軍事博物館
アトミウムを堪能した後、再び地下鉄に乗り、軍事博物館の方角へ。
軍事博物館は結局行けずじまいだったが(その理由は後述)、ホテルの近くに位置していて、
先に述べた独立50周年記念門と広い公園に接している。とても気持ちのよい公園で、ごまちを
連れてお散歩するのにちょうどよかった。他にも、家族連れでお散歩したりボール遊びをしたりする
人がちらほらいた。
軍事博物館という名前の博物館は、日本にはないジャンルの博物館であろう
。以前ロンドンの軍事博物館を
見学したことがあるが、決して戦争のための博物館ではなく、むしろ
戦争の歴史をふまえて平和について考えよう、という主旨の博物館であった。
(日本で名前を付けるとしたら「平和記念館」といった感じだろうか)。
ロンドンでは社会科見学ツアーをしている小学生達もいて、それぞれが感想を述べたり、
戦争がなぜいけないのかについて意見を出し合ったりしていたのも印象に残っている。
もちろん、「軍事博物館」と名前がつくだけあって、第二次大戦で使われた戦闘機などがいかにも
かっこよさそうに展示されていたりする。その点を問題視する人もいるだろう。日本では
絶対にあり得ないタイプの展示だ。
私の意見を言わせてもらえば、そういった飛行機を「かっこよい」と感じてしまうのは、
青年期のある時期多くの人が
一度は通る道ではないかと思うし、それを否定してそれが無いことを前提に
平和を語るのはおかしいと思う。青年は「かっこよい」と感じてしまうけど、実際に過去に行われた
戦いは「かっこよく」もなんともない、泥沼のものである。それを
素直に感じることができるように、その時の展示は工夫されていたと記憶している。
外国で戦争の展示をみると、日本人が思っているのと違った見方をした歴史を知ることができる。
それがよいとも悪いともいえないし、時にはとても偏見のある展示があって嫌な気分になる
こともあるが、平和を願って建てられていることには違いがないわけだし、「こういう考え方
もあるのか」と目から鱗の意見に出会うこともある。ごまちが大きくなって、いろいろな
疑問を大人にぶつけてきたときに、少しでも広い視野を持ってごまちの考える力をのばしてあげれる
といいなと思うし、ごまちにはいろいろな面から物事をみれるようになって欲しいと思う。
と偉そうなことを言って軍事博物館を見学に行こうとした我々の前に立ちはだかったのは、
軍事博物館の向かいにある「自動車博物館」であった。お父ちゃんはふらふらとそこへ
すいよせられていった。自動車博物館から出てきたときには、案の定、軍事博物館はすでに
閉館していた。。。
つづく
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