11月15日(金曜日)
今日はローマ時代の水道橋で有名なセゴビアへ日帰りバス旅行。
セゴビアもトレドと同じく小さな街で、4,5時間あれば全体を見られます。
マドリッドから各都市へのバスは大体いつもの?南バスターミナルからでるのですが、セゴビア行きのバスは地下鉄のプリンシペ・ピオ駅のそばにあるバス停から出ます。統一してくれると利用者にとっては便利なのですが・・・
ちなみに写真はプリンシペ・ピオ駅。
セゴビア行きのバスに乗って一時間半の道程。
セゴビア旧市街の外にバスは到着。写真はバスターミナルの外観。
今日は少し肌寒くて雨が降りそうです。
平日の朝なので商店街も静かです。ちなみに「日本ショップ」なる名前の電気屋があったりして、品揃えは当然日本製がメインだったり。
旧市街に入ってすぐに水道橋がお出迎え。
けっこう離れて立たないとカメラに一緒に収まらないのです。
水道橋の終端に登ってみました。消失点が見えますね。
反対側の表情もなかなかです。
セゴビアの旧市街を散策中に、クラークがかつて乗っていたバイクと同じ、カワサキZZ-R400を発見。色も一緒です。
中央広場のカフェの正面には、セゴビアのカテドラル。
そして眼前にはキャラメルケーキ。
セゴビアのアルカサルの前で。この城は「白雪姫」のお城のモデルなのだとか。何となくドイツの(ノイシュバンシュタインのような)お城がモデルと思っていたので、スペインにあったとは意外。
アルカサル内の通路ではまたもや鎧がお出迎え。
タペストリーが見事な王座。
ステンドグラスも教会と違ってモチーフが勇ましいですね。
歴代の城主のレリーフ。
塔からの眺め。城自体が垂直にせり上がった岸壁の上に建っているので、塔の上となると相当な高さ。見晴らしも上々です。
周りに何もないだけあって吹き付ける風が強くて、クラクラしながら真下を見ると相当怖い。
麓の家々もこんなに小さい。空気が澄んでいますね。
よーく見ると、牧草地にワラワラと動くものが・・・羊の群れです。芥子粒ほどの大きさもありません。
アルカサルの麓の川のほとりで。ここに来るまでの道が、アルカサルの岩壁を這うような急勾配の小道(獣道?)で、濡れ落ち葉ですべって落ちるかと思いました。白雪姫じゃないけどオオカミも出そうな・・・。ちなみに当然ガイドブックにも載っていません。
川を回りこんでアルカサルの全景を捉えました。
難攻不落な面構え。
11月ともなると紅葉の季節です。
涼しいを通り越してちょっと寒いくらい、本当にスペイン?
さらに回り込んで後姿を捉えます。それにしてもさっきの獣道といい、普通の観光客はこんなところ歩かない。
結局、城塞の外側をぐるっと半周し、再び水道橋の足元に戻ってきました。セゴビア名物のコチニーリョ・アサド(子豚の丸焼き)の店、メゾン・デ・カンディドの前で。
ソパ・デ・アホ(卵とベーコンのニンニクスープ)で暖をとって一休み。
マッシュルームと色々キノコのオリーブオイル煮。見た目と違って味が深い。
これがメインの子豚の丸焼き。これは一人前ですが、味は脂が少なくてさっぱりしています。
ディスプレイの一頭丸ごと子豚(6人前だとか)。お店の人がお皿を使って切り分けてくれるとか。つまりそれだけ柔らかいということですが、箸で切れるトンカツみたいですね。
帰りのバス停で。
ホテル・アグマルに帰ってきました。11月となると暗くなるのは結構早いです。
夕食の店が開くまで時間があるので、夜のマヨール広場にまたやってきました。お土産屋さんもまだ開いてます。
人だかりに近寄っていくと路傍の音楽家が「G線上のアリア」と「主よ、人の望みの喜びよ」を奏でていました。
「イロギ」というお店で夕食。定食メニューの、野菜のオリーブオイル炒め煮。何となく青菜と油揚げの炒め煮に通じるものがある。
メインのサーロインステーキ。特に注文しない限りウェルダンになります。
よくわからないまま注文したらトンカツでした。
イロギの外観。なかなかリーズナブルでよいお店でした。
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