2004年のクラシック音楽鑑賞日記

12月30日
"Thunderbirds"を観た。操り人形をリアルタイムで観たわけでもなければ、そもそもそれ程熱心に観たこともなく、私にとっては古臭いけど何だか味のあるSF風なもの、という程度の位置づけでしかないので、リアルタイムで観ていた人やそれなりの思い入れのある人にとってはまた捉え方が違うのかも知れない。話の大筋はそれこそ掃いて捨てるほどそこら中で使い回されているような代物で、そういう意味では全くひねりの無いストレート一本勝負。その分、と言うべきか、細かな描写や作り込みはなかなか頑張っていて、世界観の創造という点においては筋が通されており、その世界の中で遊ぶ余裕を持たせている。そういう意味では一種の宗教的要素が含まれていると見ることもできそうで、そういう思想に拒絶感を持つことが無ければ素直に楽しめるのかも知れない。あるいは、単に深く考えたら負けなだけかも知れないけど。

12月29日
"Jeepers Creepers"を観た。数日前の深夜にテレビでやっていたのを奥さんが観てて面白そうだと言うので借りてきてみた。一応ホラー系に属するものの、結構笑えるシーンもあって、その辺りも含めた暗いユーモアと恐怖のバランスがなかなか微妙で結構面白かった。最後はちょっと納得いかない終わり方だが、2もあるのでそれを観ろということか。主人公は姉弟の二人なのだが、そのやり取りを聞いていると非常に懐かしい感があるとともに、表現のヴァリエーションが豊かであることに気付く。勿論、当時の流行り廃りの影響が観られるが、それを絡ませつつそれだけに終わらない。この辺りはアメリカ人と会話しても巧みだと思うところで、逆に一部(大部分?)の日本人の流行り廃り一辺倒の話法はその内容と無関係に何だか底が浅いように感じたりしないでもない。

12月28日
"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"を観た。このシリーズ、観るのは初めて(奥さんは前2作を観てる)。どこを取っても嫌らしさが薄く、組み立てがすっきりとしたまとまりの良さはあるものの、それだけという感も。全般的に微笑ましい雰囲気のちょっと豪華な絵本みたいなものだという気がする。そうひどいもんでもないが、そう大騒ぎするほどのものかと思う。呪文の命名はちょっと安直過ぎるんじゃないかという気もする。どうでもいいけど、イギリス系英語だと妙に雰囲気が硬く感じないでもない。

12月27日 その2
というわけで、風邪の副作用というか、寝過ぎで今度は少々聴覚が鋭敏過ぎるくらいの状態だったりするので、これまた平常の状態と言い切りがたいところもあったりするのだけど、改めて聴いてみるとなかなかいい具合に仕上がっていて驚いてみたり。寝ながら、「インターコネクトを換えるくらいでは済まないだろうなぁ」だの「こっちに少し動かして角度を…」だのと考えていたのも全て綺麗さっぱり吹き飛ばされてしまった。いつまで浮かれた状態が続くか分からないけど、浮かれられるうちは浮かれておくのが吉か。オーディオと向かい合っていて時折思うのは、2chであれ5.1chであれ、基本的に如何に上手く自分の耳を騙すかということに他ならないわけで、ただ素直に騙されているうちはいいものの、騙されているうちに今度は騙されまいとする心理作用が働いているのを感じたりする。その結果、本来なら騙されて上手く聴こえるところを、その裏をかこうとしてみたり、あるいはその現象を分解してみようとしてみたりした挙げ句の果て、自分が何を聴こうとしているのか判然としなくなることがあったり。考えなければいいだけのことだが、こういうことに限って突発的に「ちょっと待てよぉ」と浮上してくるのだが、今日に限ってはそういうこともなく、私にしては珍しく素直に聴いていた。オーディオと向き合うのが久しぶりだったからかも知れない。…って、たかだか3日ぶりだけど。とりあえず、健康第一ということで。

12月27日
ようやく風邪が鎮火傾向。耳も回復の方向。とりあえず、空いた分をそれぞれの日について書いていると切りが無いのでさくさくっと。風邪で突っ伏してるのに飽きて寝室システムで聴いてたら、「何だ、意外と聴けるじゃない」とか思っていたのを通り越して、「本当はこう鳴ってないといけないじゃないのか」と思うところがあったりして、寝ながらう〜んとか考えたりしてたものの、改めてメイン・システムの音を聴いて、そんなことは綺麗さっぱり無かったことに。ついでに、下で書いてる"An Evening with〜"は改めて聴いたら思っていたよりじゃんじゃんばりばりだった。19日以降、書いていること、感じていることは何一つ当てにならないということで。

12月22日
風邪が原因の耳のぼわぼわ感は大分無くなってきたものの、ぼわぼわしている間にどうやらケーブルのブレーク・インが違うステージに入ったようだ。描写はより一層精細さを増し、空間は特に前後において見通しが格段に向上している一方、全体的な筆跡がシャープと言うにはいささか線が細く、少々力強さに欠ける結果、どうにも音量を普段より上げたくなってしまう。Synergistic Researchによるとブレーク・インには200〜300時間を要するとのことで、仮に一日平均5時間聴いているとしても、まだ150時間。…まだ半分かよ。というわけで、まだまだ先は長い。

12月21日
というわけで、An Evening with John Petrucci & Jordan Rudess。Dream Theaterの二人ということで、期待しているものによってはちょっと裏切られるというか、肩透かしを食らった印象になるかも。…自分がそうだった。考えてみれば、An Evening with〜というタイトルの時点で十分予測可能だったはずで、そうじゃんじゃんばりばりになるはずもない。全体的にゆったりめの曲調で、音数の多さをあまり意識させずに構えずに聴ける。殆どがライヴ収録ということで、ご立派なもんです。ここしばらく勢いのみで押すようなものを聴いていたので、たまにはこういうのもいいかも。というか、こういうのも聴かないと間違えそう(何を?)。

12月20日
HMVからCDが3枚到着。An Evening with John Petrucci & Jordan Rudess、Yesの90125、RUSHのPresto。全部、あまり考えないで選んだので、好みかどうかは不明。どうでもいいが、CD3枚だというのに、やたらと大きな箱に入って、底面に貼り付けるようにして送られてきた。HMV、箱不足なのか?

12月19日
風邪のせいかますます音がおかしい。あまりにおかしいのでさすがに変だと思ってふと思い立って左右の一時反射点近傍に配置している音響調整板の位置を測ってみたら、左側のが開き角で0.5度、前後位置で7mmほどずれていた。奥さんを問い詰めたところ、「ごめん、ぶつかった」とのこと。というわけで、今後は自首申告を確約してもらうことに。風邪でもこのくらいのずれが分かる、と言えれば格好いいのだが、たまたま風邪で耳の調子が悪いのとかぶっただけという説の方が有力。

12月18日
"Freaky Friday"を観た。邦題は「フォーチュン・クッキー」…何だかなぁ。あるきっかけで母親と娘の身体が入れ替わってしまい、しかもそれが結婚式前日だったりしてさあ大変、という話。序盤から種が明かされているところがあって、話の終着点は見えているので、そこまでをいかに描くかというところ。入れ替わった直後は身体と生活スタイルに馴染めず、それこそお互いやりたい放題で、それ故にそこから自分の視点からのずれを見つけていくという方向で、早い展開には有効かも知れない。調子の良すぎるところもあるが、まああまり肩肘張って観る映画でもないし。家族関係の描写がアメリカ的であるので(アメリカの映画だから当然か)、それに馴染めるかどうかで共感の度合いも違うような気がする。

12月17日
風邪で鼻がいかれてる関係で耳まで影響が出ているものの、Dohnanyi/COのMahler 9を聴いてみた。とりあえず、第3楽章だけ。このコンビに期待されうることは全て期待以上の水準で達成されていて、逆に期待してはいけないことは何一つ含まれていない。室内楽みたいなMahlerで、私が憶えている限りではこれ以前に録音されたMahlerよりそういう傾向が一層強まっているように思う。ある意味で屈折したMahler演奏であるし、Mahlerの9番、あるいはその他の曲を含めて、に期待されるようなどろどろしたものや激情的なものからは縁遠い。そういう意味では感情的な共感を求めても空振りに終わるだけのことで、筋が違うとしか言いようがない。しかし、そういった付随する諸々を一切合切さっぱりと斬り捨てたことで曲の構造は過去に類例が見られない程に透明で、楽譜を見るよりも曲がどうなっているのかがこの上なく分かり易い形で提示されている。別な見方をすれば、極めて精緻な骨格標本のような演奏という言いようもできるが、骨格標本なんて、と言い切るにはその精緻さが尋常ではなさすぎる。例えば、この演奏をもって情熱的でないと思えるならば、それはその精緻さに対する暴力的な無理解でしかなく、もっと言えば何も聴いていないに等しい。何の情熱も無しにここまでのことが出来るほど、人間は完璧じゃないはずだ。

12月16日
HMVのオンライン・ストアで2つに分けて注文すれば両方とも送料無料なのに、分割配送にすると2回目の配送で送料が発生するのはちょっと納得いかない。そういうわけで、2回注文すると「ついでだから」って2回目の注文でもう一枚入れてしまったりする。…それが狙いか?

12月14日
というわけで、ケーブルをもう一組発注。さて、届くのはいつの日か。それはさておき、Jordan Rudessの"Feeding the Wheel"。久しぶりにお腹一杯聴けるCD。キーボードがメインという構成ゆえ、独特な浮遊感を伴うSF的幻想世界があって、それがあの手この手で展開する盛り沢山な内容でもうみっちり。顔ぶれもトラックによって色々だし。じっくり味わいたい一枚。

12月13日
改めてじっくりと気にしながら聴いてみると、低域は消失どころかむしろ深みを増す方向に変容している様子。うちが特殊なのか?それはさておき、CDが2枚。一つはDohnanyi/COのMahler 9、もう一つはJordan RudessのFeeding the Wheel。Mahlerは何を今更な感じだが、ふと聴きたくなったりしたので。Jordanは現在のDream Theaterのキーボード弾いてる人。面白いといいのだけど。

12月11日
そんなこんなで一週間。どうやら我が家は低域消失の恐怖から免れている模様。元のボードが悪過ぎたのか、あるいは床の違い(うちはフローリング、l氏宅はカーペット)のせいなのか、はたまたシステムの違いのせいなのか。ケーブルのブレーク・イン進行も相俟ってか、透明感先行の状態から音の質感のより細やかな描き分けが向上し、微妙な質感の相違の表現が多彩になりつつある。さて、次の一手は…?

12月7日
3日間経過。今日が山だとすると、ここから低域とお別れか。生真面目な感じが少し和らいで、もう少し自由度の高い表現をしてくれている模様。このままもっと伸び伸びと鳴るように持って行きたいところ。

12月6日
2日間経過。l氏情報では明日が山らしい低域は今のところ問題無し。少しリズムが几帳面なかっちりした感じの鳴り方で、これはこれで結構なものの、もう一歩奔放さが欲しいかもしれない。

12月5日 その2
そんなわけでDie Hard設置完了後1日経っての状態だが、元がHANDSで買ったMDFだから改善点の方が耳につくのは当然と言えばそれまでか。響きから濁りが取れ、音の分離と輪郭はこれまでになく明瞭で、高域はやや強めに感じるものの許容範囲であり、調整可能範囲でもありそう。MDFで聴感上中高域の少し高い辺りが吸われたように感じられていた部分が戻ってきた、と言う方が正しいかも知れない。低域についても今のところびしっと締まって好印象。特に減ったという印象は無いが、某l氏によると3日後くらいが山という話なので、引き続き経過観察を続けて行きたい。

12月5日
"Troy"を観た。視点を人物の感情の移ろいに当てているのが結果として無闇やたらとスケールのでかいメロドラマで終わっている印象。設定が古代でなければ昼ドラとかでそのまま使えそうな勢い。設定上、人が多数死ぬのでサスペンス辺りじゃないと駄目かも知れないけど。人物の描き方はともかく、全体的な話の流れが時代設定もあってかかなり大雑把で精緻な感じに乏しく、スケールの大きさで陳腐さをごまかしているとさえ思える。ちょっと期待外れ。

12月4日 その2
"Dawn of the Dead"を観た。いくらも進まないうちからいきなりスプラッタな展開な上に外界に関する情報が非常に限定されているため、登場人物たちが置かれている環境がもう一つ掴み切れない、微妙な極限環境にあってステレオタイプな個性を持たせた人物たちをすっきりと描き分けていて、当初はただスプラッタな映画かと先行き不安になったりしたものの実はそういう要素は必ずしも多くなくて、篭城している人物たちの心情の移ろいなんかに焦点が当てられている。そういった意味では、例えばある場面においてちょっとダークな遊びをするのだけど、それに対して眉を顰める者もあると思うが、それは善良であってもナイーヴなものの捉え方であって、言ってしまえば見るべきものから目を背けているに過ぎない。そんなわけで必ずしもすっきりした後味の残る内容ではないし、終わり方もちょっと釈然としないものがあるものの、思いの外印象は良かった。

12月4日
そんなわけで、ボードが届いた。ちなみにモノはKriptonのDie Hard MkII DB4549C。どうにかこうにかスピーカを乗せ、Apex Couplerでぐっさり。スピーカ位置を交換前と全く同じにしてとりあえず終了。しばらく様子を見て、必要に応じて位置を変更するとしよう。

12月2日
明日、換えのボードを届けてもらえることになった。でも、明日から出掛けてしまうので、土曜日に変更してもらうことに。やれやれ。

12月1日
スピーカ・ボード到着。だけど、何故か一枚がチェリーで一枚がマホガニー…をいをい。これでもう一枚届くのにまた3ヶ月以上かかったりしないだろうな。ネタはいらん、ボードをくれ。

11月30日
某メーカーに問い合わせメールを数日前に送ったのだが、未だ返事無し。私の英語が悪いのか?何はともあれ、いよいよ明日到着(のはず)だ。

11月29日
下の「マッハ!!!!!」について掲示板でBIBLE BLACKさんから「!」の数について指摘が。どうやら8つが正解ぽいです。というわけで、正しくは「マッハ!!!!!!!!」でよろしく。そして、遂に明後日、ボードが到着する模様。

11月28日 その2
ブレーク・イン日記(違)。透明感のある伸びが先行してもう一つ肉がついてない、骸骨人間風味な音という言い方もできそうな状態が続いていたが、週末に腰を据えて鳴らし続けたせいか骨に肉がついてボディ感が出てきた。伸びやかさに軽い図太さが便乗したような、骨格感を伴う透明感がなかなか絶妙。一昨日あたりまではこのケーブルの傾向を少し補正するようなケーブルをプリ=パワー間に入れる必要があるかと思っていたが、この調子だと余計な心配で終わりそう。焦ることはない、落ち着いて、落ち着いて。

11月28日
「マッハ!!!!!」を観た。タイの映画でCG、ワイヤー、スタントを一切使わないとか。村の奪われた仏像を取り返すためにムエタイで戦うという設定がタイ風味全開。そして、肉体勝負のアクションがなかなかとんでもなくて、ちょっとストーリーとかおかしくてもどうでもいい気分に。そういう意味では古いようで新しいような不思議な新鮮味があって、立派なものだと思う。生身の人間がここまでやるからにはCGとかはもっと頑張らないといけないんじゃなかろうか。

11月27日 その2
"The Ladykillers"を観た。小さな田舎町という設定に加えて、古典好きな教授とやたら信心深い婆さんという主役のせいもあってか、全般的にゆったりとした時間の流れ方で、所々で笑いを誘いつつどちらかと言えばちんたら進む。が、終盤ではこれでもかという程ろくでもない展開の連続で、ちょっと油断してた分、余計にやられた感じに。この緩急の付け方はちょっと反則。特典映像の「愛のムチ」は必見。

11月27日
通販で買った壁際に取り付ける突っ張り棒タイプの棚が届いてたので組み立てる。個人的には収納力より定在波低減効果に期待。

11月24日
どうやらスピーカ・ボードは来週到着の模様。これで音が悪かった日には空手チョップで叩き割りそう。ケーブルの状態は相変わらず悩ましい。ここでスピーカのセッティングを変えるべきか否か。でも、どうせボードを入れないといけないので、それまで放置でいいか、というお気楽な結論に落ち着きそう。おまけでCDをいくつか注文。オーディオが落ち着かないとどうもCDにまで気が回らなくなって困る。

11月23日
PC用のスピーカの箱鳴りしてたのでブチルゴム+テフロンシートのインシュレータを敷いてみる。効果絶倫。相変わらず高C/Pだ。翻ってC/Pが飽和しつつあるメインのシステムだが、やはりというか、まだ落ち着く様子が無い。もわっとした感じは急速に減退してきた一方、中高域から上がすうっとつかえずに伸びるのがちょっと素っ気無く感じるところがあって、エネルギー感の不足をやや感じる。かといって低域の支えが不足というわけではなく、むしろパルシヴな音への追従性は向上する方向で推移しつつあり、量感も過不足無いし、全体的なスピード感も上々。エネルギー感の不足は中域の少し低いあたりが少し薄くて、少し足を引っ張っている模様。下流にWireWorldが残っていることも効いていると思われるが、音響調整板の角度を少しずらしたりしながらのんびり様子見を継続。

11月22日
「ハウルの動く城」を観てきた。お婆さんが主人公だからということもあってか、随所で流れが緩慢になって少々退屈したり。軽く歪んだユーモアで笑えるところもあるし、飛行機とかは相変わらず虫みたいだけど、全体的に話が拡散するというか迷走するというか、ゆったりとした雰囲気でありながら時折急転どころか猛転くらいの勢いで話が錯綜する。あれこれ主張したいこと、表現したいことはあったのだと思うけれど、そのベクトルを揃える求心力が弱いように思えて、「分かる人には分かる」、少し突き放したような世界で、元々熱心に分かる人になろうという意思が無い私みたいな者にはついていくのがちょっと大変だったし、逆に「何でそんなに頑張ってついてかないといけないのだ?」という疑問も。加えて、この映画で描かれる老人の解釈の仕方によっては、この点においても突き放したところが出てくるように思う。そういう意図ではないにしても。総じて意外性に富んだもので、良くも悪くも予想と異なるものであったけれど、最終的にあまり好意的な印象ではなかった。

11月21日 その4
"Shrek 2"を観た。あの手この手で笑いを引きずり出す手法は"1"より露骨な感が無いでもないが、笑ったもん勝ちみたいな映画であるし、嫌らしさが前面に出るというほどでもないように思う。負い目や引け目を持ちながらそれを昇華させるというプロセスはありきたりにも程がある王道中の王道ではあるものの、それをとやかく言うような映画でもないような気がする。

11月21日 その3
パソコン用スピーカを買ってきた。買ったのはこんなの。2.1chのものとかも考えないでもなかったのだけど、あまり性に合わない感じがしたのと、ウーファ部が邪魔なので却下。おき場所の都合であまり大きなものは駄目というか、要するにかなり小さいものじゃないと無理。そうなるともう選択肢は数えるほどしかなく、それでも決め手になったのは密閉型だったから、だったりして。さしあたって、EIZOのディスプレイ内蔵のスピーカよりはよほど上等な音がしていて、PCで音楽を聴くことが殆ど無く、せいぜい奥さんがテレビ用に活用するくらいであることを考えれば十分。というか、C/Pだけ考えたら昨日、届いたケーブルなんて話にならないくらいの効果とも言える。

11月21日 その2
というわけで、届いたのはSynergistic ResearchのDesigner's Reference。通電時間1時間そこそこで評価も何もあったものではないのだが、それでも明らかな音の違い、それも格の違いとでも言うべき向上が早くも見られる。顕著なのは高音のスムースな伸びで、交換前はさして意識していなかったものの、交換後の音を聴くとそれまでの音が詰まり気味であったと感じられ、例えばシンバルの細かな振動の見通し辺りに特に違いが見られる。中域はさすがにブレーク・イン不足か、やや曇りが感じられ、この辺りが今後どうなっていくか見守りたいところ。低域はかなり締まっていながら、深みを感じさせるところがあり、且つ時間とともに深度を増しているようで、一日目としては上々の音。とりあえず、Wire Worldとはさよならする決意が揺るぎ無いものとなったことだけは間違いない。でも、まだプリ=パワー間に一組残ってるんだけどね。

11月21日
ケーブルが届いた。2ヶ月待ち。極性を確認してみたら反転されてないし。まあ、D/Aコンバータに反転スイッチがあるから実用上問題無いのだけど。今後のケーブル購入計画を考慮すると、プリアンプ=パワー・アンプ間に転用できた方が都合がいいという話もあるし。とりあえず、繋いでみたところ、D/Aコンバータが浮き上がってインシュレータが2点支持になってしまったりして位置をずらしたりしてようやく落ち着いたり。Active Shielding用のMPCも3つ目に突入。ケーブルの狂喜乱舞状態にますます拍車が。音は鳴らし込んで行って様子を見たいところだが、これは凄いことになりそうな予感。

11月16日
大塚愛は子供っぽい声だと思っていたが、さっき聴いたら案外大人びて聴こえた。微妙な帯域スペクトルの分布の違いによるものだろうけど、比較的敏感な帯域のせいか、楽器以上に違いを感じるところもある。違うのはいいとして、問題はどっちがいいのかよく分からなかったりするのはどうしたものか。正直な話、大塚愛が子供でも大人でもあんまり、というより全く困らない。というわけで、我が家のヴォーカル、特に女声はいつでもそのときの成り行き次第みたいな鳴り方しかしない。なので、人がうちでヴォーカルをかけたりするとちょっと申し訳ない気分になったりする。「ちょっと」以外の感情としては、「知らないも〜ん」とか。

11月15日
BIBLE BLACKさんは身の丈同盟加入のご様子。身の程知らずなケーブル発注したばかりに放置プレイの憂き目にあっている輩がいるかと思えば、電源ケーブルまで交換されてたりするし。うちは今月中に何か来るんだろうか?

