●1970年は日本中が大阪万博に狂乱、空前の好景気だった。73年ハイセイコーが10連勝、74年ユリ・ゲラーがスプーンを曲げ、79年にはウオークマンが発売された。反面、70年代はベトナム戦争、大学闘争の時代でもあった。この時代コカコーラ社は米国帝国主義の先兵とされ反戦の目標にもなった。しかし若者はコカコーラが大好き。楽しいボトルがいっぱい出てきます。 |
3rd generation of Home Size bottle. /3代目ホームサイズは初代〜2代目の破びん問題を解決し、ずんどうだが丈夫な瓶型に変わった。カタカナ白文字のロゴは細字(3.5mm程度)。緑ガラス瓶のネックから「ホームサイズ」の文字が消え、大きくなった500数字の左右に星マークがついた。星の数は5個あり、★の大きさは左右5ミリ。炭酸が強くホントにうまかった。500ml/1972〜 |
3rd generation of Home Size bottle with Small Stars./3代目ホームサイズ【小さな星】。ボトルの形・英ロゴは前出ボトルと同じだが、ネックの500の左右にある星マークが小さい。★の大きさは左右3ミリ。しかし星は4個なので、ロット違いのプリント・バグではなく明らかに別物である。星の大きな3代目は全国にふつうに見られ、年代も1972年の初出以降何年間も多くの瓶が生産されているが、星小ボトルは初出年の1972年ものしか確認出来ない。すなわち星小ボトルはテスト用にわずかに出荷された3代目ホームサイズの初期ものではないかと推測される。プロテクトカバーつき500ml/写真は山陽コカ1972年製。ほかに三笠、みちのく、北陸、長野、四国コカ製もある(いずれも1972年製)との報告があります。 |
Coca-Cola 300ml Bottle./コカ・コーラ300ml瓶。東京コカから初の "Coke" 表示ボトルの登場です。これはレギュラーサイズとホームサイズの中間のロング型。USAではTALL TYPEと呼ばれているボトル。右はレギュラーサイズと大きさを比較。レギュラーサイズの50円に対して「1.5倍入って60円」とお得だったためかなりヒットした。初めての300ml入り緑ガラス瓶/1976 |
Old Nagano 350ml Bottle./Old 長野 350ml瓶。昭和51年、旧長野コカでリターナブル・タイプの350mlの新ボトルがテスト発売された。他地区に拡大されなかったため、希少なボトルとされる。カタカナの「コカ・コーラ」他すべてのプリントが白文字(ACL印刷)。緑ガラス瓶(空ビン重量490g)、350ml/1976 |
1st generation of 1 Liter bottle. /初代1リットル瓶。アルミ広口スクリューキャップで登場。緑ガラス瓶に白ACLでカタカナでコカコーラ。両面ともロゴの右下に1000ml。超重いずんどうの初代1リットルは空ビンだけで765gもあった/1975 | 2nd generation of 1 Liter bottle. /2代目1リットルは初代の破裂事故で透明プロテクトカバーがつき、デザインも赤ラベル(タテ38ミリ)に、ロゴも小さめの白文字に変わった。赤ラベルの右下に1000ml。(空ビン重量765g)/1976 |
3rd 1 Liter bottle./3代目1リットル(中期)赤ラベルの天地が大きくなり、ボトルの形がホブルに。ビンの重量も85gも軽くなって680gになった/1977〜 | 比較=2代目と3代目(前期)ラベルの大きさと形態の変化。3代目は少しコカコーラらしい形になってきました。違い、分りますよね? |
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