梶原:・・・行くのかい?
沙津姫:・・・はい。
梶原:・・・午後三時、北地区の公園だぜ。
沙津姫:え?
梶原:そこに奴等が来るってよ・・・
沙津姫:何でそんな事を?
梶原さん・・・貴方は一体・・・?

梶原:・・・嬢ちゃんは何の為にそんな事をしてるんだい?
沙津姫:・・・村の掟(しきたり)ですから。
梶原:それで良いのかい?
同じ年頃の娘は楽しくやってるだろうによ?

沙津姫:くす♪どんな人にだって辛い事はあるでしょう?
梶原:アンタ・・・良い娘だな(^^
沙津姫:・・・(ぽっ)
沙津姫:こ、今度は私から質問して良いですか?
梶原:何だい?
ちりん・・・
沙津姫:鈴の音・・・聞こえましたか?
梶原:ああ。
沙津姫:同族以外でこの音が聞ける人は殆ど居ません。
居るとすれば人では無い存在か・・・

梶原:おいおい・・・(^^;
沙津姫:私と波長の合う異性だけなんですよ・・・(ぽっ)
梶原:え?
沙津姫:いえ、何でも無いです!(^^;
きっと私達、気が合うのかも知れませんね!(#^^#)

梶原:あ?ああ・・・そうかもな・・・(何のこっちゃ?)
沙津姫:(もう!ニブチン!!)(#^^#)
彩狐:オスカー・・・貴女のロザリオ、借りていくね・・・
こうすれば一緒に戦えるもの・・・
ぐす・・・貴女の事、ホントは嫌いじゃなかったの・・・
ただちょっと素直になれなかっただけ・・・
こんな事になるのなら・・・ひっく・・・ひっく・・・
ごめんね!ごめんねオスカー!!
貴女の仇は私が討つから・・・
だから・・・だからさ・・・私を見守っていてね?
夜空の星になっても私の事を守ってねぇぇ!
うわぁぁぁん!!(><)
がばっ!
苺:縁起でもない事を言うなぁぁ!!!(ーーメ
ばふ!
彩狐:きゃ〜♪
苺:まったく!素直に詫びているのかと思えば・・・
彩狐:私がオスカーに謝るワケなんて無いじゃん♪
何年付き合ってるのよ?(ーー

苺:お前ってヤツは・・・(ぷるぷる・・・)
彩狐:とっても可愛い?(o^^o)
苺;(ぷつん)さっさと行けぇぇぇ!!!(ーーメメメ
彩狐:あはは♪またねぇ〜〜〜♪♪♪
どたたたたた・・・
苺:あ〜ムカツクねぇ!きぃぃ〜!!(><)
ばったんばったん!
初音:・・・元気そうね(^^;
苺:あ・・・(#^^#)
初音:痛みが無い訳では無いでしょうに・・・
彩狐に心配掛けない為かしらね?

苺:べ、別にそ〜ゆ〜ワケじゃ・・・(^^;
初音:ま、いいわ。
私達が城を空けている間の代わりを連れてきたの。

こなこ:よっ♪
苺:・・・これが代わり?(^^;
こなこ:「これ」とはなんぢゃ、「これ」とは!(ーーメ
初音:こんなのでも貴女の治療ぐらいは続けられるわよ。
こなこ:む〜・・・(ーーメ
苺:なあ・・・動けるようにしてくれない?
こなこ:動けんのか?
苺:腰から下の感覚がまるで無いんだよ・・・(;_;)
こなこ:後遺症が出とるのかの?
初音:私が治療してそんな訳無いでしょう?
無理して出て行きそうだから麻痺させてるのよ(^^
頭の傷だけお願いするわ。

こなこ:まかせろ♪
苺:ちっ・・・(ーー
初音:それじゃ行ってくるわ。
こなこ:よろしくな(^^
苺:彩狐の事、頼むよ・・・(ぼそ)
初音:くす♪・・・了解したわ(^^
すずめ:(きゅっ)ん〜・・・こんなもんかな〜・・・
雪枝:アンタ、それで行くの?
すずめ:うん、初子が作ってくれたから・・・
雪枝:いつの間に・・・?(^^;
初子:えへへ〜・・・わたしと母さまの糸で作りました♪
衝撃を受けると硬化するように織りましたですぅ♪

雪枝:ふ〜ん・・・いいわねぇ、ラブラブで!(ーーメ
初子:あ・・・ユキさんの道着も強化してありますよ(^^
雪枝:あら・・・どうりで着心地が良いと思ったわ(^^
すずめ:ユキはいつもの女王様じゃ無いのか?
雪枝:んふ♪遊ぶ気はまったく無いのよ♪♪
初子と彩狐を泣かした落とし前は付けてやるわ!(ーーメ

すずめ:うっしゃ!そろそろ行くか!!
所長:今回はオマエの戦闘能力の限界を計測する。
思い切り暴れて良いぞ!
敵対するものは全て殺せ!!

蜘蛛男:人目があるのではないのか?
所長:八重(やえ)が結界を張るそうだ。
他の者は入って来ることが出来ない。

蜘蛛男:・・・喰って良いのだな?
所長:殺した数だけな。

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