11月14日 その3
"School of Rock"を観た。大筋は観なくても分かりそうな内容だが、細かい描写や微妙な設定が結構面白い。背景の音楽との絡み方とかも分かる人ならかなり面白く観られるのかもしれない。少々都合のよすぎる展開ではあるものの、だれた感じはせず、変に色々言ってみましたけど〜とかいう感じのものよりよほど好感触。うるさいことを言って始まる映画じゃない。

11月14日 その2
凄くごく一部の(学生の頃からの知り合いの)方向け。たまたま、こんなサイトを見付けてしまう。どうやら、まだ存続してるらしいですよ。しかも、リンクされてたし。

11月14日
BIBLE BLACKさんのところにはケーブルが届き、lmstさんのところにはボードがもうすぐ届くとか。いこあんさんのところにもケーブル届いてるな…。ケーブルもボードも来ない家はどこですか?もう11月も半分終わってるし。それでもセッティングは落ち着きを見せてきたようで、まずまずの解像度を見せている。やっぱり、特にスピーカ位置の変更後、数日は音が安定するのに必要なようで、それを予測してセッティングできるともっと効率よくいくのだが、なかなかそうも行かないのが難しいところ。

11月13日
"Kill Bill Vol.2"を観た。何か、普通の映画になってた。特典映像でTarantino自身が1が東洋風、2が西洋風とかなんとか言ってたけど、そういう意味では「いかれ」・「まとも」という対比にもなってるのか?破天荒ぶりが影を潜めてしまい、何だか適当にまとめられてしまった感じで、ちょっと期待外れ。馬鹿ばっかりやってまいしたけど、今では真っ当な社会人として働いてます、みたいで要するに詰まらない。馬鹿やるんなら最後まで馬鹿で行こうよ。私は終始真っ当だけど。

11月10日
そんなわけで、セッティング変更後の音の具合だが、スピード感はこちらの方が良好。しかし、少しやり過ぎなのか左右が少々窮屈に感じる場面も。音響板の位置とかで何とかなればいいが、角度をそのままに位置を少しずらしてみるという手もありかも。総じて全体的な音の引き立ち方は悪くない印象。

11月9日
ケーブルなりボードなりが来るまでのんびり待っていてもいいのだけど、納得いかないところでぐだぐだしてるのも何だか嫌なのでまた少しスピーカのセッティングを変更。内振り角度をぐいっと1.2°ほど内側に向けてみた。Tower Slimが入ったことだし、至適位置もまた違うだろうと踏んで。しばらくこれで聴いてみよう。

11月8日
いじった甲斐もあってか、全体的な分解能にやや向上が見られるとともに、体感速度的なダイナミック・レンジが広くなったように感じる。速いところがより速く、遅いところは更に念入りに、という具合に…って言い切れるほどではないにしても、傾向としてはそういう方向。私の性格上、速いところが速くなるのは歓迎なのだが、遅いのが遅くなるのはちょっとどうしたものかと思わないでもなかったり。それはさておき、muimuiさんの音について感想を追加。うねりまくりのケーブル群の中にあってもやはり格別な存在感があったのは一部ではお馴染みの銀・プラチナ単線ケーブルたち。ネット上で話題に上がってから久しいアイテムではあるものの、muimuiさんのところにあるものはその究極というか極限とも言えるものであると思われる。従って、素材も構造も私が接したことのあるものとはまた一味どころでなく違うことは間違いのないところではあるものの、それでもその残り香とでも言えるような癖の残滓を汲み取ることができた。癖というのがマイナスの印象を伴うものであるならば、特色と言い換えればいいだろうか。のたうちまわり系ケーブルの最右翼であるNBSとの組み合わせもあってか、癖が前面に出ることはないものの、癖を殺すことなく積極的に活用する方向に作用していたように思う。言うなれば、例えがあまり適当ではないが、暴れ馬を飼い馴らすのではなく、道にガードレールを敷いてその道を全力で走らせているような感じか。必然性のある音っていうのは気持ちがいい。

11月7日
muimuiさんにP-0sのサーボ調整やTower Slimの置き場所について助言をもらったので、それぞれ試してみた。とりあえず、我が家で普段聴いているCDがどれもちゃんとかかるぎりぎりのところにサーボを設定。音に芯が通ってより焦点が定まったようで、とりあえずいじって正解の模様。こういう微妙なところにはまると際限が無くなるので(CDをかける度にサーボを調整し直すとか)、適度なところで収めておきたいところ。Tower Slimについてはそんなに大胆に動かしてはいないものの、結局最初の位置に戻ってきた。確かに、より効果が出る位置というのはあったのだが、効き過ぎるきらいがあったので。将来的にはまた動かす可能性も十分あるけど。左右の一時反射点に置いている音響調整パネルも一時反射点が中心付近に来るように再調整。大筋ではいい方向に進んでいる…はず。

11月6日 その5
試聴が一通り終わったところで、隠し玉登場。EsotericのP-01を借りられていて、試してみることに。何しろ下で述べたようなオーディオの大海、P-0s with VUKとの入れ替えも一苦労ならケーブルの接続もまた難儀なことに。どういうわけか電源コネクタの向きがP-0sとP-01では逆だったりするので、脅威の電源ケーブルであるNBS Black Labelをやっとこさひっくり返してようやく接続完了。夕食前だったこともあり、短時間で参加者が一回りして聴いたのだが、部屋の外にいても分かる音の曇り具合に加え、安い紙のようなぺらぺらぱさぱさとした質感にのべっとした音像と、いくら全くブレーク・インされていないとは言ってもこれはちょっと比較にならない。まあ、これでP-01を買わなきゃ!なんてことにならなくて済んだのでほっとするところでもあるのだけど。しかし、実はこれには落ちがあって、実はP-01の出力の接続を間違えていたらしく、接続し直したら随分変わったとの報告が。でも、P-0sと方向性が違うという点においてはやはり如何ともしがたいところがある模様。SACDのかかるプレーヤが我が家に入るのはまだまだ先の話になりそうだ。…その頃までSACDがあれば、という前提だけど。

11月6日 その4
そんなわけで、一通り参加者が聴いて、二巡目からは持ち込みソフトで聴かせていただくことに。引っかかっていた中高域の張ったような感じはやや和らいだものの、やはりそこに気が行ってしまう部分は多少なりともあったものの、それではそこだけで話が終わってしまう。とりあえず、オケ、ピアノ、ヴァイオリン、ロックと聴かせてもらう。個々の楽器の質感から音域バランスを私が判断すると、やや疑問符をつけたくなるところもあったりしたが、そもそもからしてmuimuiさん自身が粗方認識済みの事項ばかりだったりするので、その辺りはすぐに何とかしてしまうことと思う。ここしばらくほったらかしで調整してきた私がとやかく言うのは非常におこがましいことこの上ないのだが、擬視覚的パラメータについては左右はそれほど欲張った感じはせず、奥行き方向の表現の深さが印象的だった。オケなどで左右方向の均質感がやや犠牲になっているように感じられたが、察するにヴォーカル等に的を絞ったときに今度は均質にすることで犠牲になるものが出てくるのかも知れない。…ヴォーカル音痴にもほどがある私が言っても微塵も説得力無いけど。音像は相変わらず明確で、敢えて何を言うならヴァイオリンのソロは少々クローズアップされ過ぎるように思えるところがあり、muimuiさん自身「ヴォーカルの音像が大きい」と言われていたのも同じようなところを指しているものと推察された。反面、ピアノは私の感覚ではそれほど不適切なサイズとも感じられず、これはこれでこじんまりしてしまったら勿体無いように思えたが、あるいは杞憂でしかないかも知れない。そんなこんなで文句を無理矢理捻り出してみたりもしてみたものの、基本レベルと総合点の高さは如何ともし難く、ましてやここまで築き上げてきた経験を基に部屋もスピーカも一から作り上げるというのだから、それはもうとんでもないものが出来上がるであろうことに議論の余地は無く、口では何と謙遜されていようとも出す音がそれを軽く蹴り飛ばしてしまうであろうことはまず間違いない。出したい音をはっきり意識した上でそこに至るまでのアプローチで徹底的に妥協を排除しながらも各工程の効果・影響を絶えず把握し管理できる取り組み方というのはそう真似のできるものでなく、それでいてそれを笑って話せてしまう器の大きさがやはりというべきか、さすがだった。何よりも恐るべきは、それがmuimuiさんにとってこれまでの一つの集大成ではあっても通過点でしかないことで、その通過点の比較的大きな区切りとも言えそうなところに立ち合わせていただけたのは非常な幸運であった。通過したその先もそう遠くない未来に見せていただけそうなので、楽しみにするのはいいのだが、これは今度うちに来ていただくときに半端なものは聴かせられないという暗黙の了解的圧力がその後ろにあったりするような気がするのはきっと気のせいだといいのだけど。

11月6日 その3
さて、一巡目はmuimuiさんセレクト音源から。我が家にもあるLiquid Tension Experiment 2のAcid Rainから。覚悟は決めて行ったものの、やはり半端じゃなく音量がでかい。評価云々以前にまず耳を音量に慣らすのに必死だったり。同じ曲をうちで聴いて「上品すぎる」という言葉をいただいたりしたのだが、なるほどというか、そらもう大変な勢い。えぐるようなギターに弾け飛ぶドラム、砕け散るシンバル…それらがこれでもかというほどの確固たる音の像の存在感とともにぶち当たってくるのだから一大事。こういう風に鳴らすことができるもんなんだ、と率直に勉強になりました。少し耳がきーんとしてたけど(苦笑)。ヴォーカルとかも聴かせてもらったのだけど、やっぱり分かりませんです、ごめんなさい。守備範囲外を通り越して知覚外になってるかも知れない。"Gladiator"のようながんがんマルチマイクのオケは各楽器への焦点がしっかり定まったシャープな切れ込みを見せる反面、分離のよさが渾然一体とした感じをやや希薄にしているようでもあったが、鳴るべき極限的な姿という意味ではここは分離こそが優先されるべきかも知れない。中高域の辺りに少々ひっかかる点があったものの、D/Aコンバータの電源投入からそれほど時間が経っていないとのことで、実際、聴いている間にも途中で雰囲気ががらっと変わったように感じた場面があったりもした。その辺りの状態によってはひっかかっているのは実に些細な問題であるかも知れない。

11月6日 その2
フィルさんとlmstさんはmuimui邸2回目の訪問ということで、初訪問の私から部屋に通していただくことに。入ってまあびっくり。うちなんてちゃんちゃらおかしいくらいの散らかしっぷり…もとい、オーディオのオーディオによるオーディオのための部屋みたいな、要するに部屋中オーディオ関連機器・部材。四方はQRDでがっつり固め、それも試行錯誤の跡が見えるこだわりの配置。リスニング・ポジションに腰を下ろせば眼前にはコンポーネントの海とケーブルのうねりが。手の届く位置に配されたトランスポート、パラメトリック・イコライザ@現在はスルー、D/Aコンバータ。その奥にはプリアンプがしっかりと中心を固め、背後にパワー・アンプを従え、左右にはDiamondが居並ぶ…ああ、オーディオ雑誌でこんな光景見たことある、という基本に忠実な整然とした配置ではあるものの、機器の足元にはそれぞれ幾重にも対策が施されており、それが見たことあるようで見たことないような無言の威圧感を発していた。機器を繋ぐケーブルも軒並みべらぼうなのた打ち回りっぷりで、どれもこれもとても電線とか導線とかいうような用語が似つかわしくないものばかり。もう、部屋中にオーディオのオーラが充満しまくり。

11月6日
そんなわけで、いざ茨城はmuimuiさん宅へ。家の近いフィルさんとlmstさんも行かれるということで、フィルさんのご好意に甘えてフィルさんカーに乗せていただくことに。一部の人は1時間半で着くらしい距離なのだそうだが、残念ながら我々はその一部には入れなかった模様(入らなくていいです)。さしあたって、進むほどに自然溢れる風景に変化していったのが印象的だったり。他の車なんて数えるほどしか走ってなかったし。muimuiさん宅そばでカーナビに微妙な誘導をされたりしながらとりあえずは無事に到着。噂に違わぬ「城」っぷりに一歩下がってみたりしつつ、まずは一旦昼ご飯を食べに行って満腹になったところでいよいよオーディオ部屋へ。

11月5日
明日は某氏宅でOFF会。というわけで、CDの選択に勤しんでみる。少なくとも面識のあるオーディオ仲間の中ではダントツの大音量派で、スピーカを壊したとかアンプを壊したとか部屋を壊したとか(それも時には他人の)、とにかく武勇伝(?)には事欠かない人物で、それ故に遂には現在のスピーカを手放して新たに一から設計してもらうとかいう話で、詰まるところ大きめの音量で映えそうなソフトを中心にしてみたり。うーん、耳栓も用意していくべきかなぁ(爆)?

11月4日
現状はこんな感じになりました。lmstさんが音の変化を詳細に述べてくれているけど、31日の状態はlmstさんの音を聴いて、もう少しバランスをずらしても面白いかもなぁ、と思ったのが一つ。もう一つはTower Slimが入ることを見越して、というところもあって、結果的に現状は31日よりも私にとってはしっくりいくところで落ち着いている。31日の時点でも別に許容範囲外というわけではなくて、さじ加減を間違えればアウトくらいのラインだったかもしれない。そういう意味では最初に来ていただいたときの音は少々大きめに安全マージンを取ったところ、と言うことが出来るかもしれない。まあ、何はともあれ、今は10月までの音は忘れて聴いてもらって構わない状態だし、今月中に少なくとも一つは更なる新兵器が入るはずなので、まだまだ激変ポイントは残されているような気がする。家も近いことだし、ちょくちょく行き来しませう>lmstさん。

11月3日
"Stitch the Movie!"を観た。Stitchは憎たら可愛いという点でDonald Duckに通ずるところがあるように思えたりするが、ハワイという特殊環境を適当に使いつつ、程よい間合いで笑えるポイントを用意してくれるので退屈しない。とりあえず、こないだ観た"Casshern"より面白かったよ。宇多田旦那はあの映画で全米デビューで奥さんの仇討ちとか言ってるらしいが、それは奥さんに失礼じゃないのかとか、夫婦喧嘩にならんのかとか余計な心配をしてみたり。

10月31日 その3
そんなこんなでTower Slim。セッティングは特に変更せず、スピーカ背後のコーナーに置いていた技研興業GUW-1075MLと交換してみた。向きは吸音面を表。最終的にはそれに合わせてセッティングを詰め直さないといけないのだが、とりあえずは様子見。とりあえず結論から言うと劇的な効果あり。直接音と間接音の区切りと繋がりの関係が明瞭に描写され、分離しながらもばらばらにならないという不思議な状態に。解像度を全域に渡って向上しながら、低域にもう少し力を加えたような具合。デス声は鬼気迫る感じがより明確に描写され、全体的に破壊力増強の方向で大変結構。lmstさん、また変わっちゃいましたよ(爆)。

10月31日 その2
というわけで、Tower Slimが入ったのだがその効果は後ほど書くとして、"Casshern"を観た。原作をよく知らないのだが、とりあえず激しく詰まらなかった。奥さんとか隣で何度も寝てたし。重たそうなテーマを大上段に振りかざしたはいいけれど、その落としどころに困って迷った挙げ句、無難なところに曖昧に着陸してみましたみたいな優柔不断さ満点の流れとこれまた優柔不断なのか粘着質なのか鬱陶しいほどくどい回想のようなシーンの押し売り。派手なアクションの割には異様にぶち切れな展開で、「いや、それで君は何をしたいの?」とか問いかけたくなる。こうなると微妙にセピアっぽくぼかした映像もただのぴんぼけに思えてきてしまったり、もう何もかもが気に入らない。こうなるともう、妙にキャストが豪華なのも不穏だし、終わってから監督が某歌手の旦那だと知ったりして、要するにちょっと無理に頑張りすぎちゃったような無理矢理感がそのまま全体の雰囲気を支配しちゃってる気がする。力一杯大外れ。久しぶりに観て損したと思った。

10月31日
茨城の危険人物×2がlmstさんと共に来襲。lmstさんのところにボードとTower Slimを搬入した後で、YUさんのところへもボードを搬入する合間ということもあって疾風のごとく駆け抜けていった。とりあえず、前回よりはましな音になっているようなので一安心。金Bさんは相変わらずのザッピングぶりを発揮してた。もっと変態ぶりを発揮しろとかいう意見もあったみたいだけど、根が真面目なんで難しいんですよねぇ(しれっと)。lmstさんは前回というか、先週と音が違うと言われてたが、確かにちょろりとセッティングは変えているのでした。これは毎週相互OFFの必要ありか(笑)?そんなわけで、muimuiさんがTower Slimを持ってきてくれたので、それに合わせて再調整が必要になるかも。とりあえず、技研興業のGUW-1075MLと交換して様子見。さて、どうなることやら。何はともかく、搬入、お疲れ様でした。駐禁、切られてなければいいんですが(爆)。

10月30日
秋葉原へ行ってスピーカ・ケーブルを購入。ついでに、Synergistic ResearchのMPC対策にこんな蛸足ケーブルを買ってきた。これであと3つ増やしても大丈夫。ケーブルは買ったもののセッティングまでには至らず、現状のままで"The Lord of the Rings"を観た。ようやくこれで終わり。映画の中でも長々とした話になってるが、観る側もそれに負けず劣らず。ところどころ都合の良すぎる展開があったりするのは仕方の無いところかも知れないが、最後がどうも完全に納得できる終わり方じゃないような。でも、内容がどうとか言うより、観終わったことが一番重要な気がしたり。

10月29日
寝室用の突っ張り棒式スピーカ・スタンド到着。でも、スピーカ・ケーブルが届かない。というわけで、買い直しに行かないと。たかがCanareされどCanare。横浜周辺で手に入れば問題無いのだが、どうにも取扱店が見付からず。やれやれ。Canareじゃなきゃいけないかって言われるとそんなことあるわけないのだけど、何となく。リアも変えるの面倒だし…って、ケーブル以前にスピーカが違うことを棚に上げてていいのか?関係ないが、"Love Actually"という映画を観た。こういうのはどう観ていいものか皆目見当がつかなかったりするところもあるんだが、非常におめでたい映画。真面目に観たら多分負け。

10月28日
更にいじってみる企画。スピーカの位置を1.5cm前に出し、内振りを0.5°強くして7.8°とした。スピーカ間距離も1cmほど縮めてみた。少し音がしゃきっとしたものの、なかなか本質的なところは難しい。週末到着予定の新兵器第1弾に期待。

10月26日
人の感想にどきどきしたり人の音でどきどきしたりしてるばかりでは始まらないので、我が家の音をもう少し何とかしてみる努力をちょびっと。ケーブルを浮かしている木のブロックとケーブルの間に思い付きで緩衝材を入れてみた。いわゆる「ぷちぷち」よりも大きい、「ぶちぶち」とでも言おうか、空気の入った小さなパックが数珠繋がりになったやつを一つずつ入れていった。ほぼ全てのブロックとケーブルの間に入れられる数があったので、全部入れた。で、音なのだが、これがまたどうしたことか、ぼけぼけで話にならない。速攻で撤去。なかなか思惑通りにはいかないもんだ。

10月25日 その2
細かいついでにlmstさんの音の印象をもうちょっと分析的に。機器のラインナップから、特にChordのDAC64があまり腰の据わらない印象があったため、その影響を懸念して試聴に臨んだのだが、それは杞憂であって、むしろしっかりと地に足をつけながら密閉特有とも言える弾けるような勢いをもって力強い低音が叩き込まれるのには少々羨望しさえした。その辺りはWadiaとMark Levinsonという腰の入った機器がエレクトロニクスの入口と出口を固めていることに起因するのかも知れないし、あるいはツチノコ(笑)ケーブルや当日入っていた借り物のEsotericの電源ケーブルの影響もあってのことかも知れない。当日はまずヴァイオリンものから試聴に入らせてもらったのだが、それは前日、我が家の音を聴いたlmstさんが意外と鋭くなくて驚いていたことから、逆にlmstさんの音の鋭さがどの程度のものか確認するという意味合いもあって。その結果は下にも書いたようになるほど納得の鋭さで、普段の控え目なようで要所要所に鋭い突っ込みを入れるその突っ込みの切れ味を思い起こさせる節が無いでもないが、普段の言動からするとうちの音とlmstさんの音はイメージされるものが丁度逆かもしれない。そんなわけで真っ先に耳についたのは高域の鋭さと響きで、それが切れのよさとともに聴感上の解像度を引き上げているようだったが、他の帯域にも耳をこらしてみると少しだけ低弦に違和感を感じたが、そのときはそれほど気にもとめず、まずは全体的な特徴の把握を優先していた。それが再び気になったのはオーケストラを聴いたときで、同じ低域でも低弦と大太鼓で音のスペクトル分布が普段意識する以上に違うように思え、決定的だったのはピアノのときで、私もそしてlmstさんも(そして別室にいたlmstさんのお母様まで)驚くような鳴り方で、私はそこへ来てようやく少し響きのからくりが分かったような気になった。その後、若干の試行錯誤を経て突如生まれた音の違うことと言ったら半ば呆れるほどで、それまでの音がある意味で非常に特化された、はまるところにはしっかりはまって、例えば女声など下の幻想的という表現に若干語弊があるとすれば魅惑的とでも言おうか、その世界観に引き寄せられるような感覚を覚えるものであったのに対し、調整後の音はやや化粧を落としたような素っ気無さはあるものの、その代わりに平衡感覚を取り戻した高い次元での普遍性はピアノに息を吹き返させた。短期間での感触ではあるが、余分なところを削って丸めたのではなくて、少し不足していたところをうまく支えながら元の長所を引き伸ばしたようで、低域には元々あった力強さに加えてより踏み込んだ深みが加わった。ここからお好みの方向へ振るのはそう難儀なことでもないように思えるし、元より好みをはっきり意識した調整をされていたので、ここから更なる飛躍はそう遠くない話のように思える。何より、まだ学生でありながらこれだけの機器を短期間で揃え、しかも自在に使いこなしているのだから、間違いない。Esotericのケーブルは間も無く次の借主のところへ向かい、パワー・アンプも本来のClasse CAM-200にもうすぐ戻るということなので、次に伺うときにはまた違った表情を見せていることと思う。まあ、今のラインナップのままとは限らないし〜(煽)。そうそう、lmstさんと言えば、専用分電盤を部屋の中へ新たに設置されるなど、根本的でかつ目立つところをがっしり押さえているかと思えば、電灯のスイッチにも対策を施すなど非常な細部にまで神経を遣われていて、一見機器の豪華さに隠れてしまいがちなそういった大小の最適化工程を経てこの次元の音が得られているのだと感心した次第。でも、あの音量はマンションじゃあり得ない(爆)。

