アトミウムAtomium続き
さて、アトミウム。
モニュメントに近付くと、切符売り場に長蛇の列をみた。しかしここまで来たからには、
モニュメントに登らないと気が済まない。お父ちゃんが切符売り場で並んでくれている
間、お母ちゃんはごまちの写真を撮りまくる。モニュメントの直下に立つとなかなかの迫力だ。
意外にはやく切符も買え、中のエレベーターにも乗れた。ベビーカーは置いて行ってくれ、
と係りの人に言われて、入り口であずけて、抱っこひもにごまちをのせエレベーターに
のりこむ。中はガラス張りで、一気に登る間頭上のエレベーターを支えるワイヤーが動く
様子がよくみえた。赤いライトで照らされて不思議な感覚だった。
登っている間、係りのお姉さんが早口でこのアトミウムについての説明をしてくれる。
何より感動したのが、このお姉さん。ブリュッセルの公用語であるフラマン語、フランス語、
ドイツ語に加えて、英語、イタリア語、多分スペイン語でも同じ説明を順番にしてくれたのだ。
しかもそのエレベーターが登っているわずか30秒ほどの間に。次々と繰り出される各国語
の説明の境目がわからず、ふと気が付くと英語の説明をほとんど聞き逃してしまっていた。
(というより、気が付いたら英語で、注意して聞こうと思ったらすでに次の言語になっていた。)
さすが国際都市ブリュッセルである。
ところで、ヨーロッパの都市では意外に英語が通じないところが多い。
以前お父ちゃんとドイツ・オーストリアに旅行にいったときなど、ひどかった。大都市を除き、ほとんど英語
がつうじなかった。ヨーロッパではいろいろな言語の国が密に接しているから、だいたい
どこの国でも英語が通じるだろうと思うのは幻想である。
ベルギーはそれに比べると交易のさかんな地方だから比較的英語がつうじる国だとは思うが、
駅や観光地でのアナウンス、
パンフレットなどに意外に英語が使われていないことにはまいった。例えば、駅のアナウンス。
フラマン語、フランス語、ドイツ語のアナウンスはあるのだが、どんな外国人
にも対応できると思われる英語のアナウンスが全くない。
駅などの表示にも上記3つの言語は使われているのだが、英語の表記はほとんどみかけなかった。
それらの言葉が公用語として優先され、英語まで表記する空間がないのだろう。
それと、もしかすると、フランス人と同様、英語はあまり好きではない国民なのかも
しれない。というのは、前回来たときに、閉店間際のお店に駆け込んだときのこと。
「すぐに買うものを決めるからお店に入れてください」と英語で言っても、とりつくしまのなかった
気位の高そうなチョコレート屋のおばちゃんが、お父ちゃんがフランス語で交渉しはじめると
「仕方ないわねえ」といった様子でチョコレートを売ってくれたのだ。(フランス語のまったく
わからないお母ちゃんは感動してその様子をみていた。お父ちゃんの株、上がりまくりの一件だった。)
ああああ、また話が脱線した。
アトミウム話はまた次のページにしよう。。。
つづく
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