2004/03 ぐるっと浜名湖ツーリズム2004 - 前日

ぐるっと浜名湖ツーリズム2004のサイクル・ツーリングの受付開始は午前7時半からでした。 東京から参加する場合、どうしても前日のうちに現地入りしておく必要があります。 私の場合は浜松駅近くのビジネスホテルに宿泊することにし、 昼ごろ浜松に到着し、午後、集合場所まで下見に行くことにしました。

東京駅から浜松駅までは新幹線のひかりで1時間半ですが、1〜2時間に1本しかありません。 当初、11:34着のひかり267号で行く予定でいましたが、 夕方まで雨の予報だったので1本遅らせて13:34着のひかり271号で浜松入りしました。 浜松に到着してみると、予報と違い、既に雨は上がっていたので、 ホテルに荷物を置いた後、早速、浜名湖方面への下見に出掛けました。


浜松城跡の近くから北西方向に廃止された遠鉄奥山線の跡を利用したの遊歩道があります。 軽車輌も通行でき、館山寺街道(県道48号線)への抜け道として使えます。


1Kmほどの遊歩道を抜けると館山寺街道に出ます。 館山寺街道は浜松から館山寺を結ぶ県道です。 初めのうちは広く、綺麗な歩道も整備された走り易い道なのですが、 途中から狭くなり歩道がなくなります。 特に、途中にある街中を抜ける部分は狭く、大型車を含む通行量が多く、 路面もかなり痛んでいて、走り難い道でした。 私は、その部分では裏道に逃げるようにして通過しました。 このコースは標高0〜40mの範囲で何度かのアップダウンもるので、 当日の朝は別コースで行くことに決めたのでした。


館山寺の少し手前、和地町にうなぎの 「浜章」 があります。 午後4時少し前で中途半端な時刻でしたが、美味しいらしいので寄ることにしました。

メニューでおすすめになっていた 「うなぎ重」 を食べましたが、 ふわっとした身とパリっとした皮、あっさりしたタレで、とても美味しかったです。 ちなみに、ここでは九州産の 「青うなぎ」 を使い、蒸さずに焼いているそうです。 営業時間は11:30から日没までなので、 夕食として食べる場合には閉店時間に注意しましょう。


サイクル・ツーリングの集合場所、 花博の 「庄内駐車場」 へは和地町で館山寺街道から左折し、浜名湖沿いの道で行きます。 その交差点には案内板が置いてありました。 ここだけでなく、要所ごとに置いてあったので、迷う心配はありませんでした。

和地町から庄内への道は狭い箇所(1.5車線、センターラインなし)も多くあり、 花博へのアクセス道路としては狭すぎると思っていたら、 「庄内駐車場」 のすぐ近くに新しい橋、「はまゆう大橋」 が開通することになっていました。


「はまゆう大橋」 は浜名湖の東部、庄内駐車場に近い白洲町と対岸の古人見町を結ぶ有料道路で、 この橋がメインのアクセスルートになるようです。 自転車(料金は20円)も通れます。 既に完成していて、4月から利用開始を待つばかりの状態でした。 どうせなら、ここを渡って会場入りしたかったですね。


「はまゆう大橋」 を背に直進すると、すぐ 「庄内駐車場」 です。 が、その直進する道も部分的に未開通で、 旧道と思われる道に迂回して駐車場に到着しました。 浜松駅からだと約20Kmでした。 入口は封鎖されていて、まだ内部に入ることはできませんでした。 この駐車場の場所は手持ちの地図では養魚場になっています。 それを埋め立てて作ったようです。


サイクル・ツーリングの集合場所への入口は反対側らしので回ってみると、 そちら側も入口は封鎖されていましたが、案内板がありました。 ここには私の他にも下見に来た人がいました。

集合場所の下見が終われば浜松に戻る予定でしたが、 この頃には天気が急速に回復し、ほぼ完全に晴れていました。 そこで浜名湖で夕陽を見てから戻ることにしました。


日没の時間までは少し余裕があったので、一旦、館山寺まで行き、 そこから湖岸を通る 「浜名湖自転車道」 を 「浜名湖大橋」 まで南下する間に夕陽を見ることにしました。 この区間の 「浜名湖自転車道」 は湖の間近を通っていて、どこでも夕陽を見ることができます。

この日は北西の風がとても強く、湖畔の自転車道では一部で水飛沫が飛んで来るほどでした。 明日もこの風が吹くと辛いツーリングになるなあと心配しながら走ったのでした。


自転車道沿いにはうなぎの養殖場が何箇所もありましたが、 温室の中で育てられているので、外からは様子を伺うことはできませんでした。


午後6時少し前に日没になり、 まあまあ綺麗な夕陽を見ることができました。

この後、暗くなる中を浜松駅近くのホテルに帰りました。 「浜名湖大橋」 と 「雄踏大橋」 を渡り、県道62号線を走りました。 この県道は旧道に並行してバイパスが出来ていて、走り易くなっていました。 ただし、一部は未完成で旧道に迂回する必要がありました。 アップダウンはほとんど無いので、 会場へのアプローチにはこちらを使うことに決めました。