10月25日
それにしても、「台風並の勢力」とか書いていたら土曜日は地震だし、日曜日はうちのマンションが断水になった。いやはや、とんでもない二人組を招いてしまったようだ。それはさておき、もうちょっと細かい話を。ここしばらく、バランスを取ることを主眼に調整してきて、自分なりにある程度まとまったと思えるような状態であったのだが、それ故かもっとエキセントリックな音を想像されていたらしいお二方には意外に思われた模様。そういう意味では、調整の方向としてはどうやらそれほど外れではなかったようで、私としては一安心。

10月24日
昨日来て頂いたlmstさんの家にお邪魔する。こんな短期間に相互訪問するのは初めての経験だが、昨日、聴かせてもらったソフトで聴けたりして、記憶が鮮明なうちに比較が出来たりできるのでなかなか面白かった。というわけで、お部屋の写真。スピーカはオリジナルのEclipse。FrontendはトランスポートがWadia 7、D/AコンバータとプリがそれぞれChord DAC64とAyre K-1x、パワー・アンプは借り物のMark Levinson No.23.5Lというシステム。…オノレブルジョワー(謎)。訪問時の音はやや細身でありながら骨格のしっかりした低域が支え、高域にKimber Select由来と思しき響きが乗って、それがはまるソフトでは幻想的な雰囲気を醸し出す一方で鋭利な切れ味をもたらしていた。ただ、その「響き」の分布が高域に寄っているためか、ピアノの場合など倍音がやや過剰で低音が弦の音中心に鳴るように感じられたり、単位時間当たりの音数の多いロックでは少し響きが被ってしまうところがあった。二人でう〜むと考えたりあちこち見ているうちに気付いた点があってそれを起点にセッティングを若干変更して再試聴。びっくりするくらい普通のバランスになって驚き。それ故、少しスパイスが欲しい感じはあるものの、出発点としては素晴らしい位置だと思われる。そこはlmstさんのことなのであっという間にまとめてしまわれることだろうが、私のちょっとした指摘から良い方向に転がったのは嬉しい限り。些細なことからこれだけの変化が得られるというのは非常にいい教訓になりました。我が家もまだまだ調整可能なところがないか見直してみないとな。お金のかからないところにこそ真の勝負がある。

10月23日 その3
OFF会で散々色々聴いたり聴いてもらったりした反動か、映画に気が向いたりしてみたのでLord of the RingsのThe Two Towersを観たり。長い割にこれでもかというほど分かりやすい展開だったり、都合がよすぎる展開だったりして全体の流れはそう驚くようなことはなく、局所的なはらはらどきどき感が勝負かも知れない。個人的な感覚としては物理攻撃ばっかりなのが少し腑に落ちなかったり。魔術師はもっと火とか水とか出して欲しい。どちらかというと呪術師的な役回りが多い気がする。

10月23日 その2
今日のOFF会でlmstさんが現在借用中というEsotericの電源ケーブルを持ってきて下さった。たまたまP-0sだけ電源コネクタとタップを縛り付けていなかったので、P-0sに試用してみることに。一聴して線が細くなったと感じられた。解像度の向上は確かにあって、高域の伸びもいいのだが、それ故か少し音の密度が薄くなったように感じて、少し遠く聴こえる。総じて強い癖は感じられず、線の細さがデメリットにならない状態であれば使い易そうで、Acrolink製という先入観を持って聴くとむしろ拍子抜けするくらいかも。しかしながらその汎用的な特徴のため、「これが無いともう駄目」みたいな脅迫的インパクトを与えるには至らず、とりあえずほっとしたり。それはさておき、どうやら注文していたブツの一つがもうすぐ発送とのこと。ただし、アメリカを…。某氏が2週間後に来襲するかもということだが、さて、間に合うかどうか。

10月23日
というわけで、DejavuのフィルさんとTheme: spatialityのlmstさんが来訪。本来はもう一名いらっしゃる予定だったのだけど、やむを得ぬ事情により今回はご欠席。これまでの教訓を活かして、今回は事前に選曲をリストアップ。後で、「ああ、あれを聴いてもらうんだった」ということにならないように、ということからなのだが、オーディオOFF会猛者のフィルさんをしてそんなものを作ってた奴は初めてだった模様。…おやぁ?感想は後日、それぞれのサイト上で公開していただけるようなので、こちら側の事情だけ書くとすると、本日のテーマはずばり「普段通り」。選曲、音量、セッティングでばたばたしないこと、要するに変なサービス精神は起こさない、背伸びはしない、頑張らないということ。システムの状態を把握してもらうには相手が持ってきたCDを聴いてもらえばいいわけだし、その方が分かり易いはず。逆に言えば変によく聴かせようとしたところで、持ち込まれたCDで化けの皮が剥がれるわけで、そうなると何やら無駄な努力というか、空々しい気分になりそう。そういうわけで、どんなシステムなのかは各自で把握していただくとして、それでどんなものをどんな具合に聴いているのかを分かるような選曲・音量でいいんじゃないかということに。早い話がモノラルもステレオもクラシックもロックもPOPSもごちゃ混ぜ。それなりにツボをつけたものもあったようなので、とりあえずはよかったということにしておこう。何はともあれ、お疲れ様でございました。次回はもっと変態度を増した選曲にしましょうかね(笑)?

10月21日
明後日の襲撃に備えてぼちぼち迎撃用の曲目を決めないとなぁ、と思っていたところへ某m氏から電話が。襲撃者の一人について有益情報を入手。これは違う角度で攻めた方がいいかも?

10月20日
OsborneのKapustinを今更聴いてみる。Sonata No.2に注目してしまうところだが、比べてることに意味が無いとは思ってもやはり一度聴いてしまった演奏の衝撃というものは大きければ大きいほどにその影響力がいつまでも持続してしまう。あるいは期待しなければよかったのかも知れない。しかし、やはり奇跡は起こらなかった。第1楽章の開始数秒で軽く肩を落としてしまったのは如何ともしがたかった。落ち着いて聴けば非常に健闘している方の演奏であって、例えばPetrovのでたらめ過ぎる演奏くらいしか耳にすることができなかった頃を思えば、隔世の感すらある。でも、東京で奇跡を体験してしまった者としてはその1割でも体現されたものを欲せずにはいられないわけがなく、それがある意味でこの「健闘した」演奏によって阻まれる格好になったことはこの演奏にとって一番のマイナス要因かも知れない。関係ないが、HoughのRachmaninovが出る(出た?)模様で、どんな仕上がりになっているのかちょっと気になる。

10月19日
今週末襲来予定の台風並みの勢力が2/3に減少する模様。しかし、それでも依然として強い勢力であることに変わりはなく、必殺ディスクを多数用意して防衛線を張らなくてはならないことにも変わりは無い。それはさておき、J-POPのCDが新旧合わせて100枚ほど入荷。何か、突然目覚めちゃったとかそういうことではなく、奥さんが持ってきたもの。とりあえず、CD棚を一段ずつずらさないと駄目っぽい。

10月14日
寝室で使っているNS-10MMの下にj1 Projectの青四角を入れたままになっていたのを思い出し、外してメインシステムのD/Aコンバータ・プリアンプ間のケーブルを浮かしている木片の下に入れてみた。少しすっきりしたような気もするが、かなり気のせいの領域。悪さはしていないのでいいとしよう。どうせならプリ・パワー間のケーブルの木片の下とか、電源ケーブルを支えている木片の下とかも入れてみたいが、そのためだけに買うのは何となく勇気がいる。

10月13日
DuchableのLiszt Transcriptions & Paraphrases。重々しい出だしのDon Juanは随所で素晴らしい勢いで引き倒すが、妙に用心深く慎重なところがあったりして、かと思えばその直後にとんでもない突進を見せたり。なかなか山谷のくっきりした激しい演奏。瞬間最大風速は相当なもの。William Tellもなかなかの勢いで嵐が通り過ぎ、夜が明けてさあ、運動会。出だしはまずまずの滑り出し。各馬こなれたペースで走っております。だんだんペースアップし、控え目ながら徐々に盛り上がりを見せ、リズムを強調しつつもほどよいペースを維持。最終コーナーを回ってからが勝負。更にペースを上げて最後は一気にまくり上げて締め。…もう少し全体的な基本ペースが速くてもよかったかも。

10月12日
学生の頃の先輩の教育がさぞかしよかったのか、どこで道を間違えたのか、ピアノと言えば左手。もう条件反射のように刷り込まれてしまったが故か、ピアノの左手の炸裂っぷりが調整における一つの決め手になって久しい。実際問題、そこばっかり気にして聴いているのだから、一つも何も無いのだが。そんなこんなでここ数ヶ月はもう一度全体のバランスを見直すこと。バランスを取るというのはそもそもバランスの取れた聴き方をしていない人が実施する時点で破綻しているような気がしないでもないが、とりあえずピアノだけで言うなら、どうにか右手と左手がバランスが取れてきたような気がする。左手の炸裂っぷりが後退して、ではなくて右手もじゃんじゃんばりばり状態。…本当にバランス取れているんだろうか?

10月11日
川本真琴のgobbledygookを聴いてみたり。良くも悪くも1枚目からイカレ系のエキスを抽出・濃縮したような印象が。一見手を広げているようでいながら割と収束してしまっている感じを受けるところがあり、微妙にネタ切れな雰囲気も。そういった落ち着きというかまとまりの無さに振り回されたりいらついたりしない忍耐力を要するアルバムなのかも。

10月9日 その4
CDと一緒に本も届いた。許光俊の「世界最高のクラシック」というもの。一頃に比べるとこの人の書き方も随分と軟化したように感じるが、この本は著者が好きな演奏であることが前提となっているため、ますます以前のような舌鋒鋭くといった感じは薄れざるを得ない。逆に彼のこれまでの言いたい放題っぷりを知る者ならこういったアプローチは新鮮にも思える。大体、彼が誉めるのなんてWandかCelibidacheくらいのものだったし。それ故かいつものちょっと突き放したようなスタンスと違い、曲に、演奏に最も近い視点で書かれているように思う。でも、やっぱり彼はWandとCelibacheが好きで仕方が無いんだねぇ、という結論に落ち着くのは当然といえば当然か。Szellを高く評価していたのは少し意外な気もする。

10月9日 その3
Children of Bodomの新譜を早速聴く。解説にもあるが、前回のアルバムにも増してヘヴィ路線で3枚目くらいまでの、ステレオタイプな表現にはなるが北欧系の旋律美を期待するとちょっと間違えた気分になりそう。ギターは2ndが変わったとは言え相変わらずのばりばりっぷりで、これはこれで楽しいのだけど。新曲2つの後はカヴァーが2つでそちらについては背景の知識が不足のため、評価せず。何にせよ、このままヘヴィ度を増していくだけになってしまうとしたら、ちょっと勿体無い気がする。

10月9日 その2
台風の中、宅配屋さんがCDを持ってきた。大変だな。届いたのはChildren of BodomのTrashed, Lost & Strung Out、DuchableのLiszt Transcriptions & Paraphrases、OsborneのKapustin、川本真琴のgobbledygook。ジャンルも内容もでたらめにばらばら。

10月9日
というわけで、テレビが来た。70kg近くあるので二人掛かりでどうにかこうにか寝室に運び込んでもらう。早速ビデオとPS2を接続して、設定してみたり。16:9で見るものが無いという事態に少し脱力。とりあえず、比較するのも馬鹿馬鹿しいほどクリアで大変結構。でも、スピーカはろくでもない設置状況に。早く台が来ないかな。

10月8日
寝室システムはHamilexのラックの上にテレビとスピーカを乗せてる状態なのだが、明日到着予定のテレビを置くとスピーカを置くスペースが無くなりそうなので、スピーカの置き場所を別途見繕わないといけなくなったのだが、何分にも寝室という部屋条件ゆえに中途半端なスタンドに置いたりすると寝ている間に蹴飛ばしそうで心もとない。というわけで、床と天井の間に突っ張り棒を立てて、突っ張り棒に取り付けた棚に載せるという設置法を選択することに。HANDSで適当な組み合わせを注文してきた。でも、取寄せになるので届くのは一週間後くらい。というわけで、その間、スピーカをどう置いたものか困ってみたり。

10月6日
そんなわけで、P-0sのDCケーブルは1番が銀線、2番がクライオ処理品になった。要するに、一番初めの状態からノーマルがクライオになったわけだが、ようやく落ち着いて聴いていられる音になった。一番初めの状態との比較はちょっと記憶が怪しいところが無いでもないが、とりあえずはふわふわした感じから再びソリッドネスを取り戻し、弱音の消え際の丁寧な描写を備えながら、いけいけどんどんなスピード感が出てきた。高域にアクセントを感じるが、これは許容範囲か。変に押さえ込もうとして全体を殺してしまったら元も子もない。何はともあれ、DCケーブルいじりの中では手持ちのケーブルで最良と思われる組み合わせに落ち着いたのでめでたしめでたし。

10月5日
P-0sのDCケーブルの1番をノーマルからクライオ処理品に変えてみる。全体的なバランスは大分改善したようだが、ソリッドネスがやや後退して、全体的に少しふわふわとした感触が残ってやや幻想的に鳴るようになった。スピード感なんかはむしろ増していて、高域も伸びるようになっているので、もう少しのところのような気がする。明日はケーブルの接続を逆にしてみるか。

10月4日
P-0sのDCケーブルは片方が某氏作の銀線になっているのだが、これをもう一本と入れ替えてみる。現状は1番が銀線、2番がノーマル。これを逆にしてみた。結果は以前よりもソリッドでばすばすな感じ。その分、全体的なバランスの統一感がやや後退か。高域のしゃりんとした感じとか、総合的に見て銀線らしさがより強く出ているようで、うまく活かせると面白そう。元の組み合わせは癖が前面に出ない、やや無難な印象。

10月3日
テレビを買った。届くのは来週末。液晶でもプラズマでもなく、ブラウン管。確かに、最近の液晶やプラズマの画質は一頃よりは改善されているように感じたが、設置スペースの縮小を考慮に入れても買うに値する価格とは思えない。そして、テレビはSONY。こればっかりは見比べれば納得せざるを得ない。

10月2日
"I, Robot"を観てきた。話の筋とか映画を観なくても大方分かりそうな展開で、何を今更な感じ満点。ロボットとかぐりぐり動くのは凄いとは思うが、映像面の感受性が著しく低い人間にはあまり重要なポイントにならず。それでも結構楽しめたのは、ロボットと人間の軽妙なやり取りが随所でくすっとした笑いを誘うためか。しかしながら、字幕では残念ながらそれが1/10も伝わらないようにも思えた。吹き替えではどうなるか不明だが、難しいことに変わりは無いと思う。それが言葉の壁であり、文化の壁であると思う。低くなったようで、どうしてなかなかまだまだ越え難き高さを保っている。

9月30日
3週間後に久しぶりに家にお客を招くのだが、その際のCD選びがなかなか難しい。うちの音はともかく、せっかくなのでお客の音楽観に刺激を与えられるようなものをお聴かせしたいところ。それはそうと、個人取引も含めて、現在3つ入荷待ち。でも、一番最初に頼んだのが一番最後に入りそう。

9月29日 その2
ホームシアターをちょろりとやっている同期が2チャンネル強化に踏み切りそう。ここは一つ、泥沼の底まで突き落とす作戦か?

9月29日
気が付いたらChildren of Bodomの新譜が出てたりするのだが、一緒に頼んだDuchableのOpera Paraphrase集が入荷しなくて足を引っ張っていたり。むぅ。Dream TheaterのLive at Budokanは予約済み。一緒に注文したのが川本真琴の2枚目のアルバムだったりするのはどうしたことか。

9月28日
Tellef JohnsonのSorabji: P. Son. No.2を今更ながら開封してみたり。何が今更って、買ったのが学生の頃のTower Recordsのセールのときだから、4年以上に渡って熟成されていることになる。もっと問題なのはその手のCDがまた数十枚未開封で残っていることだが…。とにかく、Sorabjiである。一部で一時期大流行という程だったかどうかは微妙だが、20世紀が生んだ変人作曲家の一人。瞬間最大風速的に音数が発散しそうなくらい増える場面が頻出してどきどきしたり。でも、弾く方はどきどきどころじゃないに違いない。終わってみたら実はライヴであることが判明したりして、ますますどきどきどころじゃなかった模様。

9月27日
Yulian SitkovetskyのGlazunov、Lyapunov、LehmanのVn. Con.を聴いてみたり。正直な話、どの曲もかなりどうでもよくって、このヴァイオリニストが弾いてなきゃわざわざ買う気にもならないこと間違い無し。というわけで、曲がどうこうというよりも、もう演奏の一瞬の煌めきを追い求めるだけという聴き方に。それでもそれなりの満足感が得られてしまう辺り、とんでもないヴァイオリニストだと思う。録音は彼のものとしては比較的良好。

9月26日 その2
寝室用のEntry Sにはバスレフ・ポートを塞ぐスポンジが付属していて、お好みに応じてつけたり外したり、ということになっている。今まで付けっぱなしにしていたのだが、ちょっと外してみた。さすがにバスレフ臭が出るのは如何ともしがたく、というかこのサイズでバスレフ臭さが出ない帯域まで共振周波数が下がっていたら驚きどころの話じゃないか。映画とかでは外して効果を狙うのも有りかも知れないが、基本はスポンジ入れた状態になりそう。問題は試聴ソフトが「鉄拳4」ってことか。

9月26日
金曜日は仕事、土日はテニス合宿でやっぱりInternational Audio Showは行けなかった。感想を何人の人から聴いて行った気になちゃったけど(をい)。

9月24日
ちょこっと調べていたらLavry EngineeringのDA2002のReviewがStereophileのサイトに載っていた。DA2002はうちのDA924の民生機ヴァージョンにあたるのだが、アナログ出力が固定で抑えられていたりして、測定には少し不利かもしれないが、それでも割と優秀な結果に終わったようで、決して新しいわけではない設計を考慮すると、上出来かも。測定データが全てでは無いとは言え、いいと何か嬉しい。それはともかく、ブツを発注。さて、間に合うかな?

9月23日 その2
「着信あり」を観た。どきどきわくわくホラー。ちょっとグロなシーンも散見されたりして、あんまり後味のいい映画じゃない。ついでに言うと終わり方もすっきりしないし。こういうのを観てると、後ろから音が出る怖さというのが効いてる気がする。

9月23日
引き続き、Duchable。Ravelはオケが意外とまともで驚いたり。もっとへろへろかと思った。Ravelについてとやかく言えるほど分かってないのでピアノの方の評価は割愛。Duchableの特長が生きているような気がしないでもない。関係ないが、CDが一枚到着。The Art of Yulian Sitkovetsky Vol.3。Glazunov、Lyapunov、LehmanのVn. Con.…どれもいい曲じゃなかったりしそう。

9月22日 その2
今日は工作の日。PS2用の電源ケーブルを作ってみた。メガネプラグが使ったDivasのケーブルを突っ込むには小さすぎたので、ケーブル挿入部を削ったりしてどうにか装着。壁コンセント側のプラグは適当な2Pのもので。そして、PS2でも音が変わるという事態に作っておきながら驚いたり。絵も変わった気がするけど、あんまり熱心に見てないので微妙。次はPC用に作ってみようかな?…速くなったりはしないだろうけど。

9月22日
引き続き、2枚目のLisztを聴いてみたり。序盤は割とたっぷりとした歌い込みで、もっとすいすい弾き進むかと思っていたので少し意外だったり。盛り上がるところはなかなかぐいぐい弾いてくれるので、比較的右手に重みを置いた清潔感のある響きと少しこってりとした展開のバランスが絶妙。左手をぐわんぐわん言わせずに説得力をもってLisztを弾き倒せるのはこの人ならではかも。その分、若干軽めな印象が残るので、素晴らしい暴れっぷりのFleisherの演奏と比べるとやや迫力不足な面は否めない…などと思っていたら、最後の最後でとんでもないことしでかしてくれやがる。突如早回しになって、思わず演奏についていきそびれそうになったり。秀演で終わるかと思いきや土壇場で見事な爆演炸裂。ちょっと見直した。

9月21日
CDがばらばら届いていたり。一つはHamelinの新譜…といっても出てから少し経つけど。IvesのConcord SonataとBarberのP. Son.。もう一つはDuchableのErato 4枚組。でも、Saint-SaensのP. Con. 2 & 4は既にばら売りで持っていたり。他はChopinのEtudesやLisztのSonata、RavelのConcertosといったところ。ちょろりとChopinだけ聴いてみたが、前半は丁寧な演奏という印象が先行していたが、Op.10-12あたりはなかなかの爆走っぷりだったりして、Lisztの超絶技巧で見せたばりばりな側面とSaint-Saensなどで見せる美麗なセンスが同居したような格好で、どちらか一方だけを期待すると少し間違える気がする。関係ないけど、Synergistic Researchのサイトに新しいExplorer's Guideが掲載されていた。バイワイヤの方式を改めたようで、Shotgunせずに全てのシリーズでバイワイヤに対応できる模様。ケーブルの特徴についても割と細かに説明があったりして、ケーブル・メーカーのサイトの読み物としてはなかなかの読み応え。さあ、何を買おうかな?

