「無許可ブリーダー」の件が、いろいろな方のHPや、ブログで毎日の様に書かれている。
ブリーダーに対する批判、行政への疑問、残された犬達の心配など、さまざまだ。
私も「キング交配」の話以来、頭の中でいろいろな事が、グルグルしている。
私は、ただの「犬好き」だった。「ドックショー」の世界なんて見たこともなければ、無縁だと、気にもした事なかった。
むしろ、反対派で「犬が、かわいそうだ。」「自由も、ないのだろう。」「犬で金儲け?」な〜んて思っていた。
「ショードックは、最高のパートナー」って意味が今は、わかる。
だって「ショー」は「大、大、大親バカ」の集まりだよ(>▽<;; 生活環境、食事、管理すべてに気を使い、大事に育ててきた「我が子」を、お披露目するのだから。
何より、犬との「信頼」を一番大切にしている。
家は、言い方は悪いが、「犬」を商売として生活しているわけではない。2年に一度ぐらいしか「仔犬」もとりあげないし。ブリーダーとは言えない。
でも、「良い子を。」という気持は、兄貴は、いつも持っている。が、犬舎維持、在住犬の管理にも限度があり、世話担当の私が反対とくれば、しばらくは無理だ。リーゼントの子孫だってほしい。って気もあるけれど、子育ても落着かない事にはねえ〜。巣立つまでの「仔犬」の世話は、ほんとうに大変なのだ。
ドックショーだって、お金がかかり、予算と計画を立て、今は、年に2〜3回かなあ〜(-。−;)
考えたら、家は何?と〜っても中途半端。
それでも、動物取扱業登録・責任者講習・予防接種・狂犬病予防など、最低限の事は、少しでも「犬」と係りがあるのなら、きちんとしないといけないと思っている。今は。
金銭面でも、一番苦しい事ではあるけれど。
(数年前、法が厳しくなかった頃には、兄貴も仔犬繁殖や広告を載せたりしていたみたいです。それは、隠さず言います。経験を積んで、今があるわけで・・・)
私は、犬達の気持ちを、すべて勝手に人間化してしまう。自分に置き換えてしまう。
「嬉しさ、痛み、辛さ、悲しさ、寂しさ」
だから、毎日「仲間達」と泣き、笑い、心配になり、時々、どっと疲れてしまう。
正直、係りたくはない。とも思った事が何度もあるし、口にもした。「死」は特にだ。
でも、思う。この気持ちを忘れてしまったら、私は「犬」と生活してはいけないと。この気持ちがなくなってしまったら、「犬好き」なんて言ってはいけないと。
ただの「愛犬家」?どがすぎた、ただの「犬バカ」?家は、それでいい。
それがいい。。。
「バカな子ほど、かわいい」・・・家の子、み〜んな「バカ」・・・私も・・・~(=^‥^
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