「ホルンを聴こう」プロジェクト season1
No.4【リー・アクター:ホルン協奏曲】キャロル・ニトラン(hrn) (2016.08.25)
演奏者の名前を見る前に聴けば良かった。
聞こえてくる音が女性の音だと先入観を持っての鑑賞になってしまった。
映画音楽のような、吹奏楽曲のような雰囲気の曲で楽しい。
録音はクリアでソロの音がよくわかって良い。
バックに金管楽器がいないようなので、なおさらだ。
音のタッチ(タンギング)がソフトで、とても繊細で綺麗...ほら、女性を意識してしまっている(・・;)。
「ラッパを聴こう」の女性評時と同様、軟プレスで力みのないアンブシュアなのではないでしょうか。
ロートーンからハイトーンまで淀みなく、とても自然だ。
発音時に若干の揺らぎを感じる時があるのが残念。
パワーも十分なのですが、しかし、こういった録音を聴くと、ゲイル・ウィリアムス女史ってとてつもない人だと再認識させられます。
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