横川駅です。
ここまで輪行で来て、ここから走ります。
この横川駅のある信越本線は新幹線の開業によりすっかりローカル線になってしまい、
1時間に1本ほどの普通電車が走るだけです。
そのため、私の場合、高崎駅で40分ほど待ってしまいました。
出発前に時刻を調べておいたほうが良いでしょう。
横川といえば、おぎのやの峠の釜めし。
今でも駅で御弁当として販売していますが、
駅のすぐ前には本店があり、店内で食べられるようになっていました。
その店内で食べたのですが、ここでも御弁当の形式で出て来ました。
釜めしはここで作っているのではなく、他で作ったものを持ち込んでいるのでした。
釜めしが900円、味噌汁が150円です。
右上の力餅はサービスでした。
国道18号線の旧道を進み、宿場のあった坂本を越えると、「これより碓水峠」 の表示がありました。
この先、峠の頂上までにカーブが184個あり、それぞれに標識が立っています。
1/4ほど登ったところにある名所、旧信越本線の碓水第三アーチです。
明治25年(1892年、110年前です!)に竣工し、昭和38年まで使われていたものです。
煉瓦造だそうです。
碓水峠への道は、旧道とはいえ、さすがは10番台の国道です。
道幅は広く、坂もゆったりしています。
横川から頂上までの標高差は600m弱、それを約15Kmかけて登るので、
平均すると 4% の勾配です。
金曜日だったため車の通行量も少なく、とても快適でした。
碓水峠の頂上(標高957m)に到着です。
184番目のカーブの先に、これより長野県になるという表示があります。
長野県側は数10m下るだけで軽井沢の街中になります。
すぐ脇を新幹線が通り、もう峠道の雰囲気はありません。
すぐ軽井沢に下っては面白くなかったので、旧碓水峠に向かいました。
尾根の少し下を通る町道を経由したのですが、紅葉が奇麗で気持ちの良い道でした。
4Kmほどで約230m登ります。
旧碓水峠にある熊野神社の参道です。
中央を長野県と群馬県の県境が通っていて、石畳に表示がありました。
左は鳥居の内側にあった古い狛犬です。
狛犬らしくない、おとなしそうな感じです。
右が熊野神社です。
ここも県境で、長野県側と群馬県側に2つの賽銭箱がありました。
神主さんも2人いるそうです。
自転車を停め、熊野神社の反対側の見晴らし台に登りました。
ちょうど紅葉の盛りで、とても奇麗でしたが、視界が良くなくて展望はいまいちでした。
ここにも県境が通っています。
旧碓水峠からは旧軽井沢を目指して下りました。
この道は、ほとんどまっすぐに下りて行くため、非常に急な坂になっています。
ほんの5分ほどで旧軽銀座に到着しました。
旧軽井沢はすごい人混みだったので、さっさと通過し、
三笠や鹿島ノ森の別荘の間の道をてれてれと走りました。
昼なお暗い森の中の道を走っていると、
旧軽の人混みから5分と離れていないのが信じられない感じです。
紅葉の名所ということで、雲場池に来ました。
まだ、少し早い感じでしたが、一部の木は奇麗に色付いていました。
ただ、夕方で少し暗くなっていたため、写真は奇麗に写りませんでした。
ここまで走った時点で午後4時を回り、あたりも暗くなってきたので、 金曜日の集合場所であるサイクルテックIKDの軽井沢ブランチに向かいました。
[ 秋の軽井沢サイクリング ]