ブリュージュ観光
やっとお腹のふくれた我々は、ブリュージュ観光をすることにした。考えて
みればブリュージュに来てからずっとレストラン探しをしていて、まともに
景色にみとれることもできなかったのだ。しかし、
ブリュージュは予想外に観光地化されていて、お母ちゃんとしては
すでにがっかりしていた。観光地に観光
に来ているのだから仕方のない話だが、なんだか、日本にいて観光ビデオをみている
のとかわらない感じ。確かに建物や街並み、教会などとてもきれいなのだが、
どこも観光のための商品化がすすんでいて、しっとりした異国情緒を楽しむには
ほど遠い雰囲気。お父ちゃんは一度来たことがあるのに、お母ちゃんがどうしても
ブリュージュに行きたいといったので連れてきてくれたのに、お母ちゃんがどんどん
不機嫌になっていくものだから、お父ちゃんもやりきれなかっただろう。
お母ちゃんは体調の悪さがピークになっていた。いつもヨーロッパに旅行に
来るときには、2日目ぐらいに、時差ボケと1日目のはしゃぎすぎの反動がくる。ちょうどこの
時、その具合の悪さとがっかりが重なってしまったみたいだ。
一応ブリュージュの観光名所について書いておく。
ベルギーの主な街はたいてい広場を中心に放射線状に延びた路で形づくられている。
ブリュージュの中心地は、マルクト広場。マルクト広場に面して鐘楼Belfortや
聖血礼拝堂、市庁舎、ゴシックホールなどが建ち並ぶ。確かにきれいだったが、
あまりにも観光地観光地していて、ちょっとがっかり。
運河には観光用の水上バスが運行されていて、それはなかなか魅力的だったが、
雨が降っているためか、ごまちを連れて乗るのがおっくうになってしまった。
もとよりお父ちゃんは観光用の乗り物には興味がないらしく、二人の間で、
「あれに乗ろう!」といった健全な話題は出なかった。
そして、我々家族はTinTin Shopやベビー服屋さんなど
「なぜブリュージュに来てまで?」と疑問に思われるような場所にばかり行くことになった。
ところで、TinTin のグッズは、日本で買い求めるよりは少しは安いが、
それでもかなり高価であった。お母ちゃんは、新婚旅行でTinTinの漫画博物館に
行った思い出があるので、日本でも折につけTinTinグッズを買い求めていたのだが、
非常に高価なため欲しいものがなかなか買えず、今回の旅行では期待していたのだ。
しかし、今回もお父ちゃんのTinTin模様のネクタイを買うのみで我慢することになった。
つづく
目次へもどる