茶道は、花嫁修業?
答えは、”Yes,” でもあり ”No,”でもあります。
茶道の歴史は、信長や秀吉の時代より、もっと昔。
”一休さん”の愛称で多くの人に親しまれている、
臨済宗大徳寺派の僧侶、一休宗純にまで遡るといわれていて、
今から、400年〜500年を数えます。
ところが、女性が学校教育の中で、授業として正式に茶道を学ぶことになったのは、
明治5年からで、
たったの、140年にしかなりません。
茶道は、元々、サムライの処世術。今でいう、ビジネスパーソンが、
日々の仕事をどうこなし、人間関係を、どう築くか。と悩み、その答を探し求める・・・
これが本当の目的 です。
それが・・・他家へ嫁ぐ前の娘を持つ親が、
嫁ぎ先で、家事や家計をどう切り盛りし、
舅姑や、ご近所つきあい、
あるいは、主人の上司や同僚とのつきあいを上手くこなすには、どんな器量が必要なのか・・・
という問題を、真剣に考えた末に、茶道によるもてなしの精神が有効であることを認めて、
学ぶべきものと定めていた時代が確かにありました。
私が、この意見に賛成するのは、この意見に納得できるからです。
ただし、簡単に、習得できるものではありません。
「学校茶道で、2、3年。薄茶と濃茶が点てられます。」という経験では、ほとんどの場合、単に、表
面上の技術を学んだだけ。
そこで・・・結婚前にお茶を学んだけれど、何の約に立っているのかしら???という女性が続出
し、今の”絶滅危惧”の時代を迎えているのです。
つまり、先の境地まで達するには、かなりの勉強をしていただかないと難しいのです。
そこで、ウチでは、現代にふさわしい視点で、
短期間で、要領良くまとめて、学んでいただくことにしました。
興味のある方は、こちらへ。