9月20日
そんなわけで環境も新たになった寝室システムで"Timeline"を観てみたり。話としてはありふれすぎてて泣けてくる上、かなりあざとい伏線の大放出祭でなかなか食傷気味な後味を残す。タイムマシンの存在も通り一遍な感じでどうにもこうにも。肝心のサラウンドだが、調整も何も殆ど手付かずの状態なのでリアの存在感の按配がどうにも不明な状態。部屋のサイズと試聴姿勢の都合でどう頑張ってもリアの方が思いっきり近くなってしまうので、その辺りのバランスをどう取っていったものか。どうせ二人でごろごろしながら観ているので、バランスも何もという説もあるけど。

9月19日
やっとこさ結婚式が終わったので、早速寝室システムのフロント・スピーカのケーブル交換とリア・スピーカの配線に取り掛かる。Canareのケーブルは業務用途を意識したものであるためか、あるいは環境配慮云々で塩ビ系絶縁材を使いにくくなっているからか、ポリエチレン製の芯材の被覆は非常に剥きやすく、思いの外作業はスピーディーに進んだ。そんなわけで無事に配線完了して、いざ音出しということで借りてきたDVDをかけてみたのだが、リアはうんともすんとも言わない。…あれ?PS2側の設定をいじったり、DSP-A2側の設定を見直したりしてやっとこさリアから音が出るように。やれやれ。でも、映画はともかくとして、ゲームでサラウンド対応してるのが意外と少ないという事実に少しがっくり。

9月18日
秋葉原で注文していたブツを受け取ってきた。モノはALR/JordanのEntry S。実は中期の単身赴任することになったので、赴任先用に…というわけでは全くもってなくって、普通に寝室用。寝室ではPS2とYAMAHAのDSP-A2でNS-10MMという構成の2チャンネルでやってきていたが、これでめでたく4チャンネルのサラウンド環境を一応ながら構築可能になった。スピーカ・ケーブルにはCanareの4芯のなるべく太いものを、と考えていたのだが、店頭には4S8までしかなかったので、ここは妥協。冷静になってみれば、Entry Sはともかく、NS-10MMはあまり太いと一つのターミナルに2本の芯線が入らない可能性が高いので、このくらいがいいところかもしれない。さしあたって明日は結婚式だったりするので4チャンネル全部を繋ぎ換える余裕は無く、フロントだけをケーブルはそのままでEntry Sに交換してみた。NS-10MMに付属のケーブルなので恐ろしく頼りない接続状態ではあるのだが、それでもこれまでとは別次元の解像度と深み、更には低域のレンジ拡大によると思われるDレンジの拡張もあって、ゲームをやるだけならこれだけで十分に恩恵を被れそう。

9月15日
いよいよ来週は毎年恒例のイベント、International Audio Show。うーん、楽しみ〜とか思ってたら、来週末は職場のテニス合宿なりよ。金曜日に行くという手もあるが、どうしたものか。しかし、冷静に考えてみれば特段音に期待して行くイベントでもなく、お披露目会的要素が強い。実物をいち早く見られることに意義が感じられれば無理して行くのもありだが、「見たからって買えるもんでないし、見ただけで買うこともないし」とか言ってると、まあいっかという気にもなる。去年なんて後片付けしか参加してないし、そういう意味ではIAS自体よりもそれに付随するちょっとしたお祭りのような雰囲気とそれに乗じた集まりの方がメインになっている。何のかんの言いつつ、行けるもんなら行きたいかも。

9月14日
P-0sの天板の窓について掲示板で情報を頂く。時間を見付けてやってみよう。問題は、カー用品売り場とかまるで不慣れだということ。違うものを買ってこないように気を付けねば。

9月12日
時間が合わず、今週は注文のぶつを取りに行けず。残念。

9月10日
今日は夕方から所用のため、有休にしてみた。というわけで、普段より少し大きめの音量でSolti/CSOのMahler 6とか聴いてみたり。何度聴いてもとんでもない演奏だと思わずにはいられないが、音という点においてはようやく一つ峠を越えられたかなぁというところ。とりあえず、ティンパニのはじけっぷりとか、今まで感じられなかった細部の細部まで克明に描写されてより一層際立ち、金管の吹き出し感、弦の立ち方も少なくともここ1、2年の間では一番の出来。空間の表出もこの録音でようやく満足とまではいかなくても、ある程度納得できる内容になってきた。途中経過はともかく、現状はそう行きたい方向からずれないで推移できている模様。

9月8日
某店にあるものを注文。時間が合えば今週末に取りに行けるかも?

9月7日 その2
P-0sの天板についている窓は恐らく、電気的な密閉状態を回避するためで、例えばGoldmundの天板がアクリルに変更になったのと似たような理由によるのではないかと思う。しかし、スモークとは言え、ガラスはガラスなわけで、それなりの光透過性がある。というより、中のメカニズムがガラスを介して見えるので、力一杯光も入り込んでいるというのが実情。割と昔からCDプレーヤのピックアップ近傍を黒く塗るといいとか諸説あったりしたが、ましてや光がばんばん入っている状況というのはちょっと考えれば何か対策したくなるところのはず。そこまで考えが回らなかったのか、そこまでする必要が無いと判断したのか、とにかく、実機は光に対してほぼ無防備といっていいようなガラス窓なのである。思い返せば前オーナーもガラス窓の上にぬいぐるみを置いていたっけ。というわけで、我が家もぬいぐるみを…置いてもよかったのだが、レイアウト変更申請(謎)が面倒なのと、きちんとガラス窓全面をカヴァーできないので、十分な遮光性を持ち、窓全面をカヴァーできる面積があり、窓周辺の盛り上がりに対応できる柔軟性を兼ね備えるものを物色。意外とありそうでない。当初、顔拭きに使うようなタオルしようかと思ったが、思いの外遮光性が低いことが判明したので、探し回った結果、マフラーがあったので使ってみることに。遮光性は十分で面積も問題なく、柔軟性もある。本当は帯電性の低いものを使いたいという適当な希望もあったりしたのだが、そこまで都合のよいものが家に置いてあるわけもなく、ここはマフラーで我慢。基本的にマフラーをするのは好きじゃないので、全くの未開封品だったり。ともかく、マフラーで窓を塞いだ。マフラーの有無を比較すると、無しではぱっと聴きでも全体的に散漫になったように感じ、微妙だけど戻したくないという類の変化で、捜索にかかった時間を考えなければ作業時間に対する効果はなかなかある方かもしれない。見た目はあまり気にしてはいけない。というか、何を今更。

9月7日
ボードが来ないので、違うものの注文手続きに…。こちらはそんなに待たなくて済むはず…。寝室用にCanareのスピーカ・ケーブルを通販で注文しようと思ったら100m単位とかで引いたり。受け取りついでに秋葉原で買うのが吉か。

9月6日 その3
インシュレータ設置から数時間後…置く位置の変更とかしてる場合じゃあなかった。向きこそが本質。…と思わされてしまう程の影響力だった。設置直後に感じた窮屈感は薄れ、伸びのよさに取って代わり、何よりの違いは低域で、これまでの微調整で多少の改善を見ていたが、これはおかしいくらい違う。ともすれば強引にマスで押し流すような出方をしていたのが、マッシヴな要素こそ後退したものの以前とは比較にならない解像度で音階は元より音色まで明快に描き分ける。そうすると、Liquid Tension Experiment 2のAcid Rainなどで以前のスピード感が取り戻され、ここのところおたおたばたばたしてきたのがようやくスタート地点といったところか。これでとりあえず全域に渡っての見通しが確保される目処が立ちそうなので、ボードに期待したいところだが…。もう9月も半ばに突入ですよ?

9月6日 その2
先日開けた4枚組からTennstedt/LPOのBeethoven: Sym. No.6 & 8。「田園」は基本的に曲がどうこう言いたいものではないので、8番を中心に。80年代のスタジオ録音なのでよく言われるライヴでの壮絶さ、凄惨さは控え目で、一言で言うなら必要十分な演奏。アンサンブルも鉄壁とまではいかないまでも概して悪くなく、かといってぎすぎすすることもなく、激情を叩きつけるというほどまでには激しくはないものの、しっかりとした起伏とダイナミズムを備え、足取りも軽やかすぎず重すぎず、遅すぎず速すぎず小気味よい。こう書いていると可も不可も無いという風に捉えてしまいそうだが、単に不可が無いだけで可は多数。あっと驚かされるような独創性に富んでいるわけではないというのが欠点と言えば欠点かも知れないが、総合的に見ればそれなりに評価されるべき演奏であると思う。

9月6日
X350のインシュレータの設置法変更作戦。やったことは単純で、インシュレータを上下さかさまにしただけの話なのだが、実践するとなると色々困難が伴う。いや、色々も何も単にX350が重いってだけの話なのだけれど。現在、5点支持にしているため、4隅のものは少し隅を持って上げれば取り外し・入れ替えが比較的楽にできるのだが(それでもアンプの熱との闘いになってちょっと汗だくになる)、中央のトランスのほぼ直下に入れたインシュレータが曲者。少し傾けたくらいでは動いてくれず、そのくせ手が直接届く位置ではないので棒のようなもの(今回は定規)を使って動かさないといけない上、しっかり持ち上げようとすると定規を振り回す方まで力が回らないという落ちが。それでもどうにかこうにかパワープレーで持ち上げて無事に全てのインシュレータをさかさまにすることができた。やれやれ。設置完了時には既に少々ぐったりしていたりして、落ち着いて比較するどころではなかったが、それでも音響の多重層がより鮮明になったようで、これで若干の窮屈感が取れればこれまでの設置法の中では一番よさそう。落ち着くまで様子を見るとしよう。関係ない上に遅ればせながら、玄茶屋主人がスピーカをMatrix 802 SIIIからConfidence C2に乗り換えられた。少々意外でもある反面、納得でもある選択。あるいは一時の気の迷いかも知れないが、素材としてはなかなか面白そうではあるので、当面は彼の追及意欲のやりどころに困ることはなさそう。

9月5日
新吸音材導入しました(嘘)。

9月4日
テレビでやってた"Bio Hazard"を観た。ゲームの映画化ものとしてはいい方か。観てないけどStreet Fighterとかあんまりな出来だったような。敵も味方もざくざく死ぬ辺り、お子様の教育的にどうなのかという気もするが、随所に張られた伏線が効果的に活かされていて、流れがよいのですいすい観られる。CMがちょいちょい入るのはテレビなので仕方が無いが、もうちょっと頻度を減らせないものか。"2"に続くというのは分かるが、少々釈然としない終わり方でやや欲求不満は残った。

9月2日
Tennstedt/BPOのMendelssohn: Sym. No.4。いつ買ったんだか忘れたくらい昔の廃盤フェアで手に入れた4枚組Boxのうちの一枚から。さすがというべきか当たり前というべきか、BPOはやっぱり素晴らしく上手い。ともすれば「俺が俺が」となりそうなところをうまく活かし、全体的な流れは常識的ではあるものの随所にさりげない主張があって、端正ではあっても思いの外退屈させない演奏になっている。一部で管楽器の縦の線が少し乱れるものの、ここ一番ではびしっと合わせてきていて、かつ、このレベルのオーケストラがびしっと合ったときの凄みは恐るべきものがある。一緒に入っているSchubert: Sym. No.9は端正から一歩踏み込んだ壮絶さを備え、凄みには更に一層磨きがかかって切れ味も増しており、この曲が大嫌いな私でも掛け値なしに素晴らしい演奏だと思える。ひょっとしたらこの曲でいいと思ったのは初めてかもしれない。記憶にある演奏の筆頭がKnappertsbuschという時点で何か間違ってるけど。

9月1日 その2
ようやく、ピアノがまともに鳴るようになってきた模様。先日、スケールを欲張っていると言われた状態から、鍵盤を叩き、ハンマーが落ち、弦が振動し、響きが広がっていくという一連の発音原理において各要素のバランスが修正されつつある。以前の状態は、極論すれば最後が強調されたようなところがあって、より強く、よりマッシヴにという私の生理的欲求を満たすように調整していった、いわば当然の帰結でもあった。今は調整の焦点が必ずしもそういった要素にだけ合わされているわけではないため、結果的により見通しよく、より鮮烈な方向に振られているように思う。それ故、以前はLewenthalの弾くBoesendorferなぞそれこそ魔人の楽器の様相を呈していたが、現在はその異常性はやや影を潜め、その分、その異常性に至るまでの経緯がより克明に現れているような状況。結局、やっぱり変態ピアノなんだけど。

9月1日
昨夜の宴の前にDiamondの搬入が完了した某Iこあん氏によると私のボードはまだ納期未定の模様。やれやれ。とりあえず、自動車とかAvalon Diamondとかより長い納期って一体…。それはさておき、昨夜、配線しなおしたD/Aコンバータ用の屋内配線の効果だが、いかんせんこのD/Aコンバータ、電源を入れ直すたびに校正して音が変わってしまうので、評価のしずらいところではあるのだけど、それでも電源入れ直しにおける変化の過去の経験から全体的な開放感の向上はやはり電源入れ直し効果だけでないように思われる。まあ、何であれ音がいい方向に行く分にはいいのだけど。X350のインシュレータについてはまだ検討したい設置法が残っているので、じっくり攻めていくとしよう。焦ってもボードは来ないし…(泣)。

8月31日
気が付いたらAvalonのInteract Forumに投稿が載ってた。で、投稿内容についてドイツ人からメールが届いてた。しかし、残念ながら全て既知の内容だった。むぅ。そして、世界中回ってて返事できないかもとかAvalonが書いているので、この分だと返事はもらえない可能性大。そこまでして知りたいかというとそうでもないが、知ることができるなら知っておきたい微妙な気分。それはさておき、仕事中に呼び出されて急遽秋葉原に参上してみたり。参加者6名(+1)のうち5名がMusic Tools使っていたり、4人がP-0だったり、半分がGoldmund使ってたり…くどすぎる。白熱する議論、飛び交うオーディオ用語、食べまくる私(あれ?)。当然のように終電で帰ってきてすぐばったり寝てしまうところだが、変態エネルギーの余韻に突き動かされてか、DAC用の屋内配線の整理に着手。引っ越したときの適当な長さで繋いでいたため、トランスの引き出し線を長くしていることもあいまって、右スピーカの後ろでちょいと余ってしまっていて、ループを避けるべく持ち上げて繋いだりとどう考えても見栄えもしなければ効率も落ちそうな配線となっていた。そこで、トランスの引き出し線の長さも入れた上で丁度よさそうな長さに屋内配線を切って再配線。これで見た目もすっきり。音もすっきり…されすぎるのも困るけど。

8月30日
ちょいと電源系を整備しようと思ったのだけど、帰ったのが遅かったので明日以降に持ち越し。予定では見栄えも若干ながら改善されるはず。

8月29日
国民的美少女コンテストとかやってた。記憶が確かなら、グランプリは番組途中で歌ってた子だったはず。ちょっとありえないくらいすさまじく音程外しまくって…。あれはありなのか。

8月26日
Reiner/CSOのDon Juanを聴いてみたり。終盤のやり過ぎ親父っぷりが炸裂してるのが何だか嬉しい。というわけで、未開封CDを徐々に消化中。

8月25日
計画は所詮予定であって、実際のところはちょっとした事情の変化で修正を余儀なくされることがしばしばある。そんなわけで、室内音響対策に新たな一手を打つことになりそう。うまくいったとしても、その分だけ余分な音響材が発生するわけで、いい加減何とかしないと。東京防音のGAC500とか本気で無料で放出してしまいたいと思っているのに、それでも引き取り手がつかない。今時、グラスウールの吸音材とか流行らないのかも。実際問題、自分が使わないで放置してるくらいだしなぁ。

8月24日
MravinskyのPetrouchkaとRimsky-Korsakov: La legende de la ville invisible de Kitege et de la vierge Fervorniaを聴いてみたり。DanteのCDという時点で怪しさ爆発だが、PetrouchkaはどうやらRussian Disc盤とは違う演奏の模様。しかし、調べたらBMGから出てる奴だった。たまたま持っていなかったのでだぶらずに済んだけど。一方、Rimsky-Korsakovはどっかで聴いた曲だと思ったが、少し考えてみればこんな曲を他の演奏家で聴くことなんてまずないはず。というわけでCD棚を漁ってみたら実はBMG盤で持っていて、しかもどうやら同じ演奏。総合的に見て、かなりどうでもいいディスクだった。録音は40年代にしてはよかったような気がする。

8月23日
The Art of Yulian SitkovetskyのVol.IVは先日、友人が来たときに開けたらP-0sではサーボをどう調整してもかからなかったのだが、PCでは一発再生。CD-Rに焼いてみたところ、今度はP-0sでもばっちり。PaganiniのVn. Con. No.2とかあまりにどうでもいいオケに泣きそうになりながら聴いたりしてたが、ヴァイオリンの火の玉の如く燃え盛りながら突き進む素晴らしい勢いは健在で、でも何といっても聴き所はやっぱりBazzini。素晴らしい冴えを見せながら徐々に熱を帯び、鋭さを増すヴァイオリン。伴奏のピアノが何だかのんきなのはご愛嬌。録音もこのシリーズにしては悪くない。

8月22日 その2
そんなこんなでインシュレータ配置変更の結果を今更検証。週末は遊んでばかりでなかなかじっくり聴いていられなかったので。激しい立体表現にいきなり戸惑ったり。日頃からあんまり空間表現に重点を置いていないのだが、そら無いよりあった方がいいわけで、それでも唐突に出てこられると「どうしちゃったの?」と思ってしまう。置いたばかりの状態では少し丸くなりすぎで、少し経ってもこの調子なら元に戻すか違う置き方を考えようと思っていたのだが、思いの外改善したのでもうしばらくこのままにしておいてみることに。

8月22日
買い物をしていたら店の中で浜崎あゆみの新曲(?)を流してた。エフェクト盛り沢山。エフェクト全部切ったらどんなことになるんだろうとか思ったり。松浦あやとかは逆に控え目で、何となくメイクの違いに似てるかもとか思ったり。

8月21日
「スチームボーイ」を観てきた。特に観たかったというわけでもなく、他に特に観たいものも無かったので何となく選んだのだけど、そうやって変な期待をせずに行ったのがよかったのか、思いの外面白かった。何の事前情報も持ち合わせていないに等しく、辛うじて映画のポスターで主人公の風貌を見たことがあったくらいだったのだが、蓋を開けてみたら舞台は未来じゃなくて19世紀後半だったのに驚いたり。落ち着いて考えれば未来SFでスチームは無いだろうって気もする。科学のあるべき姿を問いかけるような展開はともかく、キャラクターの個性が極端にステレオタイプ化された、アニメ的存在感が観ていて妙におかしく、また落ち着いて観られた。冷静に考えればどいつもこいつもちょっとおかしいのだけど、だからこそ成り立っているバランスなのだと思う。

8月18日
某N氏作パワー・アンプ用インシュレータの配置を若干変更。まず、前側中央のインシュレータをトランスのほぼ直下に。そうすると前後のバランスがやや前よりになるので、その他のインシュレータを標準足のやや前よりにセット。トランス直下は今は亡き(←死んでません)某氏の秘伝の技。パワー・アンプでも効くかどうかは不明だが、とりあえずやってみた。その結果だが、セット直後では少し音が丸くなってこれまでのびしばしな刺激感は後退。落着くまで様子を見てから次の手を考えるとしよう。

8月17日
それにしても不思議なのが、下のような音の傾向がリスニング・ポジション以外、言ってしまえば部屋のどこに居ても、それどころか部屋の外、例えば風呂場に居ても認識できること。これほどの重大な影響があっていいのだろうか、と逆に疑問に思うが、そう聴こえるものは仕方が無い。その辺の紙一重の微妙さに伴う極端な表情の移り変わりが楽しくもあり、難しくもある。

8月16日
スピーカーの内振り角度を再調整。2.1°ほど内振りを強めて低域の暴走を高域を持ち上げて中和する作戦。これでずんどこ節が収まって、代わりに躍動感が出てくれれば、とかなり都合のいいことを期待してみたり。どうにかこうにかセッティングした結果はもうまるで別物。上から下までびしっと一本線が通ったというか、もう全域でびしばし。低域につられて高域まで暴れ始めたという説もあるが。Koganのヴァイオリンなんぞ弓の代わりに薙刀振り回しそうな勢いだし、In Flamesとかヴァイオレンスの限りを尽くしてタムとか何を叩いてるんだかという状態で…これでいいんだろうか?どこかで聴いたような感触だと思ったら、以前、アクセサリー店でアンプの比較試聴をしたときのX350の大暴走に初めて触れたときの感触だった。そういう意味では今はX350が一番やりたいようにやってる状態なのかも知れない。

