戯言録(雑記)
戯言録トップへ |
2004年3月 | 次のページへ |
1日(月)その2 第76回 米アカデミー賞 |
おめでとうPJ! おめでとう皆!!(パチパチパチパチ☆) やったやったやった〜〜〜〜〜〜っっ!! ちくしょう、やりやがったぜ!!!!! 米アカデミー賞、まさかエントリー11部門すべて受賞するとは思いませんでしたよ! きっと功労賞ですよね。嬉しいなあーーー♪♪ 今までだって、本当なら『旅の仲間』の時にあげたかったところを、三部作の第一部だからという理由で受賞できなかった(明言されてないけど間違いなくそれが理由のはず)わけだし、『二つの塔』だってそうだったし。 でも今回は完結編ということで、アカデミー賞の審査員達もまるで今までの鬱憤を晴らすかのように(笑)、エントリー全部を受賞させてくれました! PJ監督がいつも言ってた「映画は楽しんでもらえるのが一番。その上に賞が貰えたら、それは作った側にとってとても嬉しいご褒美」の言葉通り、米アカデミーは全力で頑張ったPJ達に最高のご褒美をプレゼントしてくれたんですね☆ 1つの作品が11部門受賞というのは、1960年の『ベン・ハー』、1998年の『タイタニック』と列ぶ最多記録ですが、エントリー全部を受賞というのでは10部門以上は前代未聞なのだとか。 正直言ってしまうと、受賞に「?」となる部門もなくはなかったのですが、それでもスタッフ達の苦労が評価されたというのはとても嬉しいです。 俳優部門には1人もエントリーされなかったけれど、それは誰が主役というのではなく、キャラクター一人々々のドラマがあって、それが上手く融合している作品だからですよね。別の映画賞で「ベスト・アンサンブル賞」という、キャスト全体のチームワークに対して贈られる賞を受賞したことでも証明されてますし。 この作品を好きになって良かったです。この時代に、リアルタイムでこの作品を知ることができて良かった。自分がこの作品のファンであることを、とても誇りに思います。ありがとうPJ。ホントにありがとう!! わ〜い♪♪ そして。 今日、3月1日って、アラゴルンの誕生日なんですよね〜。王様もさぞかし嬉しかろうな(^^) でもって今日はエレッサール王(=アラゴルン)が崩御された日でもあるんだな…。 余談ですが、私の次兄も今日が誕生日です。さらに彼は豆氏と同い歳だったりします。 (や、ただそれだけなんですが……) |
1日(月)その1 マスター・アンド・コマンダー |
先週休めなかったので、今日お休みをいただきました。 そしたら、たまたま「映画の日」で。たまたますごく観たい映画があって。 そこまでお膳立てされたら観に行かなきゃバチが当たるってもんですよね?(誰に訊いてますか) そんなわけで観てまいりました。前々から観たいと言ってた「マスター・アンド・コマンダー」です。 舞台は1805年、フランスのナポレオン艦隊がイギリスを攻めようと虎視眈々と狙っていた頃のイギリス海軍のお話で、サプライズ号艦長ジャック・オーブリー役のラッセル・クロウが主演です。 基本的に戦争物は観ないんですが、時代背景がちょうどシャープたんと同じ頃だというのと、サプライズ号の操舵手ボンデン役でビリー・ボイド(ピピン)が出演するというので観たかったのです。 ところでこの映画の予告編。 海外で観てきたファン達に「映画の内容と違う!」って言われてるそうですね。それを聞いて「ああやっぱり」と思いました。だって日本の予告編、いかにも女性層にウケそうな、少年士官候補生を前面に出した内容なんだもの。それも「僕達は死にたくなかった…」って、いかにも「戦争イヤン」とでも言いたげな悲愴感ただようナレーション入り。 ふ ざ け ん な ゴ ル ァ 。 あのね。士官候補生ってのは裕福なご家庭の、しかも志願者がなるものなのよ。 確かに親から言われて嫌々士官候補生になる奴もいるかもしれないけど、下っ端海兵みたいに「死刑か戦場か」で強制的に戦場に来たのとは違うんだから、そのナレーションはおかしくないか? それにね、映画の内容は、少年士官候補生を特にクローズアップしたりはしてないですよ。 なんかもう「日本の女性層はショタ好き」と決めつけてバカにしまくった予告編で(まあ、そういうのが多いのは認めますが)、むしょうに腹が立ちます。てか、それに釣られて観に行く奴がいたら、そいつは間違いなく何も考えてないと思うぞ。 だって主演がラッセル・クロウですよ? そんなショタな内容になるわけないじゃん! とまぁ、日本の予告編に対する憤りはこのくらいにしといて…。 映画自体はそれなりに面白かったですよ。 一番のウリである戦艦同士の戦闘シーンは、さすがウリなだけあってド迫力で圧倒されました! さすがは老舗ILM、とても自然で、観ていて全く気になりませんでした。 ラッセル・クロウの艦長はたしかに船員を惹き付けるだけの魅力を感じましたし、好感が持てました。観ていてシャープたんとイメージが被る被る(や、外見は全然違いますが!)。特に船員達に絶大な信頼を置かれているあたり、まるっきりシャープたんと一緒。いいなあ、愛されてるなあ。やっぱ指揮官はそうでなくっちゃね! ビリーたんも思ったより出番があって嬉しかったです。生き残り組だし(笑)。エンドクレジットでも、ビリーたんの名前はラッセル・クロウ、ポール・ベタニー(船医役)に続いて3番目でした。 観ながら時々「シャープたんも映画になれば…」と考えてしまったのですが、シャープシリーズはTVだから良いのであって、映画じゃちょっとなー、と考え直しました。水戸黄門だってそうだもんね。 あ、でも「ワーテルロー」なら良いかも…。でもでも豆氏がもう45だしなぁ…。いや「謀略の航海(Sharpe's Devil)」ならシャープ43歳だから大丈夫かも…。いやいや今さらシャープで映画ってのもなぁ…(以下グルグル) |