首都・アンカラ     
トルコの首都・アンカラは人口370万人。
1923年、トルコ共和国誕生とともに人口6万人だったこの街が首都に定められた。
イスタンブールの方が歴史があり有名だけど、あえてアンカラにしたところに
建国の父・アタテュルクさんの意志を感じますね。
ちょうど、廟では、式典が始まるところだった。
広場に人々が集まり、衛兵たちが、献花の用意をしている。

娘さんらしき人に手を引かれ、お参りする女性。
衛兵の交代時間だ。整然と並んで歩いている。
廟のあちこちに、マネキン人形のような衛兵が、びくともせずに立っていた。
ツアー客が一緒に写真を撮ってもそのままの表情を崩さず。
こうなると、こちらもあつかましく正面から撮らせてもらった。
視線がこちらを向いる。もう慣れてるでしょうが、何を考えてるんでしょうね。
「あんたら、どっから来たんや?ジャポン?おっ、いいね。
オレもいつかは、東洋の不思議の国ジャポンに行きたいと思ってんねん。」
その建国の父の廟は、アンカラの街を見下ろす高台に立っている。
トルコの人々はアタテュルクさんをとても尊敬しているので、多くの人がここに
お参りするそうだ。
[ アナトリア文明博物館 ]
元は隊商宿、15世紀に貴金属市場だった建物を改造、博物館になっている。
旧石器時代から、ギリシャ・ローマ時代におよぶ貴重な出土品が数多く世界に
誇る博物館とのこと。
少年はずっと仔猫の行く先々についてまわっていた。
仔猫もうろちょろと逃げていたが、あきらめたのか少年の手に触れた。

貴重な出土品を集めたアナトリア博物館も少年にとっては
たいくつなコースだったにちがいない。
そんな薄暗い展示室から開放されてのひとこま。
[ アタテュルク廟 ]
アタテュルク廟...
 建国の父を祀っている
アナトリア博物館....
 貴重な出土品が数多い