8月15日
某N氏から早速X350用インシュレータが届いた。早速セッティング。例によってスプリング入りボールナットなので、耐荷重を超えてボールが沈まないようにしないといけないのだが…前側が思いっきり沈んでるですけど。さすが60kgの威力。どうやら若干前よりに搭載されているトランスが重量バランスを前側にしている模様。というわけで、前方中央にもう一つ入れて前3点、後2点支持にしてどうにか沈まない状態に。細かいセッティングは追々やるとして、とりあえず入れたての状態で聴いてみるが、さくっと立体的な表現になってたりして驚いたり呆れたり。他のコンポーネント同様、もうノーマル足に戻れない。たかが足、されど足。30kgの大理石をもってしてもも合計数kgの足で表情が簡単に変わってしまう。

8月14日
"Riddick"を観てきた。アンチヒーローがどうとか宣伝してるが、嫌々ながらヒーローにさせられてしまうという展開がそんなに新鮮味があるとも思えず。絵は豪華だけど話はどこにでもころがってそう。絵もぐにぐにしたりせわしなくごちゃごちゃと動いたりでちょっと目が疲れた。つまらないとは言わないけど、期待してたほどでもなかった。

8月13日 その3
「Shrek」を観た。映画館では既に「2」が絶賛上映中なのでその前に前作を観ておこうという企画だけれど、観ておかないといけないほどのものかという気がしないでもない。怪物が主人公というところから始まって全体的に歪んだおとぎ話といった風情。個人的にはロバが好き。

8月13日 その2
人頼みの待ち状態というのも情けない話なので、とりあえずできることを考えてみる。思い返せばX350と大理石の間にはj1 Projectの青四角がデフォルトで挿入されていて、そもそも外してもいなかった。j1 Projectの青色シリーズはさほど副作用も無いことからあんまり疑問に思わないで来たが、そういうのに限って落とし穴だったりすることがあるというのもよくある話。というわけで、火傷しないように手袋をしてパワー・アンプを持ち上げて外してみた。…手袋しないと持ち上げられないってのはどうなのか。あのj1青四角がアンプの足の形にへこんでいて少々驚き。常時60kgかかっている状態が半年以上続いてれば当然といえば当然か。そんなわけで、X350は大理石に直置きに。余ったj1青四角はスピーカ・ケーブルを浮かしている木製ブロックの下に入れて有効活用。直置きにすることで中高域にやや派手さが出てきて低音の暴れっぷりを幾分中和する方向かも。…この調子で行くと全帯域が制御不能になるじゃ?ケーブル浮かし用ブロックにj1を活用した効果か音の最後の消え際とかは一層繊細になったようで、ただ単に暴れてるっていうわけでもなさそう。何にせよ足元というのは落着くのにしばらくかかるものなので、もう少し様子を見るとしよう。

8月13日
そういえば、先日、「ゼブラーマン」を観た。ワンマン・ヒーロー系としては生まれながらのヒーローでも無ければ突然変異しちゃったわけでもなく(いや、ある意味そうかも)、ヒーローに憧れてたら本当になっちゃったという経緯が切り口としては割と新鮮味があるかも。従って主人公はヒーローであるという事実を疑うことなく、それどころか時折激しい勘違いも交えながらヒーロー道を驀進していく。一歩引いて見れば変態先生なわけで、その辺の画面の中と外との間の極端な温度差に妙に惹き付けられる。最後の展開としてはそれほど意外性があるわけではないのだけど、その温度差ゆえに終始「をいをい」と苦笑いしながら観ていられて、そういう意味ではこれしきの内容で最後まで持っていけてしまう力強さがむしろ凄いかも知れない。実にろくでもない映画だとも思うけど。

8月10日
ようやく重い腰を上げて秋葉原までP-0sのリモコン受光部カバーを受け取りに行ってきた。そして、行った先でチャット仲間のCanonさんに(島田さんを介して)遭遇。万年コンポ浮気症候群を患う彼の口から更にひどい浮気話を聞き、早速当人に質してみたり。まあ、必然の結果という気がしないでもないけれど。真新しい受光部カバーを取り付けたリモコンはちょっと誇らしげで生意気な感じだが、反応の悪さは相変わらず(リモコン側だけの問題じゃないし)。

8月8日
ボードが来るのをぼーっと待っていてもしょうがないので、次の手を考えることに。というか、前から考えてはいたのだけど実行に移していなかった2点を攻めてみることに。一つはP-0sの電源部、もう一つはX350の足元。フロントエンドで唯一銀ヒューズ化されていないのがP-0sなのだ。というわけで、銀ヒューズ化を某N氏に打診してみたところ、「P-0sには100V側にヒューズありません」とのお答えが…うは。というわけで、P-0sの電源部は企画段階でいきなり却下。そんなわけで、60kgの巨体を誇るX350の足元について現在検討中。

8月7日
そんなこんなで友人襲来。計12枚のCDを持参と気合十分。しかし、一枚聴き始めるなり「お主はこういう音が好きなんだねぇ」…おやぁ?総じて解像度は向上する方向にあるようではあるものの、もう少し締めて躍動感を上げる方向で何とかならんものかという注文だった。現状の組み合わせだと、確かにほっといてもどいつもこいつも出したいだけ出す方向に行ってしまうし、それでも幾分かはましになる方向で検討中であるし、今度来る(はず)のボードもそういう方向になるはず。実は一番の問題は持ち主に品が無いことだったりするかも知れないとか言ってるのは誰ですか?

8月3日
襲来前に出来ることはそんなに無いのだけど、とりあえずトランスポートの水平出しをしてみた。元々の状態でもそれほどひどいものではなかったが、重量バランスのせいか若干前側に傾いていたのをほぼ完全に水平を取ってみた。こういうとき、4本全ての長さが調節できる足は便利だ。その結果、低音の迫り来るような押し出し感はやや減退したものの、音像の立体感・前後感は向上したようでトータルとしてはまずまずのところか。

8月2日
Mravinsky the Composerを聴いてみる。指揮ぶりから予想されるようなものとはむしろ正反対の内容で驚いたり。意外とロマンティックで甘ったるい曲と(当時の)現代曲風味満点の曲に分類できそうだが、演奏者の解釈もあってのことと思うけれど、Mravinskyの演奏に聴かれるどぎつさは殆ど無い。もうちょっと解釈のしようがありそうなところも散見されるものの、まあ資料的価値というのが基本の企画なのであまり多くを言ってもしょうがない。その割には録音に妙なこだわりを見せていて、マイクやコンバータが書いてあるのはともかく、Shinanoの安定化電源まで記載されていた。でも、録音がいいとか悪いで価値がそう変化するものでもないような。

7月30日
Playstation 2用にTOS-Linkケーブルを買ってきた。audio-technicaのAT-OPX1/1.5というもの。はっきり言って力一杯安物だけど、PS2に高級ケーブル挿しても始まるまいよ。PS2内蔵のD/AコンバータよりはAVアンプのものの方が幾分ましなんじゃないかという目論見なのだけど、結果はまずます。これを期に映像ケーブルも交換したいところだけど、そのうちテレビを買い換えたりするかも知れないので、そのときまで保留。

7月29日
来週末、友人がうちに聴きに来ることになった。本当ならもうボードが入っているはずだったのだけど…。いつ来るんだか分からないものを理由に先延ばしにしたところで仕方が無いし、前回来たときから部屋もセッティングもパワー・アンプもトランスポートも変わっているのだから、これ以上変えることもないか。さて、何をお聞かせしますか。

7月28日
東京に出張だったので、ついでに某店に丁度入荷したブツを取りに行こうかと思っていたのだけど、よく考えたら定休日だった。うーん、残念。

7月27日
具体的にどう良いのかというと、解像度が上がってシャープになった。背景に埋もれていた音がより明快になり、音の立ち上がりがきりっとしてきた。この期に及んでブレーク・インするようなものは無いはずなのだけど。とりあえず、自分の音だけ聴いている限りでは特に不満もなく。じゃあ、ボードなんて買う必要無かったかというとそういうものでもない。不満の解決策というより、この先にあるものへの興味が主たる原動力になっている模様。こういうときは何を入れても、現状より下がりさえしなければ大概喜べてしまうかも知れない。というわけで、ボードの次はインターコネクト・ケーブルが2組、その間のどこかでラックの下に大理石、締めにスピーカ・ケーブル、ついでにAES/EBUのデジタル・ケーブルと興味の種は尽きない。今のところの構想通りに買い替えを進めて行く限りではそうおかしな方向へはいかないはずだと踏んでいる。機器のセッティングでサイド・ラックにするとかラックを二手に分けて置くとかいう案も浮かぶが、どうにも不都合な点が多いので見送ることになりそう。その辺は引越しでもしない限り実行に移される日は来ない気がする。

7月26日
何故か昨日辺りから音が好調。一切いじっていないのに。体調のせいとかも考えられるが、ぐうすか寝まくった昨日はいざ知らず、3時間睡眠の今日でもやっぱり同様。よい方向へ行くのはいいとして、問題はそれが時として何かいじったときの変化より大きかったりするところ。何のためにいじってるんだか、と自問自答してしまう瞬間。まあ、積み重ねだと思うしかあるまい。

7月24日
家と映画館で映画を一本ずつ観る。家で観たのは"Underworld"。吸血鬼対狼男を現代でやってみようみたいな企画。話の流れとしてはそうびっくりするような展開でもなくて、設定に少々面白みがあるといえばあるかというくらい。主役は割と嫌いじゃないけれど、問題は眼鏡をかけて観てたのであんまり細かいところが見えていないというところか。映画館で観たのは"Spiderman 2"。アメコミのくせに悩めるヒーローという設定がむしろ和製な感じ。でも、その辺の描写がかなりぎこちないというか不自然というか強引。Dr. Octaviusが手を生やさないといけない理由が全く見えないのもどうかといえばどうかという気がするけど、それがないと映画自体が始まらないか。でもって、どうやら3もありそうな雰囲気。今回は映画館のほぼ中央で観たのでサラウンドの効果とか初めて(をい)はっきり分かったが、こんなもんかねぇ。やっぱり、後ろにも画面が欲しいかも。

7月23日
ボード、盆明けになりそうとのこと。…待ちきれずに何か買ってしまいそう。

7月22日
ボード、まだ来ない…。最近の暑さで我が家のD/Aコンバータも少々ばてているのか、たまにノイズが混じる。入力を切り替えてロックし直しても駄目で、こういうときは電源を入れ直すとさくっと直る。電源投入時に自己診断するのだけど、そのときの条件と外部の環境が変化し過ぎるとついていけないのかも。

7月20日
Carlos Kleiber永眠。私が音楽を聴くようになってからあまり仕事をしているという話を聞かなかったせいもあってか、最小限の労力で最大限の名声を得た指揮者という印象も。リハーサルを相当細かくやっていたようだし、実際問題、わずかなレコーディングでとんでもない旋風を巻き起こしたのも事実。好き嫌いはともかく、やっぱり凄い指揮者だったと思う。訃報がニュースサイトのトップを一斉に飾るような演奏家、あとどれだけいるのだろう?

7月19日
水族館の海の動物ショーのPAスピーカの音に辟易したり。イルカとかよく文句言わないな。

7月17日 その2
"The Last Samurai"を観た。緩慢で散漫なストーリー展開自体が日本人観の表れか。微妙に抽象的な表現も多分そう。関係ないが、Tomが最後まで生きてたことをどう解釈すべきなのだろう?その1: 強靭に鍛え上げられていて体力・生命力が他のキャラクターより強いから。その2: 運がよかった。その3: 演出上の都合。…うーん。

7月17日
某氏より連絡あり。I氏がDiamond購入に踏み切ったとのこと。漢だ。先日のL氏といい、皆様やることが違いますな。次は私とか勝手なことを言っている人がいたようだけど、目下大物の買い替え予定はござらんです。

7月15日
玄茶屋主人らとともに怒涛のような煽りを一点集中連続砲火したところ、遂にAvalon友の会に初代Eclipseオーナー誕生。しかも友の会最年少。実にめでたい。

7月14日 その2
ShostakovichのSym. No.11をMravinskyのスタジオ録音で聴き直してみる。Stokowskiと同時期の録音だが、有無を言わさぬ強靭さと抜群の切れ込み具合はさすがというか、ちょっとおかしいくらい。ライヴ盤はもっとおかしいらしいけれど。これはさすがに役者が違うと言わざるを得ない。

7月14日
Stokowski/Houston SOのShostakovich: Sym. No.11。実はこの翁、西側初演をやってるらしく、しかもその数日後の録音。リズムの切り方にこの人らしい部分が散見されるものの、全体的にかなり真正面から真面目に取り組んだ演奏。木管が少々オンマイク過ぎるものの、録音は年代を考慮すると立派と言っていい。オケの素性はよく知らないが、思いの外ひどくない。変な期待をすると裏切られるし、名演と言うには少し足りない気がするけれど、どうも私はこの人が嫌いになれない。結構長生きしたせいもあって奇天烈で妙ちきりんな演奏をする人と認識されてしまっているけれど、落ち着いて考えればToscaniniやFurtwaenglerなんかと同じような世代なので、彼らに比べてStokowskiがより「まともじゃない」演奏かと言われると連中だっていい勝負じゃないかと思ったりもする。

7月13日
In Flamesが9月に日本に来るらしい。一人で行くのはちょっと怖いかも。そして、新たなAvalonユーザ誕生の予感…。

7月12日 その2
今の状態でSzellのJupiterを聴いたりするとどうなるのか。それも67年のライヴの方。結果。もう目一杯無理矢理、それこそ無い音を引きずり出しそうな勢い。でも、無いものは無いもどかしさ。強引に再構築された音空間の中で殆ど骨格だけになりながらもそれでもなお恐るべき集中力とアンサンブルで火のつきそうな緊張感とともに突っ走る。これだけやってもこれしきの音しか出なくて、それでもこれだけのことが展開されるという事態で、どこで呆れてどこで感心したものか。思うところがあってFedoseevの春祭なんて引っ張り出してきてみたが、あんまり下手くそなのでこれはこれで改めて驚いた。今にももんどりうって転びそうなふらふらテンポといい、なまじっか録音がそこそこいいだけにかえっておかしい。力の限り真面目に馬鹿をやってる感じ。

7月12日
たまにびっくりしたように分かる曲とか演奏があるが、ずっと何だかなぁと漫然と聴いてきていたSlayerのReign in Bloodもそんな一枚だった模様。セッティングが変わったとか色々周辺事情もあるにはあるのだけど、ようやく世間的評価と自分の体験が合致した。こういうことをしていたわけだ、このバンドは。じゃんじゃんばりばり弾きまくっておりますわな。

7月10日
お祝い会の2次会でカラオケに行った。高音が伸びる女性が歌うとスピーカから出る音がえらいことになってた。ちょっとした兵器。

7月7日 その2
たかが1.3度、されど1.3度。音のシャープさ倍増。音像もぐっと明確に。逆にこれ以上やるとやり過ぎになっていたかもしれないくらい。現状のセッティングではこの辺りまででぎりぎりバランスが取れる模様。これ以上内振りにするなら左右か後ろの壁に近づけて低域を持ち上げないと釣り合いが取れないが、そうすると今度は中域が置いていかれそう。そうすると、壁からの距離は低域と中域のバランスをメインに調整して、高域を内振りで調節するというのが効率のいい調整法かも知れない。勿論、ただ壁からの距離と言っても左右と後背の釣り合いがあるし、種々の音響調整材の配置との兼ね合いもあるのだけれど。別に最初から狙っていたわけではないのだけれど、スペアナソフトの都合上、中域以下しか基本的に測っていなかったので、現在のセッティングはまさに上の通りの順序で決定されている。基本的に一度上手くいった方法は継続する性格なので、当分はこの方法論の延長で考えることになりそう。

7月7日
スピーカの内振り角度を少しだけ強くしてみた。その差、1.3度。…変わったうちに入るんだろうか。まあ、音を聴いてのお楽しみ。

7月6日
POPEEの後に聴くものでもないような気がしないでもないが、HamelinのKapustin。数年前ならCDが出る度に奇跡の具象化と狂喜に沸くところだが、奇跡もこう継続的に起こるとありがたみを忘れてしまいそうだが、それでもなお無意識のうちに不用意に水準が引き上げられていることすら麻痺してしまっていそうな期待を決して下回る演奏が出てくることが無いところが矢張り凄い。今回もやはり期待は裏切られることがなく、全編にHamelin特有の清涼感を下地にKapustinが難無く料理されている…ように聴こえることこそがとんでもない。エンジニアが変わってから、録音は総じて少し引いた感じの地味でHyperionらしい音になってるように思う。

7月4日
第2巻。パピー登場。ここからは観たことが無い。ますます絶好調にぶっ飛んだ展開と救いようの無い遊戯的残酷性に脇腹よじれそう。パピー、強い。

7月3日
POPEEのDVD第1巻を観る。第1巻は以前ネットで殆ど観ていたので私は改めて、という格好。やっぱりおかしいよ、このアニメ。

7月1日
ようやくDVDを受け取った。というわけで、届いたのは「POPEE the ぱ フォーマー」のDVD。しかも3枚。でもって意外と高かった。さすがに音声はステレオだった。明日、奥さんと二人で笑い死ぬ予定。

6月30日
注文したスピーカ・ボードは品切れで入荷未定の模様。それはともかく、先日、ブラジルからメールで中村おさむのAlkanについて問い合わせがあった。しばらく放置していたら4回くらい同じ内容のメールが来てしまい、よほど情報に飢えている様子だったので返信してみたところ、録音の全リストをリクエストされた。…そこまでして、何か見返りあるんだろうな?

6月29日
DVDを受け取り損ねた。明日は出張だし、いつ受け取れることやら…。AMDのCool'n Quietを導入してPCは騒音レベルが一段下がった。目下、ディスプレイのモニターの残留ノイズの方が大きい。それよりもエアコンの音の方が大きいが。

6月28日
S.O.D.の"Stormtroopers of Death"は…うーん。Slayerと同系統の人たちなんだろうか。ちょっとついてけません。あと3、4回聴いて駄目なら諦めよう。それはともかく、エアコンの風に乗ってX350の熱気がやって来たりするのはどうにもこうにも。本体は触れないほど熱くなってるし。

6月27日
Sinergyの3枚目、"Suicide by My Side"。2枚目が私としてはちょっと外した感があったので期待と心配が交錯していたりしたのだけれど、これは当たり。前作は少々一本調子な感もあったが、こちらは表現が多彩で幅広く、それでいながらいけいけどんどんな疾走感も保持。すかっと聴けて結構。

6月26日
雨なので映画を観ることに。"Finding Nimo"と「踊る大走査線 The Movie 2」。"Nimo"はなんで魚なんだろうかと思うところから始めてみたり。CGで描写するのに海の中って都合がいいのかも知れない。CGで魚だという以外にはびっくりするような話の展開とかが特にあるわけでもなく、Doryのキャラに笑ったりしていると幸せに観られるように思う。「踊る大走査線」は少々擦り切れた使い古し感のある展開、内容の上に描写が捜査側に偏りすぎているので犯人とかかなり適当というか、扱いもぞんざい。話の展開も予想を裏切らない、裏切らなさすぎてそのまんま。シリーズでやるにはそろそろ辛いところじゃないんだろうか。

6月24日
CDが4枚届いた。HamelinのKapustin、SinergyのSuicide by My Side、In FlamesのSubterranean、S.O.D.のStormtroopers of Death。HamelinはやっぱりFaulkner録音じゃなかった。聴く前から少しがっかり。もう録らないのかね。Sinergyは2枚目がもう一つだったので巻き返しに期待。In Flamesはミニアルバムだが、1曲目のStand Ablazeを解説の前田さんが強く推している。リマスター盤。S.O.D.も前田さん一押し。でも、解説読んでいて自分がはまるところと彼がはまるところは実は結構違ったりする。こういう買い方はちょっと危険だ。

6月23日
月曜日から講演会の準備やら何やらであんまり集中して聴く時間が無かったのもあいまって、X350の電源を入れたままにしておいたりしたのだけれど、何かとんでもない密度感が出てきてる。ずっとつけっ放しにしておきたいところだけど、電気代を考えるとちょっと考えてしまう。激しく室温上昇に寄与してるし。

6月22日
パソコンの本体自体は静音仕様で静かにケースファンがしゅるしゅる回っているだけなのだが、光学ドライヴは音はともかく、振動が結構あってパソコン机が振動する。というわけで、昔作ってそれっきりになっていたブチルゴム+テフロンシートのインシュレータを本体の下に入れてみた。呆れるほど振動が収まる。オーディオに使うのには微妙なところだったので放置していたのだけど、こんなところで大活躍。これで処理速度にブチル臭が出たりしたら嫌だけど。

6月21日
Yulian SitkovetskyのChaconne。全体的に割と遅めのテンポで結構おどろおどろしい感じ。進行が重くてしんどい。ShostakovichのVn. Con. No.1の印象があるので少し意外な気もしないでもないが、その印象がそもそも第4楽章だけから来ているというのがおかしいという話も。真正面から本気でやったらこうなったというだけで、基本的な姿勢に実はあまり差が無いのかも知れない。決して好きな解釈ではないのだけど、真摯な限りの演奏にけちをつけるようなこともしたい気分じゃない。

6月16日 その2
というわけで、某氏作の拡散板の角度調整。とりあえず、リスナー側が狭い「ハ」の字にやりすぎな雰囲気のところまで振ってみる。これだけ極端にやると効果も分かりやすく、まず、響きが減少する。その分、空間の展開はさほど広さを感じないものの素直なまとまり。高域を中心に明後日の方向へ拡散させる傾向なのだと思うが、そのせいで全体的なバランスは少し低音寄りに。少しこざっぱりし過ぎの感も。大体、傾向は分かったので、この範囲で調整してみるつもり。

