しつこくアトミウム


エレベーターはまず一番上の展望台に到着する。
展望台の雰囲気は、東京タワーの展望台のよう。土産物屋さんがあったり、 展望できる建物の掲示されたボードがあったり。たくさんの観光客でごった返し ているので、なかなか窓際にたどり着けないところも似ている。 ようやく窓に寄って見下ろすと、ブリュッセル市街地が一望できる。 ヨーロッパらしい街並みは、 放射線状にのびる通りに沿って赤茶色のれんがの建物がならんでいる。 どんな都市の展望台に登っても感じることだが、 さっきまでそこに居たのに、そこを見下ろしているというのは不思議な感覚だ。
ミニヨーロッパというミニチュアのヨーロッパの建物がならんでいるテーマパークのような ものを眼下にみることができる。共通入場券なども販売していて、さかんに宣伝している。 ビデオの望遠モードで観察して満足してしまったので、そこへの入場はやめておくことに した。(実際に行ってみたらそれはそれでおもしろいのだろうけど。)
それからいったんエレベーターで2階まで降りてから、各フロア展示へエスカレーターで 向かった。エスカレーターに乗っている間は外をときどき見ることができて、おもしろい。 建築過程を撮ったビデオなども上映されていて、なかなか楽しめた。昔はどこへ行ってもそんな 展示をおもしろいと思ったことがなかったのだけど、お父ちゃんとすごすようになって、 一つ一つの展示を見る楽しさを覚えた。
エスカレーターの一部が故障していて、歩いて登ったのにはまいった。ごまちを抱っこひもにの せて、だからなあ。。。一列分しかスペースがないので、あまり遅いと後ろの人に悪いし。 というわけで、ぜいぜい言いながら残りの展示をまわった。






キャラクターの顔の部分だけ丸くくりぬいてあって、そこから顔をだして写真を撮るための ベニヤのボードのようなものが昔観光地によく設置されていたのを覚えているだろうか。 日本ではもうほとんど姿をみなくなったそのボードが、なんと、遠いブリュッセルの地にある アトミウムの中にあった。アトミウムの丸い部分がくりぬいてある。現地では大人気のようで、 そこで写真をとるための行列ができていたほどだ。親ばかな我々もご多聞にもれず、 並んでごまちの写真を撮った。ごまちが不思議そうな顔をしてボードの中からのぞきこんで いる姿がうつっている。まわりの人達の笑いをとることにも成功。お父ちゃんもお母ちゃんも 大満足だった。

つづく

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