| ATFフィルターの交換(2) | 
準備作業が終わったら、いよいよフィルター交換作業にかかります。
  <準備する部品>
   ATFフィルター(ストレーナー)  部品番号  95 565 953    ¥2400
   カバーガスケット          部品番号  95 565 948    ¥350
   パイプシール(L) X2               96 085 783    ¥300
   パイプシール(M) X2               96 085 784    ¥210
<使用特殊工具>
T-27トルクスネジ対応レンチ
1. ギヤボックス・カバー開封
      
  | 
    |
![]()  | 
      
      
  | 
    
![]()  | 
      
      
  | 
    
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    |
![]()  | 
      
      
  | 
    
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    
2. フィルターの取外し
      
  | 
    |
![]()  | 
      
      
  | 
    
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    
3. フィルターの清掃・再取付
  
 外したフィルターを新品と比べてみました。
ステンレス製のメッシュはほとんど目詰まり状態なのがわかります。
これではいくらATFを交換してみたところで、その効果の程が知れます。
最近のBX・Xantia等のナイロン製のメッシュの様に破れる心配が少ないのが救いです。
| ATF吸込み側 | ボディーバルブ取付側 | 
 フィルターは現在、シトロエン社からは部品供給停止となっていますので、灯油などで良く洗浄して再使用して下さい。
 切子カス等が残らない様に充分洗浄が必要です。
 この ZF 3HP22 という形式のATは BMWや一部イタリヤ車で共用されていましたので、部品入手はまだ可能の様です。 
新品のフィルターがご希望の方はアメリカで交換セットが販売されています。
         http://www.jie/3hp22/3hp22.htm
4. 再組立て
 再組立ては今までの逆手順となりますが、いくつかのポイントで注意して下さい。
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    
* 紙パッキンの装着
      
  | 
    |
      
  | 
    |
      
  | 
    
 * パイプシール
ハイプレッシャー・ポンプとプレッシャー・レギュレーターへの高圧配管の取付には新品のパイプシールを使ってください。
全ての取付作業が終わったら、ATFの補給を行います。
作業は以下を参考にして下さい。
| ATFの交換 | 
  以上の作業を適正な時期に正しく行えばフィルター交換の効果には目を見張ります。