衝動的に訪れた京都。
過ぎし時代に馳せる想いは、暑さと寝不足の最凶コンボに勝てるのか！？

今回の旅行の主な目的。
この巽橋を見ること、そして、建仁寺をもう一度じっくり拝観すること。

８月６日、日曜日。前日からの夜行バスで約８時間。早朝、京都駅八条口に着きました。

バスのなか、一時間ごとに目が覚めていた。
昼間の仕事で疲れてるはずなのに、ろくに眠れてねぇ〜〜ッ！？　もっと爆睡できると思ってたのに；

朝食を食べて、まずは電車で京都駅の隣の駅（東福寺駅）へ。
京都に来たら、必ず泉涌寺（の塔頭・戒光寺）をお参りするのだ！！　伊東甲子太郎先生と御陵衛士のお墓へ・・・。
まだ朝７時すぎなので参拝者・観光客は見あたらず、総門をくぐった敷地内には、地元の方々が朝の散歩やジョギングなどで通っていく。さわやかな朝ですな。暑いけど。でもまだこの時間の暑さは序の口。

戒光寺の本堂内にて、丈六釈迦如来像を拝み・・・（←京都旅行記'05年5月版のコピペ（笑））
そしてやっぱりここは居心地が良い。

市バス一日券（５００円で乗り放題）を買ったので、ここからはバス移動です。
幕末、京都守護職・会津藩の本陣であった金戒光明寺へ！
ここは大河ドラマ「新選組！」放映当時は、新選組の旗（『誠』の旗？）が立ってたそうですが、今はもうそういうものは何もありませんでした。その頃から来たい来たいとは思いつつ、なぜか毎回スルーしてしまっていたこの場所。やっと来られた（＾-＾）

新選組・近藤勇局長も見たであろうこの景色。本堂側から山門をのぞむ。

とても広大な敷地で、この日は時間の都合上、本堂の御影堂だけお参りして『黒谷さん』をあとにしました。
バスに乗って、「北野天満宮前」下車。そう、まだ行ったことのない北野天満宮に行きましたよ。受験生じゃないけどね！
梅の名所だけあり、梅の実がたくさん干してあった。梅干し〜。

次は妙心寺へ。塔頭のひとつが、今年の大河ドラマ「功名が辻」の山内一豊・千代夫妻の菩提寺なのです。
しかしその塔頭には現在は入れず、『特に山内夫妻のファンではない（というか、ドラマ中のラブコメシーンはむしろうざい（爆））けれど、北野天満宮から近いし、とりあえず行ってみよ』ぐらいの気持ちで訪れたので、思い入れがあまりなく・・・。
ただ、ここも敷地がめちゃくちゃ広く（塔頭が並ぶさまはまるで時代劇の世界）　そして暑かった！！！！！（木陰がほとんど無いんだよねー、ここ）

その後、バス停「北野天満宮前」にて再び下車し、早めの昼食をとる。
この周辺はお豆腐が有名なんだよね。天満宮横の『蔵』というお店で『天神御膳』を注文しました。お豆腐料理はもちろん、お造りもちょこっとついて（鱧（はも）初めて食べたv）、お値段（千円台！）のわりに豪華な御膳。ボリューム満点☆

が、このボリュームと、飲んだコップ一杯のビールが、急激に眠気を召喚してしまったのだった！！！

四条方面に向かうバスの中で、早くも頭が船を漕ぎ始めた。こくり・・・こくりっ
時刻は午後１時頃。太陽、最強の時間。
そう、寝不足のまま、この猛暑のなか、終日元気に歩き続けることなどできるはずがないのである。
午後に必ず強力な眠気と疲労が襲ってくると思っていたさ！　さあ、涼しいところでひとやすみタ〜〜イム！！

デパートのベンチで一時間ほど休憩☆☆☆
高島屋さん、お世話になりました。 m(_ _)m

でもまぁ、横になって眠ったわけではないので（当たり前だ）疲れが取れたとは言いづらいのだけれど、京都まで来ていつまでも高島屋にいるわけにもいかないので・・・（＾＾；　重い腰を上げて再び、レッツゴー。
一度、祇園の土産屋群に戻り、都路里の店頭で冷たいグリーンティー（レモン入り）を買って、歩きながらＨＰ（いや、精神力だからＭＰか（笑））回復！

行くぜ、建仁寺！

方丈の庭に併設された、豊臣秀吉ゆかりの茶室。
祇園で大火事が起き、新選組が警護にあたった際、
（ドラマでは）伊東甲子太郎が、これらの遺構をもつこの建仁寺を守るよう命じていた。

華やかな祇園の町なか。一見、隠れるように、しかし堂々とたたずむ立派なお寺、建仁寺。
以前、大河ドラマ「新選組！」放映当時に京都を訪れたとき（'04年11月旅行記参照）、もちろんこのお寺にも足を延ばしたのですが、そのときはゆっくり見られる時間がなく、いつかもう一度来たいと思っていたのです。

そして、こちらの方丈でも、結果的に一時間半ほど居座る。

畳のお部屋に座って、（私はやらなかったが、寝転んでる人もいましたヨ（＾0＾；）　ぼーっとお庭を眺めたり、無心になってみたり、ＨＰを回復したり。ここの方丈も居心地がいいんです。
それにしても、日曜日だけあって、思ったより拝観者が多かったなぁ。（場所が良いので”思ったより”は失礼ですかね）

涼しげな金魚 in 建仁寺方丈

さてさて、建仁寺をあとにして夕方にさしかかっても、まだまだ暑い。
どうやらこの日の夜、友禅流しのイベントをやるらしい鴨川も、納涼床とか出てるんだけど、絶対に店の中のが涼しいだろうと思われるような・・・・・・優雅に川に立つサギ（鳥ね）だけは涼しげに見えますが（笑）

京都に来たら必ず寄る「月ヶ瀬」というお店で甘味タイム。いつも食べるクリームあんみつではなく、今回は迷うことなくかき氷注文ですよ。ここも、平日はいつも静かでわりとすいている穴場だと思っていたのに、やっぱり日曜日だから混んでいた。

京都一日旅行は、最後の目的地へ到着！
祇園の白川にかかる巽橋。まさに”京都”という場所ですね（＾＾）

テレビなどでもよく映る、とてもとても有名な場所ですが、私、ここの実物（笑）見たことがなかったんですよ。今まで一度も。

こういう京都らしい景色が見たかったんです。

・・・・・・わかってる。
だったら別に真夏に行かなくてもいいのでわ。ということは。
京都の夏の暑さがハンパじゃないこともわかってた。
けどその反面、「夏の京都を体験したい！」というチャレンジャーな気持ちも少なからずあったという・・・・・・。

まとまりつかなくなってきたので（いつもこうだな；）、ラストは、この巽橋を渡った先で見つけた、こんなポスターを紹介しながらお別れでっす。

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