6月16日
不思議なもので、機器を入れ替える予定の無いときにはあまりいじろうという気が起こらないのに、いざ何かがもうすぐ入るという段になると急にやる気めいてきたりする。というわけで、スピーカ・ボードが来る前にセッティングをいじってみようと思ってみたり。そして、ボードが来るともう一回やり直しだったりして…。ま、そんときゃそんときだけど。

6月15日
電源関係が載っているSR Compositesのボードの向きを横向きに戻した。元々横向きにしていたのだが、スピーカの配置を変えるときに邪魔になったり、P-0sを導入したりといった背景事情で縦向きになっていた。現状で配置に問題が生じたわけではないのだが、今度導入するスピーカ・ボードが現状のものより3cm以上厚くなることが判明。縦向き配置では若干SRのボードとスピーカ・ボードのMDFがかぶっているのをSRに使っているスパイクの高さで立体的に回避できていたのだが、スピーカ・ボードが厚くなるとその手が使えない。というわけで、否応無くセッティングの変更を迫られることに。当初はもっと高さのあるスパイクかインシュレータをSRボードの下に入れて回避することを考えていたのだけれど、よりお金の掛からない(というかゼロ)、セッティングの変更で手を打つことに。P-0sの電源部の後ろがつかえないかと心配したが、どうやら何とかなりそう。でも、ボードが入荷するのは早くて月末とか。気の早い話だ。

6月14日 その2
そんなわけで足を変えてみたのだが、先に結論から言うと一日も持たずに戻してしまった。殆どの要素において後退したと感じたのがその理由で、中でも音が飛んでこないのには閉口。音の伸びも減退。重心は下がっているものの、高音が潰れたところによるところが大きく、他の音域も全体的に解像度が低下して潰れ気味。とにもかくにも、許容範囲外の方向と(負の)変化量であったため、実質2時間も持たなかった。もっと馴染ませれば変わったかもしれないけど、立場が逆転するほど変わるとは到底思えず。印が全部内向きなら違ったりしたのかも知れないけど、できなかったんだから気にするだけ無駄。というわけで、再びハイブリッド型の天下に。

6月14日
NAOK氏作のP-0s用足は2組あるので今週からもう一組を試すことに。これまでのステンレスの柱+真鍮の頭のものからオール真鍮のものに。何やら方向指定があって、印が内向きになるように取り付けるようにという指令だったのだが、どこをどうやっても二つは明後日の方向を向いてしまう。散々付け替えてみたが、どう頑張っても内向きにすることができなかったので、そのまま設置完了に。しょうがないな。

6月12日
「Avalon友の会」の定例会。月一になるとかならないとか。muimuiさんが家族連れでやってきたり、GBさんがフルパワーだったりしてなかなか盛会。今回初参加のikoanさんは揉みくちゃになってた模様。でも、もう逃げられませんよ?某N氏へ私信。足に興味有りのメンバー多数有りです。

6月10日
そんなこんなで最近買ったCDは微妙なところだったりろくでもなかったりするのだが、一番微妙なのがSlayerだったり。うーむ、よく分からん。

6月9日 その2
MravinskyのShostakovich: Sym. No.5とか引っ張り出してきてみた。65年のはモノラルかと思っていたら辛うじてステレオだった。84年のはまともに聴けるレベルの録音。比較することにあまり意味は無いけれど、やる気の次元が違う。40年以上もこの曲振っててまだこれだけの意欲もって振れるというのは恐れ入る。100m走とか歴史の流れと共に記録が更新されているが、音楽演奏についてはどうも当てはまらないようだ。

6月9日
そんなこんなでNAOKさん製作のP-0s用の足なのだが、これがとんでもなくてとても外せそうに無い。音の伸び、解像度がずずんと上がる。他にも色々上がって大変。P-0sの見た目の異様度も3割アップ。お陰で今はオーディオいじるよりCDあれこれ聴きたい気分。未開封CDを消化中。

6月8日
Sinergyの2枚目To Hell and Backはちょっと微妙。曲一つ一つを聴いている分にはいいのだけど、アルバムとしては少々単調に感じる。Jesper Strombladが抜けて曲作りをAlexi Laiho中心になったせいか一つの雰囲気で支配されているよう。いい意味でのぶつかり合いが薄れてるかも(曲は大人しくなったりしてないけど)。Kimberly Gossのヴォーカルは前作より数段レヴェル・アップ。彼女のヴォーカルがしっかり中心にあるという点でようやく彼女のバンドという体裁が整ったとも言えそうだが、私はバンドの方を聴きたいんだけどなぁ。

6月7日 その2
追記。9番もどうてもいい方から数えた方が早い演奏だった。完全に外した一枚。ぐったり。

6月7日
ちょびっと聴いて終わりでは少々勿体無いという貧乏心から昨日の続きを聴いてみている。ぱらっぱーな第1楽章を誰かどうにかしたまへ。爆音第一の頭悪いモスクワ系指揮者とは一線を画しているはずだが、これじゃ大して変わらん。オケの限界もあるだろうし、ライヴだけどもうちょっとどうにかできる指揮者だと思うが、彼流の真っ向勝負ができない曲なのかもしれない。書き忘れていたけど、立派なのは大太鼓だけじゃなくて低弦もだった。でも、やっぱり一流のアンサンブルとは言い難い。(優秀な)指揮者不足の昨今にあっては目立つ存在ではあるけれど、きをぬくとSalonenみたいに忘れられてしまいそう。…SalonenはLAで元気にやってるんだろうか?

6月6日 その2
GBさんを経由してNAOKさんから爆撃有り。中身はP-0s用の足で素手で触るべからずというご忠告。というわけで、慎重に取り付けるとしましょう。

6月6日
GergievのShostakovich 5を聴いてみる。といっても、出だしと第4楽章だけ。出だしはまあ、彼らしい重量感のあるところがいいんでないかと。で、第4楽章。これ、ライヴ録音らしいが、私なら出だしだけで怒って帰りそう。こんなテンポじゃどうやってもすかすかになるし、かったるいだけで、その後で帳尻合わせたようにしてみせられてもちょっと白けてしまう。彼に限ってそんなことは無いとは思うが、これはちょっとやる気に欠けるとさえ思える。元々ベースのテンポの速い人ではないし、以前、「春祭」を聴いたときもそのように感じたが、これは完全に外してしまっている。立派なのは大太鼓だけ。オケも「春祭」よりは幾分ましだけれど手放しで誉められるほどではない。録音はいいかも。でも、私にとってそれが意味を持たない内容だった。7番とかはまだこの路線でいけそうだけど、5番でこれはどうかと思う。というか、これしかできないのか?

6月5日
"Day After Tomorrow"を観てきた。視点が違うだけで大筋の流れに新規性は感じられない。CGの映像効果はこれでもかという感じだが、これだけやり倒すと緻密の限りを尽くした部分と少し手を抜いたようなところで落差が見えてしまうときがあり、全編に渡ってその一種の緊張感のようなものを保ち続けることの困難さを感じる。それにしても、アメリカ人はこの手の展開が好きだな。少々食傷気味。展開のスピード自体は適切だと思う。観て泣く人もいるという話だが、私はちょっと泣けそうになかった。

6月3日
部屋へ行く途中の道で佐川急便のワゴンが止まっていたのでひょっとしたらと思ったらやっぱりうちの荷物を積んでいて、路上で受け取った。というわけで、CDが届いた。ものは、Sinergy(←スペルミスじゃないよ)のTo Hell and Back、SlayerのRein in Blood、Gergiev/Kirov OrchestraのShostakovich: Sym. Nos.5 & 9。Sinergyは一枚目を気に入ったので2枚目。問題はKimberlyとAlexi以外は一枚目とメンバーが違うこと。大丈夫か?Slayerは何となく。Gergievは買う必要があったかどうか微妙だが、一応、Shostakovichの5番だし。オケは少しは上手くなって…ないんだろうな、きっと。

6月2日
吸音材の配置を変更したところでその日はギヴアップ。というわけで、出張へ行って戻ってきたのでいい加減それ以前の音の記憶が薄れているとかいう以前に飛行機に乗ったせいで耳が呆けててよく分かりやしない。とりあえず、そう悪い方向には行っていないように思う。

5月30日 その2
我が家で使用している吸音材の一つである技研興業のGUW-1075MLは楔形ウレタンが3×3で1ユニットを形成し、それが縦に4ユニット並んでいる。要するに縦に12、横に3個の楔形ウレタンから成る。楔形ウレタンの底面は正方形になっているため、楔を縦にしても横にしてもはまる構造なのだが、これまでは全て縦にしてはめていた。これには一応経緯があって、最初はより吸音効率が高いであろうと考えられる、縦横を交互にした配置、つまりメーカーサイトの画像のようなはめ方をしていた。ところが、導入当初は一時反射点に設置していたため、この交互配置だと少し上下に動いただけで音の吸い具合が変化してしまい、大変気持ちが悪いという事態に陥った。そのため、上下方向については均一となるように全ての楔形ウレタンを縦向きにしたのだ。導入当初は部屋が狭かった上に4 Wayのスピーカだった等、制約条件が多数あったという背景事情もあったのだが、引っ越してその辺りの条件が緩和されてからもそのままの状態で使用していた。その後、一時反射点には拡散板が置かれたため、この吸音材は徐々に後方へ追いやられ、遂には部屋のコーナーに置かれることになった。その段階においてもなお、楔形ウレタンは全て縦向きだったのだが、用途も環境も縦向き配置を決定したときからまるで変わってしまった現在、ふとそのままでよいのかということに思いが至り、いい加減に夜中だというのに、明日は出張だというのに、寝る直前になって交互配置にしてみた。かつて某氏が夜中にいじるのはよくないと言っていたが、さて、その結果は…。

5月30日
200V突っ込んで逝ってしまったVRDS-25xだが、引き取り手が見付かった。それはいいのだが、週末、ばたばたしているせいで発送できていない。もう少しお待ちを。

5月28日
CDを少々発注。発送予定日が6月10日。…発送される前に忘れて買ってしまう愚は避けたい。

5月26日
某氏より情報提供。やっぱりアースは浮いているのだな。それとは別にアース線を繋ぐ根拠も別に特に無いらしい。というわけで、遠慮無くアース線外して使用するとしよう。音は現在のところ順調に推移しており、鈍亀状態も改善。様子を見て次の手に備えるとしよう。

5月25日 その2
というわけで、こんな感じのセッティングに落ち着いた。ここの画像たちと比べれば一目瞭然だが、前の部屋での状態も含めて今の状態が一番内振りが少ない(というか殆どゼロ)。この直前が目一杯リスナーに向けてたから、随分と極端なことだ。まあ、結果オーライというところか。

5月25日
落ち着いた結果、どうにも音が冴えないのでセッティングを変更してみることに。まずは測定してみる。思った通りというか、よく考えてみれば当たり前のことなのだけれど、やはり低音が少し持ち上がり過ぎている模様。というわけで、少し壁から離してみた。内振り殆どゼロはそのまま。そこで測定すればよかったのだが洗濯を始めてしまったので断念。聴感でバランスが改善されているのでとりあえずは成功。本当はボードを替えてからこういうところをいじりたいのだが、目下の音が困った状態なのは我慢できない。このセッティングがボードやケーブルを替えても継続されているかどうかはかなり微妙。

5月23日
正面向きにしてから10日間が経過。当初はどうなることかとも思ったが、ある程度のところで落ち着いてきた様子。まだ自分の希望より遅いところもあるし、情報量が飽和してしまうときもあるので気長に取り組むとしよう。DCケーブルとか交換してみようかな。それはさておき、某氏からの奇襲攻撃を受ける前に先制攻撃を返送品に紛れ込ませてみた。気に入っていただけるだろうか?

5月21日
某怪鳥に課題として渡されたLinda Ronstadtを聴き始めてみる。…録音、いいんですけど。うーん、こっからどうするといいのか。要勉強だな。

5月20日
アース線を外してみる。こっちの方が俄然シャープ。少々しゃりしゃりしそうな気配はあるけれど、許容範囲内であり、且つ容易に調整可能な範囲。取り説にはアース繋げって書いてあったのに。実は大元で浮いてるという落ちだったりしないだろうか。もしくはループになってるとか。

5月19日
バランスは取れてきたものの、暴れん坊状態に慣れてしまった身には少し鈍く感じる場面も。ヴァイオリンとか細身でいいのだけど、もっとぎりっとしてもいい。そして、全体的にちょいと悠長過ぎる。なかなか一筋縄ではいかないトランスポートでござるな。

5月17日 その2
アース線を作成中に壁に取り付けていたMini Sonexが落下した。元に戻そうと思ったが、低音暴走中の状態が改善される兆しが見えたので逆に落ちていない方も外してみる。ついでにアース線も完成したので接続。というわけで、例によって影響混在なのでどっちが効いているのか判断しにくいところもあるのだけど、とりあえず帯域バランスは出ているところを引っ込めるのではなく、引いてたところを出す方向で少し落ち着いた。アース線単独の影響は折りを見て検証予定。ちょっと確かめたいこともあるし。

5月17日
P-0sのアース線作成だが、未だに着手できていない。今日こそはと思いつつもう日付が変わる。そして、ご飯がまだだったり。明日も寝不足か〜。

5月15日 その2
Avalon友の会のXANさんを幹事に私の結婚お祝い会を開いていただいた。15人くらいのオーディオ・マニアが店の一角に終結する異常事態。物欲で突っ走ってる人、落ち着いてる人、落ち着かない人、個性豊かな面々で最初から最後までお腹一杯楽しんできた。来ていただいた皆様、ありがとうございました。奥さんの感想は「どういう人たちと付き合ってるのか分かってよかった」だそうです。

5月15日
無事にYラグ購入。これとCanareのケーブルでP-0s用のアース線を作ってみよう。

5月14日
飲み会の前にYラグを買おうと思ったが、そんな余裕無し。明日以降に延期。

5月13日 その2
というわけで、スピーカのセッティングを殆ど内振り無しにした。落ち着くまで評価は保留だが、いい面悪い面があって難しい。某氏作の音響板の位置も変える必要があるかも。

5月13日
ご飯を食べ終わったらスピーカのセッティングを変えてみようと思う。問題は、今、夜中の1時だということ。

5月12日
黒田恭一がCD12を使っているのは随分前から知ってはいたが、アンプがCelloでスピーカがApogeeというのは何だか妙に納得。でも、JBL使いだったこともあるというのは少々意外。とりあえず、我が家は相変わらず少々スローモーで困ってしまう。電源部と本体のアースを繋いでみるか…と思ったらYラグじゃないと辛い端子だった。そしてYラグが手許に無い。手許にあるケーブルは裸だと入りきらないかも。

5月11日
ここ2週間ほどパワー・アンプもつけっぱなしにしてみている。そして、その結論。…暑い。

5月10日
ケーブル交換の効果か、情報量が更に増えたのはいいのだけど、ちょっとスローに感じる。「解像度が上がると演奏はむしろゆっくり聴こえる」という話をどこかで聴いたことがあるけど、それでは困るのだ。解像度上げたままで突っ走ってくれる方法を模索中。

5月8日
某m氏がケーブルを先に替えろとしつこいので、替えてみた。ただし、インターコネクトではなくてP-0sのDCケーブル。先日、某m氏が置いていったもの。銀のDCケーブルとクライオ処理済みDCケーブルが1本ずつあるのだが、まずは銀のDCケーブルを試してみる。とりあえず、Input、Output 1のケーブルを交換してみた。一気に音がほぐれて見通しがよくなるとともに音が走ってる感じになってなかなかよろしい感じ。しばらくこれで聴いてみて、それからInput、Output 2に入れてみるとしよう。クライオ処理済みのはその後に考えるということで。

5月6日
一部のピアノ曲で恐るべき立体感が得られてちょいと喜んでみたり。ただし、空間的あるいは音像的な立体感ではなくて、音色的立体感とでもいうべきもの。こういう感覚は共有可能なんだろうか?

5月4日
"Kill Bill"を観た。映画館ではVol.2が絶好調な模様だが、これ、どのくらい続くんだろうか?というか、続けられるんだろうか、という方が正しいかも。実は世間ではとっくに知られたことだったらしいが激しくヴァイオレントな描写で終始やや引き気味に観てしまい、ただでさえ小さいテレビが余計小さく感じたり。でも、一番注目すべきは力一杯、ヴァイオレントなまでに歪み倒されてる日本観かも。ガイジンが持ってそうな最も典型的に間違った日本のイメージを果てしなくそのまんまストレート直球一本勝負に描写してみた感じ。どこまで狙っててどこまで本気なんだか分かりゃしない。女子高生のゴーゴー夕張の「ゴーゴー」は「イケイケ」ってことか?とかとにかく世界観(というか日本観)が倒錯したまままっ逆さまに崩壊していて、要するに何がしたかったのだ?出血シーンよりもこの日本の描き方の方がよっぽど残虐かも知れん。どうでもいいが、主演の女優さんは割と好みかも。

5月3日
In FlamesのLunar Strainは現在と殆ど違うバンドだったりすることもあって(ギターのJesper Stromblad以外は全員違う)、更にはデビュー盤ということも合わさってちょっと曲の作りと音の締まりが甘いように思えて、最近のものを聴いてから初期のを聴くと辛い。一方でSinergyはパワフルで大変よろしい。ヴォーカルとバンドのエネルギーバランスがもう少しバンド寄りだと嬉しいのだけど、それはちょっと聴き方が間違ってるかもしれない。2枚目のアルバムからメンバーが半分以上替わってしまっているのがいい方向に転じていてくれると買ってみたいかも。ヴォーカルはこんなにエフェクトかけなくても普通に聴ける声だと思うんだが、その辺の事情はよく知らないので保留。もっと色物系かと思っていたが、割と真っ当に聴けて得した気分。個人的にはLunar Strainより当たり。

5月2日
CDが届いた。In FlamesのLunar Strain、SinergyのBeware the Heavens、The Art of Yulian Sitkovetsky Vol.1の3枚。HMVのオンラインのポイントが切れそうだったので、使うついでに気になるところを確保。Lunar StrainはIn Flamesのデビュー盤でリマスター済み。音質が改善されてるといいのだけど。このバンドの国内盤での解説を一手に引き受けている前田岳彦氏が強烈にプッシュしているStand Ablazeはリマスター前の盤ではBonus Trackになっていたのがリマスター盤では入っていないことが判明。というわけで、Subterraneanも買わないといけなくなりそう。というか、このままだと全部買う方向だし。SinergyはそのIn FlamesのJesper StrombladとChildren of BodomのAlexi Laihoがギターを弾いてるというので買ってみた。一応、女性ヴォーカルものかも。Y. SitkovetskyはChaconneの出来とかが気になるところ。まだ20代の頃の録音が殆どで、腕っぷしに期待できそう。

5月1日
「資料室」に更新投稿あり。随分と機器、配置の変化があった模様。ケーブル浮かしの術もさりげなく?導入されている模様。何と言っても、スピーカ間がすっきりしているのは羨ましい限り。それに引き換え、我が家の密集状態はどうだ。一番の問題は当の本人にどうにかしようという意欲が無い点で、それに加えて機材の数は減る徴候が無いという背景事情もあって、どうにもなりそうにない。ベランダ開放からまた一歩後退中。それはさておき、1日は映画館が安くなるので"Haunted Mansion"を観に行ってきた。ネズミー系でEddie Murphyが主演となると考えてどうこうするものでないことは観るまでもなく明らかで、素直に笑ってくるのが正解だと思う。微妙に刺激されるところとか、字幕では厳しいものがあるように感じたりもした。かといって吹き替えで観るのも。どうでもいいことだが、劇場のスピーカは左右非対称の形のものであったのに左右とも同じものが使われていたのは少々デリカシーを欠くような気がしないでもない。そういう次元で問題になるかどうかということは置いておいて、だけど。

4月30日
今日は"Abandon"を観た。別に映画強化週間というわけでもない。邦題が「ケイティ(主人公の名前)」というのがまず解せない。"Abandon"の持つ多次元的要素を何一つ表していないどころか、映画そのものに対してミスリードしかねない邦題であるとすら言える。というか、内容を観なくても付けられそうな邦題。やる気がかけらも感じられない。内容は内容で冒頭から簡単に予想された通りの結末で、肝はそこまでの過程の提示にあるとみた。というより、その辺り以外に観るべき要素があったとはちょっと思えない。過去と現在の微妙な交錯が焦点の一つなのだろうけれど、深いようで浅い掘り込み具合で終始微妙なテンションの低空飛行が続く。それを心地よしとできる向きにはいいのだろうが、言葉を変えれば煮え切らないということにもなるわけで、早い話が力一杯退屈した。

4月29日 その2
「陰明師II」を観てみた。「I」は記憶が確かなら床屋でもらったただ券で観に行ったはず。とりあえず、ヒロインらしき役に深田恭子という時点でちょっと私は興醒め。絶対可愛く無いし、演技上手いとは思えないし。ちょっと安ドラマ風な構成なのがどうかと思うが、「I」よりはまだ楽しめる内容だったように思う。でも、野村万斎のイッちゃってる目付きはちょっと放映していいのかどうか疑問かも。

4月29日
どうやらCD-Rの読み込みは難儀な模様。サーボの調整で解決できそうな雰囲気だが、いじり始めると一生はまりそうな気も。「結局Referenceに戻ってしまう」という前所有者談もあるが。

4月27日
情報量は力一杯でもうどう手をつけていいのか皆目不明だが、とりあえずVRDS-25xに使っていたNAOK氏作インシュレータが手許にあるので使ってみることに。本体を底板で支えるのはあまり好ましくないと聞いているので、電源部に使用することに。とりあえず、前1、後ろ2で球面側を上にして設置。少しシャープになったようで、とりあえずはこれでしばらく鳴らしてみるつもり。入れたことによる変化よりもトランスポートが変わった変化にまだ耳が追い付けていないという話もあるし。

4月26日
出だしは「ほぅほぅ、変わるもんだねぇ」とか呑気にしていられたが、ウォームアップ完了で本気になってくるとちょっと凄いことに。音多過ぎて耳の処理量超えそう。身じろぎもせず、滲みの取り去られた音像とか輪郭まで見える低音とかとりあえずびっくりなのだが、たまに音像がすこーんと上に上がってしまうのはいいんだか悪いんだか。とりあえず、情報量の洪水で溺れ中。溺れながらもせめてつかまるべき岩の位置くらいは確認しておきたいところ。それはさておき、代理店に問い合わせた結果、Passの電源電圧変更は基板まで変更になる模様。でもって、100と117Vでも仕様が違う模様。ということで、大人しく100V駆動に専念することに。また、コンセント間違えて何か壊しても世話無いしな。

4月25日
というわけで、遂に来たですよ。人がCompact Discというメディアに対してなし得た究極の機構的アプローチの体現。とりあえず、運送屋さんがひいこら言いながら玄関先まで運んできた箱を室内に運び入れ、開封。さすがに重い。どうにかこうにかラックに乗せ(本体だけなら一人でどうにかなる重量…梱包もかなりの重量)、電源部をボードに乗せ、一段落。当初は電源部を横向きに設置する予定だったのだが、実際に置いてみるとケーブルの接続が困難であることが判明したので正面に向けることに。配線に着手するがデジタル・ケーブル、電源ケーブルに加えて2本のDCケーブルがあるのでラックの裏がごちゃごちゃに。これはそのうち何とかしないとな。とりあえず、無事に電源投入。さあ、音は?

