芥:落ち着いた所で、訳を話して欲しいんじゃが?
万理:は、はい・・・ぐすっ・・・
私とあの二人は高校時代に知り合いました・・・

芥:ほほう・・・
←(・・・この画は、ワシが何かした後みたいじゃな。
おぬし等、誤解するなよ?(^^;)
万理:新条さんと私は入学当時、同じクラスでした。
彼女は少し冷たい感じのする人でしたが
とても落ち着きがあって、成績も良かったんです。
・・・私、少し憧れてました。
それで・・・お互いを高め合える友人になれたら、と思ってました。

芥:ライバル、と言うヤツじゃな?
万理:はい、一年生の間だけでしたが・・・
芥:一年生の間?
万理:彼女にはもう一つの顔があったんです。
それが解ったのが、二年生の一学期でした・・
万理:新条さんが他校生の御幸浜さんと
付き合っていて、一帯の不良学生を仕切っている・・・
いわゆる「裏番」だった事を知ってしまったんです。

芥:う、裏番???
万理:はい・・・それだけならまだしも、
私達の学園が全寮制であるのをいい事に
上級生をも巻き込んで・・・その・・・
りょ、寮内に・・・

芥:ん?
万理:汚らわしいハーレムを作ったんですぅ!(><)
芥:ハーレムって・・・万理クンの学校は女子校じゃ・・・?
万理:彼女達は・・・そ〜ゆ〜趣味なんです!(;_;)
芥:す、筋金入りの変態だったのか・・・(^^;
万理:私は新条さんを悪の道から救おうと
一生懸命努力したんですが・・・


万理:新条さん!悪い人との付き合いは止めて!!
すずめ:うるせ〜んだよ!犯っちまうぞ、ゴルァ!!
万理:ひっ・・・そ、そんな・・・(;_;)
雪枝:すずめぇ〜、放っておきなさいよ。
そんなお嬢ちゃんは・・・



芥:なんというアバズレ達じゃ・・・(ーーメ
がちゃ
彩狐:ただいま〜・・・あ〜疲れた(^^;
雪枝:あの女ぁ〜・・・私の顔を叩くなんて・・・(ーーメ
すずめ:まさか、万理っぺが居るなんてなぁ・・・(^^;
雪枝:あの馬鹿、ちっとも変ってないじゃない!
すずめ:その辺が万理っぺらしいけどな(^^;
雪枝:あ〜も〜!む〜か〜つ〜く〜わ〜!!(ーーメ
初子:ユキさ〜ん、少し落ちついてくださいよぉ(^^;
彩狐:あの女の人・・・万理さんだっけ?
ユキ姉の同級生ってトコまでは聞いたケド・・・

すずめ:ユキ姉?・・・まあいいや(^^;
アイツは純粋培養でなぁ・・・
彩狐:は?
雪枝:イイトコのお嬢様なのよ・・・
他人が悪意を持ってるなんて考えもしない程のね。
加えて自分の言動も、ナチュラルに無神経だったわ。
付き合ってるとイライラしてくるのよ!

彩狐:なんとなく・・・解るかも(^^;
雪枝:そんなのが毎日毎日、
「貧乏を僻んでグレないで!」とか
「腐ったミカンでも、私の級友だから・・・」
とか言って来てごらん!
うざったくて仕方ないわ!!

彩狐:た、確かに無神経だわ・・・(^^;
初子:あんまり怒ると皺になっちゃいますヨ☆
雪枝:(ぴくっ!)そ、そお?(^^;
万理:・・・そんな時、恋をしたんです。
芥:ほほう?
万理:その方は隣町の高校の生徒会長で、
とても素敵な方でした。
彼も不良学生の更生に努力していて・・・

芥:同じ立場の者同士だった訳じゃな。
万理:ええ。
悩みを語り合っているうちに、いつしか・・・(ぽっ)

芥:少々面白くないのう・・・(^^;
万理:本当に信頼出来る方でしたわ。
香蘭:解る、解るでえ!
やっぱ男ちゅ〜もんは信頼が一番や!!(ぽん!)

万理:香蘭さん・・・いつの間に・・・(^^;
香蘭:ウチのあの人も信頼出来る戦友やったで!
万理:まあ、香蘭さんも?
香蘭:夜中にウチの部屋で二人っきりになっても
何もせえへんかったし・・・
命懸けで戦ってる時でも庇ってくれたんや!

万理:紳士ですわね。
香蘭:ま、最後は財閥の御令嬢と
くっ付いたけどな・・・(;_;)
←道明寺プレイ(笑)
万理:そ、それって・・・(^^;
芥:何の話なんじゃろか?(^^;

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