おい、おい


第5次小泉内閣が発表されたが、首相は何を考えているんだ?

狂牛病問題で無責任ぶりを披露して無能の烙印を押された人を再び起用したり、

中東問題が緊迫している今のご時世に日本には数少ないアラブが解る人を環境大臣にして沖縄、北方領土問題やらせたり、

厚生労働省管轄の社会保険の問題や医療保険制度、介護保険制度の改革が求められてる中

看護のエキスパートで、DV法を作るなど弱者の立場を理解できる人を法務大臣にしたり

切れ者の安倍氏を窓際へやったり、気が狂ったとしか思えない人事だった。

なにがサプライズだ!いや、違う意味でサプライズだった。

新しい発想だぁ?専門家とは違う事をしてくれそうだぁ?

国民の生活と命がかかってる緊迫した状況にある今日、そんなバクチ打ってどうすんの?

現実世界はゲームと違うんよ、間違ったとか、失敗してもリセットできひんねんで〜

日本のゲームは臨場感やリアルな感じにおいて他の追随を許していないが、

現実にやってみせんでもいいんちゃう?

Iこれでは実務を握る官僚が、「何もわからない人はすっこんでおいてください」と政治家のいう事を聞かないのも当たり前である。

日本の国益を守り、日本国民を守ろうとする政治家はいないのか?

国民は国民の義務である税金を払ってるんだから、公務員たるもの公僕として義務を果たさんか!

税金をかき集めることだけに脳みそ使ってるんじゃねーよ、この税金泥棒どもが!

ほんま、たいがいにせーよ。

郵政民営化を改革の基本とするというが、郵政を民営化してどうしようというのだ

国の機関の中で、郵便局ぐらい民衆に親しまれている機関もないし、どんな過疎の村にも郵便局はある。

民営化するということは、利潤を優先させるという事である。

そうすると採算の取れない、売り上げの上げられない過疎地の郵便局が生き残れなくなり、

地方にすむ人間は益々不便な生活を強いられるようになる。

大阪に住んでいる頃は歩いていける距離に郵便局があったが、ここでは徒歩は無理だ。

富山はまだいいが、もっと過疎の村に住む人々が郵便局をとりあげられたら

生活に支障が出る事は間違いなしだ。

日本に住む国民すべてが平等に生きる権利を有している。

公僕として立法を預かる者は、その権利を守ることを義務づけられている。

宅配業者の参入で、徐々にだが状況は良くなってきているのだし、

経費削減を狙うなら、職員の給料を仕事量に合わせた報酬体系に変えるなど、やりかたはあるはずだ。

国民にとって、本当に無駄だと思える国家事業を減らすことは可能なはずだし、

一部の企業の利潤のために行われたとしか思えない、市民からブーイングの飛んでいる事業を調査し、

税金という国民の共有財産の使い方を考えて欲しいものである。

それこそ、外国に対するODAを減らせばかなりの国家予算が浮くはずだ。

日本はすでに、外国に金をばらまいている場合ではないのだ。

特に中国に対するODAはカットして、対等な貿易によって協力関係を結べばいいのだ。

中国は日本の技術移転と無償資金協力により、すでに大国の仲間入りを果たした。

2030年にはアメリカを抜くと宣言しているくらいである。

国民の意識を国家に集中させるためのプロパガンダに反日を使い、12億人という人の資源をバックに

成長を続けているのである。

中国の若者は日本を追い抜いたと思っているのだから、援助など必要ないだろう。

反日感情を持つなら、持たせておけばいい。

本当に反日に傾いて日本との関係が断絶されれば、困るのは中国である。

日本はアメリカを初めとする先進国から技術を盗み、それを基礎にして独自に発展したが、

中国の製品はそのまま日本のパクリであり、改良はされていない。

日本が開発する技術を欲しがるばかりで、自国でさらに改良しようとはしないのだから、

日本は技術を出さなければいいのだ。

国内にほとんど資源を持たない日本は、どうしても資源を外国に頼らざるをえないから

ODAはそのための戦略として使うべきだし、人道的な部分においては

NGOと協力して事業を進めていけばいいのだ。

小泉首相は国連の常任理事国入りを必死に工作しているが、それはどう考えても無理だ。

まず、日本は国連に対して、日本の姿勢を明確に打ち出していない。

「わが国は憲法第九条において、武力による紛争解決を永久に放棄すると制定している。

そのためにいかなる武力行使にも賛成はしない」と明確に打ち出し、

金を出せと言われた時は「国民総意の元、それは出来ない」と突っぱねればよかったのだ。

日本は国連の運営費に巨額の搬出金を出しているのである。十分だ。

イラク戦争時に金を出さなかったら、戦争を反対する国に支持を得られただろう。

イラクの戦争のために使ったお金をこっそりロシアにでも渡して石油を確保すればよかったのだ。

そうすれば、戦争する金が集まらなくてイラクもあんな悲惨な目に遭わなかっただろう。

戦争屋ばかりが集まって、平和を口にしながらどうやって戦争しようかばかり考えてる連中の仲間になって

国民の命を危険にさらす行為は平和を求める国民に対する詐欺だ

日本は権利と自由を保障されている代わりに国家反逆罪もないので、

国民を欺き、その生活基盤を崩そうとする行為に対して問う法律がないのが残念だ。

国連などクソ食らえだが、脱退すると攻め込まれるのが目に見えているから加盟だけしておいて、

日本国民の総意として戦争反対の姿勢を貫いて欲しいものである。

中途半端に大金をだし、実質戦争に加担しておいて人は出さないという姿勢はどっちつかずで見苦しいものだ。

おまけに判断に困る決議には棄権するという、非常識な態度を取っている。

どこの国でも、自国の政策に対しては明確な姿勢を打ち出している。

アメリカを見ろ、総スカンをくっても、主張をするではないか。

そういうところはもう少し見習った方がいい。

だいたい、武力によって平和を維持するのが方針の国連において、軍隊を持たない日本が常任理事国になれるわけがないだろう。

日本人の私がバカだと感じるくらいだから、常任理事国の人たちはもっとあきれているだろう。

武器商人が世界中に武器をばらまいたおかげで、世界中でテロが勃発し、世界は無法地帯と化している。

武器商人には思想などなく、あるのはただ金に対する執着だけだ。

それゆえ、戦争している両方に武器を売る

そういう意味では双方平等だから、最終的に武器商人に大きな利益をもたらす者が権力を握り、相手を抑える力を持つ。

思想は関係ないのだから、真に平和を求めているかどうかは関係ないのである。

その現実の中で軍隊を持たない国が決定権を持つなど、常識では考えられない。

日本人の持つ思いやりや平和を愛する心は世界一素晴らしいと私は思っているが、

他の国はそうではなく、国益を守るためならなんでもありなのが現実だ。

この地獄のような殺伐とした世の中を生き残っていかなければならないのである。

日本は今死ぬか生きるかの瀬戸際にいるのだ。

 

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