4月24日
明日、到着の予告。あれ、月曜日か火曜日って言ったような…?ま、いっか。

4月23日
というわけで、いただきものCDはLed ZeppelinのRemastersとLinda RonstadtのBox Set。Zeppelinは聴いてみようと思いつつまだ手が出せてなかったところ。Linda Ronstadtの方は恥ずかしながら背景事情とか一切知らない。えと、歌手…だよね?頑張って聴いてみます。

4月22日
怪鳥、東京に現る!というわけで、友の会全員集合…とはさすがに平日ゆえ、いかなかったものの、電話・メール参加もあったりでちょっとしたお祭り状態。熱き想いを語る者、議論を白熱させる者、冷静沈着に観察する者、食べてばっかりいる奴(←私だ)…改めて、多様な個性の集団であることが明確に。考えてみれば、EidolonとEclipse Classicが2人ずついる以外は全員使用スピーカが違うんだし、アンプだって激しくばらばら。そして、怪鳥はやはり怪鳥。とんだお気遣いをさせてしまったようで、嬉しいやら申し訳ないやら。何はともあれ、平日で全員翌日は仕事であるにも関わらず、各人終電まで(一部終自家用車あり?)しっかり楽しみまくった模様。誰かの音を聴いたりしたわけではないのだけど、「よし、頑張るか〜」という気分になったりするのだな。

4月21日
もうすぐ大物導入はいいとして、次の次の手まで考えておかないと、ただでさえ計画性が無いので行き倒れになる可能性高し。というわけで、次の手はスピーカ・ボードの予定なのだが、ケーブルにしろと某g氏とm氏に迫られたり。ボードの方が音の出力により直接的に作用するとか色々理由はあるのだけど、一番の理由はボードの方が安く済むからだったり。そうそうでかい買い物を連発してられない。ケーブルがでかい買い物になるのも問題と言えば問題だが。

4月20日
とりあえず、In Flamesばっかり聴いている今日この頃。このままいくとそのうちクラシックに戻るのかも知れない。

4月19日 その2
Children of Bodomのライヴ盤とスタジオ盤を比較するとやっぱり勢いは圧倒的にライヴ盤なのだけど、バランスやトータルの構成感はやや崩れているところもあったりするので難しいところ。録音もスタジオ盤の方が当たり前に良く、音像の立ち方とか改めて聴くとはっとする場面も。最も、全体的にこのバンドのCDは必ずしも録音面で優秀とは言いがたいところではあるのだけど。

4月19日
気まぐれにスピーカ・ケーブルの端子を磨いてみたりする。出費殆どゼロで切れ味大幅向上。まあ、基本中の基本だな。

4月17日
奥さんの趣味で買った大塚愛は当然のようにCCCDで、そして当然のように我が家のノートPCのCD-Rドライヴでコピーできまくってしまう。というわけで、聴くのはCD-R盤なのだが、果てしなくしょぼしょぼな録音に涙も枯れそう。これでCCCDそのまんまだったら…。AVEXは潰れても構わないような気がする。

4月16日
メールは営業担当に転送されたらしい。そして返事は来ず。来週以降になりそうだな。ま、急ぐわけでないし、気楽に気楽に。

4月15日
色々言われて結局代理店にメールを出してみることになった。メール・アドレスを偶然見付けたし。全然関係無いが、In Flamesの2番目のアルバムThe Jester Raceは私が持っている他のアルバムと大分メンバーが違う。そのせいもあってか音の印象がかなり違う。録音も大分違うけど。根っこは同じなんだろうけど。間のアルバムも聴くと変遷が把握できるようになるのかも。

4月14日
いい加減、この日記のタイトルを変えようかと思わないでもないのだけど、主に面倒くさいから変えない予定。そんなわけで、衝撃的で鼻血ものだったChildren of Bodomのライヴ盤。99年のライヴなので2枚目のアルバムが出てすぐくらいか。そんなわけで今となっては「こっちのアルバムの曲も入っていればなぁ」と思うところもあったりするのは止むを得ないが、聴いているとそれどころでなくなってくる。凄い勢いで弾き倒しまくり。というか、アルバムより大分テンポ速いんだけど。初めて聴いたときはちょっと腰抜かしものだった。やられたというか、やりやがったというか。多少ずれるところもあるのだが、これで完璧無比に揃ったら神かと。何はともあれ、下のIn Flamesよりも率直に何も考えなくても楽しめる一枚かも。

4月13日
とりあえず、Children of Bodomのライヴも弾けまくりで衝撃的で鼻血ものだったりするのだけど、個人的には大塚愛がクリティカル・ヒット…するわけもなく、In FlamesのSoundtrack to Your Escapeに目下だだはまり。重量感と透明感の驚異的な両立が素晴らしく、曲の練り具合もこれまで聴いたどのアルバムにも勝る。エフェクトやコーラスの使い方も「おぉ」と思うところがあったり。再生の難しさもひとしお。適当なトラックをリファレンスにすることになるのは間違いなさそうな勢い。久し振りに「何とかしてみたい」と思うCD。

4月12日
現在、リヴィングの室温が26℃。今の時期でこの調子だと、夏は…。夏用アンプとか用意してる一部の人々の気分が少しだけ分かった気がする。

4月9日
というわけで、CDが届いた。最近の佐川急便は21〜24時なんて時間指定ができるらしい。届いたのはChildren of BodomのTokyo Warhearts Live in Japan 1999、In FlamesのSoundtrack to Your Escape、大塚愛のLove Punch。最後のは私ではなく、奥さんの趣味で。COBはこれでベスト盤以外は揃ったことに。In Flamesは最新盤。

4月7日
今日はCDが届く日、だったのだが受け取れるような時間に帰宅できず。明日は職場のボウリング大会だし、受け取れるのは金曜日以降だな、これは。

4月6日
HamelinのSzymanowskiを今頃聴いてみたり。演奏会の記憶もいい加減に遠く(MazurkaよりSonataの記憶の方が圧倒的に支配的だし)、そもそもSonataが入っていないし。録音はFaulknerじゃないし。私にはちと厳しいCDかも。

4月5日
昨日の夜、D/Aコンバータの電源を入れ直したら、また音が変わってしまった。Automatic Calibrationって何をチェックしてどこをいじってるんだか。エネルギーの基点が低音から少し上にシフトしたような感じ。悪いとも思わないけれど、どれが本来の音なんだか不明なところが何とも。

4月3日
久し振りにCDを注文してみた。でも、クラシックは一枚も無し。というか、売り場へ行って買うという観念が未だに抜けないので、なかなかネットで買おうという気になれなかったり。絞込検索に「技巧レベル」なんて欄があると楽なんだけど。

4月2日
Freddy VS. Jasonを観た。"A Nightmare on Elm Street"って実は一度も観たことが無くて、尚且つ"Friday the 13th"も最初から最後まできちんと観た記憶が無いので背景事情とか微妙に入りにくく感じる部分もあったり。そんな事情もあってかなくてか、話の筋が微妙にスムースに感じられないところがあったりするのだけど、基本はやったやられたの世界なのであんまり深く考えずに観られたかも。後になって考えると色々解決されてない気もするけど。

4月1日
PS2とAVアンプ、テレビの極性を合わせてみた。画はよく分からないが、音は少し大人しくなったみたいだ。

3月31日
久し振りに未開封CDを。WispelweyのShostakovich、Prokofiev、BrittenのVc. Son.。恥ずかしながらShostakovichのVc. Son.は初めて聴く。でも、割と初めて聴いた気がしない。そういう意味では意外と多いようで引出しの少ない作曲家かも。このチェリストの特徴なのか、変な重苦しさが無くていい。まあ、比較的初期の作品だからという点もあるんだろうけど。録音は多分ワンポイント。響き多目。レベル低め。

3月30日
昨日、作ったページを見ていくとあれこれ変わっていて自分でも面白かったり。最初の画像の状態になる前はSR Compositesのラックがまだ無くてCDプレーヤーが一番手前に合板の上に置いてあったはず。そして、この頃はまだApex Couplerではなくj1 Projectのスパイクを使っていた。思えば、まだまだ平和なセッティングだったのだな。電源関係がおかしくなってくるのが3枚目でその更に2枚先でやらかしてしまう。踏み出した一歩は大きく、そして後には戻れない。自分で家でも建てない限りこの呪縛からは逃れられないどころか、自分で建てたとしても交換可能でないと気が済まないだろうな。

3月29日
暇に任せてこんなページを作ってみた。横スクロールで見ていくと面白い…といいなぁ。

3月28日
寝室ですっかり邪魔者扱いされ、部屋の隅に放置されていた自作グラスウール枕を廃棄することに。室内音響について気にしだして最初に対策のために作製したものなのでちょっと思い入れがあったり無かったりするのだが、引っ越してきてからの半年間、最初の頃少し使ってからずっと放置されてきたので、もうこの先使うこともないだろうということで。吸音材が減ったせいか、ゲームの音が活き活きとしてきたような気がする。古いアンプとかもどうしてくれようか。

3月23日
次の一手どころか二手三手四手以上先まで構想はあるのだけど、財布がついてこない。お金を使わないで何とかする方向へ修正したいところだが。とりあえず、部屋の整理でもしようか。

3月21日
今更ながらHamelinのWigmore Hall Liveを家で初めて聴いてみたり。演奏については今更言うことなんて無く、ただただ達者でいらっしゃる。録音はまだFaulknerじゃなかったんだな。

3月20日
というわけで、MravinskyのMoscowライヴ第2弾。1972年のものがどっさり。しばらく熟成か。

3月19日
今頃になってMravinskyのMoscowライヴのリマスター盤が発送されてきた。でも、受け取れるような時間に家にいるわけもなく。ちなみに昨日の同期はDream Theaterも好きだったりして、ライヴも行ったらしい。そして、LaBrieはやっぱり最後の方で声が枯れてたらしい。

3月18日
今日の同期会でオーディオ好きがいることが判明。しかし、残念ながらホームシアター派。でも、結構音楽好きみたいなのでピュア派に引きずり込んでしまいたいところ。関係無いが、シアター派にはデノンで意外と人気なのか。

3月17日
下で書いたIn Flamesの新譜が出るみたいだ。最近ちっともCDを買っていないし、一山越えたらCDを買いに走るとしよう。それはさておき、先日、寝室のサブシステムのアンプを入れ替えたせいでプリ・パワー間に使っていたケーブルが余ってしまった。しかも、サブシステムに使っていたケーブルでは一番高いMonster CableのM1000iが余っているという事態。ビデオ・デッキかチューナーのケーブルと交換するという手もあるのだが、如何せんラックの構造及び設置環境の都合上、面倒なことこの上無く、尚且つどちらも最近殆ど使っていないという状況。肝心のDVDプレーヤがPS2ではM1000iなんて出番無し。第一、目下のところAVアンプを最も頻度高く使用しているのはゲームだったりするし。M1000iを売っぱらってPS2用のS端子の接続ケーブルでも買うか。そう言えば、PS2から繋ぐ光ケーブルもまだ買ってないや。

3月16日 その2
Lavry EngineeringのサイトがFlashになって新しくなってる。画像も前よりよくなっている。というか、DA924の全体像が初めて掲載されてるし。ちなみにDA2002はDA924の民生用で出力がバランスで4Vに固定されていてフロント・パネルの耳が無い他はDA924と全く同じ物らしい。出力10Vなんてかなり使いづらいけど、耳が無いのはデザインとして寂しい。うちのプリアンプの入力上限が10Vだったりしてぎりぎりセーフってのにもどきどき。そういえば、Mark LevinsonのNo.32とかだと入力オーバーになるとかいう話だったかも。プリアンプを選ぶときは気をつけないといけないな。…当分は選ぶだけだけど。

3月16日
どうも週末辺りから音の様子が少し変わったみたい。まだ、ブレーク・インが終わってなかったのか。ケーブルなのかアンプなのか、両方なのか。いい方に転んでくれる分には構わないけど。今更ながらDream TheaterのTrain of Thoughtを腰を据えて聴いてみるとなかなか面白い録音であり、かついい録音でもあることが分かったり。ぼちぼちロック系の試聴ディスクも変え時か。話は戻って音の違いは気温の問題だったりするのかも知れない。そして、室温は何もしなくても20℃以上。真夏が恐ろしい。関係無いが最近、In Flamesが気に入ってきた。病気みたいに目一杯に音で満たされた状態にちょっと酔っ払いそう。それでいて甘いメロディーがほいほい出てきて、それが埋もれかかったり浮かび上がったりする質的な立体感が何だか面白い。

3月15日
一体型のプリアンプって意外と選択肢が無いという事実に少し驚いたふりしてみたり。電源部とか置く場所無いなぁ。ましてや3筐体になってたりしたら、どこに並べていいものか。…と、取らぬ狸のなんとやら。

3月14日
How to Lose a Guy in 10 Daysを観た。お互いの思惑が錯綜するのだが、女性の方は展開に意外性が無くてもう一つ笑いきれないように思えた。共感しろというのも無理な話だし。先の展開が割と簡単に見えてしまうのも困ったところ。狭い視野でならそれなりに笑えるけど、全体的に構成が甘いように思う。…なんてことを考えたらいけない映画だな、きっと。

3月13日
Tomb Raider 2を観た。1は実はちゃんと観ていない。スーパーアクションのオンパレードを期待していたのだけど、意外と控え目。というか、ちんたらしているように感じる場面が多過ぎ。変な怪獣みたいの出てきたりしているのに、そういうとこだけ妙に現実味出されても。ちょっとわざとらしさが目立つCGが興醒め感を増加。ストーリーも安めのドラマ性がちょっとどうなのか。レストランのテレビでちょろりと観ただけの1の方が面白いかも。

3月11日
ワックスを塗ってつやつやになったせいか、音がしっかりしてきたように感じたり。適当なもんだ。とりあえず、オーディオはもうしばらく進展が無いので、未開封CDでも次々聴いていこうかと思っていたら仕事が山場に。こういうときはCD聴いていても仕事のことを思い出したりしてよろしくないのだが、MravinskyのShostakovich: Sym. No.7なんて聴くとそれが起こらなかったりする。演奏の凄さに引き込まれて、というよりも粗悪な録音から音楽を引っ張り出すのに集中力を持っていかれるというのが多分正解。ろくでもない録音のいい演奏はいくらでも聴くが、いい録音のろくでもない演奏は微塵も聴く気にならない。以前、友人が「名録音は名演奏でなくてはならない」といったようなことを言っていたが、主体をどこに置くかということを考えると、真であるように思える。極端なことを言えば、隣近所のがきんちょの鼻歌が恐るべきリアリティで眼前に再現されても何一つ嬉しくないわけだ。少なくとも、オーディオが自分のためであるという前提においては。他人のためやオーディオ自体のために(?)やるという感覚は私には分からんだけかも知れないけど。

3月9日
ラックから取っていたアースを外してみた。何か、音がクリアになったんだけど。低域の骨格もしっかりしてるし。元はと言えば某S氏にそそのかされて(?)アースを取ったのだけど、施工が半端なせいもあってかどうもいい感じがしなかったのだが、外して正解。ちゃんと繋げばいいのかもしれないけど、今のところ適当な接続方法が確保できないので、当面は外しておくことに。ありがちだが、オフ会の後になって改善点が見付かったりするもんだ。とりあえず、昨日、鳴らし慣れないソフトを頑張って鳴らしたご褒美にスピーカにワックスをかけたりしたのだけど、今日、帰宅してもまだワックス臭が抜けない。やれやれ。

3月8日 その2
さて、昨日の指摘事項の内容は置いておいて、その原因の候補を挙げてみると…1.トランスポート、2.スピーカ・ボード、3. インターコネクト・ケーブル、4.その他セッティング。1.はまあ至極当然として、2.も結構臭いと睨んでいる。ものがものだし、随分前にKappa 8.2iを使っていた頃から艶に乏しい傾向を指摘されることがあったことを考えると、その頃から変わっていないものの一つがこのボードだからだ。3.のアナログ・ケーブルも実は変わっていない。4.は特に吸音材の使い方の影響が大きいかも知れない。とすると、5.本人のセンス、という選択肢も浮上してくるわけで、そうなった場合にはどうしたものかね。

3月8日
さて、昨日、muimuiさんがYAMAHAのDSP-A2というAVアンプをお土産(?)に持ってきてくれたので、早速セッティングしてみることに。とは言え、何を隠そうも隠さないもAVアンプ初体験だったりするので、まじまじと取説を読んだりして。とりあえず、当面は2チャンネル分しかスピーカがないのでPS2からのデジタル出力とか考えないことに。そうすると接続は普通のプリメイン・アンプとあまり変わらかったりして、取説を読むまでもないという落ちが。映像はテレビに入力が2系統あるので当面はテレビ側で切り替えればいいし、本当にプリメイン・アンプとしての機能しか使ってない。肝心の音だが、AVアンプと言えども比較対象がセパレートであっても10年以上前のものが相手ならさすがに負けない。とりあえず、爆発音とか気持ちよくて大変。いよいよ、ONKYOの骨董品セパレートも引退か。それはさておき、昨日の襲撃に備えて木曜日から昨日までX350の電源を入れたままにしておいたのだが、今日、電源を投入して鳴らすとどうもバランスが違う。昨日の方が低音が勝りがちな音だ。そこに更に人間吸音柱が4本も入った状態だったのだから…これは相当冴えない音になっていたかも。結論、普段通りが一番。力んだりするのはやっぱりよくないですな。

3月7日
というわけで、襲撃されました。しかも一名増殖。どうやら真正のロック好きが鳴らすロックとうちのロックは大分違うみたいだ。調子に乗って音量を上げたら上の階から足踏みする音が。ほどほどにしとかないとね。人が入ると普段と音量の感覚がずれるせいもあるんだけど。どんな感想をいただけるのやら、楽しみやら恐いやら。まあ、トランスポートが変わってからが勝負ですかね。何はともあれ、muimuiさん、GBさん、O崎さん、pippinechoesさん、お疲れ様でした。今度は逆襲するぞ〜。

3月6日
そんなわけで、いよいよ明日は変態集団の迎撃。音はまあ、それなりというかいつも通りというか、とりあえずの現状を聴いて頂くしかないのだけど、ソフトは何を聴かせてよいのやら。ちょっとおかしいピアノとか、激烈に録音のおかしいヴァイオリンとか、テンポ設定のおかしいオケとかならいくらでもあるんだけどなぁ。

3月4日
ひとまず、ある程度満足の行くところまで持ってくることが出来た模様。というわけで、日曜日に変態集団に襲撃を受ける予定。とりあえず、リヴィングの入り口にバリケードでも作っておこうか(どんなイベントだ)?

3月2日
とりあえず、課題は比較的明確なので対策を考えてみる。というわけで、音響調整板が前へ後ろへずりずり動いている。

3月1日
資料室に大物の投稿が連発。遂に怪鳥から来ました。某mさんとか写真見て涎垂らしちゃうんじゃないだろうかとか思ってみたり。その襲撃を控えて、どうにかもう一寸向上させたいところなので電車の中であれこれ考えたりするのだが、ここのところ珍しく頭を使って仕事をしているので脳味噌の割り振りが大変。このまんまを聴かせることになりそうな予感。

2月28日
出かける前にオーケストラをじっくり聴いてみる。そして新たなる課題を突きつけられる。なかなかどっちもこっちもというのは難しい模様だ。

2月27日
来月Tokarevが、再来月はGindinが来る模様。Tokarevは週末なら行きたいかもとか思ったら思いっきり平日だった。Gindinは土曜日だけどもう一つぐっと来ないプログラム。最近、演奏会行ってないから行きたいところだけど、微妙。と思っていたら、茅ヶ崎でもTokarevやるじゃないですか。Liszt=HamelinのLa Campanellaとか入ってるし。こっちに行くか?

