモンドヘッド2



ワイキキの東方に位置するダイヤモンドヘッド、皆さんもホテルやビーチから見たことがあると思いま
す。その昔、火山の神ペレが住んだとも伝説されるダイヤモンドヘッドに登らずして、ハワイは語れま
せん。さあ、出発です!

ダイヤモンドヘッドは、約30万年前に起こった噴火により形成された死火山で、すり鉢状(クレータ
ー)のスタイルをしています。私たちがワイキキ方面から見るダイヤモンドヘッドは、そのクレーターの
側面です。登頂された方、もしくは飛行機の窓から見る機会に恵まれた方は、ほぼ真円に近いクレ
ーターであることを確認できると思います。

私は、その姿がダイヤモンドに似ていることからそう呼ばれていると思いこんでいましたが、ハワイ州
発行の資料には、1700年代後半西欧の探検家や商人が、噴火口の岩石の中に光る方解石の結
晶をダイヤモンドに見誤ったことからそう呼ばれた、と記してあります。

カピオラニ公園から見たダイヤモンドヘッド
上空から見たダイヤモンドヘッド

今回は、ダイヤモンドヘッド登頂証明書を受け取るため、出発前に、ニューオータニカイマナビーチホ
テル(カピオラニ公園横カラカウア大通り沿い)で、「HOW TO GET TO THE TOP」というハウツ
ー本、クレヨン、ボトルウォーターがセットされた「ハイクセット」($10)を購入しました。

10年前は、これに懐中電灯がついていましたが、最近はコスト削減のためか、これはセットされて
いません。しかし、この懐中電灯こそ必需品なのです。小さいもの、安いもので良いですから、是
非、持参されることをお勧めします。

ニューオータニカイマナビーチホテル
ダイヤモンドヘッドハイクセット

ダイヤモンドヘッドの登山道入り口は一箇所です。
ワイキキ動物園前のモンサラットアベニューをダイヤモンドヘッドに向かって左方向に進むと、やがて
ダイヤモンドヘッドロードになります。右手に「ダイヤモンドヘッド・クレーター」の看板が見えたら、そ
こを右折し、トンネルをくぐると駐車場に到着します。

ワイキキから徒歩でここまで歩いてくる方もいますが、ここまでは、レンタカーもしくはワイキキトロリー
などの交通手段の利用をお勧めします。以前は無料だった駐車場も、有料($5)になっていまし
た。ちなみに、トイレは駐車場にしかありません。

登山道の入り口にある標識
一般車両$5、人$1


トレイル入り口(クレーターの中央部)から山頂までは、距離約1km、高低差200m、1時間もあれ
ば十分登れます。
スタート地点から15分くらいは、途中、ハワイならではの珍しい草木や鳥をウォッチしながら、曲がり
くねった溶岩道を登ります。

途中発見したサボテンの花
転落防止の柵も付設してあり安全です

76段の階段を登り、真っ暗なトンネルをくぐると、最初の展望台です。
トンネル内は、一応てすりがあるものの、暗いです、足元を照らすための懐中電灯が活躍します。
展望台からは、クレーターの中と外の景色が堪能できます。ここで、しばし休憩しました。

ここで懐中電灯が活躍します
山の向こうに見えるのは海!です


ダイヤモンドヘッド1
ダイヤモンドヘッド2