| 8月21日土曜日。前日までの仕事の疲れもとれないまま、朝4時に起床、4時半出発。(写真は自宅前。眠いっす) 9:00出港のフェリーの場合、7:00までに搭乗手続きを済まさなければならない。 東京都町田市の自宅から茨城県の大洗港まで2時間半で行けるのかちょっと不安。(44k) |
| 東名横浜町田ICから東名に乗り、首都高−常磐道と爆走!。常磐道の水戸ICで下りて大洗到着は6:45頃となる。 搭乗手続きの窓口がもたつき、30分近くならぶことになる。 それにしても、「眠いけどフェリーに乗ってしまえばいくらでも寝られるし・・」という状態は心のゆとりを生みますね。 私は、過去2回北海道に行っているのですが、これまでは1回片道モトトレインで後は自走だったため、長距離フェリーで行くのは初めて。 写真は今回の船"さんふらわあえりも"。ブルーハイウェイラインという会社が運営しております。(35k) |
| 8:30頃ようやく乗船。私にとってはフェリーが珍しく船内を散策するが、10分もかからずすぐに船室にもどる。 ちなみに船室は2等船室(一番安いヤツ)だが、狭いスペースに雑魚寝する様は、まるで災害の避難キャンプのよう。 朝食をろくにとらずに出発したため、食堂にてモーニングセット(500円)を注文するが、出てきたのはロールパン1個と薄っぺらい卵焼きと気持ちばかりのサラダ。 うーん、足元見られてます(^_^;)。出港をデッキで見ようとしたが、眠さに耐えられず船室の自分用スペースに戻り寝る。(70k) |
| 9:45頃目を覚ますと、船は既に港を出ていた。「すげーよ、海の上を走っているよ!!」と少しはしゃぎ気味でデッキに出てみるが、 まだ眠いのですぐに船室に戻り再び就寝。(55k) |
| 11:00頃またもや目を覚まし、デッキへ。さすがにみんな船上という環境に慣れてきて珍しさも減ったせいか、 結構すいていた。西側にうっすらと本州が見えるがその他は270゚海。そう言えばそのような環境は生まれて初めてかも。 写真を見てもわかるように天気が良かったため、デッキでポロシャツを脱いで日焼けターイム。 これで船上プールでもあれば最高なんですけどね・・・。その後入浴。狭い風呂ではあったが、 船の上で海を見ながらの入浴というのもなかなかですね。(57k) |
| 12:30 食堂にて昼食。ご飯がしゃもじ1杯分しかないしょぼしょぼカレーが800円也。 殿様商売してますねー。しかも食べるところはここしかないから、こんな食事でも並ばないと食べられないし。 こりゃあ、帰りの船は相当の食糧を持ち込まないと、燃費の悪い私は餓死してしまうな。 食後はデッキでぶらぶらしながらビール飲んで三度就寝。(77k) |
| 16:00頃目を覚まし、またもやデッキへ。「おっ、涼しい」北上を肌で感じられた。 空には薄雲が広がってきたので、今夜は星空は期待できないかな。 しかし退屈ですねー。何もすることがなくなってしまいました。 でも普段は土日でもいろいろ雑用や遊びなどすることが山ほどある中で、 "何もすることがないのでボーっと海を眺めている」なんて考えようによってはかなり贅沢かも。(49k) |
| 17:30頃、完全に360゚海に囲まれる。陸地が全く見えない海上なんて本当に初体験!!ちょっと感激。
雲の間から夕日が海上の一部だけ照らしたりしていい感じだし。(40k) 夕食にしようと思ったが、長蛇の列ができていたのでとりあえず二度目の風呂へ。 風呂から出てみると若干列が短くなっていたので並ぶ。夕食はバイキングで1600円。 バイキングなので量の不満はなくなったが、味が濃すぎー。まあ満腹になったし良しとするか。 夕食後、黄昏時のデッキへ。遠くの船やかすかに見える陸の灯が結構ロマンチック。 って、9月で26歳になった一人もんのオッサンが来るところではないかな(T_T)。 その後またウトウトした後、20:00頃デッキに出てみると、星が見えていた。 ただ、同時に満月も出ていて星の明かりは弱まっていた。無念。さすがに夜は外に出ると寒い。 歯を磨いてさっさと本格的に就寝。 23:30頃のどの渇きで目を覚まし、お茶を買ってデッキに出ると、月も水平線近くまでひっこみ、 満天の星空!!天の川までちゃんと見えた。カシオペアから北極星を探すとまさに船の針路と一致する。 「おお、ちゃんと北上しているよ」とうれしくなる。 その後、今度こそ翌朝まで就寝。 |