2月26日
そんなわけで、Softoneは帰宅の準備をさせることになった。これで25xを使っている現状の音が駄目駄目だったらがっくりなのだが、幸いにして割と気持ちよく鳴っていてくれてるので、心爽やかに送り出せそう。というわけで、週末に我が家のリヴィングからダンボールが一つ消えることになる予定。

2月24日
思うところがあって、トランスポートをSoftoneからVRDS-25xに戻してみた。一つにはパワー・アンプの電源ケーブルを替えてからこっちを使っていなかったのでどんな音になるか気になったこと。もう一つにはここ数日どうも気に入った音にならないので。初日だし、がっかりするんだろうなぁと期待せずに聴いたら、これがどうしてすこぶるシャープでフォーカスが合い、それでいて伸びを抑制されることもない。勿論、SoftoneでのNさんの言うところの「色気」のある立体的音像の構築というところでは一歩譲るが、逆に焦点はしっかり絞り込まれている。どう聴いても、総合的には25xの方がいい鳴り方をしている。これでは以前の評価と逆だ。VRDSびいきとしては喜ばしい結果ではあるのだけど、辻褄が合わなさ過ぎる。これはひょっとすると…?

2月19日
結局、抑制感が気に入らず、鉛は全て撤去。貧乏性なので使わないというのも勿体無い気がして、RE-9の上に置いてみた。効果はあるんだかないんだか。まあ、悪い影響は感じないのでいいとしよう。鉛を外した途端に音が解放された。ぺらぺら鉄板筐体のくせに意外と神経質だ。

2月18日 その2
そんなわけで鉛効果検証中。書き忘れたが、鉛とD/Aコンバータの間にはj1 Projectの青丸を挟んである。全体的に音像のフォーカスがシャープに定まるのはいいんだが、どうしても抑制感が特に高域でつきまとう。一方で低域はぐっと高密度で見通しよくずばっと決まるから判断が難しい。もう一つこっちに音が飛んでこないように感じるところもあってますますう〜ん。

2月18日
所用でハンズに寄ったついでに鉛のインゴットを買ってみた。DACの天板に乗せるとインシュレータの適正重量になって2度美味しいんじゃないかという目論見。音の雑味が減ったのはいいのだけど、一緒に勢いも減退してしまったように感じる。整理されてるけど、ちょっと面白くないかも。落ち着くまで待つべきだろうけど、落ち着くまで我慢できない可能性高し。

2月17日
昨日のように極端な変化があったときは警戒する必要があるのだが、どうやらこれは正解の模様。しかし、見た目は本当にどうしたものか。

2月16日 その2
吸音材の設置は見た目では痛恨の一撃だが、音は会心の一撃。吸音なので音場が引っ込むかと危惧していたのだが、逆にぐいっと前にせり出してきてこのままで行けばギタリストのピックに顔を弾かれる日も来るんじゃないかとか思うほど。今までに無い音像の立ち具合にちょっとめろめろ。

2月16日
「資料室」にXANさん分をアップ。先日のクッパさんといい、素晴らしすぎるラインナップの投稿が連続している。とりわけ、Synergistic Research満載の今回の投稿は掲載作業をしながら「くぅ〜」となってしまったり。そんなこんなで銀単線電源ケーブルを試してみようかと思ったのだけど、ま○ぺいさんがかつてどこかに書かれていた「作法」に則り、まずは配線のシミュレーション。そして、いきなり問題発覚。これ、思いっきり逆方向に巻いてあるんですが…。延ばして、逆方向に曲げて、接続してコンセントへ…絶対折れるってば。というわけで、挫折。私にはこんな繊細なケーブル無理です。代わりに、というわけでもないのだが、室内音響の整備に着手。少しピアノの高音が響きすぎるように感じるのでスピーカのラインより気持ち後ろ、一番無防備な壁の上側にMini Sonexを取り付けてみた。取り付け方法とかとても人に見せられたもんじゃないけど。これで様子を見て、最終的な設置を考えるとしよう。どうあがいても見た目はみっともないことこの上ないのは避けようが無さそうだけど。

2月14日
Pirates of Caribbeanを観てみた。マッチョな話なのかと思っていたらこれが結構捻りが効いてて予想外に楽しめた。でも、音楽はどっかで聴いたようなのばっかな気がした。映画音楽という条件を限定された状況にあっては致し方がないのか。

2月13日
耳がぼわぼわしていてどうやらまだ本調子じゃない模様。週末は耳を休めることに専念するとしよう。

2月12日
週の中休みで電源ケーブルの交換を予定していたのにぶっ倒れてそれどころでなく。そしてぶっ倒れている間に電源ケーブルのブレーク・インが進んだ模様。をいをい。それはさておき、最近、Softoneのロックがよく外れるのはCDの乗せ方が悪いんだろうか。なるべくセンター出すようにしてるんだが…借り物だし、VRDS-25xに戻した方がいいかしら、と思って25xも実は借り物という事実。

2月9日
Leinsdorf/BSOのMahler 6番を聴く。…クラシックの未開封を開けるのは久し振りかも。基本的にそんなに勢いのある演奏ではないが、とにかくオケが上手くて感心する。無意味な暴れ方は決してさせず、それでいてぎすぎすしているかと思えば遅い歩みながらも自然な盛り上がりを見せ、アンサンブルともども本当に丁寧というか丹念な演奏。Mahler演奏のあるべき姿を今一度考えさせられる、巨大な怪物のような曲に真正面から身じろぎもせずにしっかりと大地を踏みしめて構えたかのような正直過ぎるほどに正直な演奏だと思う。

2月8日 その2
Two Weeks Noticeという映画を観てみた。結末はかなり早い段階で予測できてしまうので、過程をいかに楽しむかというところがポイントか。基本的に話の流れは力一杯強引なのだけど、終盤はちょっと締め切れていない印象。そこまではそれなりに笑わせてもらったので、まあいいとするか。

2月8日
Absolute導入直後は低域中心にその効果が顕著であったけれど、導入後1週間が経過して全域で統一が取れてきたようだ。月並みな言い回しを使うと矢張り蛇口が全開ということになる。情報量、解像度の著しい向上は勿論のこと、色彩感も空間的な展開も勢いも全開。ケーブルの効果もさることながら、元々このアンプがそういった資質を有していたと見るのが正解かも。そろそろ落ち着いてきたようなので、次のブツを試すとしますか。

2月6日
結束タイでAbsolute Referenceをタップにがっちり固定。やたら太いので当然のように自重も相当なものなため、WATTGATE 381を以ってしてもやや浮き上がるのだが、これで解決。結束タイの締め上げにはタイ・ガンを使用。手で締めるのとは比べ物にならないほどしっかり締まっていい感じ。

2月5日
実は電源ケーブルを替えたときにデジタル・ケーブルもResolution Referenceに戻していたりするのだけど、またプラチナ・ケーブルにしてみた。インピーダンス測定をした後に繋いだ印象ではちょっと低域が重苦しい感じがして、それ故にAbsolute Reference導入時に一旦外したのだ。改めて聴いてみたけれど、どうも私にはぴんと来ない。解像度の高さはあるものの若干重心が下がるせいか少し鈍い印象を受ける。某氏には「エージングが済んでないんじゃない?」と言われたけど、どうなんでしょう?とそんなわけで結局、Resolution Referenceに戻してしまった。情報量はやや落ちるところもあるけれど、こちらの方がシャープに鳴る。躍動感も好ましく、持っている自分が言うのも変だが意外な結果。以前、銀線デジタルを試したときは「うほ〜」と思ったし。そういえば、MPCの極性が当時は今と逆だったかも。それはさておき、少し前にHamelinの演奏会があった模様。すっかり忘れてた…。まぁ、Concertoだったし。

2月4日
というわけで、証拠写真。右側のMPCにちょろりと延長ケーブルがついているのは位相を合わせるため。どうやら、アース穴と逆の方向にケーブルが出ているのがいいみたいだ。

2月3日 その3
Absolute Reference A/C Master Coupler、LEDが二つになってる。…次々と発覚する新事実。というか、最初からもうちょっと見ておけよ、という説も。

2月3日 その2
そういえば週末にHEROを借りて観たりしたのだった。うーん。アクションとかちょっとチープ過ぎやしないか?いかにも吊ってますというのがむしろ開き直っているようにさえ見える。剣とか槍とかふにゃふにゃしてるし。話の展開も見え透いているところが多い。というか、3つのパターンいずれも内容が貧弱。脱力。

2月3日
出張帰りに秋葉原。3.5φのピン・プラグを物色していたらCanareのものがあった。これは7.5φのケーブルまで入れられる優れもの。というわけで、こいつと同じくCanareの6φ同軸ケーブルでアース線制作に再挑戦することに。その後、5555へ寄ったら6階で色々聴かせてもらったりしてすっかり長居をしてしまう。結局、普段と変わらない時間に帰宅する格好に。

2月1日 その2
何かもうどこが違うとか言うより全部違う。これまで越えられなかった壁を軽々とというか、粉砕というか、その前に下の画像をアップしてからラベルが"Absolute Reference A/C Master Coupler"になっていることに気付いたり。…Absoluteって?新シリーズでは名称も変更されるのかな。そんなこんなでうちで初めてGladiatorが他所様に聴かせられるような鳴り方をした。そして下のThe Jester Raceは録音レベルが妙でヴォリュームの位置一つに馬鹿みたいに反応する。絞るとしょぼいので上げるしかないんだけど。

2月1日
低音ぶいぶいいいまくり。エネルギーに満ち満ちてえらいことになってる。その一方でIn FlamesのThe Jester Raceはどうも外したかも。特に録音面で。関係ないけどX2証拠写真

1月31日
とにかく全てに圧倒されまくりの状態でお届け。これからブレーク・インで更に向上すると思うと当分これだけで楽しめてしまいそう。というわけで、嬉しくなってついCDも買ってしまったり。Jeff BeckのBlow by Blow、In FlamesのThe Jester Race、RUSHのGrace Under Pressureの3枚。クラシックの方は入ったが最後、何枚抱えて出てくることになるか分かったものではないので、近寄らないことに。もう一つ、大きい買い物が控えているからそれまではぐっと我慢。

1月30日
帰宅すると同時に電話が。宅配便屋さんが今から届けにくるという。というわけで、着きました。Synergistic ResearchのDesigner's Reference Squared Master Coupler X2…え、X2?Synergistic ResearchのサイトではX2へのリニューアル予定のアナウンスがあるが、既に製品になっているとは思わなかった。えらい待たされたが、結果的に最新版を手に入れられたので待ちあぐねたのもこれで帳消しか。とりあえず、太い。そしてごつい。どんな音が飛び出してくるやら。というわけで、現状及びタップの惨状

1月29日
後輩に頼んでインピーダンス・アナライザーを使わせてもらったり。測ってはみたものの、どう解釈したらよいやら。というわけで、適当にデータをまとめて某氏に送ることにしよう。測定はともかく、今日からプラチナ・デジタル試聴開始。

1月28日
電源ケーブルは金曜日に到着の予定。いよいよだ。楽しみ。それはさておき、職場である装置を見つけた。これで少しは面白いことが分かる…かも?

1月27日 その2
どうもトランスポート変更での圧倒的優位性が感じられない。まだ規定(?)の48時間が経過していないとは言え、普通に鳴っている感じ。以前は強調感のあるところが目立っていたのかもしれない。そういう意味ではバランスとしては今が一番なのかも知れないが、どうももう一つ面白くならない。うーん。

1月27日
出張ついでに秋葉原へ行ってみたり。3.5φモノラル・ピンプラグ、圧着端子を購入したところで満足してしまい、買う予定だったフェライト・コアをすっかり忘れた。…ぼけてきたか?更にテレオンでDIVASとかいうところの切り売り電源ケーブルを買う。アース線に使うだけなので、かなり適当に選んでみた。そのままアクセサリー店へ顔を出してAscendantを初めて聴いてみたり。ブレーク・インがまだ十分ではないのか、全体的に当たりがソフトで少々ぬるく感じる場面も。ちょっとバスレフ臭がきつすぎるように私には感じた。こなれていくとこの辺も追い付いてくるんだろうか。ついでにSACDのハイブリッド盤のSACD層とCD層の比較もしてみた。これだけ聴かされるとうーんと思ってしまうけど、とりあえず演奏が諏訪内というのがちょっと…。店員さんとしばらく話したり。帰ったら留守電にメッセージが入っていて、どうやら電源ケーブルがお店に届いたらしい。これからちょいと加工をしてもらって、送ってもらう手筈になっている。さあ、いよいよ来るぞ!

1月25日 その2
「黄泉がえり」を観た。序盤で草薙が声をかけられる場面、後ろから音がしたように感じたのにちょっと驚いてみたり。2chなのに。ビデオなのに。おまけに寝っ転がってたし。そもそもセンターの位置で観てなかったし。こういうとき、5.1chって必要なんだろうかと改めて考えさせられる。話は途中までかなり展開が遅くてちょっともどかしいというか半分退屈した。確かに、後々の暗示になる要素が多いんだけれど、時間を遣い過ぎ。そのせいもあってか終盤の展開に無理が多過ぎる。そこまで時間をたっぷり遣って描写してきただけにその印象がかなり強調されるように思う。最後のまとめもつけたしみたい。今一つ。

1月25日
おフランスからメールが来た。Discographyに乗っているKoganのCDについて質問。というか、その中のWeinbergに興味があるらしい。というわけで、ジャケット写真とともに冊子の情報を教えてみる。フランス語で…だったら格好いいのだが、残念ながら英語で精一杯。さしあたって欲しかった情報は手に入ったそうで、喜んでいただけて何より。

1月24日 その2
注文したケーブルはようやくアメリカを出発したらしい。結局、年末年始をまたぐ格好になったとは言え、3ヶ月待ったことになる。長い…。

1月24日
Lilo & Stitchという映画を観てみた。話の展開とか滅茶苦茶で素直に笑うと楽しめる。強引さをそのまま味にしたりさせるとアメリカ人は結構うまいと思う。

1月21日 その2
そんなこんなでようやく音楽を聴ける状態に。トランスポートはVRDS-25xのまま。Softone改に比べてしまうとさすがになぁ…と思っていたが、時間が経つにつれて全部が駄目というわけでもないように思えてきた。一音一音の引き立ち方や解像度の高さは比較するのがためらわれるほどだが、感覚的に25xの要素を欲する場面もある。勢いと言うか、ノリというか、重みというか。総合点ではやっぱりSoftoneだけれど、要素点では一部25xにあげたいところがある。少し25xで聴いてからまたSoftoneを試してみよう。さしあたって、新しいセッティングの方が音がシャープになってよい感じ。

1月21日
そんなわけで元の位置にスピーカを戻して…というのもせっかく動かしたのに馬鹿馬鹿しいので、少しセッティングを変えてみた。スピーカ間を10cm開け、リスニング・ポジションからも10cm離してみた。昨日の測定でポイントの一つにクロスオーバー周波数周辺の状態があることを確認したので、その結果から今より少し離した方が繋がりがよさそうだと判断したため。また測定して詰めてみるとするか。

1月20日
というわけで、スピーカを動かしては測り、測っては動かしの繰り返し。その結果、割と基本的なことを再確認できた。定在波に起因すると思われる山谷は多少緩和できる条件があるのはあるのだが、そうするとそれより上の帯域で合わなくなってくる。ありがちな話だが、一番最初の動かす前の状態が実はかなりバランスが取れていて、一体何のためのセッティング見直しだったのだろうと思ったり。スイープとピンクノイズの聴き過ぎで疲れた。

1月19日
スペアナソフトで測定のお試し。USBインターフェースの認識に手間取ったりしてばたばたしたが、どうにか解決。自動で測れるって楽チン。項目を増やそうと思うとちょっとフリーでは難しいが、最低限の測定には十分。さしあたって測定結果のセッティングへのフィードバックを行なうのがかなり楽になる。というか、手でメモしながら測定っておかしい。そういうわけで明日から2、3日は音楽を聴けない状態になりそう。ひたすらスイープ信号を聴く日々…ちょっと嫌だなぁ。とりあえず、マイクとDAT、USBインターフェースとドライバ、ソフトがあればUSBの使えるPCのあるところならどこでも測れることになる。今度測ってみます?>S氏とか。それはさておき、借り物のトランスポートはどうも早送り・巻き戻し操作が苦手なようで、困った顔をして止まることがある。というわけで、測定に際してはVRDS-25xに戻してやることになりそう。ケーブル、まだ試していないけど、どうせ試すならよりよい条件の方がいいだろうし。しばしお待ち下され。

1月17日 その2
ちょっとした新年会に出てきた。凄い人というのはおかしい人と紙一重の差であることを改めて認識。

1月17日
ちょっと測定方法を変えてスピーカのセッティングを見直してみようと思ってみたり。測定法は以前ある方に伝授していた方法の延長でやるとして、問題はスピーカ周辺、特に電源関係のアクセサリが集中している右スピーカの移動の自由度が極端に低いところ。ひとまず、マニュアル過ぎる現在の測定法からどうにかしないと。一応、ソフトもインターフェースも揃っているはずなので、後は繋いで設定するだけ…のはず。

1月14日 その2
ここまで2種類梱包されてきたうちの背の高い方のクランプを使って評価してきたのだけど、もう一種類の平べったいのも試してみることに。…なんか、冴えない。というか、VRDS-25xのときの音に限りなく近い気がする。こっちの方が普通なのかも知れないけど、えも言われない無理矢理な説得力を感じるのはのっぽな方。ということで、のっぽな方を中心に聴いていくことに確定。

1月14日
とりあえず、所定の時間を過ぎたので経過報告。分かっていることとは言え、どうしてトランスポートでこんなにも音が変わってしまうのか。それだけCDの読み取りなんて雑だということか。ましてや我が家のD/Aコンバータはバッファメモリも積んでクロックも打ち直してとまともに情報が来ていれば原理的に音が変わらないはずの構成。それでこれだけ変わるのだから、もうCDなんてまともに読めていないと言った方が正しいんじゃないかとすら思う。CDでさえこの状態だから、より高度な読み取り機構を要求するDVDやSACDなんて何が起こっているか分かったものじゃないとも思ったり(SACDに関しては別な観点からも信用していないけど)。ともかく、このトランスポート、音と音の隙間がびっちり響きで埋まる。情報量がとかS/Nがとかオーディオ用語で言うのは簡単だが、ここで現象にこだわっていると足をすくわれる気がして、要するにその埋めている音がどっから来たのか。あるはずなのに今まで出ていなかったのか、出ていたけど聞き取れなかったのか、無いはずなのに出ているのか…。もう少し色々聴いてみて結論を出したいところだが、あるいは出ないかもしれない。音の出方もぶわっと噴き出すような感じで低音はその分少々お行儀悪くどは〜と出てしまうときがある模様。いくつかオプションが付随しているので、もう少し見極めがついたら試してみるとしよう。

1月13日
24時間経過…やばい、これは危険。このままでは…。

1月12日 その2
そんなわけでトランスポートを接続してみたの図寝起きが悪いらしいので明後日以降に正式評価予定。現状でも結構いいので末恐ろしいが。

1月12日
某サイトのCES画像の一枚に映っていたシルバーのThiel。ちょっとかっこいいかも。PassのアンプとEsotericの最新プレーヤーとのオール・シルバー・コンボとか何か見てみたい。音は知らない。

1月10日 その2
某氏の兵器襲来。週明けから試聴予定。寝起きが悪いという話なので。今回は落ち着いて聴ける…はず。環境も機器も変化しているので、どう鳴るか楽しみ。今回はじっくり一つずつ検証の予定。まずは現状のセッティングでトランスポートだけ替えてみよう。

1月10日
測定ポイントを更に増やし、倍の60点にしてみた。そろそろ手作業で測定するのは厳しい。とりあえず、コーナーに置いていた東京防音GAC-500を撤去して、素の状態を測定してみた。うーん、定在波が露骨に悪さしてるなぁ。音はGAC-500無しの方が腑抜けた感じになるのは少々意外。ただ戻すのでは面白くないので代わりにしばらくお休みしていた技研興業のGUW-1075MLを置いてみた。できることならTower Slimあたりを置きたいところかも。少し様子を見て、いいようならまた測ってみよう。

1月9日
先日、ようやくスタンドに合うマイク・ホルダーを買ってきたので測定してみたり。やっぱりと言うべきか、うわ〜な結果でこれはちょっと大変そう。しばらく落ち着かない日々が続くかも。

1月7日 その2
ScribendumとかいうレーベルのMravinskyリマスター集第1弾。とりあえず、Glinka: Ruslan & Lyudmilla Ov.だけ聴いてみた。高音しゃりしゃり気味なK2のリマスター盤に比べるとこちらは高音が逆に丸い印象。音場の展開はK2盤より特に奥行きで向上が見られる上、K2盤に比べて視点が明瞭。というわけで、音の傾向が異なるもののトータルではまあよくなっている気がする。しかし、そもそもの音源の状態が知れているので相変わらずとても優秀録音とは言えた代物ではない。まあ、期待もしてなかったけど。というわけで、最初の一曲だけ聴いて終わりそうな予感。

1月7日
先日、問い合わせた内容によると、現在、注文したケーブルを取りにアメリカまで行っているらしい。…CESのついでに。もういくつ寝ると届くのかな?

1月5日
「首都高バトル」では気にならなかったけど、「Virtual-On」では寝室スピーカにしているNS-10MMがかなり耳障りに感じる。内容からしても前者がやや低音過多なのに対して後者が高音中心のSEになるからだろうか。メインのシステムに繋いでみたい欲求に少々駆られたりするが、映像が出せないのでプレイ不可能。

1月4日
攻撃予告あり。一筋縄ではすまない予感。

1月1日
明けましておめでとうございます。というわけで、1日は映画館が安いのでMatrix Revolutionsをようやく観てきた。今一つすっきりしない終わり方でうーん。評判通りやっぱり実写版ドラゴンボールだったけど。ストーリーとかきっと真面目に考えたら負けな気がする。とりあえず、これで全部観たのでいいことにしよう。

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