雪枝:解ったわ!
あのバッチは「せいぶつへいき研究所」の物ね!

すずめ:生物兵器研究所だぁ!?
んな物騒な施設が許可されてるのか?(^^;
雪枝:ちょっと違うわ。
「生物兵器」じゃなくて「聖仏 平紀研究所」よ。
所長の名前が「ひじりぼとけ ひらのり」なの・・・
「科学とオカルトの融合」を謳い文句にしてる研究所ね。
やってる事がアレだから誰とも無く「生物兵器研究所」って呼ばれる様になったみたいね(^^;

すずめ:なんだかな〜(^^;
初音:それで?
雪枝:そこの所長の写真を苺さんに見せたら・・・
すずめ:ビンゴ!か?
雪枝:間違い無いって。
初音:ふん・・・そうね・・・考えがあるわ。
もう少し苺に協力して貰って・・・
それから初子にこなこへ連絡を取る様言ってちょうだい。
後は蔽太郎・・・じゃない、代官の所にもお願いするわ。

雪枝:代官に・・・?
初音:そ♪アレも居ないと困るし・・・ね(^^
雪枝:はあ・・・(困るって・・・何が?(^^;)
初音:はい!急いでちょうだい!(ぱん!)
雪枝:は、はい〜!!
すずめ:いきなり忙しくなったな〜(^^;
ばたばたばたばた・・・・・
プルルル・・・カチャ
所長:もしもし?
苺:は〜い♪元気かい?
所長:き、君は!?
苺:昨夜は世話になったねぇ・・・(ーーメ
お礼をしたいんだけどさ?

所長:な、何が望みだ!?
苺:話が早くて助かるよ。
今から言う場所に来な!仲間も一緒にね!!

所長:そ、それはどういう事だ!?
苺:うるさいね、来れば解るよ!
所長:くっ・・・
苺:場所は北地区の・・・・・・・
秘書:・・・そう・・・解ったわ・・・
もう一度こちらから連絡するから(プツッ)
男:誰からだ?
秘書:所長よ。
貴方が殺した女から電話があったって・・・
男:やっぱり生きてやがったのかよ!
秘書:その女から誘いがあったそうよ、私達も含めてね。
男:あん?どういうこった?
秘書:大した女じゃないから・・・金でも取るつもりかしら?
男:ケッ!殺っちまえば良いんだよ!!
秘書:そうね・・・お願いできる?
男:構わねぇぜ。
秘書:助かるわ。
男:へへ・・・こっちに来いよ。
秘書:あら♪またするの?
男:殺しの前は高ぶっていけねえや・・・上に座りな・・・
秘書:ん・・・
きしきしきし・・・・
男:オメェは最高だな・・・
秘書:あ・・・んん・・・ねぇ・・・所長も一緒に・・・ね?・・・
足が付いたから・・・あは♪・・・始末しないと・・・んあっ!

男:はっ!用済みってか?哀れな奴だな!
秘書:ああん!(オマエもだよ・・・)
男:へへへ・・・俺も最高だろ?
ぎしぎしぎし・・・・
秘書:いいわ・・・最高よ!!(最高におめでたいわ♪)
クリス:なあ、今試しちゃダメか?(わくわく)
香蘭:あのな、シルヴァは装着時間に制限があるんやで?
いざっちゅう時に使えんかったら・・・ん?

ぴろりろり〜ん♪
香蘭:ちょい待ち!メールが来た。
(カチッ)あん?誰やこれ?・・・

クリス:出会い系サイトのDMか?(^^
香蘭:いや・・・何やて!?
クリス:うわ!?何だ?いきなり・・・
香蘭:こりゃ一大事や!芥はんに知らせんと!!
・・・どたどたどた がらっ!!
香蘭:芥はん、芥はん!えらいこっちゃ!!
芥:はあ〜・・・どうした?
香蘭:あ・・・テンション低いな(^^;
芥:低くもなるわい・・・
このままでは代官の座をあの馬鹿に取られてしまう・・・

香蘭:その事やけどな!たった今、千年城からメールが来てな・・・かくかくしかじか・・・
芥:なにぃ!通り魔供を誘い出しただと!?
北地区の公園に午後3時か!

香蘭:復唱せんでイイって・・・(^^;
芥:しかしあの小娘達はワシを嫌っているしな・・・
ワシ達をからかって喜ぶつもりではないのか?

がらっ
万理:それは違います!
芥:万理くん・・・どわ!?
香蘭:ひえぇ!?か、髪、切ったんか?
万理:通り魔の息が掛かって気持ちが悪くて・・・(;_;)
香蘭:万理はん・・・(;_;)
万理:あ・・・気にしないで下さい(^^;
ところでメールの件ですが、彼女達は力押しのタイプです。
そんな回りくどい方法は使いませんわ。

香蘭:ウチもそう思うで(^^
芥:う〜む・・・言われてみれば・・・
万理:出撃許可を出しますか?(^^
芥:う〜〜〜〜〜ん・・・・・・

次ページ