やってきました魚介類レストランその2
ベルギーは知る人ぞ知る美食の国。というのは割とどのガイドブックにも書いてある。
おフランスが近いことと、海に面していて魚介類が豊富なことがその理由らしい。
魚介類は特にムール貝が有名。ベルギーの観光地ではだいたいどこに行ってもレストランに
たっぷりのムール貝の看板がでていたりする。我々の今回の旅の最大の目的の一つが、このムール貝を始めとする魚介類をたらふく食べる
ことであった。
さて我々がその日注文したものといえば。。。
トマトと小エビのサラダ(トマト・オ・クルベット)
かにクリームコロッケ
白身魚のクリーム煮
バケツ一杯のムール貝(オリジナル味)
どれもこの地方の郷土料理である。
トマトと小エビのサラダは、ちょっと大ざっぱ
な味で、外国のサラダにありがちな水っぽい印象。小エビは日本で食べるものよりも
野性味がある。この国では割とどこに行ってもトマトが丸ごとあるいは上の方だけ
少し切り目がはいった状態でつけあわせとして盛りつけられていることが多かった。
トマトは日本で食べるものよりも熟しているけどべたべたしていない。トマトの香りは
あまりしないかな?つけあわせとして肉料理や魚料理と一緒にたべるとみずみず
しくってちょうどよく味わえる。
かにクリームコロッケが名産品というのはちょっと意外だが、これまたかなり
日本で食べるものとの印象が違う。衣はかりかりしていてパン粉のコロッケとは
趣が違いあまり油っぽくない。中味はかにの味がしっかりしている。変にかに臭く
ない。クリームというよりややマッシュポテトの食感によく似ている。(だけど
かにの風味がとってもよいのだよー。何とも言えないおいしさ。)つけあわせ
のあげたパセリがまたよい。
白身魚のクリーム煮込みはいろいろな野菜で煮込んであるため味が複雑に
しみこんでいた。マッシュルームを口に入れるときのこの風味と
スープが口の中で混ざって何ともいえない味わい。お母ちゃんはマッシュポテトに目
がないので、これも堪能した。全体に、見た目ほどこってりしていなくて、
意外にもあっさり、胃にももたれない。白身もほっこり柔らかくなっていて
そこにソースがからまって香ばしいような気さえする。
ムール貝は。。。実はこれだけはちょっとがっかりした。前回来たときにはとっても
おいしいと思ったのだけど。。。どういった料理かというと、ムール貝がセロリと
いっしょに塩ゆでされている、シンプルで素朴な料理だけど、ムール貝そのもの
の味が最大限ひきだされる料理法だと素直にいえるほどの料理だ。すこーしだけ
スープがバケツの中に一緒にはいっていて、単なる残り汁なのだが、これがまた
セロリのだしがきいていて、絶品。
ムール貝とセロリのスープは、前回来たときに屋台での買い食いでも食べた。
何とも言えず絶妙に調和のとれた、忘れ
られない味である。
というわけで今回は期待が大きすぎたようだ。きくところによると、ムール貝はもともと
冬の食べ物で、ベルギー名産品だから観光地では食べれるが地もとの人は夏には
あまり食べないそうだ。そのせいか、ちょっと臭みがあって硬い印象をうけた。
つづく
目次へもどる