2005年6月
創形美術専門学校でのワークショップ
授業

美術学校の生徒さんたちですから「上手に絵が描ける」人たちなのです。
でも、彼らに渡した画材は、保育園で使うような画用紙とクレヨン。
しかもクレヨンで、めったやたらにゴシゴシ絵を描いてもらいました。

で、次の段階として、その絵をカッターであったり、手でちぎったり、
ハサミだったりを使用して 壊してもらいました。

さらにその壊したパーツを構成し直して、新しい絵を作ってもらったのです。
絵を描く人たちは、かなりの人が「完成形」を頭の中に思い描いてから作業をします。
でも、そうしちゃうと、「自分の世界にあるもの」以外は作れない。
つまり、絵を描く事にルールを作ってしまうことにもなるのです。

ですから、「作っては壊し」、 「また作っては壊す」これを繰り返して行くと
自分の中にある「殻」を壊す事にも繋がるのではないかと思うのです。

大事なのは「新しい自分の発見」です。










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